天安門、恋人たちの画像・ジャケット写真

天安門、恋人たち / ハオ・レイ

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天安門、恋人たち /ロウ・イエ

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「天安門、恋人たち」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

「ふたりの人魚」「パープル・バタフライ」のロウ・イエ監督が、89年の天安門事件を背景に、民主化を求める学生たちの熱気と挫折の中で生まれる一組の男女の愛の行方を描く青春ドラマ。主演は新鋭ハオ・レイと「故郷の香り」のグオ・シャオドン。中国東北地方から北京の大学に進学した女性、ユー・ホン。大学で寮生活を始めた彼女は、同じ大学に通う青年チョウ・ウェイと運命的に出会い、恋に落ちる。折しも、学生たちの間では自由と民主化を求める動きが高まりをみせていた。そんな中、ユー・ホンとチョウ・ウェイは、互いに激しく求め合い、愛の炎を燃え上がらせていくのだったが…。

「天安門、恋人たち」 の作品情報

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

中国/フランス

原題:

SUMMER PALACE

「天安門、恋人たち」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全12件

現代人の孤独と喪失感。 中国人も、おそらく私たちも。 ネタバレ

投稿日:2009/06/04 レビュアー:ロキュータス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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いきさつはウィキぺディアに紹介されているけれども、天安門事件についての描写があって、中国当局に認められたないため、監督、出演者たちはカンヌ映画祭に強行参加しました。 
中国本土では現在も上映禁止で、監督とプロデューサーは5年間の映画制作禁止処分。

また大胆なセックスシーンも頻繁に出てきます。
そうした話題からセンセーショナルな問題作を想像しましたが、ぼくは政治的なメッセージも、エロさも感じませんでした。  

この映画を観て感じるのは、登場人物たちの孤独と喪失感です。

たとえばタバコの描写。
ユー・ホンは故郷を出る直前に、当時の恋人に教えられてタバコを覚えます。
その後も、手持ちぶさたに、タバコを吸うシーンが出てきます。 
タバコを吸うことなんて、知ってしまえば、どうってことはない。
でも、あるシーンで、ライターで火をなかなかつけられない相手に、ユー・ホンは言う。
「火はあるのに、つけられないのよ」
そしてあの屋上シーン。 男たちはタバコの火を貸しあいながら集まっている。 そのときリーは。

天安門事件の後、ユー・ホンは中国国内をさまよい、3人はベルリンに向かいます。
そこでも彼らは孤独感を抱いています。  ベルリンでは”壁”がなくなったというのに。

「 あの夏私たちに何が起きたの? 」「 じゃ今僕らに何が起きてる? 」
弾圧するものを打倒すれば、この喪失感、孤独は埋められるのでしょうか? 
その意味で政治的なものを超えた問いかけがあると思います。
あの弾圧がなかったら、自分たちは求めるものを失わなかったのか?
自分たちの求めているものは何だったのか、何なのか?

あのころ、天安門広場へ向かう学生たちの描写。 お祭り、イベントに参加する高揚感に満ちています。
しかしその帰りは、夜道を歩く3人だけ。 最初は余韻にひたって楽しげですが、次第に素に戻り、みな無言でとぼとぼと帰ります。  弾圧前というのに、孤独な感じ。

タバコだけでなく、セックスだってどうってことはない。 
不倫だって簡単にできる。 でも抱き合っても満たされはしない。

時代が豊かになり、自我に目覚め、自由になる。  そうして感じる孤独。
かといって、貧しくなり、自我を否定し、自由がなくなればいいという話ではない。 
そんな生き方はできない。  進むべき目標も、戻るべき場所もない、喪失感。

老夫婦のように落ち着いた関係と言われ、学生時代から誰よりもオシャレで、屋上に立つユー・ホンを自殺するのではないかと心配して駆け寄ったリー・ティ。

彼女の墓碑銘に描かれている言葉は、今を生きる中国人が感じる孤独を表しているのだろうか。
その喪失感は、私たち日本人にも感じられる普遍的なものではないでしょうか。


このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

下のレビユーの人が言うような哲学が有るのかなあ・・・?

投稿日:2009/04/29 レビュアー:かずおだ!

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

物語らない映像、見えない心情 ネタバレ

投稿日:2009/02/25 レビュアー:よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 大学生の男女が出会って、激しい恋におちる。幸福な日々は束の間、激しい感情をお互い制御できず、つまり愛しすぎて失うことが怖すぎて、衝突して、別れてしまう。人生のことなる道を歩いて、何年もして、でもどこかで相手のことを考えている。
 よくある話だ。でも、この映画は、今から二十年前、89年6月の天安門事件前後の中国を舞台にしていて、当時の空気を濃密に感じさせて興味深いのだ。中国では上映禁止になったとか、監督が数年間創作活動を禁じられたという話もあって、劇場で見逃して気になっていた大作だった。けれど。

 映画の初めのほうで描かれる、天安門事件以前。80年代半ばの胡耀邦体制での改革開放路線がもたらした自由な雰囲気には、目を見開かされる思いだった。英語のポップス、酒、ダンスパーティ、セックス。同時期に大学生活を送っていた僕の思い出と、そう変らない光景があった。いや虚勢をはらずに言えば、物質的には僕のほうが恵まれていたが、恋愛ではとてもかなわない。
(何しろ主人公ユー・ホンを演じるハオ・レイは可愛いしスタイルもいいし大胆な性描写でヌードもふんだんである。ノーカット完全無修正版という大袈裟な惹句が呼び寄せる欲望も、あながち的外れではないかもしれないが、エロではないと思う)
 この映画のひとつの特徴は、説明的な描写をしないということだ。たとえば主人公の男女の衝突の理由はいまひとつ漠然として分からない。また、ユー・ホンの運命の恋人チョウ・ウェイは、恋人の友人にして親友の妻と寝てしまうのだが、その激しい性描写に比して、なぜそんな行動に出るのか、「理由」がほとんど説明されない。その不実をどう考えているのかも、描写されない。ただ「いま」の場面があるだけなのである。
 民主化運動のうねりが映画の途中から分かりにくく描写される。この点でも分かりやすい説明はほとんどない。主人公らは議論の末殴りあったり、トラックに分譲して天安門広場に向かったりするが、彼らが何を訴え、願っているかは一切描かれない。
 これはやはり――まだ描けないということなのだろうか、と僕は思い始める。ユー・ホンらの激情は、民主化のうねりとその挫折という、天安門事件前後の中国社会の激動の影響を受けていることは確かだと思う。しかし、映画は頑なに社会と彼らの心の関係を描こうとしない。そのため、民主化運動はただの時代背景であり、主人公たちはどこにでもある恋愛のもつれを演じているに過ぎないように見えてくる。
 そうだろうか。チョウ・ウェイは事件後ドイツに出国し、ユー・ホンは故郷に戻ったかと思えば香港国境の深センや武漢などに流れていく(次々と男を変えながら)。北京の大学生という将来を期待されるエリートであったはずの彼らが、挫折し広大な中国の大地に埋没していくようにも見える。だから、「あの夏、私たちになにがあったの?」という登場人物の言葉が、苦い。
 直接的な描写を避けるかわりに、映画は随所でジャンプカットや街路を歩く三人を真正面から捉える長いショットなど、フランス映画、それもヌーヴェルヴァーグを思い起こさせる「いま」の切り取り方で物語らせようとしている。けれど、それはあまり効果を発揮できていないように感じられた。
 極力社会的なメッセージを発しないように注意しながら、刹那的な映像で何かを語らせようとするのは、至難の業だ。結局のところ、こめられた気持ちは推察できるようにも思うが、あまり魅力的とは言えない作品になってしまったように思った。60点。

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70pts. 【主演】ハオ・レイ ネタバレ

投稿日:2012/11/04 レビュアー:ヴィル

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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中国を舞台に、北京の大学生だった、男女を中心に、
その半生を、二人の恋の話を中心に描く作品。

内容は、とても普通。

いや、確かに、中国やらドイツやらを飛び回って、
というのも変か。
女性は、中国にいるのだが、それは、中国に留まっているという感じではないので、
ある意味、ドイツに行っていた男よりも、
飛び回っているようにも感じる。

そのある意味、普通でない、ある意味、普通な二人を描くことで、
愛とはなにかという、切ない、詩的で、残酷な、その愛について、
つづった映画。

邦題が、“天安門”という言葉を含んでいるが、
正直、内容には、あんまり関係ない。
現代は、頤和園という北京にある世界的に有名な大庭園を名称としていて、
英題の、“サマーパレス”という意味で、使われているような気がする。

ある意味、映画の内容とは、英題とが、一番、しっくりくる。

夏の宮殿として、恋の辛さ、切なさを描いた作品にと言えよう。

邦題は、中国で、この映画が上映禁止となっている理由である、
天安門事件を描いていることを意識して
その方が営業的に、効果が上がりやすいからだと思うが、
確かに、そうかもしれないけど、
映画の内容を表してないという意味では、悪い題名と言えよう。

ただ、、、
むしろ、多用されているセックスシーンが、
上映禁止の理由なのでは・・・
って気もするだけど・・・中国で、性表現に対する規制って、どんなもんなんでしょう。

ま、性表現に関しては、
多用されてはいるものの、
愛の残酷さを描くうえで、性表現は欠かせないと思うし、
性関係があるから、残酷になれる面もあると思うので、
そのあたりは、私は是と感じた。

そういうわけで、政治的なメッセージではなく、
愛を描いた作品であるので、
愛の表現とともに、重要な gのが、女優の良否で、
それが、結構な大きさで映画の、真価を決めるが、
そういう意味では、よかったと思う。

美人ではあって、たぶん、田舎にいると、すごく美人だけど、
その、突拍子もない美人というわけでもない、つまり、
北京とかだと、美人学生の一人となる容貌で、
でも、田舎育ちなだけに、北京の新しいものを取り入れて、
それが、彼女を、激しくさせる要因になっていると思うし、
田舎でのシーンでも、そのときの恋人と接する、
西洋風のものにも、それが表れている。

だから、映画として、ある程度は、練られているし、
合格点だと思う。

だけど、だから、次のステップ、
主張というのが、やや弱いと思う。

確かに、愛は、辛く、切なく、残酷で、
そういうのを描きたいのはわかるし、よく描けていると思うが、
もう一歩、その切なさが、描かれてはいるんだけど、
見ている側まで切なくなる、
見ている側まで、残酷な気分になる的なことが、ない気がする。

そういう意味で、惜しいなという感じがした。

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7点満点中

投稿日:2010/11/27 レビュアー:ビリケン

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現代人の孤独と喪失感。 中国人も、おそらく私たちも。

投稿日

2009/06/04

レビュアー

ロキュータス

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いきさつはウィキぺディアに紹介されているけれども、天安門事件についての描写があって、中国当局に認められたないため、監督、出演者たちはカンヌ映画祭に強行参加しました。 
中国本土では現在も上映禁止で、監督とプロデューサーは5年間の映画制作禁止処分。

また大胆なセックスシーンも頻繁に出てきます。
そうした話題からセンセーショナルな問題作を想像しましたが、ぼくは政治的なメッセージも、エロさも感じませんでした。  

この映画を観て感じるのは、登場人物たちの孤独と喪失感です。

たとえばタバコの描写。
ユー・ホンは故郷を出る直前に、当時の恋人に教えられてタバコを覚えます。
その後も、手持ちぶさたに、タバコを吸うシーンが出てきます。 
タバコを吸うことなんて、知ってしまえば、どうってことはない。
でも、あるシーンで、ライターで火をなかなかつけられない相手に、ユー・ホンは言う。
「火はあるのに、つけられないのよ」
そしてあの屋上シーン。 男たちはタバコの火を貸しあいながら集まっている。 そのときリーは。

天安門事件の後、ユー・ホンは中国国内をさまよい、3人はベルリンに向かいます。
そこでも彼らは孤独感を抱いています。  ベルリンでは”壁”がなくなったというのに。

「 あの夏私たちに何が起きたの? 」「 じゃ今僕らに何が起きてる? 」
弾圧するものを打倒すれば、この喪失感、孤独は埋められるのでしょうか? 
その意味で政治的なものを超えた問いかけがあると思います。
あの弾圧がなかったら、自分たちは求めるものを失わなかったのか?
自分たちの求めているものは何だったのか、何なのか?

あのころ、天安門広場へ向かう学生たちの描写。 お祭り、イベントに参加する高揚感に満ちています。
しかしその帰りは、夜道を歩く3人だけ。 最初は余韻にひたって楽しげですが、次第に素に戻り、みな無言でとぼとぼと帰ります。  弾圧前というのに、孤独な感じ。

タバコだけでなく、セックスだってどうってことはない。 
不倫だって簡単にできる。 でも抱き合っても満たされはしない。

時代が豊かになり、自我に目覚め、自由になる。  そうして感じる孤独。
かといって、貧しくなり、自我を否定し、自由がなくなればいいという話ではない。 
そんな生き方はできない。  進むべき目標も、戻るべき場所もない、喪失感。

老夫婦のように落ち着いた関係と言われ、学生時代から誰よりもオシャレで、屋上に立つユー・ホンを自殺するのではないかと心配して駆け寄ったリー・ティ。

彼女の墓碑銘に描かれている言葉は、今を生きる中国人が感じる孤独を表しているのだろうか。
その喪失感は、私たち日本人にも感じられる普遍的なものではないでしょうか。


下のレビユーの人が言うような哲学が有るのかなあ・・・?

投稿日

2009/04/29

レビュアー

かずおだ!

物語らない映像、見えない心情

投稿日

2009/02/25

レビュアー

よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 大学生の男女が出会って、激しい恋におちる。幸福な日々は束の間、激しい感情をお互い制御できず、つまり愛しすぎて失うことが怖すぎて、衝突して、別れてしまう。人生のことなる道を歩いて、何年もして、でもどこかで相手のことを考えている。
 よくある話だ。でも、この映画は、今から二十年前、89年6月の天安門事件前後の中国を舞台にしていて、当時の空気を濃密に感じさせて興味深いのだ。中国では上映禁止になったとか、監督が数年間創作活動を禁じられたという話もあって、劇場で見逃して気になっていた大作だった。けれど。

 映画の初めのほうで描かれる、天安門事件以前。80年代半ばの胡耀邦体制での改革開放路線がもたらした自由な雰囲気には、目を見開かされる思いだった。英語のポップス、酒、ダンスパーティ、セックス。同時期に大学生活を送っていた僕の思い出と、そう変らない光景があった。いや虚勢をはらずに言えば、物質的には僕のほうが恵まれていたが、恋愛ではとてもかなわない。
(何しろ主人公ユー・ホンを演じるハオ・レイは可愛いしスタイルもいいし大胆な性描写でヌードもふんだんである。ノーカット完全無修正版という大袈裟な惹句が呼び寄せる欲望も、あながち的外れではないかもしれないが、エロではないと思う)
 この映画のひとつの特徴は、説明的な描写をしないということだ。たとえば主人公の男女の衝突の理由はいまひとつ漠然として分からない。また、ユー・ホンの運命の恋人チョウ・ウェイは、恋人の友人にして親友の妻と寝てしまうのだが、その激しい性描写に比して、なぜそんな行動に出るのか、「理由」がほとんど説明されない。その不実をどう考えているのかも、描写されない。ただ「いま」の場面があるだけなのである。
 民主化運動のうねりが映画の途中から分かりにくく描写される。この点でも分かりやすい説明はほとんどない。主人公らは議論の末殴りあったり、トラックに分譲して天安門広場に向かったりするが、彼らが何を訴え、願っているかは一切描かれない。
 これはやはり――まだ描けないということなのだろうか、と僕は思い始める。ユー・ホンらの激情は、民主化のうねりとその挫折という、天安門事件前後の中国社会の激動の影響を受けていることは確かだと思う。しかし、映画は頑なに社会と彼らの心の関係を描こうとしない。そのため、民主化運動はただの時代背景であり、主人公たちはどこにでもある恋愛のもつれを演じているに過ぎないように見えてくる。
 そうだろうか。チョウ・ウェイは事件後ドイツに出国し、ユー・ホンは故郷に戻ったかと思えば香港国境の深センや武漢などに流れていく(次々と男を変えながら)。北京の大学生という将来を期待されるエリートであったはずの彼らが、挫折し広大な中国の大地に埋没していくようにも見える。だから、「あの夏、私たちになにがあったの?」という登場人物の言葉が、苦い。
 直接的な描写を避けるかわりに、映画は随所でジャンプカットや街路を歩く三人を真正面から捉える長いショットなど、フランス映画、それもヌーヴェルヴァーグを思い起こさせる「いま」の切り取り方で物語らせようとしている。けれど、それはあまり効果を発揮できていないように感じられた。
 極力社会的なメッセージを発しないように注意しながら、刹那的な映像で何かを語らせようとするのは、至難の業だ。結局のところ、こめられた気持ちは推察できるようにも思うが、あまり魅力的とは言えない作品になってしまったように思った。60点。

70pts. 【主演】ハオ・レイ

投稿日

2012/11/04

レビュアー

ヴィル

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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中国を舞台に、北京の大学生だった、男女を中心に、
その半生を、二人の恋の話を中心に描く作品。

内容は、とても普通。

いや、確かに、中国やらドイツやらを飛び回って、
というのも変か。
女性は、中国にいるのだが、それは、中国に留まっているという感じではないので、
ある意味、ドイツに行っていた男よりも、
飛び回っているようにも感じる。

そのある意味、普通でない、ある意味、普通な二人を描くことで、
愛とはなにかという、切ない、詩的で、残酷な、その愛について、
つづった映画。

邦題が、“天安門”という言葉を含んでいるが、
正直、内容には、あんまり関係ない。
現代は、頤和園という北京にある世界的に有名な大庭園を名称としていて、
英題の、“サマーパレス”という意味で、使われているような気がする。

ある意味、映画の内容とは、英題とが、一番、しっくりくる。

夏の宮殿として、恋の辛さ、切なさを描いた作品にと言えよう。

邦題は、中国で、この映画が上映禁止となっている理由である、
天安門事件を描いていることを意識して
その方が営業的に、効果が上がりやすいからだと思うが、
確かに、そうかもしれないけど、
映画の内容を表してないという意味では、悪い題名と言えよう。

ただ、、、
むしろ、多用されているセックスシーンが、
上映禁止の理由なのでは・・・
って気もするだけど・・・中国で、性表現に対する規制って、どんなもんなんでしょう。

ま、性表現に関しては、
多用されてはいるものの、
愛の残酷さを描くうえで、性表現は欠かせないと思うし、
性関係があるから、残酷になれる面もあると思うので、
そのあたりは、私は是と感じた。

そういうわけで、政治的なメッセージではなく、
愛を描いた作品であるので、
愛の表現とともに、重要な gのが、女優の良否で、
それが、結構な大きさで映画の、真価を決めるが、
そういう意味では、よかったと思う。

美人ではあって、たぶん、田舎にいると、すごく美人だけど、
その、突拍子もない美人というわけでもない、つまり、
北京とかだと、美人学生の一人となる容貌で、
でも、田舎育ちなだけに、北京の新しいものを取り入れて、
それが、彼女を、激しくさせる要因になっていると思うし、
田舎でのシーンでも、そのときの恋人と接する、
西洋風のものにも、それが表れている。

だから、映画として、ある程度は、練られているし、
合格点だと思う。

だけど、だから、次のステップ、
主張というのが、やや弱いと思う。

確かに、愛は、辛く、切なく、残酷で、
そういうのを描きたいのはわかるし、よく描けていると思うが、
もう一歩、その切なさが、描かれてはいるんだけど、
見ている側まで切なくなる、
見ている側まで、残酷な気分になる的なことが、ない気がする。

そういう意味で、惜しいなという感じがした。

7点満点中

投稿日

2010/11/27

レビュアー

ビリケン

1〜 5件 / 全12件

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