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国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第35弾がデジタルリマスター版で復活。五島列島へやって来た寅次郎は、とある老婆を助けたことから彼女の孫娘・若菜と知り合う。若菜に思いを寄せる大学生を手助けせんと、またも張り切る寅次郎だが…。
国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第35弾がデジタルリマスター版で復活。五島列島へやって来た寅次郎は、とある老婆を助けたことから彼女の孫娘・若菜と知り合う。若菜に思いを寄せる大学生を手助けせんと、またも張り切る寅次郎だが…。
製作年: |
1985年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
シリーズ: |
男はつらいよ 【第1作】 |
---|
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
108分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB8535 | 2008年11月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
108分
字幕:
日本語英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド)
レイティング:
記番:
DB8535
レンタル開始日:
2008年11月27日
在庫枚数
1枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
108分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB8535 | 2008年11月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
1枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
108分
字幕:
日本語英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド)
レイティング:
記番:
DB8535
レンタル開始日:
2008年11月27日
在庫枚数
1枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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オープニングの夢は、「楢山節考」(今村昌平、1983年)の影響でしょうね。死を目前にした人間の"生き方"を描いたこの作品に対して、もっと長い目で人生を見つめた"生き方"に触れる本作です。もっとも、非常にコミカルではありますが死にも直面していますし、そういう面での引用であるのかもしれませんね。
寅による恋愛指南は、シリーズで度々描かれてきましたが、その度ごとに違った捉え方がされてきました。最も最近の第30作「花も嵐も寅次郎」では、恋愛指南こそが物語の中核となり、恋愛に対して臆病な気の弱い青年・三郎(沢田研二)は、寅の恋愛に対する感覚を投影もしていて、三郎=寅でもあり、結ばれることのない寅を尻目に、三郎が結ばれることが寅の虚しさに繋がっていました。
今回も同じような恋愛指南が物語の中心となり、どのような捉え方をしているのかと興味が膨らむのですが、マドンナ・若菜(樋口可南子)が寅に対して恋愛感情が全くないのは前作同様ですし、民夫(平田満)と寅の関係は前作のような結びつきは見られません。三角関係に新たな枷も存在しませんし、寅を中心とした三角関係の感情面からの揺れ動きで物語を支えることを半ば諦めてしまっている感がある本作です。
その分、ウェイトを置くのが若菜や民夫の生き方なんですね。巣立って新しい家庭を築くことに葛藤があった「花も嵐も…」の螢子(田中裕子)に対して、今回のマドンナ・若菜(樋口可南子)は自立した女性で力強くもありますから、民夫に対する恋愛の葛藤もさほど大きな物ではありません。
そんな感情描写から離れて物語の面白さを作るのはストーリーの流れで、寅が民夫に教授したシナリオ通りに二人のデートが運ぶのは面白いですね。他人が敷いたレールの上を、さも順調に二人は進んでいきますが、その中でも民夫らしさ、若菜らしさが現れます。ところが、肝心なところで民夫はレールから外れてしまいます。この外れる瞬間こそ、民夫自身が自分で作り上げなければならない彼の生き方の瞬間なんですよね。またこの同じ瞬間に、気丈であった若菜も女性としての違った一面を見せ、19歳の初体験まで語り出します。彼女にとっても人生の大きな転機の瞬間だったんですよね。
ここまでは「上手いなぁ〜」と感心して見ていたんですが、いただけないのはその後の展開です。前半から多少伏線はあったとは言え、演出トーンが極端に変わってしまうんですね。民夫がとらやを飛び出してから以降は、山田洋次が「馬鹿まるだし」シリーズで見せたような、ドタバタなナンセンスコメディの描写になってしまいます。またその描写も平田満ではハナ肇ほどの力強さを持ちませんし、たとえ同様のトーンが出せたとしても、このシリーズの演出トーンとは全く異質の物だと思うんですけどね。
結局全体としては、「花も嵐も…」を意識した上では、物語の起伏で収束の付けようがなかった本作なんじゃないでしょうか。シリーズのマンネリ化とネタ切れは深刻だと思います。
30点。
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本作の見所。
1.オープニングの夢のシーンでは「姥捨て山」風の物語。これは1983年にカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した「楢山節考」の影響でしょうか。
2.第1作の博(前田吟さん)、第10作の岡倉金之助東大助教授(米倉斉加年さん)、第14作の大川弥太郎青年(上條恒彦さん)、第16作の考古学の田所教授(小林桂樹)、第20作の青年ワットくんこと島田良介(中村雅俊さん)、第30作の三郎青年(沢田研二さん)につづいて、この第35作では司法試験に挑む酒田民夫(平田満さん)の恋の指南をつとめます。
3.寅さんには九州の明るい陽光が良く似合います。いつもながら上五島でのロケシーンは天主堂といい、周りの風景といい、とても美しいです。
4.2代目おいちゃん役をつとめていた松村達雄さんが、民夫青年の先生の牛山教授役で出演。
5.「TV番男はつらいよのおばちゃん役」だった杉山とく子さんが本作でも出演。ヒロインが住むアパートの大家さん役で、寅さんと仲良くしたり、松村さん演じる教授と口げんかしたりして楽しいです。
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ユーザーレビュー:7件
投稿日
2007/12/07
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
オープニングの夢は、「楢山節考」(今村昌平、1983年)の影響でしょうね。死を目前にした人間の"生き方"を描いたこの作品に対して、もっと長い目で人生を見つめた"生き方"に触れる本作です。もっとも、非常にコミカルではありますが死にも直面していますし、そういう面での引用であるのかもしれませんね。
寅による恋愛指南は、シリーズで度々描かれてきましたが、その度ごとに違った捉え方がされてきました。最も最近の第30作「花も嵐も寅次郎」では、恋愛指南こそが物語の中核となり、恋愛に対して臆病な気の弱い青年・三郎(沢田研二)は、寅の恋愛に対する感覚を投影もしていて、三郎=寅でもあり、結ばれることのない寅を尻目に、三郎が結ばれることが寅の虚しさに繋がっていました。
今回も同じような恋愛指南が物語の中心となり、どのような捉え方をしているのかと興味が膨らむのですが、マドンナ・若菜(樋口可南子)が寅に対して恋愛感情が全くないのは前作同様ですし、民夫(平田満)と寅の関係は前作のような結びつきは見られません。三角関係に新たな枷も存在しませんし、寅を中心とした三角関係の感情面からの揺れ動きで物語を支えることを半ば諦めてしまっている感がある本作です。
その分、ウェイトを置くのが若菜や民夫の生き方なんですね。巣立って新しい家庭を築くことに葛藤があった「花も嵐も…」の螢子(田中裕子)に対して、今回のマドンナ・若菜(樋口可南子)は自立した女性で力強くもありますから、民夫に対する恋愛の葛藤もさほど大きな物ではありません。
そんな感情描写から離れて物語の面白さを作るのはストーリーの流れで、寅が民夫に教授したシナリオ通りに二人のデートが運ぶのは面白いですね。他人が敷いたレールの上を、さも順調に二人は進んでいきますが、その中でも民夫らしさ、若菜らしさが現れます。ところが、肝心なところで民夫はレールから外れてしまいます。この外れる瞬間こそ、民夫自身が自分で作り上げなければならない彼の生き方の瞬間なんですよね。またこの同じ瞬間に、気丈であった若菜も女性としての違った一面を見せ、19歳の初体験まで語り出します。彼女にとっても人生の大きな転機の瞬間だったんですよね。
ここまでは「上手いなぁ〜」と感心して見ていたんですが、いただけないのはその後の展開です。前半から多少伏線はあったとは言え、演出トーンが極端に変わってしまうんですね。民夫がとらやを飛び出してから以降は、山田洋次が「馬鹿まるだし」シリーズで見せたような、ドタバタなナンセンスコメディの描写になってしまいます。またその描写も平田満ではハナ肇ほどの力強さを持ちませんし、たとえ同様のトーンが出せたとしても、このシリーズの演出トーンとは全く異質の物だと思うんですけどね。
結局全体としては、「花も嵐も…」を意識した上では、物語の起伏で収束の付けようがなかった本作なんじゃないでしょうか。シリーズのマンネリ化とネタ切れは深刻だと思います。
30点。
投稿日
2006/04/23
レビュアー
KUBOCHIN※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本作の見所。
1.オープニングの夢のシーンでは「姥捨て山」風の物語。これは1983年にカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した「楢山節考」の影響でしょうか。
2.第1作の博(前田吟さん)、第10作の岡倉金之助東大助教授(米倉斉加年さん)、第14作の大川弥太郎青年(上條恒彦さん)、第16作の考古学の田所教授(小林桂樹)、第20作の青年ワットくんこと島田良介(中村雅俊さん)、第30作の三郎青年(沢田研二さん)につづいて、この第35作では司法試験に挑む酒田民夫(平田満さん)の恋の指南をつとめます。
3.寅さんには九州の明るい陽光が良く似合います。いつもながら上五島でのロケシーンは天主堂といい、周りの風景といい、とても美しいです。
4.2代目おいちゃん役をつとめていた松村達雄さんが、民夫青年の先生の牛山教授役で出演。
5.「TV番男はつらいよのおばちゃん役」だった杉山とく子さんが本作でも出演。ヒロインが住むアパートの大家さん役で、寅さんと仲良くしたり、松村さん演じる教授と口げんかしたりして楽しいです。
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