西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだの画像・ジャケット写真
西の魔女が死んだ / サチ・パーカー
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149

  • DVD
ジャンル:

「西の魔女が死んだ」 の解説・あらすじ・ストーリー

梨木香歩の同名ロングセラー児童書を映画化したハートフル・ストーリー。心に傷を負った少女が、田舎に暮らす英国人の祖母との生活の中で、次第に癒やされ成長していく姿を綴る。主演は大女優シャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカーと新人・高橋真悠。監督は「8月のクリスマス」の長崎俊一。少女まいは中学に進んで間もなく登校拒否になってしまう。娘の扱いに困ったママは、彼女が“西の魔女”と呼ぶ英国人のおばあちゃんのもとにまいを預けることに。大好きなおばあちゃんと2人だけの田舎暮らしは驚きと感動の連続。やがてまいは、魔女の家系の末裔だというおばあちゃんに、自分も魔女になりたいと“魔女修行”を願い出るが…。

「西の魔女が死んだ」 の作品情報

製作年: 2008年
製作国: 日本

「西の魔女が死んだ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

西の魔女が死んだの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
115分 日(聴覚障害者用) 英語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日(視覚障害者用)
レイティング: 記番: レンタル開始日:
ACBR10621 2008年11月21日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
63枚 0人 7人

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ユーザーレビュー:149件

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ゆっくりと沁みこんでくる

投稿日:2009/01/14 レビュアー:こんちゃん

 これは、なかなか・・・侮れない作品ですよ。
 劇場で観れずに(うまく時間が合わなかったのと、子供向け映画が同時期にいっぱいあったので)DVD待ちになったのですが、かえってDVDでよかったのかも・・・。
 と言うのも、あまりにも静かで緩やかな展開に、好感を持ちつつもさほどの感慨も無く観終わった後、時間がたつほどじわりじわりと来るものがあって、もう1度観直したら、同じ印象なのに一つ一つのショットが、台詞の一つ一つが心にしみたのです。
 最初に観た時は、
「うん、いい話だなあ」
程度だったのに、2度目は中盤から最後までうるうるしっぱなしだったのです。
 まあ、観るときの体調や、心のありようでまるで印象が変わってしまうことはあるのですが、この作品は観れば観るほど、心の深い部分にしみて来るような気がしますね。感動したとか、悲しいとかはっきりした感情の動きがわからないうちに、ふいに涙がこぼれてくるのです。

 最初は違和感があったサチ・パーカーのたどたどしく、イントネーションがおかしいながら美しい日本語も、徐々に引き込まれていきます。
 あい役の高橋真悠は、決してうまい子役ではないのですが、抑えた情感を上手に表現しているなと思います。そして、むやみに可愛くなくて、ほどほどに不細工なのがいいです(なんちゅう言い方じゃ?)
 キム兄は、嫌いではないけど、この役柄にはちょっと強すぎます。がさつながらも、もっとしょぼくれた・・・そうだなあ・・温水洋一とか古田新太あたりの方が、あんなに悪人然としていなくて、「悪い人間じゃないんだけど、薄汚くて気持ち悪い存在」にできて良かったような気がします。

 まいは、友達よりも少し早く、精神的に大人になってしまったのか、友達とのかかわり方に疑問を持ち、不登校になりますが、これってたぶん特別なことじゃないんですよね。みんな、ちょっと変だよと思いながら、やってるんでしょうね。
 私らが子供の頃も「イジメ」ってのはありましたけど、今のような陰湿なものでは無かったですよね。
 別のグループ同士が仲良くなるためには、誰か一人を敵に決めればいいんだって・・・仮想敵国を作って大同団結しようとしたかつてのアメリカじゃねえですって(笑)

 魔女に導かれて、自然と触れ合いながら、人との関係を見つめなおして成長していくさまが、変に説教くさくなくてとても素敵に思えるんですねえ。自然に感謝しながら普通に働いて、おいしく食事をしている。確かに文明の利器は無いけれども、とても豊かな生活に思えるのです。「かもめ食堂」でも「めがね」でもない、これが豊かなスローライフなんじゃないかと思うんですよねえ。
 架空の場所でもなく、魔女と言っても魔法を使うわけでもない(まいが成長したのは、もしかしたら魔法かも・・・)のに、ファンタジーのように思えるのは、全体を通して漂う透明感のせいでしょうかね。

 この作品では「魔女」を介してですが、自然と向き合うことによって、人間としての生き方を学ぶという面で、先日観た「きつねと私の12ヶ月」になんとなく通ずるものがあるような気がします。
 心にさざなみを起こし、それが徐々に大きくなるような感覚の作品で、繰り返して観る度に良い作品だと思いますねえ。



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魔女とは 人生の達人?ネタバレ

投稿日:2008/11/10 レビュアー:ミルクチョコ

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「ハワイより北極で生きる方を選んだからといって誰がシロクマを責めますか」
「私はまいのような子が生まれてきてくれたことを本当に感謝してるんです」という会話からもおばあちゃん(サチ・パーカー)の人柄が分かってしまいます。

中学校に入って間もなく、不登校になってしまったまい(高橋真悠)は、森で暮らす英国人祖母のもとで、暮らすことに。
生き辛さを乗り越えるために、まいは、何かを期待してしまったのではないかと思うのですが、おばあちゃんが、まいに課したことは、毎日早寝早起きに始まる規則正しい生活。
そして、野原でワイルドストロベリーを摘んで、ジャムを作る。
シーツを足で踏んで洗濯し、ラベンダーの上に広げて干す。
鳥小屋の掃除をして、卵を頂く・・・
祖母が魔女になるために課したことは、特別なことをする訳ではなく、ただ単に日常的な営みをさせること。
それは、まるでしおれた植物を蘇らせるための方法は、水分やお日様にあて、愛情を注いであげることとでも言っているかのようです。

ある時、近所に住む粗野な男ゲンジの振る舞いに心乱されるようになり、おばあちゃんが、どこまでも寛容でまいにはそれが理解できない。理解できないまま、おばあちゃんの家を後にしてしまうのですが、これは、おばあちゃんが、まいに残していった宿題だったのかもしれませんね。

まもなく生を終わるであろう女性から、これから自分の世界を見つけて生きていこうとする孫へのメッセージ。
自分で決めて、信念を持つということ、そして死については、おばあちゃんの哲学を身をもって教えてくれたのではないでしょうか?

それにしてもサチ・パーカーの優しさの中にある芯の強さ、寛容さや、まいに注ぐ無償の愛がゆっくりと話す日本語の中から、現われてきます。演技以前の何かが、ありますね。

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西の魔女から東の魔女へネタバレ

投稿日:2009/09/20 レビュアー:MonPetit

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まるでジブリ作品の実写版を観ているかのよう。

「焦ってはいけません。時間がかかることもあるんです。」
「いつもおばあちゃんにうまく誘導されてる気がする。」

「西の魔女から東の魔女へ おばあちゃんの魂は脱出成功」

素晴らしい作品でした。。

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だいじょうぶですよ。

投稿日:2009/03/04 レビュアー:ロキュータス

中学への登校拒否した少女が、森で一人暮らしをするイギリス人の祖母と過ごしたひと夏の物語。  清里の森でロケーションしたという美しい自然を背景に、おばあちゃんが孫を「だいじょうぶですよ」とつつみ込みます。

主演のサチ・パーカー(本名Stephanie Sachiko Parker)は、日系人ではなく、両親(母はシャーリー・マクレーン)が親日家だったためサチコと命名された人で、2歳から12歳まで父と東京で過ごし日本語が話せるらしい。今回老け役だが、ぼくと同い歳で、52歳です。
声を張らないのでセリフがやや聞き取りにくいが、発音は問題ないので違和感なく物語に入れます。

彼女がインタビューに答えたこと。
アメリカの監督とはしばしば口論になるくらいぶつかり合って、とことん話し合う。
そうやっていいものができていくし、また、監督はワンテイクごとにほめてくれる。

一方、長崎俊一監督は何も言わないし、ほめてもくれない。泣いた時もあったが、結局自由になれた。
アメリカの監督のように、ほめられるとプレッシャーになると感じた。

また大げさに感情を見せて演じることがいいと思っていたけれど、人は日常は感情を露にしないもので、それはリアルではないと思うようになった。
日本とアメリカの文化の違いを語っていておもしろかったです。


映画は彼女の言うとおり、大げさな感情表現はなく、静かに進みます。
そうした中でも郵便配達役の高橋克実が出てくるとホッとします。 彼はいいキャラクターをもった俳優ですね。

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まいの魔女修行ネタバレ

投稿日:2008/10/28 レビュアー:パープルローズ

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梨木香歩のベストセラー小説の映画化。
ストーリーもせりふも、ほとんど原作のとおりなのですが、西の魔女(おばあさん)の家やお庭は素敵だし、なによりも西の魔女を演じたサチ・パーカーがこの役にはまっていて、安心してみていられました。
シャーリー・マックレーンの娘さんだそうですが、お母さんと同じくらいの年のおばあさんに見えます。かなり老けメイクをしてるのでしょうね。
おばあちゃんの「I Know」という決まり文句も、ちゃんとした英語の発音です。
主人公まいはクォーターにしては地味な顔立ち。
その母(つまり西の魔女の娘)のりょうは、ハーフっぽい顔立ちってことで起用されたのでしょうが、これはかなり違和感ありました。
ゆみゆみさんと同じく、木村祐一は嫌いなのですが、まいとおばあちゃんのけんかの原因になる、汚げなゲンジさんにはあってるような気がしました。

自分でハーブを育て、野いちごを摘んでジャムを作る。
洗濯機もなければ、TVもない。
そんな生活は傍目にみれば素敵だけど、なかなかできることではありません。
「魔女になるには強い意志の力が必要ですよ。」
というおばあちゃんの言葉とおり、ほんとに強くなければこんな生活はできません。
こんなスローライフを送っている人はそれだけですでに魔女です。私にはできません。

聞くところによれば、梨木さんが書きたかったのはもともと「いちごを摘んでジャムを作る」ことだけだったとか。(なので魔女うんぬんはたいした意味がないのかもしれませんよ、花ちゃんさん。)
この映画の中で、まいとおばあちゃんがジャムを作って、カリカリに焼いたトーストにつけて食べる、そのシーンが本当においしそうで、ふだんカリカリのトーストは食べないんだけど(パンくずが飛んで掃除がいやだから)、映画の後で思わずイギリス食パンを買って帰ってしまいました。

原作を読んでいたので、おばあちゃんのせりふは聞き覚えがあるものばかりではあったのですが、サチ・パーカーの声で聞くといっそう心に響きました。
私は「シロクマがハワイより北極で生きることを選んだからといって、誰がシロクマを責めますか?」というせりふが特に好きでした。
号泣ではなかったけど、最後はちょっと泣いてしまいました。

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