ハイランダー

ハイランダーの画像・ジャケット写真

ハイランダー / 小栗旬

全体の平均評価点:(5点満点)

10

全体の平均評価点:

DVD

「ハイランダー」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

解説・ストーリー

1986年の英米合作ファンタジーアクション映画『ハイランダー 悪魔の戦士』を元に、2006年にアメリカで製作(日本のマッドハウスが実制作)した新作劇場アニメ映画。そのディレクターズカット編。 近未来の荒廃したマンハッタン。かつてのケルト族の戦士で、2千年もの長きにわたって生きる男コリン・マクラウドがそこに現れた。首を斬り落とされない限り不滅の彼は、過去に恋人モーヤをローマの武将マルカスに惨殺され、自分と同様の不死者マルカスを悠久の時の中、執拗に追い続けていた。一方、マンハッタン島には新型ウィルスが蔓延。土地の女性ダリアはジョー少年とともに、マンハッタンを支配する「シティ」軍からワクチンの奪取を図るが、同軍を率いる将軍こそ現在のマルカスだった。コリンとダリア、ジョーはともにマルカスの元に向かうが。 監督は『妖獣都市』『バンパイアハンターD』などで国際的アニメクリエイターの座を獲得した巨匠演出家・川尻善昭。本ディレクターズカット版は川尻監督が自ら細部などの改定を行なった決定バージョン。コリンのCVを、大河ドラマ『天地人』などで活躍の人気俳優・小栗旬が担当したことも話題を呼んでいる。

「ハイランダー」 の作品情報

作品情報

製作年: 2008年
製作国: アメリカ
原題: HIGHLANDER: THE SEARCH FOR VENGEANCE

「ハイランダー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!

ルパン三世 東方見聞録〜アナザーページ〜

RIDEBACK

劇場版 新暗行御史

ユーザーレビュー:10件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全10件

Happy 20th Anniversary

投稿日:2008/12/28 レビュアー:JUCE

 作品のクオリティや内容に関わらず、何故か自分の感性にピタッとはまって忘れられない映画に出会うことがある。1986年の『ハイランダー 悪魔の戦士』がまさしくその一本だった。Queenの音楽と薄暗く陰鬱でスタイリッシュな映像、その世界観に酔いしれた。
 同じような人がおおかったのでしょうか、この作品はカルトな人気を誇るようになりました。その『ハイランダー 悪魔の戦士』から20年、それを記念して作られたのがこのアニメ。
 川尻善昭が監督、マッドハウスが制作していますが、当初はハリウッド映画として川尻善昭監督に編集権が無いなど、監督自身としては不本意だったらしい。しかしこのDVDはディレクターズカット版として監督が日本の声優などを使って吹き替えを行ったりと手を加えたもの。

 ちなみに“ハイランダー”とはスコットランド北部の高地地方の住民のことで、映画の主人公がこの地方の出身だったことから、同じ不死のもの達から“ハイランダー”と呼ばれていたことに由来します。

 『ハイランダー 悪魔の戦士』は首を切られない限り死なない不死者の戦士たちが様々刀でバトルする太刀バトル世界王座決定戦のような映画でしたが、このアニメ版はどちらかと言うとそのバトルには比重を置かず、日本のヒーローアニメの王道を行く展開となっています。成長する主人公、主人公同等に魅力のある敵役などなど。この点で確かに『北斗の拳』とかなり被ってきます。舞台設定も世界大戦後の近未来で荒廃した世の中がメインの舞台となっているところも『北斗の拳』のシンとのストーリー、あるいは拳王とのストーリーに重複するように思います。

 良い意味でも悪い意味でもハイランダーの世界を日本のアニメで創ったという仕上がりになっています。3Dを多用した作画は手書きとの融和を含めてとても高いクオリティですし画のディティールも良いです。しかし既知の世界観を持つ物語に王道の日本アニメの世界を組み合わせたので、意外性、新鮮さは感じることが出来ませんでした。

 『ハイランダー』シリーズの中ではオリジナルの良さを殺さず、新しい作品に仕上げたという点では評価できます。でもやっぱり第1作目を越える作品が出てこない・・・、はぁ。

このレビューは気に入りましたか? 15人の会員が気に入ったと投稿しています

よくまとまった内容の大人向けSF娯楽作品でした。

投稿日:2008/12/09 レビュアー:ひら

ハイランダーといえば、1986年に米国で製作されたB級SF映画「ハイランダー/悪魔の戦士」が思い出されますが、今回のアニメ版は、その20周年を記念してリメイクされた日米合作映画という位置づけのようで、原案・脚本・総指揮は外国のヒト、監督は「妖獣都市」などの川尻善昭氏、アニメーション製作はマッドハウスというスタッフ構成になっていました。

なお、今回のDVD版は、米国で2006年に劇場公開されたものとは異なり、川尻監督のこだわりによるディレクターズカット版になっているそうで・・・、まあ、日本人好みに編集仕直したというところでしょうか。

物語は、首を斬り落とされない限り死ぬことのない不死の一族である男・コリンが、最愛の恋人を殺した宿敵・マルカスに復讐を果たすためだけに、二千年もの間、生と死の狭間で放浪の旅を続けていくという内容でした。

メインとなる舞台は、最終戦争により荒廃した近未来のニューヨークで、その地の支配者として己の理想世界を再構築しようとするマルカスと、その彼を殺すためだけに生き続けてきたコリンとの最後の死闘が描かれていました。

米国側スタッフによる原案・脚本のせいか、SF的な専門用語や設定等は皆無でしたし、物語自体も一本道といった感じの非常に単純明快でわかりやすいストーリーだったように思います。

まあ、その分だけ、物語に深みを感じないというか、登場してくる各人の性格設定や役割がパターン化されていて、先が読めてしまうという様なところが、ちょっと物足りないかなぁという印象でした。

個人的に不満だったのは、この世界に不死の人間たちが多数存在する理由や、主人公を二千年の間見守り続けてきた老人の姿をした超越者の正体や意味などが全く明かされなかった点で、その辺が、ラストのご都合主義的な決着劇とあわせて非常に納得できない部分でした。

作画・演出は、マッドハウスらしいスピード感のある作りとなっていて、剣と剣、剣と弾丸といった戦闘アクションの迫力とキレのある映像は、さすがと言った感じでしたが、川尻監督らしい、光と影による独特の映像美という面では希薄だったかな・・・と感じています。

ということで、ぼーっと眺めていてもそこそこ楽しめるエンタテインメントな大人向け冒険活劇(残酷・エロス描写あり)になっていましたので、物語の設定や背景等にこだわる濃い方々以外には、十分におすすめできるレベルの娯楽作品であったかと思います。

以下、蛇足になりますが、日本の作品で「不死」をテーマとした場合には、その存在する意味であるとか、永遠を生きる苦しみや悲しみなどが色濃く出た物語が多いように思いますが、アメリカ人にとって、「それはどうでもよいこと」なのかなぁと感じてしまいました(笑)。

このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています

ハイランダー生誕20周年記念日本製アメリカアニメ!

投稿日:2009/02/28 レビュアー:RUSH


ハイランダーと聞けば反射的に「悪魔の戦士」を思い出す。不死族の戦いを描いた作品だったがそのストーリーの意外性とSF的な展開がとても印象に残る面白い作品だった。その後ハイランダーシリーズは3作まで製作され、TVドラマにもなり、たくさんの人々に愛された作品だ。そのハイランダーがアニメとなって日本に帰ってきた!帰ってきたというのが正直正しいのかわからない。この作品は日本のアニメ製作会社マッドハウスが製作し、川尻義昭が監督を務め、アメリカ公開版ではなく、彼のこだわりのディレクターズカットが入った作品である。

川尻監督と言えばアニメ版「マトリックス」である「アニマトリックス」でも監督を務めた日本を代表する監督である。僕の中では「獣兵衛忍風帖」をすぐに思い出す。でも川尻監督の代表作と言えばやっぱり「妖獣都市」かもしれない。僕は彼のデザインするキャラクターが好きだ。彼の評価は日本よりアメリカの方が高いかもしれない。それほど彼の能力は海外で評価されている。それは今作やアニマトリックスなどによる監督要請にハッキリと現れている。彼の描くキャラクターの他にも好きなものがある。それは色彩だ。彼独特の色彩が僕は好きなのだ。今作も今まで同様、監督らしい色彩が施されており安心した。製作はマッドハウスなので大丈夫だろうと思っていたがアメリカ映画なのでひょっとしたら川尻監督の個性がつぶされてしまうのではないかと心配していたのだ。しかし、それは希有に終わった。僕は彼の作品に出てくる「赤」が好きなのだ。アニマトリックスでも甲冑の「赤」がとても鮮やかで印象的だった。今作もその「赤」が随所で見られた。

そして物語。ハイランダー悪魔の戦士のストーリーを基本に製作されているのがよくわかる。ただし、基本が同じと言うだけで中身、つまり物語は全く違うものとなっている(当然だよね(^^;)。悪魔の戦士と同じ脚本だったら20周年の意味がないもんね(笑))。不死族である主人公コリン・マクラウド(VA:小栗旬)とマルカス・オクタビウス(VA:山寺宏一)の戦いを描いていく。劇中には「悪魔の戦士」と同じような出来事が描かれる。それはコリンが過去に戦死し、埋葬されるが生き返り、仲間に不気味がられて追放処分という憂き目にあうエピソードがそれだ。今作ではコリン・マクラウドの名前をもらうシーンとして描かれるがこれは監督の「悪魔の戦死」へのオマージュかもしれない。

今作でも過去から現代までコリンとマルカスの戦いが描かれ、最終的に現代のニューヨークが決戦の場になるのだが、やっぱりストーリーはわかっているので新たなというか目玉となるようなエピソードがなかったのはとても残念だった。物語が淡々と進み、最後の決着がつき、物語は終わりを迎えるという何の変哲もないありきたりなストーリーはちょっと物足りないし、せっかく川尻が監督するのだからもう少しひねって欲しかったというのが正直なところだ。愛する女を殺されその恨みを復讐を果たすため何度も死んでは生き返り、時代時代を渡り歩き、敵を追いかけ続け最後に復讐を果たすというハイランダーならではのストーリーは「悪魔の戦士」と同じだ。もう少し変化をつけることができなかったのかと不満が残る。作画レベルは悪くない。ストーリーには不満が残るが作画レベルに関してはジャパニメーションらしく、細かな背景処理がキッチリこなされており特に問題はない。アメリカのアニメでここまでの背景処理された作品は見たことがない。逆に日本のアニメではこの作品よりも素晴らしいよりレベルの高い背景処理を持った作品がごろごろしている。

僕個人の中では「ハイランダー悪魔の戦士」が一番面白かった。川尻監督のキャラクターが全く活きていないのは悲しい限りだ。

このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています

良くも悪くも

投稿日:2009/06/11 レビュアー:ぶわつ

 首を切り飛ばさない限り死なない不死身の一族!・・て、首飛ばして死ぬなら不死身ちゃうやん・・・なんて久々のレビューでいきなりしょうもないこと書いてしまいましたが、今だカルト的な人気を誇る(いやたぶん)クリストファー・ランバート主演の『ハイランダー』のハリウッド・アニメ版、ただし、監督は日本の誇るアニメ・クリエーターの一人、川尻義昭!
 そういうわけなので、本作は良くも悪くも川尻アニメでございました。
 川尻アニメな中に、いかにもアメリカ的なセリフ回しがあるため、なんだか妙な感じも受けます。
 何にしても、良くも悪くも川尻アニメ(しつこい!)それ以上でもそれ以下でもありません。
 唯一、ちょっとびっくりしたのが、日本語吹き替え版で主役の声を小栗旬が演じていたことでした。

 小栗ファン、必見!
 ちがうか・・・!

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

いまいち ネタバレ

投稿日:2009/01/30 レビュアー:ugajin

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

みなさんも書かれていますが
映像の美しさ、画像効果のうまさはありますが

ものがたりが、一辺倒で深みが無く、苦笑いが出るような
ストーリー展開・ご都合的な流れに失望。

”歴史を駆けめぐっての戦い”ってやつがイマイチ感じれませんでしたし

主人公の復讐バカにもついていけませんでした。
(ヒロインの殺され形があっさりしすぎか?)

強さ表現のバランスもイマイチで、
ハイランダーが、組織的な軍隊に勝てるわけないでしょ

五右衛門かおまえは、なめすぎ


このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全10件

ハイランダー

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:10件

Happy 20th Anniversary

投稿日

2008/12/28

レビュアー

JUCE

 作品のクオリティや内容に関わらず、何故か自分の感性にピタッとはまって忘れられない映画に出会うことがある。1986年の『ハイランダー 悪魔の戦士』がまさしくその一本だった。Queenの音楽と薄暗く陰鬱でスタイリッシュな映像、その世界観に酔いしれた。
 同じような人がおおかったのでしょうか、この作品はカルトな人気を誇るようになりました。その『ハイランダー 悪魔の戦士』から20年、それを記念して作られたのがこのアニメ。
 川尻善昭が監督、マッドハウスが制作していますが、当初はハリウッド映画として川尻善昭監督に編集権が無いなど、監督自身としては不本意だったらしい。しかしこのDVDはディレクターズカット版として監督が日本の声優などを使って吹き替えを行ったりと手を加えたもの。

 ちなみに“ハイランダー”とはスコットランド北部の高地地方の住民のことで、映画の主人公がこの地方の出身だったことから、同じ不死のもの達から“ハイランダー”と呼ばれていたことに由来します。

 『ハイランダー 悪魔の戦士』は首を切られない限り死なない不死者の戦士たちが様々刀でバトルする太刀バトル世界王座決定戦のような映画でしたが、このアニメ版はどちらかと言うとそのバトルには比重を置かず、日本のヒーローアニメの王道を行く展開となっています。成長する主人公、主人公同等に魅力のある敵役などなど。この点で確かに『北斗の拳』とかなり被ってきます。舞台設定も世界大戦後の近未来で荒廃した世の中がメインの舞台となっているところも『北斗の拳』のシンとのストーリー、あるいは拳王とのストーリーに重複するように思います。

 良い意味でも悪い意味でもハイランダーの世界を日本のアニメで創ったという仕上がりになっています。3Dを多用した作画は手書きとの融和を含めてとても高いクオリティですし画のディティールも良いです。しかし既知の世界観を持つ物語に王道の日本アニメの世界を組み合わせたので、意外性、新鮮さは感じることが出来ませんでした。

 『ハイランダー』シリーズの中ではオリジナルの良さを殺さず、新しい作品に仕上げたという点では評価できます。でもやっぱり第1作目を越える作品が出てこない・・・、はぁ。

よくまとまった内容の大人向けSF娯楽作品でした。

投稿日

2008/12/09

レビュアー

ひら

ハイランダーといえば、1986年に米国で製作されたB級SF映画「ハイランダー/悪魔の戦士」が思い出されますが、今回のアニメ版は、その20周年を記念してリメイクされた日米合作映画という位置づけのようで、原案・脚本・総指揮は外国のヒト、監督は「妖獣都市」などの川尻善昭氏、アニメーション製作はマッドハウスというスタッフ構成になっていました。

なお、今回のDVD版は、米国で2006年に劇場公開されたものとは異なり、川尻監督のこだわりによるディレクターズカット版になっているそうで・・・、まあ、日本人好みに編集仕直したというところでしょうか。

物語は、首を斬り落とされない限り死ぬことのない不死の一族である男・コリンが、最愛の恋人を殺した宿敵・マルカスに復讐を果たすためだけに、二千年もの間、生と死の狭間で放浪の旅を続けていくという内容でした。

メインとなる舞台は、最終戦争により荒廃した近未来のニューヨークで、その地の支配者として己の理想世界を再構築しようとするマルカスと、その彼を殺すためだけに生き続けてきたコリンとの最後の死闘が描かれていました。

米国側スタッフによる原案・脚本のせいか、SF的な専門用語や設定等は皆無でしたし、物語自体も一本道といった感じの非常に単純明快でわかりやすいストーリーだったように思います。

まあ、その分だけ、物語に深みを感じないというか、登場してくる各人の性格設定や役割がパターン化されていて、先が読めてしまうという様なところが、ちょっと物足りないかなぁという印象でした。

個人的に不満だったのは、この世界に不死の人間たちが多数存在する理由や、主人公を二千年の間見守り続けてきた老人の姿をした超越者の正体や意味などが全く明かされなかった点で、その辺が、ラストのご都合主義的な決着劇とあわせて非常に納得できない部分でした。

作画・演出は、マッドハウスらしいスピード感のある作りとなっていて、剣と剣、剣と弾丸といった戦闘アクションの迫力とキレのある映像は、さすがと言った感じでしたが、川尻監督らしい、光と影による独特の映像美という面では希薄だったかな・・・と感じています。

ということで、ぼーっと眺めていてもそこそこ楽しめるエンタテインメントな大人向け冒険活劇(残酷・エロス描写あり)になっていましたので、物語の設定や背景等にこだわる濃い方々以外には、十分におすすめできるレベルの娯楽作品であったかと思います。

以下、蛇足になりますが、日本の作品で「不死」をテーマとした場合には、その存在する意味であるとか、永遠を生きる苦しみや悲しみなどが色濃く出た物語が多いように思いますが、アメリカ人にとって、「それはどうでもよいこと」なのかなぁと感じてしまいました(笑)。

ハイランダー生誕20周年記念日本製アメリカアニメ!

投稿日

2009/02/28

レビュアー

RUSH


ハイランダーと聞けば反射的に「悪魔の戦士」を思い出す。不死族の戦いを描いた作品だったがそのストーリーの意外性とSF的な展開がとても印象に残る面白い作品だった。その後ハイランダーシリーズは3作まで製作され、TVドラマにもなり、たくさんの人々に愛された作品だ。そのハイランダーがアニメとなって日本に帰ってきた!帰ってきたというのが正直正しいのかわからない。この作品は日本のアニメ製作会社マッドハウスが製作し、川尻義昭が監督を務め、アメリカ公開版ではなく、彼のこだわりのディレクターズカットが入った作品である。

川尻監督と言えばアニメ版「マトリックス」である「アニマトリックス」でも監督を務めた日本を代表する監督である。僕の中では「獣兵衛忍風帖」をすぐに思い出す。でも川尻監督の代表作と言えばやっぱり「妖獣都市」かもしれない。僕は彼のデザインするキャラクターが好きだ。彼の評価は日本よりアメリカの方が高いかもしれない。それほど彼の能力は海外で評価されている。それは今作やアニマトリックスなどによる監督要請にハッキリと現れている。彼の描くキャラクターの他にも好きなものがある。それは色彩だ。彼独特の色彩が僕は好きなのだ。今作も今まで同様、監督らしい色彩が施されており安心した。製作はマッドハウスなので大丈夫だろうと思っていたがアメリカ映画なのでひょっとしたら川尻監督の個性がつぶされてしまうのではないかと心配していたのだ。しかし、それは希有に終わった。僕は彼の作品に出てくる「赤」が好きなのだ。アニマトリックスでも甲冑の「赤」がとても鮮やかで印象的だった。今作もその「赤」が随所で見られた。

そして物語。ハイランダー悪魔の戦士のストーリーを基本に製作されているのがよくわかる。ただし、基本が同じと言うだけで中身、つまり物語は全く違うものとなっている(当然だよね(^^;)。悪魔の戦士と同じ脚本だったら20周年の意味がないもんね(笑))。不死族である主人公コリン・マクラウド(VA:小栗旬)とマルカス・オクタビウス(VA:山寺宏一)の戦いを描いていく。劇中には「悪魔の戦士」と同じような出来事が描かれる。それはコリンが過去に戦死し、埋葬されるが生き返り、仲間に不気味がられて追放処分という憂き目にあうエピソードがそれだ。今作ではコリン・マクラウドの名前をもらうシーンとして描かれるがこれは監督の「悪魔の戦死」へのオマージュかもしれない。

今作でも過去から現代までコリンとマルカスの戦いが描かれ、最終的に現代のニューヨークが決戦の場になるのだが、やっぱりストーリーはわかっているので新たなというか目玉となるようなエピソードがなかったのはとても残念だった。物語が淡々と進み、最後の決着がつき、物語は終わりを迎えるという何の変哲もないありきたりなストーリーはちょっと物足りないし、せっかく川尻が監督するのだからもう少しひねって欲しかったというのが正直なところだ。愛する女を殺されその恨みを復讐を果たすため何度も死んでは生き返り、時代時代を渡り歩き、敵を追いかけ続け最後に復讐を果たすというハイランダーならではのストーリーは「悪魔の戦士」と同じだ。もう少し変化をつけることができなかったのかと不満が残る。作画レベルは悪くない。ストーリーには不満が残るが作画レベルに関してはジャパニメーションらしく、細かな背景処理がキッチリこなされており特に問題はない。アメリカのアニメでここまでの背景処理された作品は見たことがない。逆に日本のアニメではこの作品よりも素晴らしいよりレベルの高い背景処理を持った作品がごろごろしている。

僕個人の中では「ハイランダー悪魔の戦士」が一番面白かった。川尻監督のキャラクターが全く活きていないのは悲しい限りだ。

良くも悪くも

投稿日

2009/06/11

レビュアー

ぶわつ

 首を切り飛ばさない限り死なない不死身の一族!・・て、首飛ばして死ぬなら不死身ちゃうやん・・・なんて久々のレビューでいきなりしょうもないこと書いてしまいましたが、今だカルト的な人気を誇る(いやたぶん)クリストファー・ランバート主演の『ハイランダー』のハリウッド・アニメ版、ただし、監督は日本の誇るアニメ・クリエーターの一人、川尻義昭!
 そういうわけなので、本作は良くも悪くも川尻アニメでございました。
 川尻アニメな中に、いかにもアメリカ的なセリフ回しがあるため、なんだか妙な感じも受けます。
 何にしても、良くも悪くも川尻アニメ(しつこい!)それ以上でもそれ以下でもありません。
 唯一、ちょっとびっくりしたのが、日本語吹き替え版で主役の声を小栗旬が演じていたことでした。

 小栗ファン、必見!
 ちがうか・・・!

いまいち

投稿日

2009/01/30

レビュアー

ugajin

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

みなさんも書かれていますが
映像の美しさ、画像効果のうまさはありますが

ものがたりが、一辺倒で深みが無く、苦笑いが出るような
ストーリー展開・ご都合的な流れに失望。

”歴史を駆けめぐっての戦い”ってやつがイマイチ感じれませんでしたし

主人公の復讐バカにもついていけませんでした。
(ヒロインの殺され形があっさりしすぎか?)

強さ表現のバランスもイマイチで、
ハイランダーが、組織的な軍隊に勝てるわけないでしょ

五右衛門かおまえは、なめすぎ


1〜 5件 / 全10件