図書館戦争 / 鈴木達央
図書館戦争
/有川ひろ
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(42)
解説・ストーリー
有川浩の原作小説をアニメ化したTVシリーズ第1巻。「メディア良化法」が成立・施行された架空の現代日本を舞台に、不当な検閲から本を守ろうとする図書隊員たちの戦いを描く。第1話「我ガ王子様ハ図書隊ニアリ」と第2話「図書特殊部隊」を収録。
有川浩の原作小説をアニメ化したTVシリーズ第1巻。「メディア良化法」が成立・施行された架空の現代日本を舞台に、不当な検閲から本を守ろうとする図書隊員たちの戦いを描く。第1話「我ガ王子様ハ図書隊ニアリ」と第2話「図書特殊部隊」を収録。
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「図書館戦争」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
有川浩の原作小説をアニメ化したTVシリーズ第1巻。「メディア良化法」が成立・施行された架空の現代日本を舞台に、不当な検閲から本を守ろうとする図書隊員たちの戦いを描く。第1話「我ガ王子様ハ図書隊ニアリ」と第2話「図書特殊部隊」を収録。
「図書館戦争」 の作品情報
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図書館戦争のシリーズ商品
図書館戦争 第一巻
有川浩の原作小説をアニメ化したTVシリーズ第1巻。「メディア良化法」が成立・施行された架空の現代日本を舞台に、不当な検閲から本を守ろうとする図書隊員たちの戦いを描く。第1話「我ガ王子様ハ図書隊ニアリ」と第2話「図書特殊部隊」を収録。
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45分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/日(一部)
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レンタル開始日: |
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ACBR10581 |
2008年08月06日 |
在庫枚数 |
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20枚 |
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図書館戦争 第二巻
有川浩の原作小説をアニメ化したTVシリーズ第2巻。手塚からの告白に動揺する郁。そんな中、検閲の歴史を収蔵した資料館が閉鎖されることになり、堂上は激戦が予想されるヘリ空輸作戦から郁ひとりを外すことに。第3話「小田原攻防戦」と第4話を収録。
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45分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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ACBR10582 |
2008年09月03日 |
在庫枚数 |
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21枚 |
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図書館戦争 第三巻
有川浩の原作小説をアニメ化したTVシリーズ第3巻。郁の仕事ぶりを見ようと、両親が図書館にやって来る。戦闘触手配属を隠していた郁は、田舎への強制送還を阻止しようと、タスクフォースの面々に泣き付くが…。第5話「両親攪乱作戦」と第6話を収録。
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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ACBR10583 |
2008年10月01日 |
在庫枚数 |
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図書館戦争 第四巻
有川浩の原作小説をアニメ化したTVシリーズ第4巻。図書館に通う青年・朝比奈と仲を深めていく柴崎。朝比奈は柴崎にある困難な選択を突き付ける。一方、手塚の前に兄・慧が現れ…。第7話「恋ノ情報探索」から第9話「昇任試験、来タル」までを収録。
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68分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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ACBR10584 |
2008年11月05日 |
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図書館戦争 第五巻
有川浩の原作小説をアニメ化したTVシリーズ第5巻。良化法を糾弾する美術品が公開されることになり、その警備のため故郷・茨城へ向かった郁。だが、茨城図書館はタスクフォースへの協力を拒み…。第10話「里帰り、勃発」から最終第12話までを収録。
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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ACBR10585 |
2008年12月03日 |
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図書館戦争のシリーズ商品
図書館戦争 第一巻
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図書館戦争 第四巻
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ユーザーレビュー:42件
あこがれの王子さまとのラブ・ストーリー。
原作がライトノベルのベストセラー、作者は女性作家、アニメ制作がプロダクションI.Gということで、どんな作品に仕上がっているんだろうかと非常に興味が湧いて、全12話を全て視聴しましたが、正直言ってあまり歯ごたえのない作品だったように思います。
タイトル名からすると、言論弾圧に抵抗する図書館と政府機関との戦いがメインテーマと錯覚してしまいそうになりますが、ある高校生の女の子が大切していた私小説までもが弾圧対象になっているというプロローグを見た段階で、これはいったいどういう設定なんだろうかと少し悩んでしまいました。
現代の日本の政治や社会、風景と全く同じ描写の中で、機関銃を撃ち合い、死傷者が多数出るような戦闘が何年も続いているという状況が明らかになるにつれて、違和感がどんどんふくらんでいき、物語自体がウソ臭いと感じるようになってしまって・・・。
具体的に検閲の対象となっているものが何なのか、それは死者を多数出してまで戦うべきものなのか、本当に両者にとって譲れないものなのか、その辺をちゃんと提示してくれていたなら、この世界観にすんなりと入っていけたと思うのですが、結局最後までその答えが出されることはありませんでした。
単にある戦いの中で芽生えた恋物語を描いていくのがこの作品の主眼なので、それ以外のことは適当に目をつぶってくださいということなら、言論弾圧っぽいイメージを作品の前面に出して見栄を張ったりせずに、「R.O.D」のように、図書館での戦いが必然となるような独自の世界観を構築すべきだったように思います。その辺の手抜きっぽさが大きな不満要因でした。
あと、主人公である笠原郁という女性のあまりにも真っ直ぐすぎて、バカっぽい性格に共感できなかったのも不満要因の一つで、逆に、社会の表も裏も十分に理解した上で、それでも女性初の図書隊指令を目指そうとしている柴崎麻子の方が遙かに好感が持てるヒロインだったように思います。
まあ、個人的な不満要因をいろいろと書きましたが、作画は申し分のないレベルですし、「夢見る乙女の初恋物語」としてはドラマチックで最後まで十分楽しめる内容となっていましたので、「図書館戦争」というタイトル名にあまり過度な期待はせずに、気楽な気分で視聴するとそれなりに満足できる作品だったかと思います。
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73pts/100pts
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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未来に、図書の検閲が合法化されて、
政府に都合の悪いと判断された図書を、
良化隊と呼ばれる部隊が、強制的に廃却できる世の中。
唯一、それに対抗する手段として、図書館が武装化する。
という、背景設定の元、
武装化した図書館の部隊、図書隊を中心に、
情報の検閲という思いテーマと、恋愛ストーリーが展開される物語。
原作は、電撃文庫だから、ラノベなのかなと思ったら、
本屋大賞5位とか、分類としては、小説に入ってるのかな。。。
確かに、テーマとしては、かなり、重要な部分を占める、
考えさせられるものではあり、
小説として、十分に戦える題材だろう。
ただ、原作がどうなのかは知らないが、
アニメの内容は、あまり、そういうものを深くは掘り下げず、
恋愛と、日常の出来事が中心として、
良化隊と図書隊の闘争を関連づけた形でストーリーが進展する。
設定的に書くのが難しい脚本だと思うが、
こういう形になるのは、ま、しかたないかな。
あまり、硬派にしすぎるのも、最近のはやりではないしね。
ちょっと、感じとしては、”となり町戦争”に似た雰囲気かな。
戦争を身近に感じれない民族からだからこそ生まれる、
ストーリーだなとは思いつつ、
図書の検閲は、古いようで、新しいテーマで、
現実に、どの組織も、自分の利害だけを目的に、
介入してくる、それが意外なほどに、直接的なアプローチを取ってくる、
現実社会の現状に、
決して、絵空事ではないストーリーだとは思う。
面白い話というには、ちょっと、足りない、
たくさん、言葉をつくって、信憑性を持たせる形は、
頑張っているけど、なにか、気持ち的なもので、
完全には、その設定の時代に、入り込めないものがあって、
それが何かは、釈然とはしないけど、
惜しい感じがした。
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14人の会員が気に入ったと投稿しています
物語の中にある現実に即した皮肉。
この物語で大きなウェイトを占めているのが、公序良俗に反する出版物を検閲するという『メディア良化法』ですが、実に現在の日本がおかれている状況を現しています。
恐らく外国人の方が観れば、保守派による言論の弾圧を間違いなく想像する事でしょう。なぜならば、何処の国でも主流なのは基本的に保守だからです。
戦争で自国の為に戦われた英霊や自国や自国民を貶めるのは、世界中でも日本だけでしょう・・・
そして、、この日本は世界でも唯一といえるぐらい左翼がメディアのほぼ全てを今現在、支配していると言っても過言ではない国です。
左翼による事実の隠蔽、捏造、歪曲、ソレらが日常茶飯事の如く繰り返されている現実があります。
物語は今の日本の現状を少し過度にし、近未来としてうまく表現されていると思います。現実の『人権擁護法案』を通そうとする勢力などを理解する事が出来ればなおさら真実味を覚えてくると思います。しかし、何分、小説数冊を12話簡単に纏めているので少々消化不良な感は否めませんが、中々におもしろい素材を扱った良作であると思います。
最後に、他の方のレビューで、言論の自由の為に文字通り命をかけて戦うという事が『理解できない』と、言う方が多かったので少々驚きました。
自由な思想。自由な言論。コレらがいかに重要なのか・・個人的な考えですが、やはり、長きにわたる戦争と同じく、長きにわたる平和と言うのは、人間の心を腐らせるのだなと感じずにいられません。
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☆ 『熱血バカ』笠原 郁の、汗と訓練の恋愛ドラマ♪。
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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「公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる」メディア良化法による検閲から、図書館の蔵書を守るために「図書館法」を根拠に組織された武装防衛組織「図書隊」。
ということになってますが、話の内容は、まんま「自衛隊訓練生」による汗と訓練の恋愛ドラマになってます。
「図書隊」独自の要素として思想の自由とか語ってますが、なんでそのまま自衛隊じゃ駄目だったのかと思います。訓練風景や自動小銃による武装とか、まんま自衛隊なのに。
自衛隊(図書隊)に紛れ込んだ、『熱血バカ』の女訓練生・笠原 郁(かさはら いく) による意地を張り通した 恋愛ドラマはそれなりに面白かったです。
でも作中の、独自設定の「図書隊」の虚構部分と、自衛隊っぽいリアルな訓練・戦闘との乖離がどうも目立つので、素直に「自衛隊」ものにしたら良かったんじゃないかなと思います。
そのほうが「海上保安官=海猿」の、自衛隊版アニメみたいなかんじで、存在感をアピールできたのではと思いました。
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これって ラブコメ?
これは、「メディア良化隊」と「図書隊」による『図書館戦争』を描いたアニメです。
簡単に言えば、検閲する側のメディア良化隊vs図書館の役割と本の自由を守る図書隊の物語です。
昔から“言論の自由”や“表現の自由”を巡る論争はありましたが、武力を持って戦うなんて、おおよそ有り得ない話です。
主人公の笠原郁は、高校生の時に自分が買おうとした本をメディア良化隊によって取り上げられる寸前、図書隊員が現れて助けてもらったことから、その隊員を“憧れの王子様”と慕い、自分も図書隊員になることを志したのでした。
その時に取り締まりの対象となった本が毎回のオープニングに出てきますが、それが一体どういう内容なのかは一切触れられていません。
最後まで観ても、良化隊が規制する「公序良俗を乱し人権を侵害する」という本が、一体何であるのかは分らずじまいでした。
ただ何処かの回で、絵本や童話が何気無さを装って、悪影響のある思想を植えつけるというような事を言っていたと思います。
図書館戦争については、端からそれらの事情を受け入れて鑑賞する必要があります。
笠原郁が所属するのは、図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)で、その訓練風景は自衛隊の訓練を見ているようです。
ちょっと調べてみたら、原作者の有川浩さんは、自衛隊シリーズなど、SF・ミリタリー色の濃い作品の著者なんですね。
私の知っているところでは、「阪急電車片道15分の奇跡」「フリーター、家を買う」「県庁おもてなし課」の作者だそうです。
オープニングでは、笠原郁は身長170cmの「熱血バカ」、彼女の直属の上官である堂上篤は身長165cmの「怒れるチビ」と紹介されていて、劇場版(実写)での榮倉奈々と岡田准一を思い浮かべながら観ていました。(笑)
物語序盤で直ぐに判ることなので、躊躇い無く書いてしまいますが、この堂上こそが笠原郁が追い求める“王子様”本人なのです。
鈍感な笠原と、彼女を明らかにひいきする堂上の微笑ましいエピソードが盛り込まれ、私には図書館戦争よりも、この二人のロマンスの方に重きをおいているように感じられました。
その他の登場人物としては、情報屋と呼ばれている柴崎麻子に魅力を感じました。
笠原と同じ年齢で同室、長いストレートヘア(実写版では栗山千明が演じる)の沈着冷静な美人。
どれほどの情報網を持っているのか、上官からも一目おかれる存在です。
全体的に作画も美しく、登場人物も魅力があり、ラブストーリー程度の期待感で鑑賞するのがいいでしょう。
私個人の感想としては、最終話で堂上が記憶喪失のようになったのが、しっくりきませんでした。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
あこがれの王子さまとのラブ・ストーリー。
投稿日
2008/07/29
レビュアー
ひら
原作がライトノベルのベストセラー、作者は女性作家、アニメ制作がプロダクションI.Gということで、どんな作品に仕上がっているんだろうかと非常に興味が湧いて、全12話を全て視聴しましたが、正直言ってあまり歯ごたえのない作品だったように思います。
タイトル名からすると、言論弾圧に抵抗する図書館と政府機関との戦いがメインテーマと錯覚してしまいそうになりますが、ある高校生の女の子が大切していた私小説までもが弾圧対象になっているというプロローグを見た段階で、これはいったいどういう設定なんだろうかと少し悩んでしまいました。
現代の日本の政治や社会、風景と全く同じ描写の中で、機関銃を撃ち合い、死傷者が多数出るような戦闘が何年も続いているという状況が明らかになるにつれて、違和感がどんどんふくらんでいき、物語自体がウソ臭いと感じるようになってしまって・・・。
具体的に検閲の対象となっているものが何なのか、それは死者を多数出してまで戦うべきものなのか、本当に両者にとって譲れないものなのか、その辺をちゃんと提示してくれていたなら、この世界観にすんなりと入っていけたと思うのですが、結局最後までその答えが出されることはありませんでした。
単にある戦いの中で芽生えた恋物語を描いていくのがこの作品の主眼なので、それ以外のことは適当に目をつぶってくださいということなら、言論弾圧っぽいイメージを作品の前面に出して見栄を張ったりせずに、「R.O.D」のように、図書館での戦いが必然となるような独自の世界観を構築すべきだったように思います。その辺の手抜きっぽさが大きな不満要因でした。
あと、主人公である笠原郁という女性のあまりにも真っ直ぐすぎて、バカっぽい性格に共感できなかったのも不満要因の一つで、逆に、社会の表も裏も十分に理解した上で、それでも女性初の図書隊指令を目指そうとしている柴崎麻子の方が遙かに好感が持てるヒロインだったように思います。
まあ、個人的な不満要因をいろいろと書きましたが、作画は申し分のないレベルですし、「夢見る乙女の初恋物語」としてはドラマチックで最後まで十分楽しめる内容となっていましたので、「図書館戦争」というタイトル名にあまり過度な期待はせずに、気楽な気分で視聴するとそれなりに満足できる作品だったかと思います。
73pts/100pts
投稿日
2008/07/10
レビュアー
ヴィル
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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未来に、図書の検閲が合法化されて、
政府に都合の悪いと判断された図書を、
良化隊と呼ばれる部隊が、強制的に廃却できる世の中。
唯一、それに対抗する手段として、図書館が武装化する。
という、背景設定の元、
武装化した図書館の部隊、図書隊を中心に、
情報の検閲という思いテーマと、恋愛ストーリーが展開される物語。
原作は、電撃文庫だから、ラノベなのかなと思ったら、
本屋大賞5位とか、分類としては、小説に入ってるのかな。。。
確かに、テーマとしては、かなり、重要な部分を占める、
考えさせられるものではあり、
小説として、十分に戦える題材だろう。
ただ、原作がどうなのかは知らないが、
アニメの内容は、あまり、そういうものを深くは掘り下げず、
恋愛と、日常の出来事が中心として、
良化隊と図書隊の闘争を関連づけた形でストーリーが進展する。
設定的に書くのが難しい脚本だと思うが、
こういう形になるのは、ま、しかたないかな。
あまり、硬派にしすぎるのも、最近のはやりではないしね。
ちょっと、感じとしては、”となり町戦争”に似た雰囲気かな。
戦争を身近に感じれない民族からだからこそ生まれる、
ストーリーだなとは思いつつ、
図書の検閲は、古いようで、新しいテーマで、
現実に、どの組織も、自分の利害だけを目的に、
介入してくる、それが意外なほどに、直接的なアプローチを取ってくる、
現実社会の現状に、
決して、絵空事ではないストーリーだとは思う。
面白い話というには、ちょっと、足りない、
たくさん、言葉をつくって、信憑性を持たせる形は、
頑張っているけど、なにか、気持ち的なもので、
完全には、その設定の時代に、入り込めないものがあって、
それが何かは、釈然とはしないけど、
惜しい感じがした。
物語の中にある現実に即した皮肉。
投稿日
2009/05/27
レビュアー
次郎
この物語で大きなウェイトを占めているのが、公序良俗に反する出版物を検閲するという『メディア良化法』ですが、実に現在の日本がおかれている状況を現しています。
恐らく外国人の方が観れば、保守派による言論の弾圧を間違いなく想像する事でしょう。なぜならば、何処の国でも主流なのは基本的に保守だからです。
戦争で自国の為に戦われた英霊や自国や自国民を貶めるのは、世界中でも日本だけでしょう・・・
そして、、この日本は世界でも唯一といえるぐらい左翼がメディアのほぼ全てを今現在、支配していると言っても過言ではない国です。
左翼による事実の隠蔽、捏造、歪曲、ソレらが日常茶飯事の如く繰り返されている現実があります。
物語は今の日本の現状を少し過度にし、近未来としてうまく表現されていると思います。現実の『人権擁護法案』を通そうとする勢力などを理解する事が出来ればなおさら真実味を覚えてくると思います。しかし、何分、小説数冊を12話簡単に纏めているので少々消化不良な感は否めませんが、中々におもしろい素材を扱った良作であると思います。
最後に、他の方のレビューで、言論の自由の為に文字通り命をかけて戦うという事が『理解できない』と、言う方が多かったので少々驚きました。
自由な思想。自由な言論。コレらがいかに重要なのか・・個人的な考えですが、やはり、長きにわたる戦争と同じく、長きにわたる平和と言うのは、人間の心を腐らせるのだなと感じずにいられません。
☆ 『熱血バカ』笠原 郁の、汗と訓練の恋愛ドラマ♪。
投稿日
2008/12/19
レビュアー
水琴亭
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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「公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる」メディア良化法による検閲から、図書館の蔵書を守るために「図書館法」を根拠に組織された武装防衛組織「図書隊」。
ということになってますが、話の内容は、まんま「自衛隊訓練生」による汗と訓練の恋愛ドラマになってます。
「図書隊」独自の要素として思想の自由とか語ってますが、なんでそのまま自衛隊じゃ駄目だったのかと思います。訓練風景や自動小銃による武装とか、まんま自衛隊なのに。
自衛隊(図書隊)に紛れ込んだ、『熱血バカ』の女訓練生・笠原 郁(かさはら いく) による意地を張り通した 恋愛ドラマはそれなりに面白かったです。
でも作中の、独自設定の「図書隊」の虚構部分と、自衛隊っぽいリアルな訓練・戦闘との乖離がどうも目立つので、素直に「自衛隊」ものにしたら良かったんじゃないかなと思います。
そのほうが「海上保安官=海猿」の、自衛隊版アニメみたいなかんじで、存在感をアピールできたのではと思いました。
これって ラブコメ?
投稿日
2013/06/21
レビュアー
kazupon
これは、「メディア良化隊」と「図書隊」による『図書館戦争』を描いたアニメです。
簡単に言えば、検閲する側のメディア良化隊vs図書館の役割と本の自由を守る図書隊の物語です。
昔から“言論の自由”や“表現の自由”を巡る論争はありましたが、武力を持って戦うなんて、おおよそ有り得ない話です。
主人公の笠原郁は、高校生の時に自分が買おうとした本をメディア良化隊によって取り上げられる寸前、図書隊員が現れて助けてもらったことから、その隊員を“憧れの王子様”と慕い、自分も図書隊員になることを志したのでした。
その時に取り締まりの対象となった本が毎回のオープニングに出てきますが、それが一体どういう内容なのかは一切触れられていません。
最後まで観ても、良化隊が規制する「公序良俗を乱し人権を侵害する」という本が、一体何であるのかは分らずじまいでした。
ただ何処かの回で、絵本や童話が何気無さを装って、悪影響のある思想を植えつけるというような事を言っていたと思います。
図書館戦争については、端からそれらの事情を受け入れて鑑賞する必要があります。
笠原郁が所属するのは、図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)で、その訓練風景は自衛隊の訓練を見ているようです。
ちょっと調べてみたら、原作者の有川浩さんは、自衛隊シリーズなど、SF・ミリタリー色の濃い作品の著者なんですね。
私の知っているところでは、「阪急電車片道15分の奇跡」「フリーター、家を買う」「県庁おもてなし課」の作者だそうです。
オープニングでは、笠原郁は身長170cmの「熱血バカ」、彼女の直属の上官である堂上篤は身長165cmの「怒れるチビ」と紹介されていて、劇場版(実写)での榮倉奈々と岡田准一を思い浮かべながら観ていました。(笑)
物語序盤で直ぐに判ることなので、躊躇い無く書いてしまいますが、この堂上こそが笠原郁が追い求める“王子様”本人なのです。
鈍感な笠原と、彼女を明らかにひいきする堂上の微笑ましいエピソードが盛り込まれ、私には図書館戦争よりも、この二人のロマンスの方に重きをおいているように感じられました。
その他の登場人物としては、情報屋と呼ばれている柴崎麻子に魅力を感じました。
笠原と同じ年齢で同室、長いストレートヘア(実写版では栗山千明が演じる)の沈着冷静な美人。
どれほどの情報網を持っているのか、上官からも一目おかれる存在です。
全体的に作画も美しく、登場人物も魅力があり、ラブストーリー程度の期待感で鑑賞するのがいいでしょう。
私個人の感想としては、最終話で堂上が記憶喪失のようになったのが、しっくりきませんでした。
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図書館戦争
(C)有川浩/アスキ-・メディアワークス/図書館戦争製作委員会 ※こちらはイメージ画像になります。