ＲＥＳＥＴ／リセット

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お話は病気の妻を抱えている医者が金も出世からも見放され、開業医として細々と暮らしています。同期の連中と交流する中でこの医者、自分の中で押し殺していた感情が少しづつ心に湧きあがってきます。そしてこの感情が、あることがきっかけでとんでもない事件へとつながります。最後はどんどん深みにはまり想像通りのラストへ。
ここからかなりネタばれの「突っ込み娘」の解説です。
未見の方はスルーして下さい。

「このおばはん、主人公か？なんやそのへんの女やん。魅力ないんちゃう？」　
「この嫁はんも医学部てか。そやろな、なんで旦那の仲間の飲み会にのこのこ付いてくるんやろと思たわ。そやけど喘息くらいで辞めるか？内科でも何でもあるやろ、やめんでええやん。せっかく医学部に入ったのに。ありえへん。」

「この人、日本の女優さんやん、違うか？」とおかん。
「そうなん。このむかつくおっさんの嫁はん？こっちの方が雰囲気あって主演のほうが良かったんちゃう。誰や知らんけど。なんもしゃべらへんやん。日本で落ち目の人か？出稼ぎか？」

「ああぁ〜、やっぱむかつく。香港でも同じか。こんな偉そうなおっさんのために嫁はん耐えなあかんの？今度生まれるんやったら絶対男やな！！」あんた、女やけど、十分偉そうやで。

「男としては辛いんかなぁ、嫁はんがこんなんやったら。けど最初っから分かってて結婚したんやろ、その時点ではこの旦那はええ人なんや。けど、どうなんやろ。自分の体のことわかっとったら、ほんまに好きやったら・・・旦那のこと思うんやったら身をひいたほうがええのんちゃうん。あかん、やっぱわからん！！」そや、あんたにはわからへんって、男と女は奥が深いんや。

「ありえへん！！って。崖がちゃうやん！さっきまで人、いっぱいおったやん、どこいってん。こんな時に思い出すな！！って。ああぁ〜そうなるか、完全犯罪やなぁ。」
　
「見つからへんて、なんでやねん。そんな断崖絶壁か？軽い気持ちでウォーキングに来た場所やろ、散歩に来ただけやん。船越のおっさんが追い詰める崖とちゃうで。」ようしっとるなぁ。１０時４０分頃のあの崖や！ジャジャジャ〜ン♪

「怖いなぁ、このおかん。最初っから病んどるやん。なんぼ好きでもこんなんがおかんやったら考えるで、嫁はんも将来こんなんになるんちゃうって想像するやん。」あんた、今恐ろしいこと言ったん分かってへんの。あんたもこのおかんの子やで。将来こないになるんやで。横におりますがな、未来予想図！！

「なんやわからんなぁ。この狂気の女。見ただけで触れたら怖いでってオーラ出してるやん。なんでいくねん。やっぱアホや！ほらみてみい。怖いなあ、あのおかんといい、この女も、あかんみんな病んどる。」

「またエロおやじか。ワァァ！びっくりしたぁ。さっきの日本人や・・・えらい役やなぁ。ひど！けど、ここのシーン、なんや印象に残るなぁ。指輪か、うまいなぁ演出。」
「ほらほら、報いがきたで。おっさん壊れたな。みてみいこのごちそう。遅いんや、気がつくんが。アホや。」

「もっと苦しめって思うけど・・・なんやみんな切ないなあぁ。少しづつずれとんねん。思いが。」

「許したる、ってか。これはどないやねん。嫁はんがそうさせたんか？旦那が決着つけたんか。どっちやねん。」どっちやろ？

「で、どないやった？」とおかん。
「ん〜。結婚するときは相手は選べ！ってことやろ。若さは痛い、５年後１０年後を想像してみい。それでもいいんやったら結婚してみろってことや。そやなかったら一緒になったらあかんねん。泣くのは自分だけちゃうってことや。」
「読みが深いなぁ。こんなホラーでそこまで読むか？」とおかん。
「馬鹿にするもんちゃうで。情熱と若さでいった人ら、絶対おるって、こんなチャンスまっとる人。その時、選ぶか選ばないかあなた次第です、なんてな。オバマさんもゆうとったやん、チャンス。」
「そりゃ、チェンジや！！」

ちなみに日本の女優さん、中村宏海さんです。
本作ではショッキングな役どころですが、確か一言も喋っていませんでしたが、結構インパクトのある記憶に残る演技でした。

冬の寒い夜、旦那様に釘を刺しておきたい奥様。
ご夫婦で鑑賞なんていかがでしょうか。

相思相愛で結婚したはずなのに、いつの間にか夫は体の弱い妻を重荷に感じていたのです。夫の職業は医者なのですが、妻が病弱のため大病院を解雇され開業医、そばについて面倒を見なくてはいけないし性生活もままにならないのです・・。ある日ふたりはハイキングに行くのですが、すべって崖から落ちそうになっている妻を夫は見殺しにしてしまうのです。一時はホッとして女に走ったりするのですが・・ここからホラーの始まりです。ラストは・・・ご想像の通りです。

まず・・・ｏｒｚ・・・字幕←私には重要なんですよ




白と青がとても綺麗なのです

なので　夜の街がとても汚く見える　


作意　ありありのお出かけ

赤い半月が怖い

お義母さんが怖い・・・幽霊より怖いかも←生きてますよ



世の男性よ〜〜〜〜〜

もし観る機会があったなら　想像してみて下さい・・・

チャリーン


　　専業主婦で　家の中にずっといて　
　　　家事を全て1人でこなして　家を磨き上げ　
　　　　食事は作っても食べてもらえず
　　　　　何年も何年もお礼の言葉も無しで続く・・・
　　　　　　心の隙間が病的と言うか狂気的・・・


　　私は愚妻なので主人が本当にお気の毒でねぇ・・・
　　　　程よく生活観があツ方が良いのでは♪
　　　


最後はカーテンやドアさえ　怖かった私です

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開業医クァンは、喘息持ちの妻メイワを心から愛する愛妻家。
二人は大学の同窓生だったが妻は喘息のため中退、クァンは彼女の看病のために全てのチャンスを棒に振ったが後悔はなかった。大学時代の同窓会に二人で参加したその日までは。

その席でかつてはメイワを競い合ったライバルゲリーに再会、彼が出世し今だ彼女を思っている事を知り、また「オトコに大切なのは出世と金と女房が死ぬこと」と明言する悪友ピーターと出かけたバーでナイスバディーの美女エレーンに一目惚れ、売春宿では可愛い娼婦ミミとも出会うが、結局どちらとも進展せず帰宅、床に就いていた妻を抱こうとするが発作で中断を余儀なくされる。

そのビミョーな思いを持て余しつつ夫婦で出かけたハイキング先で、妻が誤って崖から転落、クァンは結果的には見放し、妻は死亡。けれど遺体は見つからなかった。

主人不在の家に押しかけ執り憑かれたように掃除する妻の母親や、異常なリストカッターのエレーン、また死んだ女房や悪友ピーターの妻トレーシーが、亭主の浮気も外泊も責めもせず、日がな一日家事に明け暮れ亭主の帰りを待つだけなどなど、げんなりするような女性像にまず辟易するんだけども。それでもがーんばって見続けてくと終わりの方になって死んだはずの女房が戻ってくるんすよね。まー当然ながら死んでるなりの姿で。

当然襲い掛かるなりかぶりつくなりの展開だと思いきや、この女房、怯えて腰が抜けてる亭主にゾンビ声でこう一言話し掛ける。

「なんか食べる？」

腕にはその黴だらけで捨てたはずのバックを下げ、崖から落ちた時にへし折れたのか足も引きずり全身泥だらけ、しかも動きもゆっくりでご丁寧にコマ落ちまで施されてるその姿で台所に立ち、腐ったその手でいつもどおりにラーメンを作るんだな^^；

その熱々できたてのラーメン丼もってまたズルッズルッと足引きずりながら食卓に置いてまた一言。

「食べないと冷めちゃうわよ」

いやはや、このシーンはねぇ、ゾンビ物コレクターなら話のネタに一度は見ておくべきだと思う（笑）

流れは間違いなくサスペンス劇場で、あえて言うなら深夜番組ココリコ田中の「リセット」をモヤッと想起させるような。ものすごーく真面目に作ってるんだろうなぁとは思うけど往年の迷作キョンシー同様今作もやはり理解の枠をある意味超越しているような。

ありがちだけど、パッケージはけして当てにしないよう。
★、いっこはその熱々のラーメンに。もういっこは塩酸のビン振り回してにっくき娘婿に襲い掛かる姑に。・・・なんつーか、合掌。