蒼き流星ＳＰＴレイズナー

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前半は高橋良輔版バイファムというべきか。
人類の宇宙進出と異星人襲来、子供たちの異星交友と逃避行
かなりの部分でバイファムに酷似
バイファムの守護神となった遺跡サンプルはレイズナーのVMAXシステムか。
しかし結局地球は破れ、後半より某世紀末救世主伝説か？と見紛う程に暗転し
異性人に侵略統治された世界で、それぞれの立場で抵抗運動を続ける
主人公たち。
ボトムズで名を馳せた高橋良輔をして、恐らく本当に作りたかったのは
後半部に違いない、と思わせる出来。

バイファムではある種の中弛みを子供らの無邪気なエピソードで
カバーした感あったが、このレイズナーは逃避行から抵抗運動へと
中弛みは皆無で、ほとんど緊張感が途切れなく続く
この二部構成は見事の一言。

ただラストは正直「？？」
打ち切りの憂き目にあったのか、明かな話の飛躍があり
何がどうなったのか良く判らない。
その点だけは残念。

序盤の憎み合いとキャラデの肌の合わなさに
当時、早々に視聴脱落した本作だが
今更見返してみて目から鱗が落ちる思いがする。
何気にメカアクション作画もレベル高く
一見の価値ありの良作と思われるが如何

『レイズナー』のコメントでも書いたのですが、また書かせてもらいます。
どちらかというと『エイジメモリアル』の方が好きです。こちらは3部に分かれている。
�Tと�Uは『レイズナー』の話をコンパクトにまとめ、�Vの『刻印2000』は、
ル・カインとの戦いの後の経過を丁寧に描いている。特に後半部分では描き切れていなかった場面が多く、精神面・心境・背景を丁寧に描いていて良かった。
セリフも全般的に言い回しが変わっていたり、増えていたり。
『刻印2000』のラストシーンは後半（3年後）に使用されていたＥＤのシルエットだったのだと気づいたけど、ＥＤでも結局アンナだけしか映ってなかったので、ラストシーンをみることができて嬉しかったです。
何度もみました。

今みると色々な面が見えてきました。
テレビ放送中は宇宙に憧れ、ビデオまで購入し観ていました。
特に気に入っていて24話までをよく見ていました。

今、再度見直してみると時代背景や核、紛争など考えさせられるテーマが盛り込まれていたのだと気づきます。
テレビ放送当時（1985〜８６）は実際にソ連があり、米ソの対立の話を地球、月、火星へと続いていることにし、西暦も1996年にした。
アニメの作りもアンナの視点から語られていたのでハマったのだと思う。
宇宙体験学校で火星に行き、その後、脱出するまでの間は丁寧に描かれていて、
後半の支配下に置かれてからの話が慌ただしく続いてちょっと惜しい気がした。
もう2話ぐらい追加して欲しかった。
後半を観ていてつい、『ナチス』や『ヒトラー』・『ユダヤ人虐殺』などが頭に浮かんでしまいました。（ちょっと違うかな）
特に最終回の『歪む宇宙』でエイジとアンナはどうなったの？と、観ていて消化不良のような感じになってしまった。（これは後半を観る度に思っていた）


ＰＳ：後半の3年後の話ではよく『Ｒ何歳』という指定がかからなかったなぁ、と思　　　う。かかりそうなシーンがあったような気がするのだが。
　　　『レイズナー』にハマったので『エイジメモリアル』も借りることにした。

80年代の古くも懐かしいアニメ。エイジという主人公を最初から最後まで見ていったわけだが、なぜだか見入ってしまった。OPも元はスパロボなどのゲームで聞いたことある曲だが、これまた聴き入ってしまう…不思議なアニメだった!(^^)!
不満というと、話数が…ねぇ(>_<)

なんで打ち切りになったのか未だにわからん。