カイバ

かわいらしいデフォルメの利いた作画の割には
厳しく辛い話が多いです。
作画は動きがとても良く、キャラは静止画よりも動画の方が
可愛くユニークです。
舞台は地球ではない惑星で、人間の脳は”たまご”と呼ばれる
記憶の集合体のようなもので、
小さなチップに”たまご”を詰め、チップ化した脳を肉体に
入れ、肉体を乗り換えることで、お金持ちは永遠の命を手に入れ、
貧乏な人々は肉体や記憶を売ったりして暮らす格差社会です。
難解で、繰り返し見ないと全貌が掴めないストーリーです。
でも、ハードＳＦラブストーリーと銘打っているだけあって
様々な形の愛が物語を動かしています。
悲しくて泣いてしまうような回もあります。
１、２話では世界観の説明だけで終わってしまいますが、
３話ではぐっと引き込まれる悲しいストーリーがあります。
３話を見て「これは面白い」と思ったら続巻を見ることを
おすすめします。

ちなみにサウンドトラックのみの発売はなく、
ＤＶＤ１巻の初回特典として付属しています。

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４巻、前１２話全て観ました。
序盤は、主人公が記憶がないという事もあって、話がつかみ難かったのですが、この物語独特の雰囲気に飲み込まれていきました！
主人公はワープなのに、なぜタイトルはカイバなのか？カイバを守っていた変な鳥みたいな生物は？いつも一緒のヒョーヒョーという謎の生物は？最終巻で全て明らかになりました（＠д＠）
個人的には、クロニコという女の子の体になっているカイバが可愛くて好きでした（＾−＾）同監督のマインドゲームも面白いです。ハズレなし！！

手塚アニメや赤塚マンガを彷彿とさせるキャラクターや背景。
彷彿というレベルを越えてる?
ほんわかキャラにのんびりした音楽。
嫌いじゃないです。

第一話冒頭から主人公が出てきますが、記憶がない。
変な生き物に連れ去られた先で繰り広げられる人々の会話から、肉体と記憶に関する世界観が語られるのですが、、、、唐突な展開がめまぐるしく続くため、主人公は「？？？」。
見ているこっちも「？？？」。
これで第一話終了。
第二話冒頭に親切なナレーションがあり、やっと世界観とあらすじが見えてきます。(笑)

第二話以降、主人公が自分探しのたびを続ける、、訳ではなくて、これといった目的もなく旅が続き、行く先々で肉体と記憶に関するさまざまなエピソードが繰り広げられます。
これを退屈に見るか、哲学や思考の材料としてみるかで評価が全く変わると思います。

後半になってやっとストーリーが動き出すのですが、それでも主人公の謎解きは少しずつ。
話が見えてくるのは終盤ですが、意外にダークです。
しかも時間軸がぐちゃぐちゃになるので(なってる?)、展開の速さと相まって話についていけませんでした。
二周目でやっとストーリーを把握できるかどうか。

攻殻機動隊の世界観と似て非なる世界観。
攻殻(劇場版)が好きな人にお薦めですが、かなり難解だと思います。

すいません、まだ見てませんが、是非みたいです。