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人気アメコミ・ヒーローを実写映画化した空前の大ヒット・アクション・シリーズ第3弾。それぞれに深い事情を抱えスパイダーマンへの憎悪を燃やす3人の敵との対決に加え、MJとの波乱に満ちた恋の行方、さらには謎の黒い物体によってブラック・スパイダーマンとなった青年ピーターが、内面の悪と向き合い深く葛藤するさまが激しいバトル・シーンとともに綴られてゆく。トビー・マグワイア、キルステン・ダンスト、ジェームズ・フランコのレギュラー陣に加え、新たな悪役として「サイドウェイ」のトーマス・ヘイデン・チャーチと「イン・グッド・カンパニー」のトファー・グレイスが登場。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
SPIDER-MAN 3 |
監督: |
サム・ライミ |
---|---|
製作: |
ローラ・ジスキン 、 アヴィ・アラッド 、 グラント・カーティス |
製作総指揮: |
スタン・リー 、 ジョセフ・カラッシオロ 、 ケヴィン・フェイグ |
出演: |
トビー・マグワイア 、 キルステン・ダンスト 、 ジェームズ・フランコ 、 トーマス・ヘイデン・チャーチ 、 トファー・グレイス 、 ブライス・ダラス・ハワード 、 ジェームズ・クロムウェル 、 J・K・シモンズ 、 ビル・ナン 、 キルステン・ダンスト |
脚本: |
サム・ライミ 、 アルヴィン・サージェント 、 アイバン・ライミ |
原作: |
スタン・リー 、 スティーブ・ディッコ |
撮影: |
ビル・ポープ 、 ビル・ポープ |
音楽: |
クリストファー・ヤング |
人気アメコミ・ヒーローを実写映画化した空前の大ヒット・アクション・シリーズ第3弾。それぞれに深い事情を抱えスパイダーマンへの憎悪を燃やす3人の敵との対決に加え、MJとの波乱に満ちた恋の行方、さらには謎の黒い物体によってブラック・スパイダーマンとなった青年ピーターが、内面の悪と向き合い深く葛藤するさまが激しいバトル・シーンとともに綴られてゆく。トビー・マグワイア、キルステン・ダンスト、ジェームズ・フランコのレギュラー陣に加え、新たな悪役として「サイドウェイ」のトーマス・ヘイデン・チャーチと「イン・グッド・カンパニー」のトファー・グレイスが登場。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
SPIDER-MAN 3 |
監督: |
サム・ライミ |
---|---|
製作: |
ローラ・ジスキン 、 アヴィ・アラッド 、 グラント・カーティス |
製作総指揮: |
スタン・リー 、 ジョセフ・カラッシオロ 、 ケヴィン・フェイグ |
出演: |
トビー・マグワイア 、 キルステン・ダンスト 、 ジェームズ・フランコ 、 トーマス・ヘイデン・チャーチ 、 トファー・グレイス 、 ブライス・ダラス・ハワード 、 ジェームズ・クロムウェル 、 J・K・シモンズ 、 ビル・ナン 、 キルステン・ダンスト |
脚本: |
サム・ライミ 、 アルヴィン・サージェント 、 アイバン・ライミ |
---|---|
原作: |
スタン・リー 、 スティーブ・ディッコ |
撮影: |
ビル・ポープ 、 ビル・ポープ |
音楽: |
クリストファー・ヤング |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
139分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 4:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD44954 | 2007年10月17日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
35枚 | 3人 | 2人 |
収録時間:
139分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
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3:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
4:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
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記番:
RDD44954
レンタル開始日:
2007年10月17日
在庫枚数
35枚
1位登録者:
3人
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2人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
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139分 | 日本語・英語 | 1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
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収録時間:
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字幕:
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2008年08月20日
在庫枚数
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139分
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2007年10月17日
在庫枚数
35枚
1位登録者:
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2人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
139分 | 日本語・英語 | 1:リニアPCM/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:DOLBY True HD/5.1chサラウンド/日本語 |
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BRR44954*B | 2008年08月20日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
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139分
字幕:
日本語・英語
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2008年08月20日
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
3作目となる本作。人気作だけあって何とかシリーズ1,2を超えようとする努力の跡は見ていて涙ぐましいです。しかしちょっと方向が違うんでは?あからさまにテンコ盛りになった様々なエピソード。あまりに手を拡げすぎていてそれらのエピソードを最終的に回収する時にあまりにスパイダーマン一人に都合の良いようにあっさりと回収されてしまってつまらないのです。これだけスパイダーマンの都合の良いようにオチが付くと登場人物である親友のハリーやライバルカメラマンのエディでは無いがスパイダーマンを凹ませてやりたい気分になります。
この映画の最大の欠点は敵役が強大だが絶対に倒さなければいけない悪では無いことだと思います。むしろ3人も敵が出てくる割にはそれぞれがスパイダーマンの引き立て役、絶対に最後にやられるショープロレスのヒールにしか過ぎないことです。
確かに映像は凄いですよ。まあこれだけお金をつぎ込めば今や表現できないえいぞうなんて無いかもしれません。しかし映像の凄さだけで喜ばれる時代ではすでにありません。VFXは内容を表現する手段であって映画の目的では無いのです。言い方は悪いですが「成金趣味のバカ映画」という印象です。もしこの映画をサム・ライミ監督が本心から自信作と言い放つなら監督も終わってしまっているかも知れません。中途半端に真面目に作ってあるだけになんだか痛々しいのです。それに比べれば『ファンタスティック4』あたりは開き直ってバカさ加減を売りにしているだけ楽しい映画です。
なんだかこれ以上書いても辛口になってしまいそうなのでこのあたりで・・・。ちなみに私はアメコミヒーローものが好きでは無いのでスパイダーマンファンの方、気を悪くなさらずに。
このレビューは気に入りましたか? 24人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ポスターを見て、
「スパイダーマン『ヨ』(カタカナのヨに見える)って何?」
と思ったのは、私だけでしょうか(笑)
まあ、面白く鑑賞は出来たのですけど、
「お前らの痴話喧嘩のとばっちりで、一般市民まで巻き込むなよ」
と思ってしまいましたね。苦悩し、葛藤するヒーローという設定は、
「ヒーローといえども、やはり人間なのだ」
と言いたいのでしょうが、それがスーパーマンやバットマンとは違うという切り口でしょうけど、「Mr.インクレディブル」で使われてしまっていて、特別新しい設定とは思えませんしね。
CGも相変わらず素晴らしいですが、全2作に比べても特に目新しいものは感じられず、「スパイダーマン2」のレビューで
「完成度が高すぎて、3が心配」
と書いた杞憂が、当たってしまったようです。すでに6まで製作が決定しているそうですけど、大丈夫でしょうか?
ストーリーとしての破綻具合が、ちょいと問題でしょうか。
一度は敵対してしまった親友との、死の間際の和解だとか、サンドマンとの最後の会話で、
「君を許すよ」
というセリフは、本来なら感動すべきシーンなのでしょうが、涙腺のゆるいこの私でも何とも思わなかったのですから。
ガラリーナさんがおっしゃるように9.11効果とも言うべき、復讐という行為を良しとしないメンタリティーが、根底に流れているのでしょうが、ドラマとしてはあまりにも薄っぺらな印象です。
原作のアメコミの世界を表現するために、CGにとても力を入れていることはよくわかりますが、
「何でもあり」
の製作スタイルは、
「だったら、アニメでいいじゃん」
と思ってしまうのですね。それこそアニメなら、どんな設定でもできてしまうのでうすから。それを、生身の役者を使い実写化するという面においての必然性というのは、ドラマ性であり、役者の演技にかかるものでしょう。登場する人物が、どれもさほど魅力的に思えないのです。
ラヴァ様が指摘しているように、ドラマとして前2作との整合性を無視しているところは、何と言うべきか・・・これだけのお金を書けた大作なのに、細かいところに神経が通っていないようで不可思議です。
いや、面白いですよ。見ていて凄いと思うし、これを劇場で観たらさぞかし迫力があるだろうなと想像は出来ますけど、作品の根底に「人間」が無いような感じがするんですよね。それだったら、役者を使わないで、全編CGでいいんじゃない?って思っちゃうんですよ。
とは言え、勝王さんがおっしゃるように、
「壮大なおバカ映画」
としてなら、とても楽しめる作品です。レンタルしても後悔はしないと言うことでお勧めです。
ピーターが黒スパイダーマンになって、MJに当てつけるように踊るシーン(トビー・マグワイアは演技も下手だけど、踊りもいけてない!)や、道を歩きながら踊っているシーンを見て、娘に、
「パパみた〜い・・・バカみたいだね」
と言われてしまった・・・。町を歩いていても、買い物をしているときでも、ノリのいい音楽が流れてくると、ついつい・・ね。
気をつけよう(汗!)
このレビューは気に入りましたか? 18人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ヒーローとしての宿命を背負い、愛する人のために様々な敵と戦ってきたスパイダーマン。
今度は、MJとの恋や、ハリーとの友情など選択を迫られるピーターのドラマとしても面白そうです。
3人の強力な敵のストーリーもあって、MJとの恋も怪しくなって、さらに自分を失っていくピーターの苦悩・・・
周りにちやほやされて得意げになったりと、自分のことばかり気にして、恋人の言葉をしっかりと聞こうとしなかったりと、ちょっと失望してしまいそうですが、ちゃんと人間らしい部分が描かれています。
善と悪という二極の狭間の中で、葛藤する青年の成長と重なってアクションと共に描かれているところが、魅力的です。
ピーターが悪に染まっていく過程・・・
今作は、ピーターのいい顔と、悪い顔の競演が楽しめました。
一人で、ノリノリのポーズを決めながら、歩いている姿に、通行人が微妙な視線を送っているのが、面白い。
チョイ悪なピーターは、何故か踊り好き?
そして、そこからの再生が、見どころの一つだと思います。
しかし、親友ハリーが、父の仇を討とうと、ゴブリンに姿を変えた彼が、最後は、命を落としてしまうシーン・・・
どうも陽の目を見ずに、人生を終わらせていったその対比が悲しさを誘います。
また、ピーターの叔父を殺した犯人が、変身したサンドマンとの対決も訳ありで、家族との絡みを次作に期待してしまいます。
終わることなく、新たな悲しみを背負わせるラスト。
この作品の、深さと重さを感じさせます。
このレビューは気に入りましたか? 18人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
この映画最大の問題点は 前作で素顔を晒した後のスパイダーマンのアメリカン・ヒーロー論がまったく展開されないこと それよりも素顔のピーターの物語となるはずが キルスティンだけ彼の正体がわかっていることになっていて あとは知らん振り なんと映画の続きは シカトされてしまうのだ 唖然!
スパイダーマン自体が日常に溶け込んでしまって 飽きられている存在になっているのだ 晒された素顔をめぐるハードボイルドな物語ではなく 素顔のように日常に埋没してしまっているヒーロー なんだこの逆のベクトルは
そしてヒーロー論の拠り所となるべきニューヨークの大衆が まったく等閑視されているのも奇妙で よってキルスティンとの痴話げんかが このシネマの説話体系であり 市井の人たちの小さな悩み事があって 二人の愛の成就が大団円 内輪の揉め事 蜘蛛の網の目の中の世界
冒頭ハリウッドスターのように純白のドレスで 階段を降りて来るキルスティンのシーンから 宇宙から来た謎の寄生物のエピソードまでが10分 異常に早いなんとも乱暴で それが分身x4=8人の人格の戦いに突入するひっちゃかめっちゃかさ
これでは「インファナルフェア3」じゃん 砂男のように物語りは崩壊して クローズアップ多用の心理劇が異様な細部へのこだわりをもって展開されることになる
物語の結構は細部に分裂してしまい やたらに「めまい」とかの映画の引用が出て来て それはそれで楽しいのだが ブラック・スパイダーマンの部分は「ジギルとハイド」よりもジェリー・ルイスのまたも「底抜け大学教授」まんま パスティーシュ(パクリ)の最たるものはブライス・ダラス・ハワードとの逆さのキス これはまるで映画「スパイダーマン」自体の鏡像化ではないか 他の語りの上での細部では J・フランコは都合よく記憶喪失にされ 執事に事件を説明されたり 後ろから押されてピストルが発射されたのが 叔父さんの死の原因って そんなんでいいんかい ほとんど冗談ではないか
何故こんなことになったかわからないが どうやら6作までこのシリーズ製作予定があるようで それは不確かな情報だけど するとサム・ライミ ここで一応急遽このヒーロー映画をリセットして遊んでしまったのかもしれない ヒーロー映画のアメリカにおける展開の巨大予算での拡大する一方のその構造的あり様と 物語体系のアンバランスな分裂とズレをそのまま提示してみたかったのかもしれないと 思わずかんぐってしまったのだが・・・
このレビューは気に入りましたか? 17人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
2まで観たので、流れで3も観ました。
てっきり、
おじを殺した犯人への復讐、
父を殺された(と思ってる?)ハリーの復讐、
がメインかと思ってましたが、
MJとピーター、ハリーの三角関係、
ブラックスなピーター&スパイダーマンとは・・・・
ある意味予想外。(原作読んでないんで)
はじけたピーター君はちょい寒いですが(笑
それと、サンドマンなるものまで登場、
いろいろ盛ってますなあ。
観終わってみれば、まあまあだったんですが、
前半がやけに長く感じました。
グダグダのピーター、グダグダのMJに
ちょっとイライラしたし。
後半やっとお決まりのビュンビュン飛び回るシーンも
たくさん出てくるし、
MJを危機一髪救うシーンも出てきますが、
今回は「一般人を救う」というヒーロー的ド定番な場面
なかったような・・・・。
(見落としたか・・・?)
あと、ピーターとハリーが許しあえたラストは良いけれど、
あれだけクドクド描いてきたMJとの仲は・・・?
プロポーズするのかと思ってたんだけど、
まさか親友があんなことになっては、
ウキウキハッピーエンドにしづらいじゃないか。
ってことで、個人的には歯切れの悪い幕切れでしたが、
まあ、アメコミなんで、細かいこと流して楽しめる1本なんで
いいんじゃないでしょうか。
ちなみに、私は2が一番楽しめた。
新シリーズに期待します!!
※名古屋にある「シャチホコ×スパイダーマン」を思い出しました。
(名古屋城の金のシャチホコの片側がスパイダーマンが逆立ちして
るあのグッズ)
あれ、まだ今も売ってるかな〜
けっこうカワイイんだよな。
このレビューは気に入りましたか? 13人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:281件
投稿日
2007/11/02
レビュアー
JUCE※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
3作目となる本作。人気作だけあって何とかシリーズ1,2を超えようとする努力の跡は見ていて涙ぐましいです。しかしちょっと方向が違うんでは?あからさまにテンコ盛りになった様々なエピソード。あまりに手を拡げすぎていてそれらのエピソードを最終的に回収する時にあまりにスパイダーマン一人に都合の良いようにあっさりと回収されてしまってつまらないのです。これだけスパイダーマンの都合の良いようにオチが付くと登場人物である親友のハリーやライバルカメラマンのエディでは無いがスパイダーマンを凹ませてやりたい気分になります。
この映画の最大の欠点は敵役が強大だが絶対に倒さなければいけない悪では無いことだと思います。むしろ3人も敵が出てくる割にはそれぞれがスパイダーマンの引き立て役、絶対に最後にやられるショープロレスのヒールにしか過ぎないことです。
確かに映像は凄いですよ。まあこれだけお金をつぎ込めば今や表現できないえいぞうなんて無いかもしれません。しかし映像の凄さだけで喜ばれる時代ではすでにありません。VFXは内容を表現する手段であって映画の目的では無いのです。言い方は悪いですが「成金趣味のバカ映画」という印象です。もしこの映画をサム・ライミ監督が本心から自信作と言い放つなら監督も終わってしまっているかも知れません。中途半端に真面目に作ってあるだけになんだか痛々しいのです。それに比べれば『ファンタスティック4』あたりは開き直ってバカさ加減を売りにしているだけ楽しい映画です。
なんだかこれ以上書いても辛口になってしまいそうなのでこのあたりで・・・。ちなみに私はアメコミヒーローものが好きでは無いのでスパイダーマンファンの方、気を悪くなさらずに。
投稿日
2007/10/22
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ポスターを見て、
「スパイダーマン『ヨ』(カタカナのヨに見える)って何?」
と思ったのは、私だけでしょうか(笑)
まあ、面白く鑑賞は出来たのですけど、
「お前らの痴話喧嘩のとばっちりで、一般市民まで巻き込むなよ」
と思ってしまいましたね。苦悩し、葛藤するヒーローという設定は、
「ヒーローといえども、やはり人間なのだ」
と言いたいのでしょうが、それがスーパーマンやバットマンとは違うという切り口でしょうけど、「Mr.インクレディブル」で使われてしまっていて、特別新しい設定とは思えませんしね。
CGも相変わらず素晴らしいですが、全2作に比べても特に目新しいものは感じられず、「スパイダーマン2」のレビューで
「完成度が高すぎて、3が心配」
と書いた杞憂が、当たってしまったようです。すでに6まで製作が決定しているそうですけど、大丈夫でしょうか?
ストーリーとしての破綻具合が、ちょいと問題でしょうか。
一度は敵対してしまった親友との、死の間際の和解だとか、サンドマンとの最後の会話で、
「君を許すよ」
というセリフは、本来なら感動すべきシーンなのでしょうが、涙腺のゆるいこの私でも何とも思わなかったのですから。
ガラリーナさんがおっしゃるように9.11効果とも言うべき、復讐という行為を良しとしないメンタリティーが、根底に流れているのでしょうが、ドラマとしてはあまりにも薄っぺらな印象です。
原作のアメコミの世界を表現するために、CGにとても力を入れていることはよくわかりますが、
「何でもあり」
の製作スタイルは、
「だったら、アニメでいいじゃん」
と思ってしまうのですね。それこそアニメなら、どんな設定でもできてしまうのでうすから。それを、生身の役者を使い実写化するという面においての必然性というのは、ドラマ性であり、役者の演技にかかるものでしょう。登場する人物が、どれもさほど魅力的に思えないのです。
ラヴァ様が指摘しているように、ドラマとして前2作との整合性を無視しているところは、何と言うべきか・・・これだけのお金を書けた大作なのに、細かいところに神経が通っていないようで不可思議です。
いや、面白いですよ。見ていて凄いと思うし、これを劇場で観たらさぞかし迫力があるだろうなと想像は出来ますけど、作品の根底に「人間」が無いような感じがするんですよね。それだったら、役者を使わないで、全編CGでいいんじゃない?って思っちゃうんですよ。
とは言え、勝王さんがおっしゃるように、
「壮大なおバカ映画」
としてなら、とても楽しめる作品です。レンタルしても後悔はしないと言うことでお勧めです。
ピーターが黒スパイダーマンになって、MJに当てつけるように踊るシーン(トビー・マグワイアは演技も下手だけど、踊りもいけてない!)や、道を歩きながら踊っているシーンを見て、娘に、
「パパみた〜い・・・バカみたいだね」
と言われてしまった・・・。町を歩いていても、買い物をしているときでも、ノリのいい音楽が流れてくると、ついつい・・ね。
気をつけよう(汗!)
投稿日
2007/10/20
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ヒーローとしての宿命を背負い、愛する人のために様々な敵と戦ってきたスパイダーマン。
今度は、MJとの恋や、ハリーとの友情など選択を迫られるピーターのドラマとしても面白そうです。
3人の強力な敵のストーリーもあって、MJとの恋も怪しくなって、さらに自分を失っていくピーターの苦悩・・・
周りにちやほやされて得意げになったりと、自分のことばかり気にして、恋人の言葉をしっかりと聞こうとしなかったりと、ちょっと失望してしまいそうですが、ちゃんと人間らしい部分が描かれています。
善と悪という二極の狭間の中で、葛藤する青年の成長と重なってアクションと共に描かれているところが、魅力的です。
ピーターが悪に染まっていく過程・・・
今作は、ピーターのいい顔と、悪い顔の競演が楽しめました。
一人で、ノリノリのポーズを決めながら、歩いている姿に、通行人が微妙な視線を送っているのが、面白い。
チョイ悪なピーターは、何故か踊り好き?
そして、そこからの再生が、見どころの一つだと思います。
しかし、親友ハリーが、父の仇を討とうと、ゴブリンに姿を変えた彼が、最後は、命を落としてしまうシーン・・・
どうも陽の目を見ずに、人生を終わらせていったその対比が悲しさを誘います。
また、ピーターの叔父を殺した犯人が、変身したサンドマンとの対決も訳ありで、家族との絡みを次作に期待してしまいます。
終わることなく、新たな悲しみを背負わせるラスト。
この作品の、深さと重さを感じさせます。
投稿日
2007/10/18
レビュアー
裸足のラヴァース※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
この映画最大の問題点は 前作で素顔を晒した後のスパイダーマンのアメリカン・ヒーロー論がまったく展開されないこと それよりも素顔のピーターの物語となるはずが キルスティンだけ彼の正体がわかっていることになっていて あとは知らん振り なんと映画の続きは シカトされてしまうのだ 唖然!
スパイダーマン自体が日常に溶け込んでしまって 飽きられている存在になっているのだ 晒された素顔をめぐるハードボイルドな物語ではなく 素顔のように日常に埋没してしまっているヒーロー なんだこの逆のベクトルは
そしてヒーロー論の拠り所となるべきニューヨークの大衆が まったく等閑視されているのも奇妙で よってキルスティンとの痴話げんかが このシネマの説話体系であり 市井の人たちの小さな悩み事があって 二人の愛の成就が大団円 内輪の揉め事 蜘蛛の網の目の中の世界
冒頭ハリウッドスターのように純白のドレスで 階段を降りて来るキルスティンのシーンから 宇宙から来た謎の寄生物のエピソードまでが10分 異常に早いなんとも乱暴で それが分身x4=8人の人格の戦いに突入するひっちゃかめっちゃかさ
これでは「インファナルフェア3」じゃん 砂男のように物語りは崩壊して クローズアップ多用の心理劇が異様な細部へのこだわりをもって展開されることになる
物語の結構は細部に分裂してしまい やたらに「めまい」とかの映画の引用が出て来て それはそれで楽しいのだが ブラック・スパイダーマンの部分は「ジギルとハイド」よりもジェリー・ルイスのまたも「底抜け大学教授」まんま パスティーシュ(パクリ)の最たるものはブライス・ダラス・ハワードとの逆さのキス これはまるで映画「スパイダーマン」自体の鏡像化ではないか 他の語りの上での細部では J・フランコは都合よく記憶喪失にされ 執事に事件を説明されたり 後ろから押されてピストルが発射されたのが 叔父さんの死の原因って そんなんでいいんかい ほとんど冗談ではないか
何故こんなことになったかわからないが どうやら6作までこのシリーズ製作予定があるようで それは不確かな情報だけど するとサム・ライミ ここで一応急遽このヒーロー映画をリセットして遊んでしまったのかもしれない ヒーロー映画のアメリカにおける展開の巨大予算での拡大する一方のその構造的あり様と 物語体系のアンバランスな分裂とズレをそのまま提示してみたかったのかもしれないと 思わずかんぐってしまったのだが・・・
投稿日
2010/11/04
レビュアー
MM3※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
2まで観たので、流れで3も観ました。
てっきり、
おじを殺した犯人への復讐、
父を殺された(と思ってる?)ハリーの復讐、
がメインかと思ってましたが、
MJとピーター、ハリーの三角関係、
ブラックスなピーター&スパイダーマンとは・・・・
ある意味予想外。(原作読んでないんで)
はじけたピーター君はちょい寒いですが(笑
それと、サンドマンなるものまで登場、
いろいろ盛ってますなあ。
観終わってみれば、まあまあだったんですが、
前半がやけに長く感じました。
グダグダのピーター、グダグダのMJに
ちょっとイライラしたし。
後半やっとお決まりのビュンビュン飛び回るシーンも
たくさん出てくるし、
MJを危機一髪救うシーンも出てきますが、
今回は「一般人を救う」というヒーロー的ド定番な場面
なかったような・・・・。
(見落としたか・・・?)
あと、ピーターとハリーが許しあえたラストは良いけれど、
あれだけクドクド描いてきたMJとの仲は・・・?
プロポーズするのかと思ってたんだけど、
まさか親友があんなことになっては、
ウキウキハッピーエンドにしづらいじゃないか。
ってことで、個人的には歯切れの悪い幕切れでしたが、
まあ、アメコミなんで、細かいこと流して楽しめる1本なんで
いいんじゃないでしょうか。
ちなみに、私は2が一番楽しめた。
新シリーズに期待します!!
※名古屋にある「シャチホコ×スパイダーマン」を思い出しました。
(名古屋城の金のシャチホコの片側がスパイダーマンが逆立ちして
るあのグッズ)
あれ、まだ今も売ってるかな〜
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スパイダーマン 3
※こちらはイメージ画像になります。