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ブロードウェイの大ヒットミュージカルを「シカゴ」の脚本を手がけたビル・コンドン監督が映画化。モータウン全盛の60年代から70年代を背景に、女性ボーカル・グループが辿る波瀾万丈のサクセスストーリーを華麗に綴る。主演はビヨンセ・ノウルズと「Ray」のジェイミー・フォックス。1962年、音楽での成功を夢見て“ドリーメッツ”を結成したエフィー、ローレル、ディーナの仲良し3人組。彼女たちに可能性を見出したカーティスによって、人気歌手ジェームズ・アーリーのバック・コーラスに起用されると、瞬く間に全米中の注目を集める存在となっていくが…。
製作年: |
2006年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
DREAMGIRLS |
受賞記録: |
2006年 アカデミー賞 助演女優賞
2006年 ゴールデン・グローブ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 2006年 NY批評家協会賞 助演女優賞 |
監督: |
ビル・コンドン |
---|---|
製作: |
ローレンス・マーク 、 ローレンス・マーク |
製作総指揮: |
パトリシア・ウィッチャー |
出演: |
ジェイミー・フォックス 、 ビヨンセ 、 エディ・マーフィ 、 ジェニファー・ハドソン 、 アニカ・ノニ・ローズ 、 ダニー・グローバー 、 キース・ロビンソン 、 シャロン・リール 、 ヒントン・バトル 、 ジョン・リスゴー 、 ビヨンセ・ノウルズ |
脚本: |
ビル・コンドン |
原作: |
トム・アイン |
撮影: |
トビアス・シュリッスラー |
音楽: |
ヘンリー・クリーガー |
ブロードウェイの大ヒットミュージカルを「シカゴ」の脚本を手がけたビル・コンドン監督が映画化。モータウン全盛の60年代から70年代を背景に、女性ボーカル・グループが辿る波瀾万丈のサクセスストーリーを華麗に綴る。主演はビヨンセ・ノウルズと「Ray」のジェイミー・フォックス。1962年、音楽での成功を夢見て“ドリーメッツ”を結成したエフィー、ローレル、ディーナの仲良し3人組。彼女たちに可能性を見出したカーティスによって、人気歌手ジェームズ・アーリーのバック・コーラスに起用されると、瞬く間に全米中の注目を集める存在となっていくが…。
製作年: |
2006年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
DREAMGIRLS |
受賞記録: |
2006年 アカデミー賞 助演女優賞
2006年 ゴールデン・グローブ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 2006年 NY批評家協会賞 助演女優賞 |
監督: |
ビル・コンドン |
---|---|
製作: |
ローレンス・マーク 、 ローレンス・マーク |
製作総指揮: |
パトリシア・ウィッチャー |
出演: |
ジェイミー・フォックス 、 ビヨンセ 、 エディ・マーフィ 、 ジェニファー・ハドソン 、 アニカ・ノニ・ローズ 、 ダニー・グローバー 、 キース・ロビンソン 、 シャロン・リール 、 ヒントン・バトル 、 ジョン・リスゴー 、 ビヨンセ・ノウルズ |
脚本: |
ビル・コンドン |
---|---|
原作: |
トム・アイン |
撮影: |
トビアス・シュリッスラー |
音楽: |
ヘンリー・クリーガー |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
130分 | 日本語英語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PDSV112674 | 2007年06月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
68枚 | 0人 | 2人 |
収録時間:
130分
字幕:
日本語英語吹き替え用
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2007年06月22日
在庫枚数
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1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
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2008年08月20日
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130分
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
すべてのショット、すべてのカットに意味があり、無駄だと思えるシーンがほとんどない秀作だ。
皆さんおっしゃるとおり、ジェニファー・ハドソンが主役だよね・・・(フラガールの蒼井優みたいだ)「アメリカン・アイドル」出身の彼女は、何とこのエフィー役が歌も芝居も本格デビューらしい。
「アメリカン・アイドル」でも、最終まで残りながら優勝できず、悔しい思いをしたとのこと。(あの容姿で最終まで残ったのがすごいけど)そして、「ドリームガールズ」のオーディションを受け続けて782人の候補者の中からエフィー役を勝ち得た。ジェニファーはエフィの役柄を、自分の人生として体験しているのだ。
あのサバーブ、あのヘッドヴォイス、歌を聴くだけで有れば、もう絶賛。が、映画の中の一部と考えれば、ちとくどいというか、メリハリが無い。これからが問題。
ディーナ役がビヨンセと聞いて、今ひとつ不安だった。ダイアナは、本来のブラックミュージックとは異質で(ラヴァ様も言っているが)パンチよりも、表現力が特徴なので、ビヨンセでは違う気がしていた。
実際、彼女の一番の見せ所だと思われる「Listen」での歌唱シーンが今ひとつ・・。美人なのに、歌っている顔が美しくない。
ジェイミー・フォックスは[Ray」で見せてくれたように、音楽的な素養も高く(自分のバンドも持っていて、全米bPになったこともある)カーティス(モータウン・レコードの創設者、ベリー・ゴーディ・ジュニアがモデルでしょ)を好演している。いやな男に思えるのは、彼がうまいという証拠。歌は1曲だけで、本来のうまさは感じられなかったたが・・・。
エディ・マーフィが評判が高いようだが・・。
たしかにジミー(ジェイムス・ブラウンかな?)は重要な役どころだし、人気が下降していく、試行錯誤しながらも自分のスタイル守り抜こうとする役は、実際のマーフィと重なる部分もあるのだ。ふと見せる寂しげな視線は、幾千のセリフよりも多くのことを物語る。
歌もうまいが、やはり歌う表情・・。コメディアンが物真似しているようにしか見えない。
実は私の一番のお気に入りは、C・C・ホワイトを演じたキース・ロビンソン。彼が歌った「Family」は、聞いていてゾクゾクするほどセンシティブで、涙が出そうだった。
25年もブロードウェイでロングランを続けるこの「ドリーム・ガールズ」を映画化する話は、以前からずいぶんあったようだ。80年代後半にホイットニー・ヒューストンをディーナ役に企画されたが、ホイットニーが「AND I AM TELLING YOU I'M NOT GOING」を自分が歌うという無茶な要求をしたため、(エフィーの曲ですから)お流れに。
その後、ディーナをローリン・ヒルで企画されたが、当時、ミュージカル映画が次々とコケたため、またもや企画は立ち消えに。
「シカゴ」がある程度のヒットを記録したおかげで、日の目を見たのだろうか。
モデルとなったダイアナ・ロスは異常にどプライドの高い女性だと言われている。来日したときに、私の友人がバックコーラスで参加したのだが、非常に高圧的で嫌な女だったそうな。
彼女はミュージカル「ドリームガールズ」は決して見ようとしなかったとか。
まあ、無理もないね。ディーナではなく、フローレンス・バラードをモデルにしたエフィーが実質的には主役だから。
セリフを歌で表現する、ミュージカルとロックオペラ(ロックじゃないからR&Bオペラ?)の中間のような映画だが、その観点で見ると、どっちつかずで中途半端な印象。セリフなどなしにしてすべて歌でつないでいくか(「ジーザス・クライスト・スーパースター」のように)でなければ、歌と踊りはステージで、それ以外の場所ではきちんと芝居をした方が良かったのかも。
ひらりさんがおっしゃるように、「モ’ベターブルース」のスパイク・リーが作ったら、どんな風に仕上がるのかな?
とは言え、近年のミュージカルの中では、一級品と言っても良いだろう。
(なげえレビューだなあ・・・最後まで読んで下さったあなた、そう、そこのあなた。暇なんですね〜。いやいや、ありがとうございました)
このレビューは気に入りましたか? 28人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューの前に如何しても言いたい、なぜ本作はOscarで作品賞にノミニーすらされなかったのか?。
私は大いなる疑問と失望を禁じえない・・・勿論、賞を取る事が映画の全てでは無いが、やはりハリウッドにとってOscarは特別なのだ。エントリーした内の4作品は順当として、一つだけ「?」な作品が有るが、2006年度のOscarは初めから出来レースだと告発したい。本作のBill Condon監督は同じミュージカル映画「シカゴ」で作品賞を得てる。あのラジー賞を取ってもおかしくない「シカゴ」が良くて本作が候補すらダメな理由を是非とも聞かせて欲しい。私には映画的政治力以外には思いつかない。
と、怒ってもしょうがないが、実は私はミュージカル映画は苦手(恥)。でも本作は食わず嫌いを止めて見てとお薦めしたい。「Listen」「Patience」「Love You I Do」など聞き処も多く、ブラックミュージックがお好きな方なら楽しさ倍増なのは請け合いの面白さだ。
しかし、本作では手放しで楽しめない現実も見てほしい。
それは当時の(いや今もか)米国はカラーの違いによる差別・区別・格差が激しく、白人と違って何をするにも制約が多く、人々の偏見も根強い。映画の舞台と成ったデトロイトはG.MやFordに代表される世界屈指の工業都市なので、住んでる人の多くは労働階級、つまり黒人が多い。と言うことは貧富の差が激しいと単純に解釈できてしまう。つまり、白人に「なんとしても」取り入らなければ此処では生活できない現実が有ったと思う。その為に自分の理念や信条に反する行動も仕方ない、そうしなければ生活できないからだ。しかし理想だけで飯は食えないのは現代でも変わらない。
このバックボーンを咀嚼しないと、本作の本当の意味は分かり難い。当然の様にアメリカ人なら彼らの此処までの歩みは半ば常識で、本作でも黒人社会の背景までは多くは語らない。私はJamie FoxxやEddie Murphy、Danny Gloverといった主役級の黒人男優が名を連ねてるのは、決してギャラだけでは無いと思う。
もう一つのメインで有るモータウンやブラック・ミュージックについては詳しい方に道を譲るとして音楽がお好きな方なら本作を見る前にサントラを聴く事をお薦め!私の一押し「And I am telling you I'm not going」も是非!。
前評判どおりのJennifer HudsonのOscar受賞は素直に褒めたいが、正直言って演技力で受賞したとは思ってない。私的にはBeyonce Knowlesの方が良かった(ご免ねへそ曲がりで(笑)。Hudsonは歌い方にしても、やや絶叫が過ぎるのがクドかった。全体的に歌が印象的過ぎて目立たないが、本作はセットや衣装などの細かい「こだわり」も見ていて堪能できた。映画としての総合評価はかなりの高ポイントだと、珍しく褒めたい。
本作は単にライヴ感溢れるミュージカル映画として存分に楽しめる一方で、黒人社会の根深さも嫌味なく描いてる。日本で米国のミュージカル映画が大ヒットしない理由は、言葉の問題も有ろうが、やはり社会背景が分からないから?かもしれない。
それにしてもアカデミー協会の本作への評価はどうよ?肝心な歌曲賞で3曲もノミニーしながら、受賞したのは映画ですらないドキュメンタリーの「不都合な真実」・・・私も授賞式を見てましたけど会場のどよめきと言ったら(驚)。助演男優賞の最有力と言われたEddie Murphyは、受賞を逃した直後に会場から出て行くし(笑)。
このレビューは気に入りましたか? 26人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
J・ハドソンの歌唱力に圧倒されてしまいました。
歌手を夢見る女性三人と、マネージャーや、作曲者の成功と挫折と、いかにもブロードウェイらしいストーリーだったけれど、女性陣の心の底からの叫びに、思わず拍手をしたくなりました。
私としては、エフィーが離れたくないのに、仲間が離れていくシーンは、グッときてしまいました。
リードボーカルだったプライドと、バックコーラスになった現実とのせめぎあい、こんなに愛しているのに応えてくれない・・・
離れたくなくて、必死に頑張る彼女。
あがけば、あがくほど、泥沼にはまってしまう・・・
彼女の「私は離れない」という歌に、思わず自分の気持ちを重ねてしまったかもしれません。
好きになった人を、友人に奪われた時の彼女は、だれかれ構わず「寝たの?」と聞いてしまう・・・
日本人なら、絶対にありえないことだけれど、感情のまま、思うままに・・・しかも、歌という形で!
その歌がまた素晴らしい。
華やかな新生ドリームガールズの陰で、社会の底辺で暮らしながら、歌の情熱を失わず、再び舞台に立つのを考えると、助演というのは、なんとも惜しい気がしてしまいましたが・・・
このレビューは気に入りましたか? 18人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「サイレンサー」がヘレン・ミレン主演じゃないように このシネマの主演は歌姫たちではなく じつはジェイミー・フォックスなのだ 中古車のセールスマンがレコード会社を作って のし上がって行く話しだ それはソウルを黒人から奪っていくコマーシャリズムの世界 ソウルの裏圧殺史なのだろう 黒人同士の葛藤と戦いが描かれている
中学生の頃シュープリームス(たしかそんな呼び方だったね)が大嫌いで それは極東の子供にさえも あきらかに他のR&Bのブラック・フィーリングとは異質のものだったからだ 本国においてはおやだろう J・フォックスは実は音楽が良くわからないのだ ただ受けるものはわかるし ビジネスの中で生き残るこつのようなものは 本能的にわかっているのだ だからエフィーをなんらかの勘によって 少しずつ排除していく Masamuneさんが言うように 当時の黒人社会のおかれた背景がわからないと 彼が何故彼女を避けるかが よく劇作上ではわからないのだ 無意識的な選択のように ビル・コンドンは描いている
それは同時に 妊娠の問題や 正妻たちのエピソードもないし なんとラブシーンもほとんどないシネマなのだ 外のデトロイトでは暴動が吹き荒れているのに 白人とゆう簒奪者も描写外としている あくまで舞台の上のショーの歌の世界に限定されて進行するのは周到でまったく意図的なものだ まあブロードウェイのミュージカルだからね
さてこんな背景の中で この映画は観客にどう受け止められているのだろうか 個性と深みのない声まさにダイアナ・ロス=ビヨンセはよく こんな役を引き受けたと思うと感心するが それはソウルフルな黒人音楽と 非ソウルなポップ・ミュージックの対立でもあり そのようにいわばダブル・スタンダードな音楽がひとつのスクリーンの中に展開するのであり それは黒人音楽史の裏面をはっきり主題にしてるビル・コンドンの意図とは 別に映画に亀裂をもたらすものであると思うんだけど 日本人の観客は楽曲の性格わけのようなものまでわかったのだろうか とゆうよりも ごく普通なミュージカル・ナンバーのようにしか ボクには聴こえて来なかったんだけども ここでソウルと非ソウルの音楽対決が映画を分裂させるような事態になっていたなら 絶賛してたんだけど でも一級の現代のミュージカル・シネマになっていると思います
エフィー役の子は 絶賛とともに あまり声がでかすぎて うっとうしいとのレヴューもあるけど 彼女まだぽっと出の新人なんだよね 声のコントロールも出来ないんだって 4時間も歌うと撮影が声が出なくなって ストップしちゃうんだってね すごい逸材なんだと思いますよ これから楽しみではないかしら
このレビューは気に入りましたか? 18人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:381件
投稿日
2007/07/04
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
すべてのショット、すべてのカットに意味があり、無駄だと思えるシーンがほとんどない秀作だ。
皆さんおっしゃるとおり、ジェニファー・ハドソンが主役だよね・・・(フラガールの蒼井優みたいだ)「アメリカン・アイドル」出身の彼女は、何とこのエフィー役が歌も芝居も本格デビューらしい。
「アメリカン・アイドル」でも、最終まで残りながら優勝できず、悔しい思いをしたとのこと。(あの容姿で最終まで残ったのがすごいけど)そして、「ドリームガールズ」のオーディションを受け続けて782人の候補者の中からエフィー役を勝ち得た。ジェニファーはエフィの役柄を、自分の人生として体験しているのだ。
あのサバーブ、あのヘッドヴォイス、歌を聴くだけで有れば、もう絶賛。が、映画の中の一部と考えれば、ちとくどいというか、メリハリが無い。これからが問題。
ディーナ役がビヨンセと聞いて、今ひとつ不安だった。ダイアナは、本来のブラックミュージックとは異質で(ラヴァ様も言っているが)パンチよりも、表現力が特徴なので、ビヨンセでは違う気がしていた。
実際、彼女の一番の見せ所だと思われる「Listen」での歌唱シーンが今ひとつ・・。美人なのに、歌っている顔が美しくない。
ジェイミー・フォックスは[Ray」で見せてくれたように、音楽的な素養も高く(自分のバンドも持っていて、全米bPになったこともある)カーティス(モータウン・レコードの創設者、ベリー・ゴーディ・ジュニアがモデルでしょ)を好演している。いやな男に思えるのは、彼がうまいという証拠。歌は1曲だけで、本来のうまさは感じられなかったたが・・・。
エディ・マーフィが評判が高いようだが・・。
たしかにジミー(ジェイムス・ブラウンかな?)は重要な役どころだし、人気が下降していく、試行錯誤しながらも自分のスタイル守り抜こうとする役は、実際のマーフィと重なる部分もあるのだ。ふと見せる寂しげな視線は、幾千のセリフよりも多くのことを物語る。
歌もうまいが、やはり歌う表情・・。コメディアンが物真似しているようにしか見えない。
実は私の一番のお気に入りは、C・C・ホワイトを演じたキース・ロビンソン。彼が歌った「Family」は、聞いていてゾクゾクするほどセンシティブで、涙が出そうだった。
25年もブロードウェイでロングランを続けるこの「ドリーム・ガールズ」を映画化する話は、以前からずいぶんあったようだ。80年代後半にホイットニー・ヒューストンをディーナ役に企画されたが、ホイットニーが「AND I AM TELLING YOU I'M NOT GOING」を自分が歌うという無茶な要求をしたため、(エフィーの曲ですから)お流れに。
その後、ディーナをローリン・ヒルで企画されたが、当時、ミュージカル映画が次々とコケたため、またもや企画は立ち消えに。
「シカゴ」がある程度のヒットを記録したおかげで、日の目を見たのだろうか。
モデルとなったダイアナ・ロスは異常にどプライドの高い女性だと言われている。来日したときに、私の友人がバックコーラスで参加したのだが、非常に高圧的で嫌な女だったそうな。
彼女はミュージカル「ドリームガールズ」は決して見ようとしなかったとか。
まあ、無理もないね。ディーナではなく、フローレンス・バラードをモデルにしたエフィーが実質的には主役だから。
セリフを歌で表現する、ミュージカルとロックオペラ(ロックじゃないからR&Bオペラ?)の中間のような映画だが、その観点で見ると、どっちつかずで中途半端な印象。セリフなどなしにしてすべて歌でつないでいくか(「ジーザス・クライスト・スーパースター」のように)でなければ、歌と踊りはステージで、それ以外の場所ではきちんと芝居をした方が良かったのかも。
ひらりさんがおっしゃるように、「モ’ベターブルース」のスパイク・リーが作ったら、どんな風に仕上がるのかな?
とは言え、近年のミュージカルの中では、一級品と言っても良いだろう。
(なげえレビューだなあ・・・最後まで読んで下さったあなた、そう、そこのあなた。暇なんですね〜。いやいや、ありがとうございました)
投稿日
2007/05/24
レビュアー
masamune※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューの前に如何しても言いたい、なぜ本作はOscarで作品賞にノミニーすらされなかったのか?。
私は大いなる疑問と失望を禁じえない・・・勿論、賞を取る事が映画の全てでは無いが、やはりハリウッドにとってOscarは特別なのだ。エントリーした内の4作品は順当として、一つだけ「?」な作品が有るが、2006年度のOscarは初めから出来レースだと告発したい。本作のBill Condon監督は同じミュージカル映画「シカゴ」で作品賞を得てる。あのラジー賞を取ってもおかしくない「シカゴ」が良くて本作が候補すらダメな理由を是非とも聞かせて欲しい。私には映画的政治力以外には思いつかない。
と、怒ってもしょうがないが、実は私はミュージカル映画は苦手(恥)。でも本作は食わず嫌いを止めて見てとお薦めしたい。「Listen」「Patience」「Love You I Do」など聞き処も多く、ブラックミュージックがお好きな方なら楽しさ倍増なのは請け合いの面白さだ。
しかし、本作では手放しで楽しめない現実も見てほしい。
それは当時の(いや今もか)米国はカラーの違いによる差別・区別・格差が激しく、白人と違って何をするにも制約が多く、人々の偏見も根強い。映画の舞台と成ったデトロイトはG.MやFordに代表される世界屈指の工業都市なので、住んでる人の多くは労働階級、つまり黒人が多い。と言うことは貧富の差が激しいと単純に解釈できてしまう。つまり、白人に「なんとしても」取り入らなければ此処では生活できない現実が有ったと思う。その為に自分の理念や信条に反する行動も仕方ない、そうしなければ生活できないからだ。しかし理想だけで飯は食えないのは現代でも変わらない。
このバックボーンを咀嚼しないと、本作の本当の意味は分かり難い。当然の様にアメリカ人なら彼らの此処までの歩みは半ば常識で、本作でも黒人社会の背景までは多くは語らない。私はJamie FoxxやEddie Murphy、Danny Gloverといった主役級の黒人男優が名を連ねてるのは、決してギャラだけでは無いと思う。
もう一つのメインで有るモータウンやブラック・ミュージックについては詳しい方に道を譲るとして音楽がお好きな方なら本作を見る前にサントラを聴く事をお薦め!私の一押し「And I am telling you I'm not going」も是非!。
前評判どおりのJennifer HudsonのOscar受賞は素直に褒めたいが、正直言って演技力で受賞したとは思ってない。私的にはBeyonce Knowlesの方が良かった(ご免ねへそ曲がりで(笑)。Hudsonは歌い方にしても、やや絶叫が過ぎるのがクドかった。全体的に歌が印象的過ぎて目立たないが、本作はセットや衣装などの細かい「こだわり」も見ていて堪能できた。映画としての総合評価はかなりの高ポイントだと、珍しく褒めたい。
本作は単にライヴ感溢れるミュージカル映画として存分に楽しめる一方で、黒人社会の根深さも嫌味なく描いてる。日本で米国のミュージカル映画が大ヒットしない理由は、言葉の問題も有ろうが、やはり社会背景が分からないから?かもしれない。
それにしてもアカデミー協会の本作への評価はどうよ?肝心な歌曲賞で3曲もノミニーしながら、受賞したのは映画ですらないドキュメンタリーの「不都合な真実」・・・私も授賞式を見てましたけど会場のどよめきと言ったら(驚)。助演男優賞の最有力と言われたEddie Murphyは、受賞を逃した直後に会場から出て行くし(笑)。
投稿日
2007/06/21
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
J・ハドソンの歌唱力に圧倒されてしまいました。
歌手を夢見る女性三人と、マネージャーや、作曲者の成功と挫折と、いかにもブロードウェイらしいストーリーだったけれど、女性陣の心の底からの叫びに、思わず拍手をしたくなりました。
私としては、エフィーが離れたくないのに、仲間が離れていくシーンは、グッときてしまいました。
リードボーカルだったプライドと、バックコーラスになった現実とのせめぎあい、こんなに愛しているのに応えてくれない・・・
離れたくなくて、必死に頑張る彼女。
あがけば、あがくほど、泥沼にはまってしまう・・・
彼女の「私は離れない」という歌に、思わず自分の気持ちを重ねてしまったかもしれません。
好きになった人を、友人に奪われた時の彼女は、だれかれ構わず「寝たの?」と聞いてしまう・・・
日本人なら、絶対にありえないことだけれど、感情のまま、思うままに・・・しかも、歌という形で!
その歌がまた素晴らしい。
華やかな新生ドリームガールズの陰で、社会の底辺で暮らしながら、歌の情熱を失わず、再び舞台に立つのを考えると、助演というのは、なんとも惜しい気がしてしまいましたが・・・
投稿日
2007/06/20
レビュアー
裸足のラヴァース※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「サイレンサー」がヘレン・ミレン主演じゃないように このシネマの主演は歌姫たちではなく じつはジェイミー・フォックスなのだ 中古車のセールスマンがレコード会社を作って のし上がって行く話しだ それはソウルを黒人から奪っていくコマーシャリズムの世界 ソウルの裏圧殺史なのだろう 黒人同士の葛藤と戦いが描かれている
中学生の頃シュープリームス(たしかそんな呼び方だったね)が大嫌いで それは極東の子供にさえも あきらかに他のR&Bのブラック・フィーリングとは異質のものだったからだ 本国においてはおやだろう J・フォックスは実は音楽が良くわからないのだ ただ受けるものはわかるし ビジネスの中で生き残るこつのようなものは 本能的にわかっているのだ だからエフィーをなんらかの勘によって 少しずつ排除していく Masamuneさんが言うように 当時の黒人社会のおかれた背景がわからないと 彼が何故彼女を避けるかが よく劇作上ではわからないのだ 無意識的な選択のように ビル・コンドンは描いている
それは同時に 妊娠の問題や 正妻たちのエピソードもないし なんとラブシーンもほとんどないシネマなのだ 外のデトロイトでは暴動が吹き荒れているのに 白人とゆう簒奪者も描写外としている あくまで舞台の上のショーの歌の世界に限定されて進行するのは周到でまったく意図的なものだ まあブロードウェイのミュージカルだからね
さてこんな背景の中で この映画は観客にどう受け止められているのだろうか 個性と深みのない声まさにダイアナ・ロス=ビヨンセはよく こんな役を引き受けたと思うと感心するが それはソウルフルな黒人音楽と 非ソウルなポップ・ミュージックの対立でもあり そのようにいわばダブル・スタンダードな音楽がひとつのスクリーンの中に展開するのであり それは黒人音楽史の裏面をはっきり主題にしてるビル・コンドンの意図とは 別に映画に亀裂をもたらすものであると思うんだけど 日本人の観客は楽曲の性格わけのようなものまでわかったのだろうか とゆうよりも ごく普通なミュージカル・ナンバーのようにしか ボクには聴こえて来なかったんだけども ここでソウルと非ソウルの音楽対決が映画を分裂させるような事態になっていたなら 絶賛してたんだけど でも一級の現代のミュージカル・シネマになっていると思います
エフィー役の子は 絶賛とともに あまり声がでかすぎて うっとうしいとのレヴューもあるけど 彼女まだぽっと出の新人なんだよね 声のコントロールも出来ないんだって 4時間も歌うと撮影が声が出なくなって ストップしちゃうんだってね すごい逸材なんだと思いますよ これから楽しみではないかしら
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