千年の夢

千年も夢をみているのなら、それはきっと、「もう〜お前は死んでいる」とゆうことだと思う！と思ったのは俺だけだろうか？ちなみにこのＤＶＤは時間の浪費でしかなかった！

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2003年の正月（日本で言う旧正月）特番として放送された２話完結の短編時代劇です。
時代背景は元（中国）の支配下に置かれた後期の高麗という設定で，「辛肫（シンドン）」や「開国」と同じ時期にあたります。
当時の元は，形状の優美さが海外でも高く評価されていた“高麗青磁”に目をつけ，これを搾取の対象としました。
ドラマは，そんな高麗青磁にまつわる悲劇を，お得意の三角関係を交えながら進みます。

高麗青磁の陶工ヤン親方に娘が産まれますが，母親は娘を産んですぐに息を引き取ります。
後継者を切望していたヤン親方は，赤ん坊が娘だったことを隠し，ボクトン（キム・サランssi）と名付けて息子として育てます。ヤン親方の弟子のテサン（ソン・イルグクssi）とオプトン（イム・ホssi）は，ボクトンと兄弟のように育ちますが，商人になることを夢見たテサンは村を後にします。
数年後ヤン親方のもとに戻ったテサンはボクトンが女性だったことを知り，後はお決まりの三角関係から悲劇の物語へと流れていきます。

ドラマとしては，良く言えば意外な展開の連続といいますか，驚くべき結末とでもいいますか，おじいさんになったテサンが青磁の壺を手にとったシーンで終了して想像力を駆り立てますが，悪く言えば，ポクトンがどうなったのかも語られず，結局何が言いたかったのか，最初から最後までつかみどころのない，すべては視聴者の皆さんの推察にお任せという無責任極まりないドラマだと言えます。

ちょっと試しに見てみましたが、驚きました。
あくまでも、重くて暗いドラマです。
出産での妻の死、元の横暴、陶工の切なさや狂気・・・史実を背景に現実を取り入れたドラマなのかな？とは思いますが、韓流らしく感情表現は激しく、やはり時々理解できない場面もありました。
物語の展開は唐突な感じもあり、あまりにも暗いです。
そして・・・親方やポクトンがどうなったのか全く不明なのが疑問に残りましたが、物語の最後のソン・イルグクの老け役は素晴らしいと思いました。
新年の記念ドラマだったようなのですが、こんなドラマを新年に見るのだろうかと・・・驚きました。

「チュモン」が良かっただけに期待して観ましたが韓国の時代劇ファンとしては駄作だと思います。
出演者には好感がもてますが脚本は別。
２枚に分ける程の作品ではありません。１枚だったら悪評もしませんでした。