サウスランド・テイルズ

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サウスランド・テイルズ / ドウェイン・ジョンソン

全体の平均評価点:(5点満点)

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「サウスランド・テイルズ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

第三次世界大戦が勃発したアメリカを舞台に、巨大な陰謀に巻き込まれた主人公をはじめとした世界の行く末を、様々なテイストを複雑に織り交ぜ描いたSFサスペンス。

「サウスランド・テイルズ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2007年
製作国: アメリカ
原題: SOUTHLAND TALES

「サウスランド・テイルズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:16件

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1〜 5件 / 全16件

ネタバレレビュー推奨します。 ネタバレ

投稿日:2008/10/18 レビュアー:JUCE

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 リチャード・ケリー監督の前作である『ドニー・ダーコ』同様に「世界の終わり」について語った作品です。『ドニー・ダーコ』では世界の終わりといものそのものが何を意味するのかが曖昧でした。この作品でもラストまで曖昧な形では進みますが、ことある毎に繰り返される黙示録の引用から、世界の終わりは文字通り万人共通の世界の終わりを意味しているようです。

 この作品非常に情報量が多い上に、見せ方も整理がされていないのでネタバレレビューで情報を仕入れておき、その上で日本語音声(英語がネイティブ並にヒアリング出来ればそれでも可)で字幕を消しての鑑賞をお勧めします。
 前半では字幕まであると画面の何処を観て良いやらというくらい凝りに凝ったインターフェース画面で目が疲れてしまいます。またその情報量についていけず前半15分くらいで脱落してしまうかも知れません。登場人物も多く、名前を覚えるだけでもひと苦労。いや最後まで覚えられないかも。
 
 終末を予感させる混沌とした世界を描いていますが、作品自体もかなりカオス状態でおそらく1時間ほどで観るのを諦める方がいるのが想像できます。その上最後まで観てもすっきりするかと言うと自信を持って断言は出来ません。

 ここから完全にネタバレします。

この物語を完結に表現すると「預言者の存在と救世主の誕生」の物語です。救世主の誕生が物語のクライマックスで語られますが、それまではこの救世主は脇役的な扱いで観客にはそれほど注目されていません。物語の85%はこれも物語終盤で判明する救世主の誕生を予言し導く預言者をフィーチャーする形で進んでいくので、作品のバランスがとても悪くなってしまっているのです。終末の世界を不条理な構成で描くと言うコンセプトはわかるのですが、SF、コメディ、ミュージカル、サスペンスなどのなんでもありの演出がバラバラになってしまって、ただただカオス状態になってしまっているのが残念です。
 その上、輪をかけるように第3者的な語り部まで登場することで余計に訳が分からなくなってしまっています。

 とまあ無茶苦茶な映画で出来もお世辞にも良いとは言えません。人にも全く勧めません。でもリチャード・ケリー監督のやりたかったことはなんとなく理解が出来、今後の作品も観てみたいなとは思います。

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警官は「流れよ、わが涙」と言う ネタバレ

投稿日:2008/08/25 レビュアー:べっち

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もう一回観たいかと問われれば、胸を張って「うん」と言える
  ・・・・だからと言ってあなたに勧めるわけではない。

  やっぱり失敗作だろう、明らかに。


  日本未公開なのはわからないでもないが、それでもマーケティング、と言うほどでもないだろうが売り方をちゃんとすれば結構カルトな人気が出ただろうにと残念。

  これは映画館で観るべき映画なんだから。

  おうちでテレビのちっこい画面で観ていては、どうしたって辻褄あわせが気になって、とっぷりとひたる心地にはなれない。
  思わせぶりな展開、ちらちらと飛ぶ場面。ただ終盤なぞは解き明かされ、というか説明されてしまうので、退屈のあまりねぼけて観てたとしてももう一度観直せばおおむね理解できる程度の話なのだが。

  映画館で観るべき、と言っても取り立てて映像がすばらしいとか、トリップ感覚に富んでいるという訳でもない。それなりに面白い画もあるし、ラリった雰囲気もあるのだけれど、全体としてはおとなしい。
  おとなしいからこそおうちで鑑賞するにはむかない。

  監督はこの作品をコメディだと言う。その評価は観る人にゆだねるとして、喜劇であることは間違いないとアチキも思う。ただこれは笑わせないことを狙った喜劇だ。笑いのつぼを微妙に外し続けて、だから可笑しくはないのだがとても面白い、時にゾクゾクするような快感がある。ただそれが二時間半近く続くのだ、ストレスはたまるし消耗する。
  ご家庭で、つまりはさまざまなノイズにあふれた環境で観ればなおのことだ。

  「流れよ、わが涙」と劇中で唐突に警官が言うのだが、知ってる人には説明するまでもないフィリップ・K・ディックの代表作のタイトル(の一部)であり、だからといってこの台詞に重大な意味が込められているかといえば、残念ながらアチキには読み取れていない。
  だがそれでいいのかもしれない。いや、もちろん重要な暗喩があるのかも知れず、それがわからないアチキが無知で阿呆なだけかもしれない。
  ただ、警官があの台詞をいう、その驚きと喜びを感じるコトがこの映画を観るという体験の一部なわけで、今現在のアチキはそれを大事にしているわけで。

  冒頭のモノローグで語られるようにこの映画はこの世界の破滅を描いている・・・のかもしれない。
  実のところアチキにとってはどちらでもいいのだ。スパ・スパ・アタミさんは「清涼感あふれる」と表現されるラスト、個人的には清涼感ではないけれど、でもぞわわわぁっと鳥肌が立つ。そう、映画の解釈として世界の破滅が描かれているかどうかじゃない、「世界がどうなろうが知ったこっちゃない」って気分になっちまったんだ。

  途中で挿入されるミュージカルシーンのように、やりたいことはわかるんだけどちょっと無理、無駄だよね、あのシーンってのは結構ある。
  ただその無駄が続いた二時間半だからこそ、ラストのぞわわわぁがあったのかもしれない。ま、これはあくまでもアチキの体験談ですからね、ひと様にはオススメしませんが。

  今年の大統領選を意識して作ったとかナントカ、まあそンなのは作り手の都合なので気にするに値しない。

  借りてきて24時間のあいだに二回観た。
  もう一回、二回・・・・ 繰り返し観たからといって何か得られるなどとは思ってもいない。ただ・・・・ そうだな、肌に合うらしい。

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?????????

投稿日:2012/08/04 レビュアー:レイちゃん

120分・・・・・・・・・。
じっと我慢して、きっといつか面白くなると
忍耐で最後まで観ましたが・・・・。

私には時間と体力の無駄でした(涙)

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「流れよわが涙」と確かに警官は言った。

投稿日:2008/10/06 レビュアー:spider

事前にレビュー眺めてたら全然評判良くないので借りようかどうしようか迷ってたのですが、べっちさんの「流れよわが涙、と警官が言う」というレビューを読んで、私もそこだけ見たいと思って借りてしまいました。

実は私もディックの「流れよわが涙、と警官は言った」は未読なので小説と本作が関係あるのかどうかも判断できないのですが、すごく印象的なタイトルだけは妙に頭に焼きついてたもので。

つらつらとネットを検索してみると、ディックの「流れよ…」は80年代のアメリカを舞台にテレビタレントとして名をはせていた男がある朝目覚めると、誰も彼の存在など知らない世界に変わっていた、という話で、細部はともかく、監視社会に対する警告めいた筋書きなど何やら本作と似通ったテーマではあるらしい。

で、本作は皆さん触れられているとおり、一筋縄ではいかない、二筋縄掛けてエンヤコラとひっぱらないと向こう側が見えてこないような、一見複雑そうに見える作品で、私も最初ぼーっと見てたら何のことやらさっぱり理解できませんでした。

でもべっちさんがレビューされてるように、1回目を乗り切れば「なんだそんな話だったのか」と全体が見渡せて、2回目は意外なほどスッと流れていきます。(途中まで見てどうしてもきついと思った方は、邪道ですがラスト45分を先に見てみるのも一つの手)

とはいえ、ドニーダーコもそうでしたが、何もかも理解できたかといえばそうではなくて、例えば多用される黙示録の隠喩があちこちにちりばめられているようですが私にはよくわかりませんでしたし、リチャード・ケリー監督がこの映画に託したメッセージというのも理解できたとは言えません。

さて、人生の2時間半をこの作品のために費やすかどうかはあなた次第。見ようが見まいがいずれ世界はこうして終わる。すすり泣くように終わるのか、轟音とともに終わるのか、違いはそれだけ。

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南の国の難解な寓話

投稿日:2008/08/11 レビュアー:カプチーノ

冒頭、テキサスに核爆弾が投下され、第三次世界大戦が勃発。
エネルギー危機も起こり、代替エネルギーとして海流を利用するというオタク博士の一団が登場。
テロを警戒し政府は監視組織をつくり管理を徹底する。
ネオ・マルキシストたちの反政府地下組織も暗躍する。
有力議員の娘婿で行方不明になっていた著名なボクサー兼映画俳優が記憶喪失の状態で砂漠で見つかり、今はポルノ女優と同棲して、共同で映画の脚本を書いている。
といった多くの登場人物の話が複雑にからみあい、難解。
ある時は突拍子もなくミュージカルになり、ミュージック・ビデオ風であったり。
監督の頭の中では話は整理されているのでしょうが、一度観ただけでは理解できませんでした。
といって、落ち着きのないケバケバしい150分近くにも及ぶ映像を再度観る体力もありません。
いくつかの話がまとまりつつあるかのような後半が冗長な印象があったのも、再見する気が失せた理由。
デヴィッド・リンチの「インランド・エンパイア」のように観る側に自由な解釈を委ねる類の作品であれば楽しめるのですが、これはそうではなく、何か意図したものがあるのでしょうが、それが何かがわかりません。疲れました。
監督は、時期大統領選挙を見据えて、この作品をつくったということですが、ここで提示されたものから、そこに繋がる決定的なものが不明。
アメリカ人ならば、そのあたりを感じることがあるのかもしれませんが、いったい何を言いたかったのでしょう。

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サウスランド・テイルズ

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投稿日

2008/10/18

レビュアー

JUCE

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 リチャード・ケリー監督の前作である『ドニー・ダーコ』同様に「世界の終わり」について語った作品です。『ドニー・ダーコ』では世界の終わりといものそのものが何を意味するのかが曖昧でした。この作品でもラストまで曖昧な形では進みますが、ことある毎に繰り返される黙示録の引用から、世界の終わりは文字通り万人共通の世界の終わりを意味しているようです。

 この作品非常に情報量が多い上に、見せ方も整理がされていないのでネタバレレビューで情報を仕入れておき、その上で日本語音声(英語がネイティブ並にヒアリング出来ればそれでも可)で字幕を消しての鑑賞をお勧めします。
 前半では字幕まであると画面の何処を観て良いやらというくらい凝りに凝ったインターフェース画面で目が疲れてしまいます。またその情報量についていけず前半15分くらいで脱落してしまうかも知れません。登場人物も多く、名前を覚えるだけでもひと苦労。いや最後まで覚えられないかも。
 
 終末を予感させる混沌とした世界を描いていますが、作品自体もかなりカオス状態でおそらく1時間ほどで観るのを諦める方がいるのが想像できます。その上最後まで観てもすっきりするかと言うと自信を持って断言は出来ません。

 ここから完全にネタバレします。

この物語を完結に表現すると「預言者の存在と救世主の誕生」の物語です。救世主の誕生が物語のクライマックスで語られますが、それまではこの救世主は脇役的な扱いで観客にはそれほど注目されていません。物語の85%はこれも物語終盤で判明する救世主の誕生を予言し導く預言者をフィーチャーする形で進んでいくので、作品のバランスがとても悪くなってしまっているのです。終末の世界を不条理な構成で描くと言うコンセプトはわかるのですが、SF、コメディ、ミュージカル、サスペンスなどのなんでもありの演出がバラバラになってしまって、ただただカオス状態になってしまっているのが残念です。
 その上、輪をかけるように第3者的な語り部まで登場することで余計に訳が分からなくなってしまっています。

 とまあ無茶苦茶な映画で出来もお世辞にも良いとは言えません。人にも全く勧めません。でもリチャード・ケリー監督のやりたかったことはなんとなく理解が出来、今後の作品も観てみたいなとは思います。

警官は「流れよ、わが涙」と言う

投稿日

2008/08/25

レビュアー

べっち

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もう一回観たいかと問われれば、胸を張って「うん」と言える
  ・・・・だからと言ってあなたに勧めるわけではない。

  やっぱり失敗作だろう、明らかに。


  日本未公開なのはわからないでもないが、それでもマーケティング、と言うほどでもないだろうが売り方をちゃんとすれば結構カルトな人気が出ただろうにと残念。

  これは映画館で観るべき映画なんだから。

  おうちでテレビのちっこい画面で観ていては、どうしたって辻褄あわせが気になって、とっぷりとひたる心地にはなれない。
  思わせぶりな展開、ちらちらと飛ぶ場面。ただ終盤なぞは解き明かされ、というか説明されてしまうので、退屈のあまりねぼけて観てたとしてももう一度観直せばおおむね理解できる程度の話なのだが。

  映画館で観るべき、と言っても取り立てて映像がすばらしいとか、トリップ感覚に富んでいるという訳でもない。それなりに面白い画もあるし、ラリった雰囲気もあるのだけれど、全体としてはおとなしい。
  おとなしいからこそおうちで鑑賞するにはむかない。

  監督はこの作品をコメディだと言う。その評価は観る人にゆだねるとして、喜劇であることは間違いないとアチキも思う。ただこれは笑わせないことを狙った喜劇だ。笑いのつぼを微妙に外し続けて、だから可笑しくはないのだがとても面白い、時にゾクゾクするような快感がある。ただそれが二時間半近く続くのだ、ストレスはたまるし消耗する。
  ご家庭で、つまりはさまざまなノイズにあふれた環境で観ればなおのことだ。

  「流れよ、わが涙」と劇中で唐突に警官が言うのだが、知ってる人には説明するまでもないフィリップ・K・ディックの代表作のタイトル(の一部)であり、だからといってこの台詞に重大な意味が込められているかといえば、残念ながらアチキには読み取れていない。
  だがそれでいいのかもしれない。いや、もちろん重要な暗喩があるのかも知れず、それがわからないアチキが無知で阿呆なだけかもしれない。
  ただ、警官があの台詞をいう、その驚きと喜びを感じるコトがこの映画を観るという体験の一部なわけで、今現在のアチキはそれを大事にしているわけで。

  冒頭のモノローグで語られるようにこの映画はこの世界の破滅を描いている・・・のかもしれない。
  実のところアチキにとってはどちらでもいいのだ。スパ・スパ・アタミさんは「清涼感あふれる」と表現されるラスト、個人的には清涼感ではないけれど、でもぞわわわぁっと鳥肌が立つ。そう、映画の解釈として世界の破滅が描かれているかどうかじゃない、「世界がどうなろうが知ったこっちゃない」って気分になっちまったんだ。

  途中で挿入されるミュージカルシーンのように、やりたいことはわかるんだけどちょっと無理、無駄だよね、あのシーンってのは結構ある。
  ただその無駄が続いた二時間半だからこそ、ラストのぞわわわぁがあったのかもしれない。ま、これはあくまでもアチキの体験談ですからね、ひと様にはオススメしませんが。

  今年の大統領選を意識して作ったとかナントカ、まあそンなのは作り手の都合なので気にするに値しない。

  借りてきて24時間のあいだに二回観た。
  もう一回、二回・・・・ 繰り返し観たからといって何か得られるなどとは思ってもいない。ただ・・・・ そうだな、肌に合うらしい。

?????????

投稿日

2012/08/04

レビュアー

レイちゃん

120分・・・・・・・・・。
じっと我慢して、きっといつか面白くなると
忍耐で最後まで観ましたが・・・・。

私には時間と体力の無駄でした(涙)

「流れよわが涙」と確かに警官は言った。

投稿日

2008/10/06

レビュアー

spider

事前にレビュー眺めてたら全然評判良くないので借りようかどうしようか迷ってたのですが、べっちさんの「流れよわが涙、と警官が言う」というレビューを読んで、私もそこだけ見たいと思って借りてしまいました。

実は私もディックの「流れよわが涙、と警官は言った」は未読なので小説と本作が関係あるのかどうかも判断できないのですが、すごく印象的なタイトルだけは妙に頭に焼きついてたもので。

つらつらとネットを検索してみると、ディックの「流れよ…」は80年代のアメリカを舞台にテレビタレントとして名をはせていた男がある朝目覚めると、誰も彼の存在など知らない世界に変わっていた、という話で、細部はともかく、監視社会に対する警告めいた筋書きなど何やら本作と似通ったテーマではあるらしい。

で、本作は皆さん触れられているとおり、一筋縄ではいかない、二筋縄掛けてエンヤコラとひっぱらないと向こう側が見えてこないような、一見複雑そうに見える作品で、私も最初ぼーっと見てたら何のことやらさっぱり理解できませんでした。

でもべっちさんがレビューされてるように、1回目を乗り切れば「なんだそんな話だったのか」と全体が見渡せて、2回目は意外なほどスッと流れていきます。(途中まで見てどうしてもきついと思った方は、邪道ですがラスト45分を先に見てみるのも一つの手)

とはいえ、ドニーダーコもそうでしたが、何もかも理解できたかといえばそうではなくて、例えば多用される黙示録の隠喩があちこちにちりばめられているようですが私にはよくわかりませんでしたし、リチャード・ケリー監督がこの映画に託したメッセージというのも理解できたとは言えません。

さて、人生の2時間半をこの作品のために費やすかどうかはあなた次第。見ようが見まいがいずれ世界はこうして終わる。すすり泣くように終わるのか、轟音とともに終わるのか、違いはそれだけ。

南の国の難解な寓話

投稿日

2008/08/11

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カプチーノ

冒頭、テキサスに核爆弾が投下され、第三次世界大戦が勃発。
エネルギー危機も起こり、代替エネルギーとして海流を利用するというオタク博士の一団が登場。
テロを警戒し政府は監視組織をつくり管理を徹底する。
ネオ・マルキシストたちの反政府地下組織も暗躍する。
有力議員の娘婿で行方不明になっていた著名なボクサー兼映画俳優が記憶喪失の状態で砂漠で見つかり、今はポルノ女優と同棲して、共同で映画の脚本を書いている。
といった多くの登場人物の話が複雑にからみあい、難解。
ある時は突拍子もなくミュージカルになり、ミュージック・ビデオ風であったり。
監督の頭の中では話は整理されているのでしょうが、一度観ただけでは理解できませんでした。
といって、落ち着きのないケバケバしい150分近くにも及ぶ映像を再度観る体力もありません。
いくつかの話がまとまりつつあるかのような後半が冗長な印象があったのも、再見する気が失せた理由。
デヴィッド・リンチの「インランド・エンパイア」のように観る側に自由な解釈を委ねる類の作品であれば楽しめるのですが、これはそうではなく、何か意図したものがあるのでしょうが、それが何かがわかりません。疲れました。
監督は、時期大統領選挙を見据えて、この作品をつくったということですが、ここで提示されたものから、そこに繋がる決定的なものが不明。
アメリカ人ならば、そのあたりを感じることがあるのかもしれませんが、いったい何を言いたかったのでしょう。

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