サムデイ

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ペ・ドゥナ演じる山口ハナは、デビュー３年目の漫画家。
ある日、作品の連載が突然中断となり、意気消沈しているハナのために、祖母がプレゼントした韓国行きのチケット。

詐欺に遭って一文無しになったハナは、日本人の祖母クミコと韓国人の祖父ヨンギルの話が気になり始め、その過去を調べてみようと決心し、偶然見つけた名刺を頼りにし、ソンマン（イ・ジヌク）と連絡を取る。
ソンマンは、精神科医ジンピョ（キム・ミンジュン）の病院を待ち合わせ場所に指定し、ジンピョは、漫画マニアで、ハナの漫画の大ファン。ジンピョは、協力を申し出るのですが、ハナは、ソクマンと一緒に取材旅行に出かけてしまうようです。

ドラマの中にハナの描いた漫画が挿入した新しいスタイルのドラマで、その辺も面白そうです。
ハナは、「愛なんてホルモンのいたずら」などと、冷めた恋愛感の持ち主で、クールに人生を楽しむ医師ジンピョと、孤立無援な世の中で、一生懸命生きているソクマンとの間で愛を知っていく不思議キャラのようです。
ハナは日本人の父と韓国人の母を持つ在日韓国人という設定ですが、日本語より、韓国語が達者なのと、回想シーンを含めて出てくる人の着物の着こなしが微妙ですが、これは仕方がないですね。

名古屋のロケもあったり、ドラマの中にアニメを挿入し、現実には話せないことが、アニメの世界では、思う存分話せちゃったりと新しい感覚のドラマなのと、ペ・ドゥナの独特な言動や行動に、彼らの試行回路を混乱させるあたりも彼女ならではだし、なかなか面白そうです。

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ドライブ中の４人家族。笑いの中心に末っ子のソンマン（イ・ジヌク）。皆から愛され、可愛がられ幸せそう。次の瞬間、トラックと激突。車から放り出され、１人生き残るソンマン。
２２才になったソンマンは、オートバイと携帯電話だけで、評判の良い人捜し屋（まあ、便利屋のようなもの）の仕事をしている。稼いだお金をただあの事故の被害者、植物人間の少年の下に届けるためにだけ生きている。

ご近所の身寄りのない在日韓国人のお爺さんが亡くなり、その遺骨を持って行方知れずになったクミコ婦人のことが気になる山口ハナ（ペ・ドゥナ）。ハナは在日韓国人の祖母と二人暮しの漫画家。デビュー当時はそのシニカルさが受け、センセーションを巻き起こしたが、最近ではさっぱり。出版社から恋愛モノを書けと言われている。幼い頃に両親に捨てられた記憶がトラウマとなり、人を愛する気持ちがさっぱり理解できないから書けっこない。

高級老人ホームの院長ジンピョ（キム・ミンジュン）は漫画オタクで前々からハナのファン。そんなハナが突然目の前に現われた。感激！ハナは人の気持ちを組むことを知らないそっけない女の子だ。宇宙人のような感覚のハナにすぐ夢中になったジンピョ。何とか引き止めたい。ハナからクミコ捜査の依頼を受けたソンマンに倍の料金を払うことで捜査を承諾させたり、ハナの母親を探し出して何とか引き戻したりします。

ソンマンはクミコが向かった先をすぐに突き止め、直ちに向かおうとするがハナも付いて来るという。
こうして、一見、ネアカなソンマンと宇宙人ハナの短い旅がロードムービーのように繰り広げられてゆき、とても爽やかでいいです。
全く愛に関して判っていないハナは、ソンマンの気持ちを逆なでしながらも、ソンマンが得意げに語るクミコ達の恋愛ストーリーを忠実に漫画として模写していく。ソンマンは自分のストーリーが形になっていくのを見てハナに対する気持ちも変わっていく。

ネットの“コンテンツ企画会社”の理事ヘヨン（オ・ユナ）は学生時代からのジンピョの親友。ジンピョを好きなヘヨンはハナの出現が気になるがハナとソンマンの描き出す漫画を気に入り、“サムデイ”というタイトルを付け売り出す。

愛を知っているソンマンと知らないハナが心を通わせ、クミコ達の愛の軌跡を漫画“サムデイ”にして書き留めていく。やがてその漫画とソンマンとハナの関係が重なっていくお話です。

ペ・ドゥナに関しては、映画「リンダリンダリンダ」等から入った私は、ドラマとしては始めて見た「威風堂々な彼女」のあの元気ぷりにはちょっと参りました。こちらのペ・ドゥナがずっと好きです。宇宙人と呼ばれる彼女が、自分の比でない傷をもったソンマンによって変わっていく様に引き込まれました。ペ・ドゥナって一見、さばさばした男の子っぽいように感じられますが、実はとても女の子らしい、可愛らしさを感じさせるんですよね。後半のソンマンへの無償の愛はいじらしくて、切なくて仕方ありませんでした。
ちなみに韓ドラ嫌いな旦那が立ち止まって見入った女優さん第１号がこのペ・ドゥナです。理由は「すげっえ、賢そうな女優さんだなぁ〜」です。

イ・ジヌクは「恋愛時代」での印象も良かったですが、若々しさが溢れ、必要以上に明るいソンマン役はもっと遥かに良かったです。被害者の為にだけ生きてきたが、ハナに傾倒していく自分を責め、漢江に飛び込むシーンは、この作品のクライマックスで、悲しく美しく…泣けて仕方ありませんでした。
私は最初のシーン、家族との得意げな会話、イ・ジヌクの声が妙に耳に残っており、その後、彼の事情が浮き彫りされていくに連れ、彼が何を拠りどころに生きて来たのか、もちろん、被害者にお金を貢ぐこともそうでしょうが、家族との愛に満ちた思い出だったような…

クミコ達の愛は古臭〜いものです。今時、こんな漫画売れるんかいと思っております。しかし、漫画“サムデイ”は、途中経過は違っても、まさしく、ソンマン、ハナの関係であります。“自分より相手を思いやる”愛の本質に古臭さはありません。

原作が“コミック”という映画やドラマは相当数に上りますが，漫画とアニメーションと実写画面を融合させるという手法は斬新で，独特の魅力を醸し出しています。
主演は，この手の役柄を演じさせたら最高のキャラといわれるペ・ドゥナ（韓国人の母と日本人の父を持つ漫画家，山口ハナ役）で，共演は，キム・ミンジュン（医師役），イ・ジヌク（興信所の職員役），オ・ユナ（アニメのプロデューサー役）など。
ドラマは，韓国と日本を舞台に，彼ら4人の男女の恋愛模様を描き出します。
映画チャンネルのＯＣＮが，企画構想に２年，制作費は45億ウォンを投入し，これまで地上波３社が独占していたＴＶドラマ界に挑戦したことでも注目されました。当然日本ロケも敢行されています。
実写に漫画やアニメを絡ませることで，過去にできなかったことが“ハナの漫画” の中ではできたり，現実には話せないことが“ハナの漫画” の中ではいつでも思う存分話せたり，いつしか“ハナの漫画”はアニメーションとして完成されドラマの中に溶け込んでゆきます。
真摯で切ない過去の愛と，率直で大胆な現在の愛。そしてヒロインのハナが描き出す漫画『Someday』の中の愛が一カ所で調和し，より豊かに愛を語れるドラマに仕上がった佳作です。

おまけ：“ハナ”は日本人にはよくある名前ですが，韓国語では“一つ，一番”のような意味がある韓国固有の言葉です。

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う〜ん。
あんまり感想がない。。。笑

悪くないけど、めっちゃハマったわけでもなく。

まあ、イ・ジヌクはかっこよかったかも〜*＾＾*

ペ・ドゥナは在日韓国人の漫画家、山口はなの役をやってます。
日本でのシーンが結構あって、
日本語を話すシーンもあって面白かったです♪

はなは、恋なんて信じない冷めた女の子。
ある事情があってソウルに行きます。

そこで出会ったのが医師のジンピョ（キム・ミンジュン）。
彼は、山口はなの漫画の大ファンで、
わざわざ日本にまで行ってはなの漫画を買うぐらい好きなんですね。
漫画のためにそこまでするなんて・・・＞＜
ヲタか・・・？って思っちゃったｗ

で、ジンピョは、はなに出会ってすぐにはなのことが好きになります。

最初は、キム・ミンジュンが主役だと思ってたんですよね〜。

だけど
ソンマン（イ・ジヌク）とはなが出会って。。。
途中でイ・ジヌクが主役なんだ。。。って気付きました＾＾；

ソンマンは明るい青年なんですけど、
実は暗い過去があって。。。

両親と乗っていた自動車が事故を起こし、
両親は亡くなって、自分だけが生き残ってしまったんです。
そのときに両親の車が轢いてしまった青年ジンウクは植物状態になってしまい。。。
ソンマンは罪をつぐなうために、ジンウクが入院している病院を訪れ
治療費と入院費用を両親に届け続けます。

自分を責め続けながら、働いて、働いて。。。
自分だって天涯孤独になってつらいのに、
両親の車が事故を起こしたのも、両親が悪いわけじゃなく
むしろ被害者なのに。。。

しかも働いた分では足りず、ヤクザにお金を借りてるみたいですね。。。
ヤクザに追われながらも、
明るく、懸命に生きるソンマン。

こんな苦労は全く外には出さず、明るくて、はなには優しいんですよね。

はなも、母に捨てられた・・・という心の傷を背負ってて。
母は、はなを捨てて愛する男性と駆け落ちしてしまったんです。
だから、はなは愛だの恋だの、毛嫌いするようになっちゃったんでしょうね。

そんなはなの凍りついた心を解きほぐしてくれたのがソンマンでした。

お互い、少しずつ惹かれあう2人。
だけど2人とも恋愛に不器用で（特にはなが）、
なかなか恋が発展しないんですよね。

しかもジンピョは堂々と「はなのことが好きだ〜」って公言して
ソンマンをけん制するし。。。＾＾；
こんなんじゃ、好きでもなかなか言い出せませんよね。。。

だけど明らかにはなにその気がないのに、
ガンガンアプローチするジンピョに・・・ちょっとイラッとしちゃいましたｗ
紳士的でハンサムで優しくて最高の男なのに、ちょっとKYなとこがあるんですよね〜。笑

なんとなーく静かに流れていくドラマです。
韓ドラ特有のドラマチックな展開は無いし
意地悪女も出てこないし、三角関係って言ってもドロドロしてないし、
安心してみてられるけど、やっぱりちょっと私には物足りないｗ

ラストはジーン。と感動しましたけどね〜☆

ごてごてドロドロしたドラマに疲れた方にオススメの作品ですｗ

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急いで一気には観たくない、そんなドラマ。。。
とーっても気に入っています
大事に観ていきたいそんな印象です
ペ・ドゥナさんの演じる漫画家、山口はなが独特の雰囲気を出してます
彼女がそうなったのには過去の辛い経験がそうさせているんだけど
前編では、そんな彼女が、ポジティブ思考の、人探しのエキスパートであるイム・ソンマンと接していくうち、かたくなだった心に少し変化があらわれてくる

イ・ジヌクさん演じるイム・ソンマンも辛い過去を背負ってる
愛すべき家族を交通事故で突然亡くしたソンマン
その借金返済のため、消費者金融に命まで狙われる崖っぷちの彼と幼い頃、両親に捨てられ愛を知らないで育ったはな

二人とも今でも苦しんでいるけれど
ソンマンの人懐っこい笑顔で、彼のおかれてる状況を忘れてしまうほどです

今に始まった事ではないけど
どうしてこんなに涙腺弱いんでしょうか、私は。。。
８話は特にずっしりきました。。。

ロマンティストな彼と何事にも動じない、どちらかといえば無表情なはなのやりとりもおかしい

漫画家山口はなの大ファンであるコ・ジンピョにはキム・ミンジュンさん、漫画本に埋まれている時の幸せそうな顔ったらありませんでした〜


精神科医であり、大人の男性としてソンマンとは違った彼の愛し方


二人の男性がロマンチストなのに、その愛される女性がわりと醒めてて何事にも客観的思考で物事を見ているのが面白いです

これから後編になるにつれ、人間的感情もきっと取り戻し二人の男性の間で、どんな風になっていくのか楽しみでもあります

そしてとっても素敵なオ・ユナさん
このまま、ずっと最後まで素敵な女性でいてほしいなーー