ビッグ・トラブル

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サイモン・ペグが出てるってことだけで、軽い気持ちで観たんだけど、かなり面白かっ
た。展開の早さと脚本の妙が絶妙なバランス。いろんな要素を詰め込んでいる割に
複雑すぎず、引っ張りすぎず、それでいて先が読みずらさが面白さを増している要因
かと。とは言っても、読んでいる暇がないっていったほうが正確かもしれない。

チャーリーとガスにジョージーを加えて犯行に及ぶわけだが、計画など吹っ飛んでしま
い次々に死者がでる。特にブラックというわけでもないんだけど、人は死ぬ。３人のや
りとりだけでも十分に面白いし、FBIのおっさんも加わって面白さを増したのには恐れ
いった。普通、ここははずしてしまいそうなもんだけど、なかなか見事だ。

小難しいことは一切省いて突っ走るのは小気味いいし、後味も抜群。流れる曲も完全
に２種類あってサントラ探したくなるロックが流れたと思えば、いかにも的な映画音楽
だったり。スパイもの顔負けのカット割があったり、意外と手がこんでいる。

エンディングも見事です。ただ、チャーリーってやっぱり死んでるですかね？生きてる
ような気がするんだけど、それは考えすぎ？薬品の名前聞いてニヤッと一瞬笑ったけ
ど、その真意は？楽に死ねると思った？それだと大丈夫だと思った？

サイモン・ペグの出演作はこれで３作目だけどどれも面白い。
「SPACED 俺たちルームシェアリング」これはドラマらしいけど、監督は「ショーン・オブ
・ザ・デッド」「ホット・ファズ」のエドガー・ライト。これは面白そうだ。「恋愛上手になる
ために」にも出ているようだが、サイモン・ペグが主役級でなければ見ても意味はない
かな。

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まずはイントロ通りの展開。

そっから先が面白くなります！

「ビッグ・トラブル」かどうか、ご自身でご判断を！

☆の評価はちょっと付けがたい。

正直、面白かったと思えたけど、なんか、こう・・・
残尿感の様な・・・（ごめんなさいね、表現がこんなんでｗ）

言いたい事はいっぱいあるけど、これは確実に予備知識は無しで
観る映画だと思うので、にゃんにも書かないでおきます。




最後に・・・ちょいと私の思いを・・・
若干ネタバレっぽくも感じるかもなので、
読む読まないはご自身の判断にお任せします。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



あなたは墓場まで持って行く様な秘密はありますか？
それは何の為ですか？　誰かの為ですか？　誰かを守る為ですか？
自分を守る為ですか？　それは正しいですか？　迷いは無いですか？

そんな事を考えたら評価がしにくくなった私です。



ちなみに・・・そこらへんを抜きにすると、トラブル、ブ〜ルブル、
なかなか面白い映画です。

お勧め！てゃ言いきれない自分にちょっとイラっと来ますが、
何度も言って申し訳ないですが、なかなか面白いですよｗ


　　　　　　　　　§*≧з≦) ぷっ!

あらら、最初全然気がつかなかった。
サイモン・ペッグ・・・いつ出てくるのら〜、なんて思っていたら、とっくに出てたよ§*≧з≦) ぷっ!
なんかお顔がまんまる、体もぷよぷよ、全体的ふくよかになっちゃってるー！
えっと、制作年度は２００６年。
て、ことは「ショーン・オブ・ザ・デッド」と「ホット・ファズ」の間にこの映画に出演。

　　　痩せ→デブ→シャープにシェイプ

という軌跡をたどったということか。。
それにしても、ちょいデブすぎ〜！
最近気になるサイモンはシャープでなきゃイヤ〜！

お話の方はかなりのブラック。
とはいえ、８２分とコンパクトな上に話の展開が早いのでさくさくっと見られます。
一つの犯罪を隠すためにいくつもの罪を犯すことになり・・・
とにかく、人間悪いことはできません。
悪事身に返るですぞ！ってことを教えてくれます。
ゾゾゾ・・・(￣⊥￣lll)

冒頭からTVシリーズ「フレンズ」ロス役で理屈っぽかった
デヴィッド・シュワイマーが懐かしい面長の顔を見せてくれる。妻の設定が保安官となると「ファーゴ」みたいな展開かなあなんてパクリを連想すると大きな罠にはまりそう。
ありえないシーンの連続だが、イギリス俳優サイモン・ペッグがやっぱりな役で期待通り。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」が大好きなあなた、これを見逃すと後悔するかも。
一回目は流して観て！２回目は笑いながら観て！楽しんで下さい。

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作家志望で平凡な男だったチャーリーの転落人生。
警官で有る妻と可愛い娘に少しでも楽をさせたい。
ただ、それだけの軽い考えだったのに…。
ショーンオブザデッドで誠実で知人思いだったサイモンペグがイカにも小悪党のガスを演じているのだが若干空回り。
フレンズで人気者だったデヴィッド・シュワイマーもそれ程上手だとは…。
演者に重い演技が出来る人が一人混じっていればカナリ作品の質も向上しただろうと感じる。
畳み掛ける様に不幸が重なる様は出来過ぎとは言え面白かった。
別の世界では世界旅行にも行ったドワーフが死体と下水溝旅行に出掛ける様など、ストーリの間隙にそれなりに笑いの種はまいて有った。
しかし、結実しているところは希薄。
「悪は栄えず」の論理に沿って物語りは悲劇的な結末を迎えるがクライムコメディなら少しは「救い」を作って方が良かった気もする。
世の中「金」よりも「愛」では無いのか？。
金さえ有りゃあハッピーだと言うオチには監督の心のさもしさも感じてしまう。
期待し過ぎなければ「それなり」に楽しめる。
最後に現れる男が誰かナンテ予想は皆しただろう。

ちなみに「レス」でも使用されたCGで俯瞰から車両を見下ろすシーンが今回も有り。
監督が余程気に入ったのかソフトウェアが残っていたのだろう。