ガリレオ / 福山雅治
全体の平均評価点: (5点満点)
(82)
解説・ストーリー
東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第1巻。住宅街で若者が突然頭から発火して死亡。捜査を担当することになった新人刑事の内海薫は、天才物理学者・湯川学に協力を依頼する。第1話「燃える」と第2話「離脱る」を収録。
東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第1巻。住宅街で若者が突然頭から発火して死亡。捜査を担当することになった新人刑事の内海薫は、天才物理学者・湯川学に協力を依頼する。第1話「燃える」と第2話「離脱る」を収録。
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「ガリレオ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第1巻。住宅街で若者が突然頭から発火して死亡。捜査を担当することになった新人刑事の内海薫は、天才物理学者・湯川学に協力を依頼する。第1話「燃える」と第2話「離脱る」を収録。
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ガリレオのシリーズ商品
ガリレオ 1
東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第1巻。住宅街で若者が突然頭から発火して死亡。捜査を担当することになった新人刑事の内海薫は、天才物理学者・湯川学に協力を依頼する。第1話「燃える」と第2話「離脱る」を収録。
収録時間: |
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音声: |
103分 |
日本語 |
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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ASBX4055 |
2008年06月13日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
24枚 |
5人 |
1人 |
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ガリレオ 2
東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第2巻。失踪したある男を探すことになった湯川と薫。ふたりは男が姿を消した家に潜り込むが、突然ポルターガイスト現象に襲われ…。第3話「騒霊ぐ」と第4話「壊死る」を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
92分 |
日本語 |
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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ASBX4056 |
2008年06月13日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
25枚 |
3人 |
7人 |
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ガリレオ 3
東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第3巻。薫の管内のホテルで密室殺人事件が発生。被害者の部屋で火の玉が飛んだのを見たという目撃証言を聞き、湯川は事件に興味を抱く。第5話「絞殺る」と第6話「夢想る」を収録。
収録時間: |
字幕: |
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92分 |
日本語 |
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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ASBX4057 |
2008年06月13日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
29枚 |
1人 |
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ガリレオ 4
東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第4巻。湯川と薫は湯川研究室の助手・栗林から、ある不可思議な事件について相談を持ち掛けられる。それは自殺を予知した男の話だった。第7話「予知る」と第8話「霊視る」を収録。
収録時間: |
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92分 |
日本語 |
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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ASBX4058 |
2008年06月13日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
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33枚 |
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2人 |
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ガリレオ 5
東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第5巻。栃木県の湖で突然ボートが爆発。約1ヵ月半後、湯川は薫から大学の卒業生が巻き込まれた奇怪な事件の話を聞く。第9話「爆ぜる−前編−」と最終第10話「爆ぜる−後編−」を収録。
収録時間: |
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103分 |
日本語 |
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レンタル開始日: |
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ASBX4059 |
2008年06月13日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
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29枚 |
3人 |
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ガリレオのシリーズ商品
ガリレオ 1
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- 収録時間:
103分
- 字幕:
日本語
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2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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ASBX4055
- レンタル開始日:
2008年06月13日
- 在庫枚数
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東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第1巻。住宅街で若者が突然頭から発火して死亡。捜査を担当することになった新人刑事の内海薫は、天才物理学者・湯川学に協力を依頼する。第1話「燃える」と第2話「離脱る」を収録。
ガリレオ 2
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2008年06月13日
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東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第2巻。失踪したある男を探すことになった湯川と薫。ふたりは男が姿を消した家に潜り込むが、突然ポルターガイスト現象に襲われ…。第3話「騒霊ぐ」と第4話「壊死る」を収録。
ガリレオ 3
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2008年06月13日
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東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第3巻。薫の管内のホテルで密室殺人事件が発生。被害者の部屋で火の玉が飛んだのを見たという目撃証言を聞き、湯川は事件に興味を抱く。第5話「絞殺る」と第6話「夢想る」を収録。
ガリレオ 4
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- 収録時間:
92分
- 字幕:
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2008年06月13日
- 在庫枚数
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東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第4巻。湯川と薫は湯川研究室の助手・栗林から、ある不可思議な事件について相談を持ち掛けられる。それは自殺を予知した男の話だった。第7話「予知る」と第8話「霊視る」を収録。
ガリレオ 5
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- 収録時間:
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東野圭吾の原作を福山雅治と柴咲コウ共演でドラマ化したTVシリーズ第5巻。栃木県の湖で突然ボートが爆発。約1ヵ月半後、湯川は薫から大学の卒業生が巻き込まれた奇怪な事件の話を聞く。第9話「爆ぜる−前編−」と最終第10話「爆ぜる−後編−」を収録。
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ユーザーレビュー:82件
映画版は むしろ堤真一が主役
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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映画版「容疑者Xの献身」では、犯人としては、最強敵の登場だと思います。
犯人の真実のまた裏の真実が見えた時、泣けてしまいました。
トリックと謎を号泣のラストに結びつけたのは、流石と思いました。
しかし、福山雅治を期待して観にいくとちょっとがっかりかもしれません。彼の頭脳明晰で解き明かすというよりも、犯人の心象に迫った人間ドラマとなっていたような気がします。
さて、ドラマの方ですが、久米宏演じる本島は怖い男。
湯川は、本島に最初は師事していたようですが、その研究が、小型核爆弾を生み出すと知って離れてしまったようです。
しかし、薫は本島の仕掛けた罠に嵌まってしまい、湯川は薫を助けるために、小型核爆弾を爆発させないために四苦八苦します。
恋の行方も、あのくらいで良かったのかもしれませんね。
もしかしたら、続編ができそうな勢いですから・・・
犯人たちが、次々と魅力的な犯罪を起こし、湯川と薫がすてきな化学反応を起こして難事件を解決する様が、楽しいドラマでした。
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容疑者Xの献身を見るために
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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久々に日本のドラマをみました。
刑事でも何でもない人が、謎解き?なんて聞くと、やれ湯けむりだの、家政婦は〜なんて思ってしまいますが、ギリギリのところで回避しているのは、原作の良さとキャスティングのおかげでしょうか?
しかも、安易に俳優の良さだけで見せる訳ではなく、しっかりとした脚本で、見せるドラマになっていると思います。
そしてサスペンスドラマでは重要な伏線の張り方を回収させるのが、上手いですね。
湯川教授が、検証実権のデーターを通して、犯人の人物像に迫るあたりは、な〜るほどと思わせるし、唐沢寿明演じる犯人の屈折した心理もなかなかです。
柴崎コウ演じる薫のウソ泣きがバレるラストのオチも可愛らしくて良かったです。
真矢ミキがいい味出していますね。
「女の武器を使わないと〜」アメとムチを上手く使い分ける女は、そうざらにいる訳じゃない!
湯川と薫と正反対な2人のコミカルなやり取りを楽しみながら、衝突しつつも惹かれあっていく恋模様も楽しみです。
福山雅治がこだわりぬいたという白衣姿にも注目です。
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13人の会員が気に入ったと投稿しています
嘘を突く 謎を解く
投稿日:2008/09/13
レビュアー:こんちゃん
ここ数年のフジ・月9ドラマの中では一番の出来でしょう。
福山雅治は「ひとつ屋根の下」のちい兄ちゃんのイメージが強かったんですけど、この湯川准教授ははまり役でしたね。
前クールの「CHANGE」よりは確実に面白いし、きちんと作られています。
東野圭吾の原作がよく出来ていると言うこともあるんでしょうけど、キャスティングの妙を感じますねえ。
東野圭吾は、けっこう読んでいるつもりでしたけど、これ読んでなかったんですね。読んでみよっと。
「容疑者Xの献身」が映画として公開されますね。「HERO」が映画化された時は、TVドラマとしては気に入っていたものの
「別にわざわざ映画にしなくてもいいんじゃないの?」
と思ったんです。で、実際に観てみると案の定でした・・・。
ところが、これは、
「映画として観てみたい」
と思うんですよ。映画ならではの映像描写が生かされるんじゃないかと期待できる部分が大きいですよね。
そういえば、映画の公開当日(10月4日かな?)に、湯川の学生時代を描くスペシャル「ガリレオΦ(エピソードゼロ)」がTV放映されるらしいですね。うん、これも楽しみだ。
湯川の
「うん、面白い・・」
「実に興味深い」
と言う口癖が、まるで福山雅治を想定して書かれていたかのようにピッタリハマってるんですよね。
柴咲コウは、女優としてはあまり評価してないんですけど(「ファンデーションはつけません!」のCMで綺麗な子だなあとは思ったんですけど)この役は合ってます。原作では、湯川の相棒は草薙刑事なんだそうですが、ドラマに華やかさを持たせるために、女性の内海にしたそうです。原作を読んでないんで比較できませんけど、この改変は効果的だったんじゃないでしょうか。
こういう「Who done it」よりも「How done it」が重要視される物語は、「刑事コロンボ」から「古畑任三郎」まで沢山ありますけど、その謎解きの展開が上手いか下手かで印象がまるっきり変わっちゃいますよね。「ガリレオ」は科学的な考証も含めて、うまい作りだったと思います。あ、たまに犯人探しがメインというエピソードもありましたけどね。
また、こういう様式的な関係は「トリック」や「時効警察」に通ずるものもありますけど、こちらの方が丁寧に作られているような気がしますね。
これは、機会があれば是非観て欲しいですね。お薦めです。
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ガリレオがゾンビのデスマスクの謎と事件の全真相を解き明かす!
投稿日:2008/11/15
レビュアー:RUSH
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【第九章 爆ぜる(はぜる)前編】
湖で夜、ボートに乗る一人の男(升毅)が何かを叫んでいる。もう一人の男がどうやらボートから落ちたようだ。ボートの上の男がパニックになっているとき、いきなりボートが爆発し、キャンプしていた夫婦がそれを目撃した。弓削(品川裕)と内海(柴咲コウ)は中学校で防犯授業に出かけていた。その学校は文化祭の真っ最中でその中の出し物で「ゾンビのデスマスク」というものがあり人気を博していた。あまりにリアルなそのデスマスクは弓削と内海の興味をもそそり、内海に到ってはこのデスマスクから死相が感じられるという始末。そんなとき、先生が一人の女性(泉晶子)を連れてきてこのデスマスクを見せた。その女性はこのマスクの顔は息子の雄一だと発言し、弓削と内海は驚くのだった。このデスマスクを作ったのは学校の生徒の一人で自然公園の池に落ちていた顔型を使って制作したと証言し、警察はこの証言を元に池を捜索したところ男性の死体が発見されたのだった。死体の身元は藤川雄一(坂本真)であることが判明する。そして監察医、城ノ内(真矢みき)の調べによってこの遺体が放射線被曝しており、中性子線を浴びていたことが判明し、事件は混迷を深めていく。内海はデスマスクの顔型が何故池に落ちていたのか、どうやって出来たのかという謎の解明を湯川(福山雅治)に依頼するのだが・・・。
【最終章 爆ぜる(はぜる)後編】
湯川は帝都大学に以前あった原子力工学科の教授だった現KSメディカルエンジニアリング社社長である木島征志郎(久米宏)に会いに自宅へ伺ったところ、そこへちょうど木島が帰ってきて出くわすのだった。湯川は木島が未だにレッドマーキュリー(小型核爆弾)の開発をしているのではないか、藤川、梅里(升毅)を殺したのも木島ではないかと直接糾弾したが、相手にされなかった。湯川も深く糾弾することが出来なかった。何故なら未解決な謎がたくさんあったからだ。また二人には少なからず因縁があり、湯川は以前、木島の研究チームに参加し、研究をしていたことがあり、その時、木島の研究していたレッドマーキュリーには核反応を制御するためのシステムが欠けていた為、原子炉というより核爆弾といったものとなっていた。それに気がついたチームの誰かが告発し、チームは解散し、木島は大学をクビになったというのである。告発したのは湯川だという噂があるが真相は明らかではない。数々の謎が解けないまま、木島の秘書である穂積京子(本上まなみ)が自殺を図るなど事件が事件を呼び混迷を深めていく。湯川が全ての謎を解き明かしたとき、木島との直接対決が湯川を待っていた・・・。
今巻に関しては第九章と最終章に別れているがひとつの章「爆ぜる」として見た方がいい。原作は第九章が探偵ガリレオの「転写る(うつる)」、最終章が探偵ガリレオの「爆ぜる」なのだがひとつとしてみた方がスムーズに最終章へと入っていけると思う。今までになく事件は難解で内海も湯川も事件の解明に今まで以上に苦労する。それが今巻の見所といっていいだろう。第九章ではデスマスクの顔型が出来た過程の謎を解くまでの湯川の奮闘と湯川と木島の関係の謎が浮かび上がってくるのだが木島との関係の謎は上記での書いたが最終章で明らかにされる。九章では顔型が出来た過程を実証するまでとなっており、本筋の事件の解明には到らない。序章的な扱いと言っていいだろう。事件の本当の謎は4つある。
1.藤川の死後、どうやってアパートの管理人に生きているように見せるのか?
2.藤川の死後、実家の留守電にメッセージをどうやって残したのか?
3.藤川・梅里を殺した犯人が同一犯であれば、何故梅里は爆死で藤川は銃殺だったのか?
4.黒幕(真犯人)は誰なのか?
このうちの4の真犯人は既にわかっているので謎というのは間違っているかも知れない。少なくとも最終章に入る前に既に湯川は犯人に気が付いている節がある。残りの謎を解き明かしたとき、木島との直接対決が待っているのだが、このシーンは評価が二分するところだろう。詳しく書いてしまうと作品のおもしろさが半減してしまうのであえて書かないが、ちょっとちゃちぃ〜のである(笑)。僕が期待していたのは湯川が木島をどう追い詰め引導を渡すのかということだったのだ。期待したのはこの作品の第四章での香取慎吾演じる田上を負かしたラストシーンのようなものを期待していたのだ。それだけに最終章のラストシーンは全くの予想外で驚きと落胆という少し複雑な気分になってしまった。だが湯川と内海のラストシーンでのやりとりは思いの外楽しめたのも事実なのだが・・(^^ゞ。でもねぇ〜ピンクのコードはちょっと・・・どうかなぁ〜?・・・作りすぎだと思うんだけどねぇ〜(笑)。
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10人の会員が気に入ったと投稿しています
福山と柴咲のやりとりと謎に対し自らの仮説を実証する過程が面白い
投稿日:2008/08/17
レビュアー:RUSH
【第一章 燃える】
男(唐沢寿明)が部屋の中で朗読を録音する準備を整えている。準備を整えいざ録音しようとしたその時、家の外に暴走族のような若い遊び人たち数人がバイクの轟音をけたたましく響かせやってきて、彼の録音の邪魔する。彼はそれを苦々しい表情で眺め、おもむろに携帯電話を取り出した。すると遊び人の内の一人の頭から火柱が上がり、頭が燃え、絶命した。この事件の捜査を担当することになった貝塚北署の弓削(品川祐)と内海(柴咲コウ)は現場に到着する。そこには既に署内でミステリーハンターと呼ばれるほど実績を挙げている草薙刑事(北村一輝)が到着していた。草薙は草薙を尊敬している内海に自分の秘密を話し、帝都大学の湯川准教授(福山雅治)を紹介するのだが、湯川は「変人ガリレオ」と呼ばれるほどの変わり者だった・・・。
【第二章 離脱る(ぬける)】
蒸し暑そうな部屋の中を男(小市慢太郎)が携帯電話で話をしながらうろうろしている。職業はフリーのジャーナリストのようだ。彼は昔そこそこのジャーナリストだったようだが今では落ちぶれて週刊誌の風俗ネタを主に扱う三流ジャーナリストになっているようだ。彼の息子、忠広(今井悠貴)は熱を出して隣の部屋で寝ている。彼は竹田のおばちゃん(虻川美穂子)が来ると言い当て、赤い車が見えたとその絵を描いていた。その4週間後、一つの殺人事件が発生していた。担当は弓削と内海。OLが絞殺され腐乱死体で発見されたのだ。その容疑者として一人の男が浮上した。保険外交員の栗田(石井正則)である。彼は事件当日、彼女に会うことになっており、部屋に名刺があったことと、アリバイがないことで疑われたのだった。栗田は事件発生時、赤い車の中で寝ていたと説明するが弓削は全く相手にしなかった。そんな時、幽体離脱して赤い車を観たという少年が現れる・・・。
福山雅治が4年半ぶりにドラマに出演するということで話題になったTVドラマ。特に第一章で唐沢寿明と14年ぶりに共演するということでかなり盛り上がっていた記憶がある。それだけに第一章はとても力が入ったものとなっていたように思う。脚本、特に事件のカラクリ、つまりプロットがなかなかよくできていたことと、唐沢寿明の演技の素晴らしさとその存在感が遺憾なく発揮されていたことに好感が持てた。このドラマの原作は東野圭吾氏の「探偵ガリレオ」と「予知夢」である。いずれも短編であるが、東野圭吾氏の緻密なプロットが原作になっているので第一章のようなプラズマやレーザーなどが使われるトリックはお手のものなのかもしれない。僕は原作が東野圭吾だと知ってこのドラマを見ようと思った。通常僕は日本のドラマはあまり見ない。たぶん、人の半分以下だろう。気に入ったものしか見ないのだ。そんな僕が最終話まで観たぐらいの内容なのでミステリーファンであれば最後まで見れる内容になっているはずだ。ただし、各話のプロットの中で驚かされたものはなかったが、毎話そこそこ楽しめた。プロットだけではなく、福山演じる湯川と柴咲演じる内海のやりとりがとても面白かった。毎回、内海が湯川に捜査協力を依頼しにくるがそれを拒もうとする助手の栗林(渡辺いっけい)や、興味が湧かないと協力する気がない湯川を苦労して説得する内海とのやりとりがたまらないのだ。自らの仮説を実証するための大がかりな実験風景も毎回の見所だろう。事件が起こるたびに湯川と内海の距離が近づいていくものなかなか楽しいものだ。
原作と比べるとかなりオリジナルな部分が少なくない。柴咲コウ演じる内海薫はオリジナルキャラと考えてもいいだろう(内海薫というキャラは小説の中で登場しているが、設定は全く違う)。原作では探偵ガリレオとタッグを組むのは草薙なのでそれだとドラマ上絵にならないし、地味だから、女刑事と入れ替え、しかも恋愛関係を臭わせていくという観る側にとってはたまらない演出を醸し出している。通常、原作にはないオリジナルキャラやシナリオを入れると不評をかうものだが、この作品に関してはどうだろう?僕個人としてはそれほどの不満は感じなかった。映画「刑事コロンボ」やドラマ「古畑任三郎」のようにドラマの冒頭で犯人がわかることが多く、犯人当てを楽しむことは出来ないが、主人公たちが事件の謎を如何に解明していくかという過程がとても面白い作品である。
見所は第一章は文句なしに唐沢寿明の演技とレーザーを使ったトリック、第二章は子役である今井悠貴くんの切ない演技と偶然発生した蜃気楼が起こした奇跡ぐらいだろうか。時間をもてあましているときにゆったりと観るといいかもしれない。そういえば、この作品の音楽を担当したのは福山で柴咲コウとのユニットの主題歌もヒットしたので記憶している人も多いと思う。またこの作品の劇場版が製作されている。
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ユーザーレビュー
映画版は むしろ堤真一が主役
投稿日
2008/10/20
レビュアー
ミルクチョコ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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映画版「容疑者Xの献身」では、犯人としては、最強敵の登場だと思います。
犯人の真実のまた裏の真実が見えた時、泣けてしまいました。
トリックと謎を号泣のラストに結びつけたのは、流石と思いました。
しかし、福山雅治を期待して観にいくとちょっとがっかりかもしれません。彼の頭脳明晰で解き明かすというよりも、犯人の心象に迫った人間ドラマとなっていたような気がします。
さて、ドラマの方ですが、久米宏演じる本島は怖い男。
湯川は、本島に最初は師事していたようですが、その研究が、小型核爆弾を生み出すと知って離れてしまったようです。
しかし、薫は本島の仕掛けた罠に嵌まってしまい、湯川は薫を助けるために、小型核爆弾を爆発させないために四苦八苦します。
恋の行方も、あのくらいで良かったのかもしれませんね。
もしかしたら、続編ができそうな勢いですから・・・
犯人たちが、次々と魅力的な犯罪を起こし、湯川と薫がすてきな化学反応を起こして難事件を解決する様が、楽しいドラマでした。
容疑者Xの献身を見るために
投稿日
2008/10/14
レビュアー
ミルクチョコ
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久々に日本のドラマをみました。
刑事でも何でもない人が、謎解き?なんて聞くと、やれ湯けむりだの、家政婦は〜なんて思ってしまいますが、ギリギリのところで回避しているのは、原作の良さとキャスティングのおかげでしょうか?
しかも、安易に俳優の良さだけで見せる訳ではなく、しっかりとした脚本で、見せるドラマになっていると思います。
そしてサスペンスドラマでは重要な伏線の張り方を回収させるのが、上手いですね。
湯川教授が、検証実権のデーターを通して、犯人の人物像に迫るあたりは、な〜るほどと思わせるし、唐沢寿明演じる犯人の屈折した心理もなかなかです。
柴崎コウ演じる薫のウソ泣きがバレるラストのオチも可愛らしくて良かったです。
真矢ミキがいい味出していますね。
「女の武器を使わないと〜」アメとムチを上手く使い分ける女は、そうざらにいる訳じゃない!
湯川と薫と正反対な2人のコミカルなやり取りを楽しみながら、衝突しつつも惹かれあっていく恋模様も楽しみです。
福山雅治がこだわりぬいたという白衣姿にも注目です。
嘘を突く 謎を解く
投稿日
2008/09/13
レビュアー
こんちゃん
ここ数年のフジ・月9ドラマの中では一番の出来でしょう。
福山雅治は「ひとつ屋根の下」のちい兄ちゃんのイメージが強かったんですけど、この湯川准教授ははまり役でしたね。
前クールの「CHANGE」よりは確実に面白いし、きちんと作られています。
東野圭吾の原作がよく出来ていると言うこともあるんでしょうけど、キャスティングの妙を感じますねえ。
東野圭吾は、けっこう読んでいるつもりでしたけど、これ読んでなかったんですね。読んでみよっと。
「容疑者Xの献身」が映画として公開されますね。「HERO」が映画化された時は、TVドラマとしては気に入っていたものの
「別にわざわざ映画にしなくてもいいんじゃないの?」
と思ったんです。で、実際に観てみると案の定でした・・・。
ところが、これは、
「映画として観てみたい」
と思うんですよ。映画ならではの映像描写が生かされるんじゃないかと期待できる部分が大きいですよね。
そういえば、映画の公開当日(10月4日かな?)に、湯川の学生時代を描くスペシャル「ガリレオΦ(エピソードゼロ)」がTV放映されるらしいですね。うん、これも楽しみだ。
湯川の
「うん、面白い・・」
「実に興味深い」
と言う口癖が、まるで福山雅治を想定して書かれていたかのようにピッタリハマってるんですよね。
柴咲コウは、女優としてはあまり評価してないんですけど(「ファンデーションはつけません!」のCMで綺麗な子だなあとは思ったんですけど)この役は合ってます。原作では、湯川の相棒は草薙刑事なんだそうですが、ドラマに華やかさを持たせるために、女性の内海にしたそうです。原作を読んでないんで比較できませんけど、この改変は効果的だったんじゃないでしょうか。
こういう「Who done it」よりも「How done it」が重要視される物語は、「刑事コロンボ」から「古畑任三郎」まで沢山ありますけど、その謎解きの展開が上手いか下手かで印象がまるっきり変わっちゃいますよね。「ガリレオ」は科学的な考証も含めて、うまい作りだったと思います。あ、たまに犯人探しがメインというエピソードもありましたけどね。
また、こういう様式的な関係は「トリック」や「時効警察」に通ずるものもありますけど、こちらの方が丁寧に作られているような気がしますね。
これは、機会があれば是非観て欲しいですね。お薦めです。
ガリレオがゾンビのデスマスクの謎と事件の全真相を解き明かす!
投稿日
2008/11/15
レビュアー
RUSH
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【第九章 爆ぜる(はぜる)前編】
湖で夜、ボートに乗る一人の男(升毅)が何かを叫んでいる。もう一人の男がどうやらボートから落ちたようだ。ボートの上の男がパニックになっているとき、いきなりボートが爆発し、キャンプしていた夫婦がそれを目撃した。弓削(品川裕)と内海(柴咲コウ)は中学校で防犯授業に出かけていた。その学校は文化祭の真っ最中でその中の出し物で「ゾンビのデスマスク」というものがあり人気を博していた。あまりにリアルなそのデスマスクは弓削と内海の興味をもそそり、内海に到ってはこのデスマスクから死相が感じられるという始末。そんなとき、先生が一人の女性(泉晶子)を連れてきてこのデスマスクを見せた。その女性はこのマスクの顔は息子の雄一だと発言し、弓削と内海は驚くのだった。このデスマスクを作ったのは学校の生徒の一人で自然公園の池に落ちていた顔型を使って制作したと証言し、警察はこの証言を元に池を捜索したところ男性の死体が発見されたのだった。死体の身元は藤川雄一(坂本真)であることが判明する。そして監察医、城ノ内(真矢みき)の調べによってこの遺体が放射線被曝しており、中性子線を浴びていたことが判明し、事件は混迷を深めていく。内海はデスマスクの顔型が何故池に落ちていたのか、どうやって出来たのかという謎の解明を湯川(福山雅治)に依頼するのだが・・・。
【最終章 爆ぜる(はぜる)後編】
湯川は帝都大学に以前あった原子力工学科の教授だった現KSメディカルエンジニアリング社社長である木島征志郎(久米宏)に会いに自宅へ伺ったところ、そこへちょうど木島が帰ってきて出くわすのだった。湯川は木島が未だにレッドマーキュリー(小型核爆弾)の開発をしているのではないか、藤川、梅里(升毅)を殺したのも木島ではないかと直接糾弾したが、相手にされなかった。湯川も深く糾弾することが出来なかった。何故なら未解決な謎がたくさんあったからだ。また二人には少なからず因縁があり、湯川は以前、木島の研究チームに参加し、研究をしていたことがあり、その時、木島の研究していたレッドマーキュリーには核反応を制御するためのシステムが欠けていた為、原子炉というより核爆弾といったものとなっていた。それに気がついたチームの誰かが告発し、チームは解散し、木島は大学をクビになったというのである。告発したのは湯川だという噂があるが真相は明らかではない。数々の謎が解けないまま、木島の秘書である穂積京子(本上まなみ)が自殺を図るなど事件が事件を呼び混迷を深めていく。湯川が全ての謎を解き明かしたとき、木島との直接対決が湯川を待っていた・・・。
今巻に関しては第九章と最終章に別れているがひとつの章「爆ぜる」として見た方がいい。原作は第九章が探偵ガリレオの「転写る(うつる)」、最終章が探偵ガリレオの「爆ぜる」なのだがひとつとしてみた方がスムーズに最終章へと入っていけると思う。今までになく事件は難解で内海も湯川も事件の解明に今まで以上に苦労する。それが今巻の見所といっていいだろう。第九章ではデスマスクの顔型が出来た過程の謎を解くまでの湯川の奮闘と湯川と木島の関係の謎が浮かび上がってくるのだが木島との関係の謎は上記での書いたが最終章で明らかにされる。九章では顔型が出来た過程を実証するまでとなっており、本筋の事件の解明には到らない。序章的な扱いと言っていいだろう。事件の本当の謎は4つある。
1.藤川の死後、どうやってアパートの管理人に生きているように見せるのか?
2.藤川の死後、実家の留守電にメッセージをどうやって残したのか?
3.藤川・梅里を殺した犯人が同一犯であれば、何故梅里は爆死で藤川は銃殺だったのか?
4.黒幕(真犯人)は誰なのか?
このうちの4の真犯人は既にわかっているので謎というのは間違っているかも知れない。少なくとも最終章に入る前に既に湯川は犯人に気が付いている節がある。残りの謎を解き明かしたとき、木島との直接対決が待っているのだが、このシーンは評価が二分するところだろう。詳しく書いてしまうと作品のおもしろさが半減してしまうのであえて書かないが、ちょっとちゃちぃ〜のである(笑)。僕が期待していたのは湯川が木島をどう追い詰め引導を渡すのかということだったのだ。期待したのはこの作品の第四章での香取慎吾演じる田上を負かしたラストシーンのようなものを期待していたのだ。それだけに最終章のラストシーンは全くの予想外で驚きと落胆という少し複雑な気分になってしまった。だが湯川と内海のラストシーンでのやりとりは思いの外楽しめたのも事実なのだが・・(^^ゞ。でもねぇ〜ピンクのコードはちょっと・・・どうかなぁ〜?・・・作りすぎだと思うんだけどねぇ〜(笑)。
福山と柴咲のやりとりと謎に対し自らの仮説を実証する過程が面白い
投稿日
2008/08/17
レビュアー
RUSH
【第一章 燃える】
男(唐沢寿明)が部屋の中で朗読を録音する準備を整えている。準備を整えいざ録音しようとしたその時、家の外に暴走族のような若い遊び人たち数人がバイクの轟音をけたたましく響かせやってきて、彼の録音の邪魔する。彼はそれを苦々しい表情で眺め、おもむろに携帯電話を取り出した。すると遊び人の内の一人の頭から火柱が上がり、頭が燃え、絶命した。この事件の捜査を担当することになった貝塚北署の弓削(品川祐)と内海(柴咲コウ)は現場に到着する。そこには既に署内でミステリーハンターと呼ばれるほど実績を挙げている草薙刑事(北村一輝)が到着していた。草薙は草薙を尊敬している内海に自分の秘密を話し、帝都大学の湯川准教授(福山雅治)を紹介するのだが、湯川は「変人ガリレオ」と呼ばれるほどの変わり者だった・・・。
【第二章 離脱る(ぬける)】
蒸し暑そうな部屋の中を男(小市慢太郎)が携帯電話で話をしながらうろうろしている。職業はフリーのジャーナリストのようだ。彼は昔そこそこのジャーナリストだったようだが今では落ちぶれて週刊誌の風俗ネタを主に扱う三流ジャーナリストになっているようだ。彼の息子、忠広(今井悠貴)は熱を出して隣の部屋で寝ている。彼は竹田のおばちゃん(虻川美穂子)が来ると言い当て、赤い車が見えたとその絵を描いていた。その4週間後、一つの殺人事件が発生していた。担当は弓削と内海。OLが絞殺され腐乱死体で発見されたのだ。その容疑者として一人の男が浮上した。保険外交員の栗田(石井正則)である。彼は事件当日、彼女に会うことになっており、部屋に名刺があったことと、アリバイがないことで疑われたのだった。栗田は事件発生時、赤い車の中で寝ていたと説明するが弓削は全く相手にしなかった。そんな時、幽体離脱して赤い車を観たという少年が現れる・・・。
福山雅治が4年半ぶりにドラマに出演するということで話題になったTVドラマ。特に第一章で唐沢寿明と14年ぶりに共演するということでかなり盛り上がっていた記憶がある。それだけに第一章はとても力が入ったものとなっていたように思う。脚本、特に事件のカラクリ、つまりプロットがなかなかよくできていたことと、唐沢寿明の演技の素晴らしさとその存在感が遺憾なく発揮されていたことに好感が持てた。このドラマの原作は東野圭吾氏の「探偵ガリレオ」と「予知夢」である。いずれも短編であるが、東野圭吾氏の緻密なプロットが原作になっているので第一章のようなプラズマやレーザーなどが使われるトリックはお手のものなのかもしれない。僕は原作が東野圭吾だと知ってこのドラマを見ようと思った。通常僕は日本のドラマはあまり見ない。たぶん、人の半分以下だろう。気に入ったものしか見ないのだ。そんな僕が最終話まで観たぐらいの内容なのでミステリーファンであれば最後まで見れる内容になっているはずだ。ただし、各話のプロットの中で驚かされたものはなかったが、毎話そこそこ楽しめた。プロットだけではなく、福山演じる湯川と柴咲演じる内海のやりとりがとても面白かった。毎回、内海が湯川に捜査協力を依頼しにくるがそれを拒もうとする助手の栗林(渡辺いっけい)や、興味が湧かないと協力する気がない湯川を苦労して説得する内海とのやりとりがたまらないのだ。自らの仮説を実証するための大がかりな実験風景も毎回の見所だろう。事件が起こるたびに湯川と内海の距離が近づいていくものなかなか楽しいものだ。
原作と比べるとかなりオリジナルな部分が少なくない。柴咲コウ演じる内海薫はオリジナルキャラと考えてもいいだろう(内海薫というキャラは小説の中で登場しているが、設定は全く違う)。原作では探偵ガリレオとタッグを組むのは草薙なのでそれだとドラマ上絵にならないし、地味だから、女刑事と入れ替え、しかも恋愛関係を臭わせていくという観る側にとってはたまらない演出を醸し出している。通常、原作にはないオリジナルキャラやシナリオを入れると不評をかうものだが、この作品に関してはどうだろう?僕個人としてはそれほどの不満は感じなかった。映画「刑事コロンボ」やドラマ「古畑任三郎」のようにドラマの冒頭で犯人がわかることが多く、犯人当てを楽しむことは出来ないが、主人公たちが事件の謎を如何に解明していくかという過程がとても面白い作品である。
見所は第一章は文句なしに唐沢寿明の演技とレーザーを使ったトリック、第二章は子役である今井悠貴くんの切ない演技と偶然発生した蜃気楼が起こした奇跡ぐらいだろうか。時間をもてあましているときにゆったりと観るといいかもしれない。そういえば、この作品の音楽を担当したのは福山で柴咲コウとのユニットの主題歌もヒットしたので記憶している人も多いと思う。またこの作品の劇場版が製作されている。
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