レ・ミゼラブル　少女コゼット

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オランピオの悲しみと並び傑作と呼ばれ、世界中で舞台公演が軒並みロングランの大ヒットになり、エミール・バヤールの版画のポスターや看板で皆さんご存知の作品です
世界名作劇場の復活第一弾として、本作を取り上げたのは相当の気合と覚悟が感じられる
だが、やはりと言うべきか、余りにも内容が濃すぎる為３０分枠で、まして５０話前後でまとめるのは相当苦労しただろうと想像が付くが、これがなかなか上手く構成されており、魅力は損なわれていないです。

物語はタイトルにもある様に、主人公が原作のジャン・ヴァルジャンではなく、中盤から登場するコゼットという少女が軸に描かれます、なので原作でいうと中盤辺りからという事になります、流石に前半の流れは子供向けではないので、バッサリ切って正解だと感じる
物語の序盤からコゼットは母親と別れ、預けられた先で酷い虐待を受けます、母ファンティーヌは娘と離れてまで働きに来た工場も不当に解雇され、路上生活をするまで落ちぶれ、娘が虐待されていることを知りますが、ファンティーヌは病気に掛かり倒れてしまいます
だが工場の経営者であり市長でもあるマドレーヌに助けられ、解雇は彼は関与していなかったことを聞き、恨みを捨て娘を助け出してほしいと頼みます、が色々な邪魔が入り助けられぬまま、ファンティーヌの病状は進むばかりでした
この辺りから本当の主役マドレーヌことジャン・ヴァルジャンも物語に絡んできます、実はジャンには暗い過去があり、それが警察に知られ追われる事となりますが、約束通りコゼットを助け出し、二人で修道院に身を寄せ新たな生活が始まります
ここからは、オリジナルストーリーやオリジナルキャラの登場で、しばし楽しい生活が続きます
終盤、ここまでに母が亡くなったり、ジャンと離れ離れになったり、そしてマリウスという子と恋をしたりします
そして月日は流れ再びジャンと巡りあいます、コゼットとマリウスの結婚式も執り行われ正に幸せに向かおうとしたその時、ジャンは自分の過去をマリウスに話し、二人の前から消えてしまうのです
それを聞いたコゼットは、過去など関係なく自分たちをいつも助けてくれたジャンを探すことを決意します
しかし中々足取りが掴めず一年近くが経とうとしていたある日、二人の下にジャンの居場所を記した手紙が届きます
だが、駆けつけた二人の前には・・・・・。

ラストは敢えて書きません
順を追って書く必要は無いのですが、書き出したら止まらなくなってしまうのは、いつもの事なのでお許しを
やはり名作だけあり端折ってあるとはいえ、十分中身の濃いものになっています、ですがフランス文学としては比較的分かりやすいものなので、誰でも入り込めると思います
ですがここで一つツッコミを、作画が完全に現代アニメになっており、昔の世界名作劇場の雰囲気を想像し、懐かしさで借りてしまえば「え？」って感じるかも知れません
実はわたしがそうでした、ですがこれは好みですので気になさらずに。

第5話　刑事がマドレーヌ市長はジャンバルジャンだと疑い始めた。マドレーヌ市長どれだけ力あるんだ。オリンピック出れるぞ。
☆☆☆☆★

第6話　ファンティーヌが同じところで働いている人に子供がいるとばれてしまい、今働いている職場から追い出されてしまった。コゼット母親大変だな。ファンティーヌからコゼットに送った誕生日プレゼントをガブローシュが発見して、コゼットに渡すところがよかった。最近だんだん面白くなってきたな。　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆☆★

第７話　私もパリに行きたい。今、飛行機乗って何円ぐらいかかるんだ。ついにファンティーヌ借りてた家から追い出されてしまった。大変だね。　　　　　　　　☆☆☆★★

第８話　ファンティエーヌがやつれていくところの表情がうまくかけていた。子供相手の番組にそこまでやるかってぐらいにやせた様子などかけていた。ファンティエーヌはすてきだな。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆☆★

第一話　世界名作劇場の定番家族との別れ。ウォー、この作品始まって15分でもう別れの時がきちゃった。世界名作劇場始まって以来最短記録で、別れの場面じゃないの。マドレーヌ市長はめっちゃいい人そう。コゼットは、居候している所の親にこれからこきつかわれるんだろうな。（これも世界名作劇場のパターン）これからどうなるのだろう。　　　　　　　　　☆☆☆★★

第2話　アレン、素直じゃないけど、いいやつだ。最後は悪役登場？（見た目から）って感じで終わってしまった。コゼットは３歳だったのだねー。（エンディングの曲の時かいてます。この話の途中から6歳になった。）　　　　　　　　　　☆☆☆★★

第三話　ガブローシュもいいやつだ。あの2話の最後に出てきた人は刑事だったのね。今後はマドレーヌ市長の過去のことがあの刑事にばれていやな展開になるんだろうね。最後のシーン、母親コウェー。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆★★

第四話　別に特に印象に残った話がなかった。シュシュでかくなりすぎ。いつになったコゼットはあの家からで出るのだろうか？　　　　　　　　　　　　　　　☆☆★★★

全体的にみて個人的にキャラの絵があまり好みじゃないです。見られるのに時間がかかりそう。昔の名作劇場のキャラの方がよかったな。

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　名作『レ・ミゼラブル』をコゼット視点で描いた物語。
　懐かしの世界名作劇場です。そして、その名に恥じない完成度です。


　原作を知らなくても大丈夫。面白いから。知ってたらもっと面白いんでしょうけど。原作とアニメの差異なんか特に。

　とにかく幼少期から壮絶ですね。観ているだけで、胸が苦しくなります。手を差し伸べてあげたくなる。そんな健気なコゼット。

　ジャン・ヴァルジャンと暮らすようになって、少し幸せになれて安心。


　成長してからの恋愛や過去との再会。

　パリでのすれ違いが切なくももどかしい。
　マリウスやエポニーヌがメインの回も増えますね。っていうか、エポニーヌが魅力的に見えてきますね。ただ、コゼットへの嫉妬は……。でも、それは恋心からしょうがないですね。


　そして革命――失敗に終わったので暴動ですが、あれは壮絶。この六月暴動で、ＡＢＣ友の会がほぼ全滅。
　エポニーヌの最期が切ないね。

　ジャン・ヴァルジャンとジャヴェールの関係性。ジャヴェールの心境の変化など、見所も多いですね。

　コゼットとマリウスの仲も双方から認められ結婚。

　ジャン・ヴァルジャンから真実を聞かされたマリウス。それを受け止めるコゼット……。
　苦難が多かった物語ですが、こうして幸せになっているのっていいですね。


　まさに感動の名作。

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今回の11巻では、革命によって多くの人々が死んでしまいます。そんな中、ジャンバルジャンお父さんはマリウス君を生かすために革命に参加をする。マリウス君のために命がけになるジャンバルジャンの姿が必見です。