花咲く春には

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検事を目指すジョンド（パク・コニョン）はある日歌手志望の詐欺師チェリ（イ・ハナ）に示談金目当てで痴漢にしたてあげられ、その場に居合わせた女刑事ヨンジュ（パク・シヨン）に取り押さえられる。ヨンジュがお見合いをしたジュンギ（イ・ハン）も検事志望。後、司法試験に合格したジョンドとジュンギは司法研修員で同期となる。
この４人の恋愛も描きながら事件絡みで進むドラマ。

前科７犯のジョンド父は「悪い奴のお金で皆が幸せになる為に成敗する」という考えで自分が裕福になりたくて詐欺を働くわけではないらしい。
序盤はそんな考えの下、仲間で大掛かりな詐欺を企てるあたりを観てアン・ジェウク主演の「天女と詐欺師」を思い出しましたが‥
途中ジョンドが検事になったあたりからは又違ったストーリー展開。
ジョンドが文書偽造事件を扱ううちに罠にはまり、、、とドラマはやっと面白くなってきます。
悪事を働く黒幕に再開発という事で住み慣れた町を追われるはめになったジョンドの住む町の住人たち。その黒幕に親子３代で立ち向かうジョンド家族。このあたりは観ていて痛快でした。

ジョンド祖父（イ・スンジェ）〜「ホジュン」「ランラン１８歳」
ジョンド父（キム・カプス）〜「海神」「復活」
とベテラン俳優さんが流石という演技。

いつもだったらこの位のドラマ２−３日もあれば観てしまうのですが〜このドラマはなんと９日もかかってしまいました。
別につまらない訳ではないのですが「国有地を横領」などと‥そんな事出来るのか？と、詐欺の手口がオバカな私には良く理解できなかったので、、、それが手こずった原因かな？

複雑な環境で育ったジョンド、ヨンジュと父親に反発していたチェリ、そしてジュンギがジョンドの家族や町の人との関わりを通し変わっていく姿や家族愛にはちょっと感動です。

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　正義は勝つ。
　努力すれば報われる。
　家族を大事にしよう。
　一途にヒロインを愛し続ける男が主人公。
こういった「韓国ドラマ」を私は大好きですが、まさにこのドラマもコレです。
「家族や街の人たちを大切にする」主人公がドラマ後半はみんなと協力して「悪と戦う」展開になります。その中で主人公やその父の思いも深く語られ、かなりツッコミどころは多いのですが、「感動作」に間違いありません。

　主人公パクコニョン（得意のダンスは一回だけご愛嬌で見せてくれます）が、不幸をはねのけて頑張る熱血司法試験受験生ジョンド（正道）役を爽やかに好演してます。
　ヒロイン、イハナは独特の雰囲気のある新進若手女優。
外見は「青木さやか」か「キムハヌル」か？美人か、そうじゃないのかわかんないけど、とても印象的な人。「歌の上手さ」はぴか一で、歌手志望でリンと突っ張って生きてきたヒロインにピッタリ。主人公との微妙な距離感を上手に表現しています。
　そして特筆ものは、主人公の父「キムガプス」の大熱演。
ドラマ「復活」や「犬とオオカミの時間」等で、頭脳派のエリート役で印象的な俳優さんですが、このドラマでは「頭がいい」のは同じとしても「詐欺師」で三の線で大活躍。特に後半は「見せ場」がいっぱいです。
またエリート新人検事役のイハン。（「クムスン」の死んだ夫から数年で大出世。）役名がジュンギですが、あのイジュンギと演技も「切れ長の眼」も少し似ているような、、。そのほか、脇役それぞれに温かみが感じられ、ちょっとホームドラマみたいな感じもします。ドラマ「ぶどう畑のあの男」のお爺さん、「ありがとうございます」の金持ちおばあさん、「コーヒープリンス１号店」の力持ち店員、「インスンは美しい」の大女優の娘など、どこかで見た顔がいっぱいです。

　厳しい「冬」の後には必ず「花咲く春」が来ます。
そんな「春」を待って「私も頑張ろう！」と希望を持って元気が出るドラマです。オススメ！

イ・ハン(現キム・ナムギル)さんを見ています。
ジュンギ役ですが本当にカッコよくて良い役柄です。完全無欠なキャラかと思いきや男の嫉妬や人生初(?)の挫折など経験します。そして更に良い男になります。
最初から困難な環境でも陽性キャラの主人公も良い男ですが贔屓目もあり、ジュンギの方が好きです。最終回はジュンギと一緒に泣いちゃいましたが、最後は幸せそうで良かった。

ストーリーも良く、まだまだ続けられそうな話です。ナムギルさんも俳優業再開したし検事物で続編作ったらいいのに。
どのドラマも多少のツッコミどころは有りますから細かい所は気にせずに!

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せっかちな韓国人がよく我慢したなと感心するぐらい，前半の展開は牛歩の歩みです。
しかし，この段階で諦めてはいけません。お話は１１話以降から俄然面白くなります。
まあ，ノンフィクションをドラマにするとこういう展開になるのかもしれませんが，私には，どこからどこまでがノンフィクションで，どの部分が演出されたフィクションなのか分かりませんでした。

あらすじは，
万年司法浪人のイ・ジョンド（パク・ゴニョン）は，検事になることをめざして正しく真面目に生きていますが，理容店を営む祖父ジェシク（イ・スンジェ）は，前科四犯の詐欺師，父のドクス（キム・ガプス）も前科七犯で出所したての詐欺師です。
一方，実業家の息子キム・ジュンギ（イ・ハン）は，何時も優しく紳士的で，周囲の人からも好感を持たれていました。
二人の共通点は，ともに司法試験を控えているということです。
ある日のこと，ジョンドは，地下鉄のホームで痴漢の犯人にされて，現場に居合わせた女性刑事オ・ヨンジュ（パク・シヨン）に取り押さえられます。
警察に連行されますが，顔なじみのムン刑事（チョン・インギ）のおかげで誤解が解けます。
ジョンドを痴漢に仕立てたムン・チェリ（イ・ハナ）は，お金のために詐欺を重ねていましたが，本当は歌手になるという夢を持っていました。
ヨンジュは親が勧めるお見合いにしぶしぶ出掛けますが，お見合いの相手ジュンギに好意をもたれてしまいます。
こんな感じのお話ですが，一言で言えば，富裕な家庭環境で育った正義感の強い女性刑事が，３代にわたって詐欺師という家庭の秘密を持った熱血検事とロマンスを繰り広げるというコメディーです。

付け加えるなら，
歌手になりたいという夢を持つ想定のイ・ハナssi，本当に綺麗な歌声ですね。
かったるい前半を何とか持ちこたえさせたのが，脇役のキム・ガプスssiの演技です。主役を押しのけて，独壇場の展開でした。
そして，怒涛の後半を引き受けたのがイ・ハンssiです。ジュンギの正義に苦しむ迫真の演技は感動モノです。イ・ハンssiの今後もかなり期待できますよ。

イ・ハン(現キム・ナムギル)さんを見ています。
いつも通り、かっこ良いです。なんか普通の(エリート寄りですが)若い人の役で表情も明るめ。
まだ見始めですが、今後は思い悩む顔もあるのでしょうか。

ストーリーには、それほど興味無かったのですが｢ダメな親に振り回されるマトモな職を目指す子供」に共感するところが
あったため半分も見ていないのにレビューを書いてしまいました。
ここは日本だからジョンドほど大変なことはないけれど日本のドラマの｢家族が関係なく若者だけで回っている世の中」が
嘘臭くてツマラナイ私にとっては｢そうそう、ダメな親って...」と共感しきりです。
まあ韓ドラは親・兄弟が関わりすぎてウザい所もあるので、この後どうなるのか。