許されざる者

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許されざる者 / クリント・イーストウッド
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「許されざる者」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

荒事からは足を洗っていたウィリアム・マニーの元へ若いガンマンが訪れる。娼婦に傷を負わせ賞金をかけられた無法者を追うためだ。マニーのかつての相棒ネッドを加えた3人は追跡行に出かけるが、その頃、町の実力者の保安官ビルは疎ましい賞金稼ぎたちを袋叩きにしているところだった。やがてビルの暴力が黒人であるネッドにも及んだ……。

「許されざる者」 の作品情報

作品情報

製作年: 1992年
製作国: アメリカ
原題: UNFORGIVEN
受賞記録: 1992年 アカデミー賞 作品賞
1992年 ゴールデン・グローブ 助演男優賞
1992年 NY批評家協会賞 助演男優賞
1992年 LA批評家協会賞 作品賞

「許されざる者」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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西部劇へのオマージュ

投稿日:2004/12/27 レビュアー:ケチケチ

すべての物を奪ってしまう、"許されざる暴力"を否定した映画であると同時に、数多く作られてきた西部劇へのオマージュを感じる映画です。

かつて名を馳せたガンマン、ウィル(クリント・イーストウッド)も、権力を背景に暴力を楽しむ保安官(ジーン・ハックマン)も、許されざる者として描かれていると思います。ちょっと面白いのは星条旗の使い方で、社会批判とまでは意識してないと思いますが、権力をふるう背景に必ず星条旗が登場します。クライマックス後、町を去るウィルの背景にも星条旗がはためいていますので、彼の最後の台詞も暴力という権力を背景にした台詞と受け取れますし、彼自身も保安官と何ら変わらない"許されざる者"としての表現なんだと思います。

しかしこの映画、本来のテーマよりも、西部劇へのオマージュの方がより強く心に残ります。イーストウッド自信がドン・シーゲル監督とセルジオ・レオーネ監督に捧げると言っているように、かつての西部劇に賛辞を送りながら、別れを告げる映画でしょう。作品賞の所以はそのあたりだと思います。

この映画は、一方では西部劇の形式を徹底的に打ち壊しています。乾いたシーンばかりでなく雨あり雪あり、インディアンも悪者でなく、酒場で酒瓶をつかんでも乱闘劇にはならず、早撃ち神話を打ち壊し、主人公は拳銃の狙いもままならず使う武器は散弾銃。ライフルでの狙撃も一発では仕留められず、やっと当たった弾は急所を外れて、討たれた敵は苦しんで死んでいきます。しかし一方で、ストーリーの大きな骨組みは、女のために立ち上がり、最後は仲間のために戦うという、それこそサイレント時代からの典型的な物語です。そのあたりのマッチングがこの映画の面白さだろうし、賞賛される所以ではないでしょうか。

描かれている時代も1880年と西部開拓時代の末期ですし、無法者の影を失っているウィルの哀愁が、西部劇最後のスターといわれるイーストウッドとも重なります。また、クライマックスでの、乗馬靴に付けられた拍車のカシャカシャという金属音は、ウィルの心の内の虚しさを表現しているのでしょうが、それだけにとどまらずに西部劇そのものへの哀愁を感じさせます。5段階評価は、4。

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誰が許されざる者? ネタバレ

投稿日:2009/05/19 レビュアー:ミルクチョコ

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この作品は、単なる西部劇ではなく、西部劇の舞台を借りた、正と悪とを主軸に人間の善悪を描いた作品ですね。

イーストウッド演じるマニーは、かつての大悪党。そしてそんな大悪党を妻クローデイアが真人間に戻してくれた。そんな妻も3年前に先立たれ、二人の子供達のために娼婦の顔を切り刻んだ悪党に掛けられた賞金を手に入れようと、殺しを決意する。
ひょっとしたら、言葉で語られることはないのですが、妻も娼婦だったのかも?と思わせる節もあります。
しかし、殺しを決意したものの、馬も満足に乗りこなせない無様なガンマンです。

マニーは、かつての大悪党を一度は封印した男です。
何が彼をそこまでして、また悪党に戻させたのでしょうか?
それは、賞金稼ぎに一緒に出かけたネッド(モーガン・フリーマン)が娼婦を殺した一味に銃を突きつけることが出来ずに、先に戻っていたはずの彼が捕まり、晒されたことが原因です。
長年絶っていた酒を飲むシーンは、セリフでは触れることはないのですが、多分彼の胸の内では、怒り狂っていたのでしょう。暗黙の復讐を決意したシーンですね。

復讐にやって来たマニーが、最初の標的を問答無用の行動は、かつての彼がいかに冷酷非情だったことが分かります。
今までの老いぼれた馬も乗りこなせない農民とは、同一人物に見えない凄みがあります。

また権力を傘に生きている保安官(ジーン・ハックマン)もまた相当の悪党です。マニーは、保安官の顔に銃口を突きつけて言います。「お前こそが許されざる者だ」そして保安官が言い返します。「地獄で待ってるぜ!」と。
かつての勧善懲悪で全てが片付くと思われていた時代は、もうおしまいだと言っているかのようです。

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第77回アカデミー賞、監督、作品賞受賞お祝いレビュー

投稿日:2005/03/01 レビュアー:オタエドン

この『許されざる者』もダブル受賞した作品でした。今回また同じく、『ミリオンダラー・ベイビー』でダブル受賞ならびに、主演女優、助演男優賞も獲得。今夏公開。心待ちにしています。昨年は、『ミスティック・リバー』を送り出し、すばらしい才能と人脈に感服。今後の更なる活躍を期待しています。
許されざる者も、極悪非道の保安官マニーとの、ラストの対決に、鳥肌が立つ程の感動。抑えられた怒りが、一気に爆発。壮絶な復讐シーンを演じていました。また、見直してみよう。
クリント・イーストウッド監督、ブラボー!!

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誰がイイヤツなのか、誰が悪いヤツなのか…

投稿日:2004/05/12 レビュアー:しゃれこうべ

クリント・イーストウッド監督の映画で、アカデミー賞を総なめにした作品で西部劇である…
ということぐらいの情報しか持たず、この作品を観ました。

話はたいへん意外なもので、
私の中では最後まですっきりしないままでした。
でも、そこがクリント・イーストウッドが言わんとしたことなのかもしれない…と思うんです。

何が良いことなのか、何が悪いことなのか…、
見失ってしまうことってよくあると思うんです。
たとえば、ある映画があるとして、
その主人公がすごく極悪なことをしていても、ヒーローとして描かれていれば、それは“善”として観客に受け止められることもありますよね。
そういう意味からして、この映画では、登場人物を“悪”として、もしくは“善”としてきっちり位置づけることをしていないと思います。

でも、私にはちょっと難しかったかな…。
いまいち理解できずです。
感慨深いというものでもなく、ただし空しいというものでもない…。
自分自身が持っている感想までも難しくなってしまう映画でした。

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クリントイーストウッド…ちょっと嫌いになった…

投稿日:2008/05/20 レビュアー:pokorou

クリントイーストウッドさん…あなたは終始カッコ良かったです。

しかし…モーガンフリーマンをあんな死に方…しかもさらし者にまでして…

クリントイーストウッドさん、あなたは素晴らしい俳優であり、監督でもあり、これからもあなたの映画は拝見させて頂く事になると思います。

が、モーガンフリーマンが大好きな私にとってあれは惨過ぎた…

(泣)

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許されざる者

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西部劇へのオマージュ

投稿日

2004/12/27

レビュアー

ケチケチ

すべての物を奪ってしまう、"許されざる暴力"を否定した映画であると同時に、数多く作られてきた西部劇へのオマージュを感じる映画です。

かつて名を馳せたガンマン、ウィル(クリント・イーストウッド)も、権力を背景に暴力を楽しむ保安官(ジーン・ハックマン)も、許されざる者として描かれていると思います。ちょっと面白いのは星条旗の使い方で、社会批判とまでは意識してないと思いますが、権力をふるう背景に必ず星条旗が登場します。クライマックス後、町を去るウィルの背景にも星条旗がはためいていますので、彼の最後の台詞も暴力という権力を背景にした台詞と受け取れますし、彼自身も保安官と何ら変わらない"許されざる者"としての表現なんだと思います。

しかしこの映画、本来のテーマよりも、西部劇へのオマージュの方がより強く心に残ります。イーストウッド自信がドン・シーゲル監督とセルジオ・レオーネ監督に捧げると言っているように、かつての西部劇に賛辞を送りながら、別れを告げる映画でしょう。作品賞の所以はそのあたりだと思います。

この映画は、一方では西部劇の形式を徹底的に打ち壊しています。乾いたシーンばかりでなく雨あり雪あり、インディアンも悪者でなく、酒場で酒瓶をつかんでも乱闘劇にはならず、早撃ち神話を打ち壊し、主人公は拳銃の狙いもままならず使う武器は散弾銃。ライフルでの狙撃も一発では仕留められず、やっと当たった弾は急所を外れて、討たれた敵は苦しんで死んでいきます。しかし一方で、ストーリーの大きな骨組みは、女のために立ち上がり、最後は仲間のために戦うという、それこそサイレント時代からの典型的な物語です。そのあたりのマッチングがこの映画の面白さだろうし、賞賛される所以ではないでしょうか。

描かれている時代も1880年と西部開拓時代の末期ですし、無法者の影を失っているウィルの哀愁が、西部劇最後のスターといわれるイーストウッドとも重なります。また、クライマックスでの、乗馬靴に付けられた拍車のカシャカシャという金属音は、ウィルの心の内の虚しさを表現しているのでしょうが、それだけにとどまらずに西部劇そのものへの哀愁を感じさせます。5段階評価は、4。

誰が許されざる者?

投稿日

2009/05/19

レビュアー

ミルクチョコ

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この作品は、単なる西部劇ではなく、西部劇の舞台を借りた、正と悪とを主軸に人間の善悪を描いた作品ですね。

イーストウッド演じるマニーは、かつての大悪党。そしてそんな大悪党を妻クローデイアが真人間に戻してくれた。そんな妻も3年前に先立たれ、二人の子供達のために娼婦の顔を切り刻んだ悪党に掛けられた賞金を手に入れようと、殺しを決意する。
ひょっとしたら、言葉で語られることはないのですが、妻も娼婦だったのかも?と思わせる節もあります。
しかし、殺しを決意したものの、馬も満足に乗りこなせない無様なガンマンです。

マニーは、かつての大悪党を一度は封印した男です。
何が彼をそこまでして、また悪党に戻させたのでしょうか?
それは、賞金稼ぎに一緒に出かけたネッド(モーガン・フリーマン)が娼婦を殺した一味に銃を突きつけることが出来ずに、先に戻っていたはずの彼が捕まり、晒されたことが原因です。
長年絶っていた酒を飲むシーンは、セリフでは触れることはないのですが、多分彼の胸の内では、怒り狂っていたのでしょう。暗黙の復讐を決意したシーンですね。

復讐にやって来たマニーが、最初の標的を問答無用の行動は、かつての彼がいかに冷酷非情だったことが分かります。
今までの老いぼれた馬も乗りこなせない農民とは、同一人物に見えない凄みがあります。

また権力を傘に生きている保安官(ジーン・ハックマン)もまた相当の悪党です。マニーは、保安官の顔に銃口を突きつけて言います。「お前こそが許されざる者だ」そして保安官が言い返します。「地獄で待ってるぜ!」と。
かつての勧善懲悪で全てが片付くと思われていた時代は、もうおしまいだと言っているかのようです。

第77回アカデミー賞、監督、作品賞受賞お祝いレビュー

投稿日

2005/03/01

レビュアー

オタエドン

この『許されざる者』もダブル受賞した作品でした。今回また同じく、『ミリオンダラー・ベイビー』でダブル受賞ならびに、主演女優、助演男優賞も獲得。今夏公開。心待ちにしています。昨年は、『ミスティック・リバー』を送り出し、すばらしい才能と人脈に感服。今後の更なる活躍を期待しています。
許されざる者も、極悪非道の保安官マニーとの、ラストの対決に、鳥肌が立つ程の感動。抑えられた怒りが、一気に爆発。壮絶な復讐シーンを演じていました。また、見直してみよう。
クリント・イーストウッド監督、ブラボー!!

誰がイイヤツなのか、誰が悪いヤツなのか…

投稿日

2004/05/12

レビュアー

しゃれこうべ

クリント・イーストウッド監督の映画で、アカデミー賞を総なめにした作品で西部劇である…
ということぐらいの情報しか持たず、この作品を観ました。

話はたいへん意外なもので、
私の中では最後まですっきりしないままでした。
でも、そこがクリント・イーストウッドが言わんとしたことなのかもしれない…と思うんです。

何が良いことなのか、何が悪いことなのか…、
見失ってしまうことってよくあると思うんです。
たとえば、ある映画があるとして、
その主人公がすごく極悪なことをしていても、ヒーローとして描かれていれば、それは“善”として観客に受け止められることもありますよね。
そういう意味からして、この映画では、登場人物を“悪”として、もしくは“善”としてきっちり位置づけることをしていないと思います。

でも、私にはちょっと難しかったかな…。
いまいち理解できずです。
感慨深いというものでもなく、ただし空しいというものでもない…。
自分自身が持っている感想までも難しくなってしまう映画でした。

クリントイーストウッド…ちょっと嫌いになった…

投稿日

2008/05/20

レビュアー

pokorou

クリントイーストウッドさん…あなたは終始カッコ良かったです。

しかし…モーガンフリーマンをあんな死に方…しかもさらし者にまでして…

クリントイーストウッドさん、あなたは素晴らしい俳優であり、監督でもあり、これからもあなたの映画は拝見させて頂く事になると思います。

が、モーガンフリーマンが大好きな私にとってあれは惨過ぎた…

(泣)

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