１００年後・・・

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

いやー、やなもん観ちゃいました・・・
パッケージが凄いでしょう。
つい手を出してしまいました。

イントロにあるようにゾンビが子供たちです。
見た目は少しかわいらしさが残っていて見るに絶えられないような姿ではありません。
それだけにやることが凄すぎて痛々しくもあります。

１００年前の鉱山で過酷な労働条件の中で働かされていた子供たち。
事故により生き埋めになります。

深い山奥の森の中で自分達を死に至らしめた大人に復讐するためにゾンビとなり生き延びて？きました。

子供たちが大人に牙をむく場面は凄惨そのものです。
たとへ映画とはいえ本当に演じていることが痛ましくなりました。
この子役たちに悪影響がなければいいけど・・・
なんて子を持つ親としては心配になるほどです。

内容は説明不足が多すぎて今ひとつゾンビの子供たちの
悲しみや復讐の気持ちがはっきりしません。
残虐なゾンビを前面に出すより主人公の少女とゾンビの少女のふれあいを出すほうがもっと物語りに深みが出たように思いました。

ラストは少しホッとしました。微笑ましくもありました。

衝撃の子供たちです。大人だけで観て下さいネ。

　　ンまあ邦題、ってかジャケットがいわゆる、アレ、ですよね。ッでしかもジャケに書いてある英語が "100 years later" って、ねぇ、これが原題だと思っちゃいますわよ。
　　ッで原題が "Zombies" ・・・・　これもなんだ、うーんミスリードって気がしないでもない。

　　まあね、ゾンビって言葉だけなら生ける屍、なんだからウソじゃありませんがねこの内容。映画のタイトルで、それも三流ホラーで堂々と「ぞ・ん・び」ってつけたら、ねぇ。
　　あ、でも三流ホラーでタイトルを鵜呑みにしちゃいけない、ってか(^^ゞ。

　　さて、お話しのほうはすでにみなさんご紹介のとおりどちらかといえば怨念モノです。いちおう「人を喰った」シーンも出てきます。ただ直接の描写は少ないので、そちらを期待される方は物足りないかも。

　　ッで、まぁ結論から言っちゃえばなんとも食い足りない、って人肉じゃないっすよ。
　　実はこれ、先日レビューした「ヴァンパイア・ハンター」と同じ監督なんですわ。
　　あちらも面白くなる要素があったのになんか宙ぶらりんで終わっちゃったんですが、コチラもアイディアはイイんだけどねぇ、な作品。
　　子供のゾンビがわらわらわら、ッで百年前の炭鉱事故が原因で・・・なんてまあベタな設定♪ですからね。料理の仕方によっちゃ「C級ならではの泣かせる話」になったり、あるいは「森の守護霊」モノみたいなファンタジーにもっていけたり、キョンシー風チャーミングホラーってのもあるジャン・・・・　いや、正攻法の怨念モノに仕上げても結構イイもんになるとは思うんですがね。
　　実際「スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル」（テレビミニシリーズ）のような味わいもあります。それなりの雰囲気はあるんだけどねぇ。

　　ッで思いますに、このカーダン監督ってヒト、中途半端にまじめなんじゃないかなぁ。
　　アイディア思いつくところ（餓鬼ゾンビってどおよ）までは不謹慎なんだけど、いざ映画作り出すと観客サービスよりも、なんか既成のモラルに縛られちゃうみたいな（そのわりに、子役に人喰いさせるって・・・って言う話はありますが）。
　　だからせっかくのアホな思い付きが充分に膨らまずに、それどころか立ち消えになっちゃったりして。

　　C級ファンとしてはもっとハジケテほしいのよ、いやまじめになるんならいっそ徹底してくれたら「アザーズ」のようなテイストの作品にもなったかもしれない（あくまでもC級だけど）。
　　それが中途半端、それも中途にまじめだと突っ込む気力もなえちゃうのでして。

　　まぁドツボにひどい作品ではないです（世の中もっとひどい作品はもっとある、という意味）。
　　それにしてもこの監督作品をまだ観てみたい気がするアチキは、ドＭでしょうか・・・・

『28日後』は研究所で監視されていた、ウィルスに感染しているモルモットが解放された28日後の物語。
『28週後』は感染発生から28週後のロンドン再建を舞台に人でなしの父親とワンパク姉弟の冒険物語。
『60年後』は60年前に地球外生命体がちょびっと暴れたという進行形の昔話。

さて、本作『100年後』は100年前に鉱山で働かれていた子供たちが人災で生き埋めになった怨みからゾンビとなり、
100年間ずっと復讐の機会を窺っていたけど、『想い出の地をスキー場にするとは許さねぇ〜』と
復讐対象者や被害者用若者数名を襲うゾンビ映画なのです。

ゾンビ映画と呼ぶには抵抗が無くもないですが、
近所のレンタル屋ではゾンビ映画のジャンルに並べてあるし、
顔に白塗りメイクだけでも殺し方はエグさを感じてしまいます。
怖さとせつなさとやるせなさを〜♪感じるのです。
（子供だから？生き埋めにされたから？？）

ラストまで観ると『まぁ良かった』と思えるものの途中までは退屈な作品でした。
（山奥ではスカウトテイラー嬢の良さは生きてこないのかも）

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

タイトルどおりです。まさに「100年後」.
28週後・・・などとパッケージが類似している時点で怪しめ皆!!
話の筋は本当に簡単.何故か人が住めないようなボロ山小屋に引っ越してくる一家→100年経った生き埋めにされた子達がゾンビになつて出てくる。以・上!!
いやもう、ね・・・暗くて何も見えないし、ゾンビメイクは青白いパウダー塗っただけの安物だし、殺しのシーンは全く無しといってもいい程映さないし、凶器(クワとか)でざくざく殺すだけの子供ゾンビ達よ・・・涙
走る?いいや、遅いよ。
食いついてくる? いいや、食いついてこないよ。
怖い? いいや、ただの子役だよ。
感染? そこまで話の手が込んでないよ。
なんで100年後に? 語られてないよ!!
あーっはっはっはっ★時間、かっえせ!!(怒)
全く良くこれで映画に出来たな・・という悲しいお知らせです。
皆さん間違っても「ゾンビ」と「幽霊」を一緒くたにしないでおきましょう。ゾンビは食欲が一番に頭にある腐乱死体です。
青白いだけの半端な人情持ち合わせた理解のある奴じゃありませんよ。
というわけでさようならこの映画。さようなら私の時間・・

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

100年前、炭鉱で働かされていた子供たちの中にメリーと言う女の子がいた。体が小さいのでダイナマイトを持たされトンネルの奥に入ることになった。
危険なので作業員が中止するよう社長に言うが聞き入れられず、大きな爆音と共にメリーはじめおおぜいの子供たちが亡くなった。

100年後、現在は廃墟と化した寂しい村となっていた。そんな村にカレンは夫が遺した一軒家に2人の娘とやって来ます。家は電気は点いたもののネズミがでたりとにかく不潔で汚い。
エマは森の中でメリーと言う少女と出会う。お友達になりエマの部屋に泊まったり、自分のクマのぬいぐるみとボロボロのお人形を交換したりしているようだ。
でも、エマは気づかないけど実は炭鉱の事故で亡くなったあのメリーでなんとゾンビなのです。その後、メリーと一緒に亡くなった子供ゾンビたちも集団で現われるようになります。
彼らは豚の腸(はらわた)にむしゃぶりついてガツガツ元気よく食べます。エマの姉のサラは同じ高校生の3人組に出会いお友達になりますが、子供ゾンビたちの集団に襲われ・・・。
子供ゾンビたちはツルハシやシャベルなどを手に持っていて、それで人間を殺し腸を食べるのです。子供ゾンビは夜しか活動しません。
100年前鉱山を経営していた社長の子孫がこの辺り一体をスキー場にするとやって来ますが、残念なことに・・・。
一方、なんとか子供ゾンビから逃れたサラと母カレンはエマがいない事に気づき森の中に探しに行く。途中、子供ゾンビ集団と出会い逃げるが、意外とこのゾンビたち走るのが速いんです。
ヨタヨタ歩いたりしませんし、痩せてもいません。顔はふっくらしています。ラストは、ふ〜ん、そうなんだ〜(゜.゜)　って感じ。

おススメはイマイチかな・・・^^　暇つぶしでもねぇ〜(@_@)