「キングダム・オブ・ヘブン」 の解説・あらすじ・ストーリー
12世紀のフランス。妻子を失い悲しみに暮れる若き鍛冶屋の青年バリアン。そんな彼の前に、ある日騎士ゴッドフリーが現われ、バリアンが自分の実の息子であると衝撃の事実を告白する。勇敢で高潔なゴッドフリーは十字軍の騎士としてエルサレムへと赴く途上にあった。彼は、キリスト教徒とイスラム教徒が奇跡的に共存している“天国の王国”エルサレムを守るため命を捧げる覚悟だった。バリアンは、そんなゴッドフリーの説得を受け入れ、自らも十字軍に参加する。長い旅の道中でたくましい戦士へと成長していくバリアンは、ついにエルサレム王国へと辿り着くが…。
「キングダム・オブ・ヘブン」 の作品情報
製作年: | 2005年 |
---|---|
製作国: | アメリカ |
原題: | KINGDOM OF HEAVEN |
「キングダム・オブ・ヘブン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | リドリー・スコット |
---|---|
製作: | リドリー・スコット |
製作総指揮: | リサ・エルジー 、 ブランコ・ラスティグ 、 ブランコ・ラスティグ 、 テリー・ニーダム |
出演: | オーランド・ブルーム 、 エヴァ・グリーン 、 リーアム・ニーソン 、 ジェレミー・アイアンズ 、 デヴィッド・シューリス 、 ブレンダン・グリーソン 、 エドワード・ノートン 、 マートン・ソーカス 、 アレクサンダー・シディグ |
脚本: | ウィリアム・モナハン |
---|---|
撮影: | ジョン・マシソン |
音楽: | ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
145分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
FXBR29534 | 2005年10月07日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
13枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
145分
字幕:
日本語英語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
FXBR29534
レンタル開始日:
2005年10月07日
在庫枚数
13枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
194分 | 日本語・英語 | 1:DTS-HD Master Audio(96k 24bit)/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
FXXR32429*B | 2008年06月06日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
194分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:DTS-HD Master Audio(96k 24bit)/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
FXXR32429*B
レンタル開始日:
2008年06月06日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
145分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
FXBR29534 | 2005年10月07日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
13枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
145分
字幕:
日本語英語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
FXBR29534
レンタル開始日:
2005年10月07日
在庫枚数
13枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
194分 | 日本語・英語 | 1:DTS-HD Master Audio(96k 24bit)/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
FXXR32429*B | 2008年06月06日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
194分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:DTS-HD Master Audio(96k 24bit)/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
FXXR32429*B
レンタル開始日:
2008年06月06日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
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オーランド・ブルーム、なかなか漢だよ。
主演がオーランド・ブルームなのでラブロマンスありの甘ちゃん映画に思われそうだが、完全に戦いの中で己の信念を貫く漢達を描いたとても硬派な映画。物語の前段が話を端折りすぎてストーリーの流れが良くないが、エルサレムからの後半は構成、映像ともに圧巻でとても素晴らしい。前半で話がギクシャクしているのは50分のシーンをカットしている影響が出ているようだ。
リドリー・スコット作品においてこの映画はある意味、監督のこれまでの成果の集大成と呼べるものになっている。「グラディエーター」は勿論だが「デュエリスト」「レジェンド」「ブラックホーク・ダウン」などで培った、あるいは表現できなかった部分を見事に進化させて見せてくれている。
当然リドリー・スコットならではの映像美とクールな残虐さは健在。神の視線のようにやや客観的に捕らえる俯瞰での戦闘シーンは息を呑む美しさだ。映画館でこのシーンを見られなかった人はきっと後悔するに違いない。
また今回は色彩的の移ろいも意識されていて興味深い。主人公が子や妻を失うのシーンは青みがかかった寒色の風景であるが、エルサレムに近づくにつれ色が鮮やかになっていく。
絵画的な映像の美しさで知られるリドリースコットだが、氏に限らず超一流の監督やカメラマン達はその美しい映像を単に絵葉書的な切り取りをしているわけでは決して無い。当然そこにはフォトジェニーを含めた意味が込められている。あるサイトではこの映画にオレンジが場面に登場することに言及されていたが、これも一種のフォトジェニックでオレンジはパラダイスなどを暗示しているらしい。ただフォトジェニーに関しては、それを理解する背景を持たなければそのシーンはなんら価値を見出せないのでこのオレンジに関してはお遊びという感じになってしまう。ただし明らかに万人が見ても共通の認識を持つ(?)シーンも多々ある。主人公がメッシーナの港からはるかエルサレムの方角を眺める非常に一種絵葉書的な美しいシーンがあるが、その美しくも青い空の中にも遠方では雲が立ちこめ、主人公の進むエルサレムでの今後を暗示している。
さすがにロンドン王立美術大学出身のリドリーはこうした点にとても留意して映画を構成している。
常に新しい映像のあり方を追求し、観客に映像の美しさとともに鑑賞のパターンを提供するリドリー・スコットは真の映像作家と呼ぶにふさわしい。
「キングダム・オブ・ヘブン」は押し付けがましさを省いた宗教映画であると同時に歴史超大作。このあたりはあたりは「ブラック・ホーク・ダウン」に相通ずるものがある。
堅い話は抜きにしてもエンターテイメントとしても十分に楽しめる作品。
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スコット監督らしい美しい映像と迫力ある戦闘シーンを見逃すな!
「グラディエーター」でヒットを飛ばしたR・スコット監督の歴史超大作という触れ込みのこの作品でしたが、個人的には「グラディエーター」の方がおもしろいと感じた。その理由はこの作品が史実にある程度基づく内容だからである。映画的なエンターテイメント性が「グラディエーター」よりも乏しかったからだと個人的に判断している。だからといってつまらない作品ではない。随所に見所のある見応え充分な作品に仕上がっている。監督の作品で好きなのは美しい映像と戦闘シーンやアクションシーンの迫力があることに他ならない。この作品でもそのいずれもが期待通りのレベルで仕上がっていた。作品のスケールも十字軍を題材にしたこともあって大きく、今現在も続くキリスト教とイスラム教の争い事の根本を知るにはいい作品かもしれない。
十字軍の遠征は全部で8回行われたが、この作品で取り上げているのは第2回の遠征の後からサラディンに聖地エルサレムを占領され、イギリスの獅子心王(ライオンハート)リチャード1世らが第3回十字軍遠征を行う所までを描いている。この作品に登場するゴッドフリー(リーアム・ニーソン)とホスピタラー(デビッド・シューリス)以外の主要人物は全て実在する。ただし、主人公バリアン(オーランド・ブルーム)は鍛冶屋ではなくイベリンの領主だった。つまりこの作品の父と子の関係を描写したシーンは全て映画的演出なのである。だが個人的にはこの父子を描写したシーンをもう少し増やして欲しかったと言うのが正直な所だ。リーアム・ニーソンの演技がもっと見たかったのだ。彼は冒頭から少しの時間しか登場しないがその存在感は彼が出演したどの作品でもそうだが素晴らしいものがある。主役のオーランドも「LOTR」の頃からは信じられない程精悍さを増し、演技にもそこそこ幅が出せるようになってきたように思うが、まだまだその存在感は希薄と言わざるを得ない。もう少し貫禄が出せたなら文句なしだったのに残念だ。
クライマックスとして描写されている十字軍vsサラセンの聖地エルサレムを巡る戦闘シーンは圧巻の一言だ。カメラワークやその映像の美しさ、迫力どれをとっても素晴らしい。このシーンを見るだけでも価値がある。彼の描く戦闘シーンは「グラディエーター」「ブラックホーク・ダウン」ともに共通する何かがあっていつも見とれてしまう。監督独特の美しい映像を見逃すな!
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in the name of the people
昔 東大に出向いて 全共闘の学生と対論した イデオロギーの忍者三島由紀夫は「天皇の一言を言ってくれたなら 君達と共闘する」ってのたまった しかるに我等がオーランド・ブルームは ジェルサレムの地で なんと神でも宗教でも政治党派のためでもなく「人民のために闘う」と高らかに宣言する ありえねえ こんな時代にそんなん 俺は一瞬言葉を失い 感動に泣き崩れてしまった<< まそりゃ大袈裟ですけど
この映画もまた9・11以降を語る映画であり 時代考証もへちまもなく 隠れ左翼リドリーが本音をぶちまけた作品なのだ
男リドリーのこれは「三里塚 第二砦の人々」なのである
よってこの映画で オーリーが線が細く 戦闘のリーダーに見えなくても それは彼が三里塚芝山連合空港反対同盟青年行動隊長(長え)なんだから ぴったりの役なのだ 右翼っぽいラッセル・クロウじゃ だめっしょ
最近ずっと 弟のトニー・スコットばかり持ち上げていた俺も リドリーの男気に すっかりあてられてしまった 反省反省
「グラジエーター」なんて 空疎な娯楽映画にはない 本気の男汁に ニートで引きこもりな君も 感じる何かがあるはずだろう
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理想と現実の狭間で・・・
う〜ん、結構、重い内容でした。
が、淡々と進んでいくストーリー
展開が早いので、重い内容&時間が長いですが、
最後まで観られる作品でした。
自分は平民だと思っていた
貴族の血を引く青年オーランド・ブルームさんが、
父の後をついで王の下へ行き戦うという内容。
戦いの裏にある密やかな愛情がちょっと切ない、
理想と現実の狭間で葛藤しながらも、
信念を貫こうとする人々を見事に
描きあげた作品だと思います。
また、壮大なスケール観が
よく表現さている映画です。
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歴史スペクタクル連発の中
この作品だけは 見る価値アリ
と 記しておこう ・・・
アレキサンダー なんて 無益な殺生の塊だったし
もういいよ っていうくらい 殺戮シーンに明け暮れてましたね
それに引き換え 本作は とても ヒューマンなストーリー
ポスターで見掛けなければ うっかり ジェレミー を
見逃すところでしたが なんの オーランド・ブルーム も
すごく良かった ・・・
観終わった後 すぐに この戦いの前後の史実を知りたくて
検索してしまったくらい 興味を惹かれました
地味な感じですが 良く出来た映画です
史実モノに 食傷気味で 敬遠されている方
意外な掘り出し物だと思います
よかったら どうぞ ♪
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キングダム・オブ・ヘブン
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ユーザーレビュー:182件
2006/11/23
主演がオーランド・ブルームなのでラブロマンスありの甘ちゃん映画に思われそうだが、完全に戦いの中で己の信念を貫く漢達を描いたとても硬派な映画。物語の前段が話を端折りすぎてストーリーの流れが良くないが、エルサレムからの後半は構成、映像ともに圧巻でとても素晴らしい。前半で話がギクシャクしているのは50分のシーンをカットしている影響が出ているようだ。
リドリー・スコット作品においてこの映画はある意味、監督のこれまでの成果の集大成と呼べるものになっている。「グラディエーター」は勿論だが「デュエリスト」「レジェンド」「ブラックホーク・ダウン」などで培った、あるいは表現できなかった部分を見事に進化させて見せてくれている。
当然リドリー・スコットならではの映像美とクールな残虐さは健在。神の視線のようにやや客観的に捕らえる俯瞰での戦闘シーンは息を呑む美しさだ。映画館でこのシーンを見られなかった人はきっと後悔するに違いない。
また今回は色彩的の移ろいも意識されていて興味深い。主人公が子や妻を失うのシーンは青みがかかった寒色の風景であるが、エルサレムに近づくにつれ色が鮮やかになっていく。
絵画的な映像の美しさで知られるリドリースコットだが、氏に限らず超一流の監督やカメラマン達はその美しい映像を単に絵葉書的な切り取りをしているわけでは決して無い。当然そこにはフォトジェニーを含めた意味が込められている。あるサイトではこの映画にオレンジが場面に登場することに言及されていたが、これも一種のフォトジェニックでオレンジはパラダイスなどを暗示しているらしい。ただフォトジェニーに関しては、それを理解する背景を持たなければそのシーンはなんら価値を見出せないのでこのオレンジに関してはお遊びという感じになってしまう。ただし明らかに万人が見ても共通の認識を持つ(?)シーンも多々ある。主人公がメッシーナの港からはるかエルサレムの方角を眺める非常に一種絵葉書的な美しいシーンがあるが、その美しくも青い空の中にも遠方では雲が立ちこめ、主人公の進むエルサレムでの今後を暗示している。
さすがにロンドン王立美術大学出身のリドリーはこうした点にとても留意して映画を構成している。
常に新しい映像のあり方を追求し、観客に映像の美しさとともに鑑賞のパターンを提供するリドリー・スコットは真の映像作家と呼ぶにふさわしい。
「キングダム・オブ・ヘブン」は押し付けがましさを省いた宗教映画であると同時に歴史超大作。このあたりはあたりは「ブラック・ホーク・ダウン」に相通ずるものがある。
堅い話は抜きにしてもエンターテイメントとしても十分に楽しめる作品。
2005/10/17
「グラディエーター」でヒットを飛ばしたR・スコット監督の歴史超大作という触れ込みのこの作品でしたが、個人的には「グラディエーター」の方がおもしろいと感じた。その理由はこの作品が史実にある程度基づく内容だからである。映画的なエンターテイメント性が「グラディエーター」よりも乏しかったからだと個人的に判断している。だからといってつまらない作品ではない。随所に見所のある見応え充分な作品に仕上がっている。監督の作品で好きなのは美しい映像と戦闘シーンやアクションシーンの迫力があることに他ならない。この作品でもそのいずれもが期待通りのレベルで仕上がっていた。作品のスケールも十字軍を題材にしたこともあって大きく、今現在も続くキリスト教とイスラム教の争い事の根本を知るにはいい作品かもしれない。
十字軍の遠征は全部で8回行われたが、この作品で取り上げているのは第2回の遠征の後からサラディンに聖地エルサレムを占領され、イギリスの獅子心王(ライオンハート)リチャード1世らが第3回十字軍遠征を行う所までを描いている。この作品に登場するゴッドフリー(リーアム・ニーソン)とホスピタラー(デビッド・シューリス)以外の主要人物は全て実在する。ただし、主人公バリアン(オーランド・ブルーム)は鍛冶屋ではなくイベリンの領主だった。つまりこの作品の父と子の関係を描写したシーンは全て映画的演出なのである。だが個人的にはこの父子を描写したシーンをもう少し増やして欲しかったと言うのが正直な所だ。リーアム・ニーソンの演技がもっと見たかったのだ。彼は冒頭から少しの時間しか登場しないがその存在感は彼が出演したどの作品でもそうだが素晴らしいものがある。主役のオーランドも「LOTR」の頃からは信じられない程精悍さを増し、演技にもそこそこ幅が出せるようになってきたように思うが、まだまだその存在感は希薄と言わざるを得ない。もう少し貫禄が出せたなら文句なしだったのに残念だ。
クライマックスとして描写されている十字軍vsサラセンの聖地エルサレムを巡る戦闘シーンは圧巻の一言だ。カメラワークやその映像の美しさ、迫力どれをとっても素晴らしい。このシーンを見るだけでも価値がある。彼の描く戦闘シーンは「グラディエーター」「ブラックホーク・ダウン」ともに共通する何かがあっていつも見とれてしまう。監督独特の美しい映像を見逃すな!
2005/10/11
昔 東大に出向いて 全共闘の学生と対論した イデオロギーの忍者三島由紀夫は「天皇の一言を言ってくれたなら 君達と共闘する」ってのたまった しかるに我等がオーランド・ブルームは ジェルサレムの地で なんと神でも宗教でも政治党派のためでもなく「人民のために闘う」と高らかに宣言する ありえねえ こんな時代にそんなん 俺は一瞬言葉を失い 感動に泣き崩れてしまった<< まそりゃ大袈裟ですけど
この映画もまた9・11以降を語る映画であり 時代考証もへちまもなく 隠れ左翼リドリーが本音をぶちまけた作品なのだ
男リドリーのこれは「三里塚 第二砦の人々」なのである
よってこの映画で オーリーが線が細く 戦闘のリーダーに見えなくても それは彼が三里塚芝山連合空港反対同盟青年行動隊長(長え)なんだから ぴったりの役なのだ 右翼っぽいラッセル・クロウじゃ だめっしょ
最近ずっと 弟のトニー・スコットばかり持ち上げていた俺も リドリーの男気に すっかりあてられてしまった 反省反省
「グラジエーター」なんて 空疎な娯楽映画にはない 本気の男汁に ニートで引きこもりな君も 感じる何かがあるはずだろう
2010/10/22
う〜ん、結構、重い内容でした。
が、淡々と進んでいくストーリー
展開が早いので、重い内容&時間が長いですが、
最後まで観られる作品でした。
自分は平民だと思っていた
貴族の血を引く青年オーランド・ブルームさんが、
父の後をついで王の下へ行き戦うという内容。
戦いの裏にある密やかな愛情がちょっと切ない、
理想と現実の狭間で葛藤しながらも、
信念を貫こうとする人々を見事に
描きあげた作品だと思います。
また、壮大なスケール観が
よく表現さている映画です。
2007/12/23
この作品だけは 見る価値アリ
と 記しておこう ・・・
アレキサンダー なんて 無益な殺生の塊だったし
もういいよ っていうくらい 殺戮シーンに明け暮れてましたね
それに引き換え 本作は とても ヒューマンなストーリー
ポスターで見掛けなければ うっかり ジェレミー を
見逃すところでしたが なんの オーランド・ブルーム も
すごく良かった ・・・
観終わった後 すぐに この戦いの前後の史実を知りたくて
検索してしまったくらい 興味を惹かれました
地味な感じですが 良く出来た映画です
史実モノに 食傷気味で 敬遠されている方
意外な掘り出し物だと思います
よかったら どうぞ ♪