遠すぎた橋 / ロバート・レッドフォード
遠すぎた橋
/リチャード・アッテンボロー
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(40)
解説・ストーリー
1944年9月、オランダからドイツにかけての5つの橋を占拠すべく連合軍のマーケット・ガーデン作戦が開始された。その全貌をオールスター・キャストで描いた大作で、巨費を投じた戦闘シーンや空挺部隊の降下シーンなどは迫力充分。
1944年9月、オランダからドイツにかけての5つの橋を占拠すべく連合軍のマーケット・ガーデン作戦が開始された。その全貌をオールスター・キャストで描いた大作で、巨費を投じた戦闘シーンや空挺部隊の降下シーンなどは迫力充分。
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「遠すぎた橋」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1944年9月、オランダからドイツにかけての5つの橋を占拠すべく連合軍のマーケット・ガーデン作戦が開始された。その全貌をオールスター・キャストで描いた大作で、巨費を投じた戦闘シーンや空挺部隊の降下シーンなどは迫力充分。
「遠すぎた橋」 の作品情報
「遠すぎた橋」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
遠すぎた橋の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
176分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GXBR16148 |
2005年08月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
1人
|
【Blu-ray】遠すぎた橋(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
177分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
MGXR16148*B |
2008年06月06日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
1人
|
0人
|
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語
2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
遠すぎた橋の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
176分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GXBR16148 |
2005年08月05日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
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0人
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1人
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【Blu-ray】遠すぎた橋(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
177分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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MGXR16148*B |
2008年06月06日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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7枚
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1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語
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ユーザーレビュー:40件
何故なら英国人だから雨傘を持つ
少し忙しいのが去り 決まりかけたバイトもぽしゃったので 朝一に途絶えかけてるレヴューを書いてます これレヴュー少ないねえ とにおうさんが内容を書いてますが 俺も何度も観てて初めて全容がわかった そうゆうことかそしてイギリス映画なんだなこれが 貸し出しマークは半分で人気があるのかないのかわからないんだけど 常連さんのレヴューもないので どのあたりを推薦するかとゆうと みんな死ぬほど若くてかっこいいよ ドイツ将校のマキシミリアン・シェルが差し出す チョコレートを受け取る捕虜のアンソニー・ホプキンスの若いことったら うん俺の推薦ポイントいいとこ突いてるぞ フィルムも綺麗で字幕も新しいよ
とにおうさんは失敗作とゆうのですが まあたいした作品ではないのかもしれませんが 俺は大好きなんですこれ 戦争映画においては橋とゆうのは特権的なトポスなのであり 橋が出てくりゃ嬉しくてしょうがない俺なのですが 正しく橋で終わる「プライベートライアン」の監督はそれがわかっているのです
戦争映画について語りだすと長くなるので少しずつにしようっと
この映画で大好きなシーンは 雨傘を持ったホプキンスの側近が橋の向こうにいるドイツ兵を 爪先立ちで視察したあと配下とゆっくり橋を前進 そこを機銃掃射が襲う場面 もうぞくぞくしちゃう この待つ時間 静から動への移行が戦争映画の肝なんだけど この橋がなんとも頑健で見事であり 英国軍側から見るキャメラ位置もばっちり映画的なのです
もうひとつの肝は 美しい田園風景 端整な町並み(これオランダが舞台なんですよ)が徐々に崩壊してゆく様 それはいかにも「ガンジー」のR・アッテンボローの視点なのではありますが 画面の中の事物が時間を追って変貌を遂げてゆくのを捉えるのは いかにも映画的な事件なのであり 戦争ちゃあ悲惨なのでありますが 戦争娯楽映画が持つその興奮する映画的快感は否定出来ないのではないでしょうか
え〜と長くなるので次は「史上最大の作戦」あたりで
このレビューは気に入りましたか?
18人の会員が気に入ったと投稿しています
この歴史的な大失敗作戦を後世の為に記録に残そうという志が感じられ
初めて観た。軍事は私の専門なので興味深く観ました。
橋。昔の戦争は「橋」は重要な戦略目標でした。戦闘機で攻撃するときも、橋が長い時はどちらの端を狙うかなんてことも重要になります。因みに攻撃時刻が示されている場合、100キロ以上遠い橋でも実際の攻撃時刻が9秒以上狂う事は日本の航空自衛隊の場合ありませんね。優秀です。【これを誤差シングルセコンド以内といいます】
この映画は戦争が終わってから20年以上あとに作られている。だから「バルジ大作戦(1965)」のような戦勝バンザイのいい加減な映画ではなく、この歴史的な大失敗作戦を後世の為に記録に残そうという志が感じられる。
いろんな教訓が盛り込まれているが、どれだけ拾えるかは観る側の資質を問うて来る。作戦遂行にコミュニケーションがいかに肝心か。現場を観ないで決断をするな。リーダーの資質とは何か。話の筋が見えなくとも、誰が優れた指揮官かは素人の目にも明らかであろう。私は英軍のマイケル・ケインがツボだった。いるよなー、ああいういつもニコニコして作戦ブリーフィングをする指揮官。ムードメーカーである。ああいう指揮官のいる部隊は明るく強い。
映像的にもこの映画は見所がいっぱいある。
落下傘降下の前に、機内でみんながタバコをふかしている。緊張しているからである。あんなシーンは脚本には書いてないだろう。(書けないだろう)
ドイツ軍の将校はいつも奇麗な軍服を着ている。そして部屋が静かだ。陽気なヤンキーとは全然違う。つくづくドイツ人だなぁと思う。そして「連合軍が来ないのは我々の撤退のスピードに追いつけないからだ」と言う。正しい。撤退は攻撃の時より迅速に動くのは鉄則である。
また、あの古い輸送機をあれだけの数の編隊飛行させるパイロットがよく集められたものだ。あんな大編隊は相当訓練していないとできない。
しかし、「バンド・オブ・ブラザー(2001)」が作られた今となっては、この映画は暇人しか観ないだろう。立派に役割を終えた映画だ。
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13人の会員が気に入ったと投稿しています
お車でのお越しはご遠慮ください。
一緒に観に行った戦争オタクの友人が隣であーだこーだとうるさいので、「るせえなあ、あっちでポップコーンで食ってろ!」と一喝した。 とは言え、当時は画面を追うのでいっぱいいっぱい、話の全容がつかめず、なんとなくぼんやりしたイメージしか残らなかった。
オランダからドイツへ侵攻するために5つの橋を一度に奪還しようとする作戦だが、様々な要因が重なって結果的には失敗に終わる。 言ってみれば、連合軍にとって部分的な“負け戦”を描いているわけで、通常の戦争活劇とは正反対に時間を追うごと観る者の意気が消沈していくわけだ。米英の人たちが好き好んでそういう話を見るとは思えず、従って膨大なパジェットに、R・レッドフォードを始め当時バリバリのオールスターをかき集めて作った割りには興行的にイマイチ振るわなかった(我が国ではとりあえず、「キングコング」に次ぐヒットとはなったが… ちなみにベスト5に「サスペリア」が食い込んでおり、この年は総じて洋画不作の年だったと記憶する)。作戦失敗の原因として本作でクローズアップしている点は2つ。1つはジジイとガキの部隊しかいないと言われていたアーンエムにSS装甲師団が潜んでおり、なおかつそれを偵察機からの写真で確認しながら「この戦車はきっと動かないやつだ」と何の根拠もなく無視した点(こんな上司に仕える部下はクビがいくつあっても足らん)、北上する“騎兵隊”が工事中の山手通り並みの渋滞を巻き起こし、その使命を果たせなかった点である。 我々サラリーマンもこれらの教訓を活かし、大切な商談の移動にはJRか東京メトロを使うべし(なんのこっちゃ)。
出演陣はきわめて豪華だが、わずか20分程度で“かっこいい見せ場”をもらったレッドフォードは別格扱いか。 近年は悪役で脇を固めることが多いジェームズ・カーンも当時は売れっ子スターの一人で、瀕死の上司をジープで助け出すエピソードはカーンのキャラをよく活かしていて、個人的には好きだね。 しかし、特筆モノはなんと言ってもかなり出番が多いA・ホプキンス氏。他の出演スターが現在ではほぼ一線を退いている中、今なおバリバリ活躍しているのは頼もしい限り。 この当時はまだ人肉食いの習性もなかったようで…。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
当時はコケた印象があります。
投稿日:2011/09/12
レビュアー:さっちゃん
この映画は公開時に劇場で観たのですが、はっきり言ってコケたという印象が強かったので、今回、観直してみて以外と良く出来ているのに驚きました。
作戦自体が失敗に終わったので映画も失敗したという訳ではないと思いますが、いくつか当らなかった理由は思いつきます。
オールスターキャストなので俳優さんの見せ場と物語のバランスは難しいところはあるでしょうが、これは特に問題はないと思います。
問題は多分、英米の空挺隊によるオランダ国内の3つの重要な橋の奪取と英軍機甲部隊が、それらの橋を通過してドイツ本国の喉元まで迫るという作戦の形態を観客に分かりやすく描ききれなかったことにあると思います。
3か所の橋への英米軍3個師団の攻撃と、その橋を目指す機甲部隊の4つの話が同時並行で進むので、途中で誰がどこで何をしているのかが分かり難いのです。3か所の橋の位置関係、機甲部隊がどこまで来ているのか、そういった点が分かり難いので観客は消化不良に陥ると思います。
ただし、そういった欠点はあっても、さすがはリチャード・アッテンボロー監督、展開はしっかりしていますので、途中でだれることはありません。それにしても連合軍最大の失敗をノンフィクションとして出版したり映画にできたのも70年代終わりという時代だったからかもしれません。これが60年代ならまだ連合国の観客にとって輝かしい戦争であった筈で、こういう不景気な内容では観客も見込めなかったかもしれません。
演出で気づいたのですが、個々の兵士の視点というか臨場感を重視した映像が印象に残りました。輸送機から飛び出した兵士の視点で地上に降り立つまでを撮影しているのも観客に兵士と同じ感覚を味わってもらおうという意図でしょう。
さて、分析的な話はこれくらいにしてレヴュアーの十八番“趣味の時間”であります。70年代ですから当然CGなどなく出てくる航空機、車両全て実物であります。
まず、レヴュアーが好きな飛行機ですが、ドイツ機は連合軍に航空優勢を握られていますから1機も登場しません。全て連合軍機のみです。空挺部隊が一方の主役ですから、彼らを目的地まで運ぶ輸送機が必要です。ということで第二次大戦のスタンダードC47“ダコタ”、ダグラス社の戦前のドル箱、DC3の軍用型です。落下傘で降下する兵士は直接、乗り込みますが、車両なども運ぶ必要があるので英軍の一部はグライダーに乗って行きます。もちろんそれを曳航するのもC47です。あ、グライダーはエアスピード・ホルサのレプリカです。実機は使用の都度、壊れちまいますし、木製の骨組みに羽布張りですから残っている訳がありません。ちゃんと輸送機に引っ張られて飛んでいるシーンがありますから、ただのハリボテではないと思います。戦闘機はスピットファイアの偵察型が1機だけ出てきます。
話を陸戦に移すと、英軍機甲部隊の主力であるM4シャーマンが大量に出てきます。砲身の形状や先端のマズルブレーキの形から本物のM4ファイアフライと分かるものもありますが、砲身の途中に段差がある長砲身の車体が見られるので、それはダミー砲身を付けているのだと思います。
驚いたのが当時、英軍で使われていたキャタピラ式の兵員輸送車ユニバーサルキャリアが数両出ていたことです。この頃によく残っていたものだと感心しました。あとはレンドリース法でアメリカから貸与されたM3ハーフトラックも使われてました。
迎え撃つ側のドイツ軍車両はハノマーク・ハーフトラックと1トンや8トンのハーフトラック以外は全部改造です。しかし、改造のクオリティはあまり高くなくチョロQなみのデフォルメがされています。戦車は当時、ドイツ連邦軍現役のレオパルト1の鋳造砲塔に鉄板をくっつけてパンター(パンサー)もどきにしたものが走り回り撃ちまくりで大暴れをします。これも公開当時はショボイと思いましたが、今回、観直してみて結構いけるかなぁと思いました。
車両以外の兵器では英軍機甲部隊の進撃の露払いで25ポンド砲の砲撃が見られます。この大砲は第二次大戦後も英軍がしばらく使っていた野砲です。イギリスらしい武骨なデザインなので一目で見分けがつきます。一方のドイツ軍は75ミリ対戦車砲が結構、M4を破壊しておりました。これも実物です。
その他に気がついたのは映画に出るのは珍しい英軍のPIATという携帯用対戦車兵器を空挺隊が使用していました。
映画自体もしっかりとした造りですが、レヴュアーと同じ趣味の方はこういったところも堪らないと思います。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
、、、、、、
俺ならやめとく!わけもわからないとこにパラシュート降下なんて・・・・・
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
何故なら英国人だから雨傘を持つ
投稿日
2006/03/27
レビュアー
裸足のラヴァース
少し忙しいのが去り 決まりかけたバイトもぽしゃったので 朝一に途絶えかけてるレヴューを書いてます これレヴュー少ないねえ とにおうさんが内容を書いてますが 俺も何度も観てて初めて全容がわかった そうゆうことかそしてイギリス映画なんだなこれが 貸し出しマークは半分で人気があるのかないのかわからないんだけど 常連さんのレヴューもないので どのあたりを推薦するかとゆうと みんな死ぬほど若くてかっこいいよ ドイツ将校のマキシミリアン・シェルが差し出す チョコレートを受け取る捕虜のアンソニー・ホプキンスの若いことったら うん俺の推薦ポイントいいとこ突いてるぞ フィルムも綺麗で字幕も新しいよ
とにおうさんは失敗作とゆうのですが まあたいした作品ではないのかもしれませんが 俺は大好きなんですこれ 戦争映画においては橋とゆうのは特権的なトポスなのであり 橋が出てくりゃ嬉しくてしょうがない俺なのですが 正しく橋で終わる「プライベートライアン」の監督はそれがわかっているのです
戦争映画について語りだすと長くなるので少しずつにしようっと
この映画で大好きなシーンは 雨傘を持ったホプキンスの側近が橋の向こうにいるドイツ兵を 爪先立ちで視察したあと配下とゆっくり橋を前進 そこを機銃掃射が襲う場面 もうぞくぞくしちゃう この待つ時間 静から動への移行が戦争映画の肝なんだけど この橋がなんとも頑健で見事であり 英国軍側から見るキャメラ位置もばっちり映画的なのです
もうひとつの肝は 美しい田園風景 端整な町並み(これオランダが舞台なんですよ)が徐々に崩壊してゆく様 それはいかにも「ガンジー」のR・アッテンボローの視点なのではありますが 画面の中の事物が時間を追って変貌を遂げてゆくのを捉えるのは いかにも映画的な事件なのであり 戦争ちゃあ悲惨なのでありますが 戦争娯楽映画が持つその興奮する映画的快感は否定出来ないのではないでしょうか
え〜と長くなるので次は「史上最大の作戦」あたりで
この歴史的な大失敗作戦を後世の為に記録に残そうという志が感じられ
投稿日
2009/07/03
レビュアー
bokensdorf
初めて観た。軍事は私の専門なので興味深く観ました。
橋。昔の戦争は「橋」は重要な戦略目標でした。戦闘機で攻撃するときも、橋が長い時はどちらの端を狙うかなんてことも重要になります。因みに攻撃時刻が示されている場合、100キロ以上遠い橋でも実際の攻撃時刻が9秒以上狂う事は日本の航空自衛隊の場合ありませんね。優秀です。【これを誤差シングルセコンド以内といいます】
この映画は戦争が終わってから20年以上あとに作られている。だから「バルジ大作戦(1965)」のような戦勝バンザイのいい加減な映画ではなく、この歴史的な大失敗作戦を後世の為に記録に残そうという志が感じられる。
いろんな教訓が盛り込まれているが、どれだけ拾えるかは観る側の資質を問うて来る。作戦遂行にコミュニケーションがいかに肝心か。現場を観ないで決断をするな。リーダーの資質とは何か。話の筋が見えなくとも、誰が優れた指揮官かは素人の目にも明らかであろう。私は英軍のマイケル・ケインがツボだった。いるよなー、ああいういつもニコニコして作戦ブリーフィングをする指揮官。ムードメーカーである。ああいう指揮官のいる部隊は明るく強い。
映像的にもこの映画は見所がいっぱいある。
落下傘降下の前に、機内でみんながタバコをふかしている。緊張しているからである。あんなシーンは脚本には書いてないだろう。(書けないだろう)
ドイツ軍の将校はいつも奇麗な軍服を着ている。そして部屋が静かだ。陽気なヤンキーとは全然違う。つくづくドイツ人だなぁと思う。そして「連合軍が来ないのは我々の撤退のスピードに追いつけないからだ」と言う。正しい。撤退は攻撃の時より迅速に動くのは鉄則である。
また、あの古い輸送機をあれだけの数の編隊飛行させるパイロットがよく集められたものだ。あんな大編隊は相当訓練していないとできない。
しかし、「バンド・オブ・ブラザー(2001)」が作られた今となっては、この映画は暇人しか観ないだろう。立派に役割を終えた映画だ。
お車でのお越しはご遠慮ください。
投稿日
2011/02/28
レビュアー
タクシードライバー
一緒に観に行った戦争オタクの友人が隣であーだこーだとうるさいので、「るせえなあ、あっちでポップコーンで食ってろ!」と一喝した。 とは言え、当時は画面を追うのでいっぱいいっぱい、話の全容がつかめず、なんとなくぼんやりしたイメージしか残らなかった。
オランダからドイツへ侵攻するために5つの橋を一度に奪還しようとする作戦だが、様々な要因が重なって結果的には失敗に終わる。 言ってみれば、連合軍にとって部分的な“負け戦”を描いているわけで、通常の戦争活劇とは正反対に時間を追うごと観る者の意気が消沈していくわけだ。米英の人たちが好き好んでそういう話を見るとは思えず、従って膨大なパジェットに、R・レッドフォードを始め当時バリバリのオールスターをかき集めて作った割りには興行的にイマイチ振るわなかった(我が国ではとりあえず、「キングコング」に次ぐヒットとはなったが… ちなみにベスト5に「サスペリア」が食い込んでおり、この年は総じて洋画不作の年だったと記憶する)。作戦失敗の原因として本作でクローズアップしている点は2つ。1つはジジイとガキの部隊しかいないと言われていたアーンエムにSS装甲師団が潜んでおり、なおかつそれを偵察機からの写真で確認しながら「この戦車はきっと動かないやつだ」と何の根拠もなく無視した点(こんな上司に仕える部下はクビがいくつあっても足らん)、北上する“騎兵隊”が工事中の山手通り並みの渋滞を巻き起こし、その使命を果たせなかった点である。 我々サラリーマンもこれらの教訓を活かし、大切な商談の移動にはJRか東京メトロを使うべし(なんのこっちゃ)。
出演陣はきわめて豪華だが、わずか20分程度で“かっこいい見せ場”をもらったレッドフォードは別格扱いか。 近年は悪役で脇を固めることが多いジェームズ・カーンも当時は売れっ子スターの一人で、瀕死の上司をジープで助け出すエピソードはカーンのキャラをよく活かしていて、個人的には好きだね。 しかし、特筆モノはなんと言ってもかなり出番が多いA・ホプキンス氏。他の出演スターが現在ではほぼ一線を退いている中、今なおバリバリ活躍しているのは頼もしい限り。 この当時はまだ人肉食いの習性もなかったようで…。
当時はコケた印象があります。
投稿日
2011/09/12
レビュアー
さっちゃん
この映画は公開時に劇場で観たのですが、はっきり言ってコケたという印象が強かったので、今回、観直してみて以外と良く出来ているのに驚きました。
作戦自体が失敗に終わったので映画も失敗したという訳ではないと思いますが、いくつか当らなかった理由は思いつきます。
オールスターキャストなので俳優さんの見せ場と物語のバランスは難しいところはあるでしょうが、これは特に問題はないと思います。
問題は多分、英米の空挺隊によるオランダ国内の3つの重要な橋の奪取と英軍機甲部隊が、それらの橋を通過してドイツ本国の喉元まで迫るという作戦の形態を観客に分かりやすく描ききれなかったことにあると思います。
3か所の橋への英米軍3個師団の攻撃と、その橋を目指す機甲部隊の4つの話が同時並行で進むので、途中で誰がどこで何をしているのかが分かり難いのです。3か所の橋の位置関係、機甲部隊がどこまで来ているのか、そういった点が分かり難いので観客は消化不良に陥ると思います。
ただし、そういった欠点はあっても、さすがはリチャード・アッテンボロー監督、展開はしっかりしていますので、途中でだれることはありません。それにしても連合軍最大の失敗をノンフィクションとして出版したり映画にできたのも70年代終わりという時代だったからかもしれません。これが60年代ならまだ連合国の観客にとって輝かしい戦争であった筈で、こういう不景気な内容では観客も見込めなかったかもしれません。
演出で気づいたのですが、個々の兵士の視点というか臨場感を重視した映像が印象に残りました。輸送機から飛び出した兵士の視点で地上に降り立つまでを撮影しているのも観客に兵士と同じ感覚を味わってもらおうという意図でしょう。
さて、分析的な話はこれくらいにしてレヴュアーの十八番“趣味の時間”であります。70年代ですから当然CGなどなく出てくる航空機、車両全て実物であります。
まず、レヴュアーが好きな飛行機ですが、ドイツ機は連合軍に航空優勢を握られていますから1機も登場しません。全て連合軍機のみです。空挺部隊が一方の主役ですから、彼らを目的地まで運ぶ輸送機が必要です。ということで第二次大戦のスタンダードC47“ダコタ”、ダグラス社の戦前のドル箱、DC3の軍用型です。落下傘で降下する兵士は直接、乗り込みますが、車両なども運ぶ必要があるので英軍の一部はグライダーに乗って行きます。もちろんそれを曳航するのもC47です。あ、グライダーはエアスピード・ホルサのレプリカです。実機は使用の都度、壊れちまいますし、木製の骨組みに羽布張りですから残っている訳がありません。ちゃんと輸送機に引っ張られて飛んでいるシーンがありますから、ただのハリボテではないと思います。戦闘機はスピットファイアの偵察型が1機だけ出てきます。
話を陸戦に移すと、英軍機甲部隊の主力であるM4シャーマンが大量に出てきます。砲身の形状や先端のマズルブレーキの形から本物のM4ファイアフライと分かるものもありますが、砲身の途中に段差がある長砲身の車体が見られるので、それはダミー砲身を付けているのだと思います。
驚いたのが当時、英軍で使われていたキャタピラ式の兵員輸送車ユニバーサルキャリアが数両出ていたことです。この頃によく残っていたものだと感心しました。あとはレンドリース法でアメリカから貸与されたM3ハーフトラックも使われてました。
迎え撃つ側のドイツ軍車両はハノマーク・ハーフトラックと1トンや8トンのハーフトラック以外は全部改造です。しかし、改造のクオリティはあまり高くなくチョロQなみのデフォルメがされています。戦車は当時、ドイツ連邦軍現役のレオパルト1の鋳造砲塔に鉄板をくっつけてパンター(パンサー)もどきにしたものが走り回り撃ちまくりで大暴れをします。これも公開当時はショボイと思いましたが、今回、観直してみて結構いけるかなぁと思いました。
車両以外の兵器では英軍機甲部隊の進撃の露払いで25ポンド砲の砲撃が見られます。この大砲は第二次大戦後も英軍がしばらく使っていた野砲です。イギリスらしい武骨なデザインなので一目で見分けがつきます。一方のドイツ軍は75ミリ対戦車砲が結構、M4を破壊しておりました。これも実物です。
その他に気がついたのは映画に出るのは珍しい英軍のPIATという携帯用対戦車兵器を空挺隊が使用していました。
映画自体もしっかりとした造りですが、レヴュアーと同じ趣味の方はこういったところも堪らないと思います。
、、、、、、
投稿日
2011/12/01
レビュアー
エロエロ大魔神
俺ならやめとく!わけもわからないとこにパラシュート降下なんて・・・・・
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遠すぎた橋