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平成16年度文化庁メディア芸術賞マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞したこうの史代の同名マンガを実写映画化したヒューマン・ドラマ。過去と現在の2つの物語を通して原爆が世代を超えてもたらす悲劇を静かに見つめる。主演は田中麗奈と麻生久美子、監督は「出口のない海」の佐々部清。「夕凪の街」──原爆投下から13年後の広島に暮す平野皆実。同僚の打越の告白に幸せを感じたのも束の間、原爆症の恐怖が彼女を襲う…。「桜の国」──現在の東京。家族に黙って広島へと向かった父の後をつけてきた娘の七波。彼女は、次第に自分のルーツに思いを巡らせていくことになるが…。
製作年: |
2007年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
118分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日(視聴覚障害者用) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
APD1233 | 2008年03月28日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
13枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
118分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日(視聴覚障害者用)
レイティング:
記番:
APD1233
レンタル開始日:
2008年03月28日
在庫枚数
13枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
118分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日(視聴覚障害者用) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
APD1233 | 2008年03月28日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
13枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
118分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日(視聴覚障害者用)
レイティング:
記番:
APD1233
レンタル開始日:
2008年03月28日
在庫枚数
13枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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反戦映画ということで、ちょっと敬遠していたところもあったのですが、観終わって見方がかなり変わりました。
ここでは、被爆した女性の愛と苦悩を描いた「夕凪の街」という過去と、夕凪の街の主人公の姪が家族のルーツを見つめ直す姿を描いた「桜の国」という現代を背景に、二人の女性にスポットを当てて二つの物語が描かれています。
二つの物語を通して皆実(麻生久美子)と七波(田中麗奈)という二人の女性が、50年という歳月を越えて様々な愛を語り合っているように感じました。
二人をつなぐ髪留めは、皆実から弟を通して七実の手に渡り、皆実の思いを現在へとつなぐバトンのような役割をしていて、小物が登場人物の心情を伝える手段として効果的な使われ方をしています。
七実は、無意識のうちに受け継いだ負の遺産というものを知ることにより、彼女が自分にとってどれほどそれが意味があるのか知ることになります。
おばの残した思いを知っていく七実。
決して戦闘シーンとか出て来ないし、あまり悲惨さや苦しみを前面に出さずに、根底にじっくりと反戦や、非核を訴えています。
だからこそ、じんわりとしみ込んでくるのだと思います。
今までの反戦映画とは、切り口が違っている感じがします。
一人でも多くの方に観て頂きたい作品です。
このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
<夕凪の街>
原爆投下の13年後の広島。
主人公の皆実は、母親とふたり、バラックのような家でつつましい暮らしをしている。
原爆の日になくなった多くの人たち、とりわけ自分の背中で「長生きしいや。」と言い残して死んだ妹のことを思うと、自分だけが幸せになることに罪の意識をを持たずにいられない皆実。好きな人がいても積極的になれず、その人に投げかける「私は生きとってもいいんじゃろうか?」という言葉が悲しい。
広島の街並みがやや作り物っぽい感じはしたが、戦後13年過ぎても多くの人たちが、貧しくつつましい生活をしていたことには驚いた。何よりも衝撃的だったのは銭湯のシーン。ほとんどの女たちの体のどこかに、痛々しいケロイドが残っているのだ。
麻生久美子がはかなげで、涙を誘われました。
<桜の国>
現代の東京、皆実の弟とそのふたりの子供一家の話。
皆実はもちろんのこと、子供たちの祖母も母親もすでに亡き人となっている。
姉の七波は父親の不審な行動を訝しく思い尾行する。父親の行き先は広島だった。
父親が姉の皆実を知る人を訪ねて広島に行くことを、なぜ子供たちにかたくなに隠そうとするのか、ちょっと不自然な気はした。しかし、七波は祖母からも母からも、広島で何があったのか全く聞かされていなかったことに思い当たるのだ。
当事者にとっては、思い出話として簡単に語れるようなことではなく、想像を絶するような辛いことだったはず。<夕凪の街>のパートで、「この街の人たちは、原爆のことについて何も語ろうとしない。」という言葉があったが、どれだけ年月がたってもそれは変らないのだろう。だけど、それは私たちがどうしても知らなければならない過去だと思う。
同時期にリリースされるドキュメンタリー「ヒロシマ・ナガサキ」と一緒に、ぜひとも鑑賞したい作品です。
原作は漫画だそうですが、残念ながら未読です。私の住んでいるところでは、図書館に「漫画は購入しない」という規則があるらしく、ノベライズ本しかいれてくれませんでした。漫画にもいいものはたくさんあるのにね。原作のよさにかなり助けられた映画のような気がするので、ぜひとも読んでみたいです。
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ユーザーレビュー:100件
投稿日
2008/03/01
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
反戦映画ということで、ちょっと敬遠していたところもあったのですが、観終わって見方がかなり変わりました。
ここでは、被爆した女性の愛と苦悩を描いた「夕凪の街」という過去と、夕凪の街の主人公の姪が家族のルーツを見つめ直す姿を描いた「桜の国」という現代を背景に、二人の女性にスポットを当てて二つの物語が描かれています。
二つの物語を通して皆実(麻生久美子)と七波(田中麗奈)という二人の女性が、50年という歳月を越えて様々な愛を語り合っているように感じました。
二人をつなぐ髪留めは、皆実から弟を通して七実の手に渡り、皆実の思いを現在へとつなぐバトンのような役割をしていて、小物が登場人物の心情を伝える手段として効果的な使われ方をしています。
七実は、無意識のうちに受け継いだ負の遺産というものを知ることにより、彼女が自分にとってどれほどそれが意味があるのか知ることになります。
おばの残した思いを知っていく七実。
決して戦闘シーンとか出て来ないし、あまり悲惨さや苦しみを前面に出さずに、根底にじっくりと反戦や、非核を訴えています。
だからこそ、じんわりとしみ込んでくるのだと思います。
今までの反戦映画とは、切り口が違っている感じがします。
一人でも多くの方に観て頂きたい作品です。
投稿日
2008/03/04
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
<夕凪の街>
原爆投下の13年後の広島。
主人公の皆実は、母親とふたり、バラックのような家でつつましい暮らしをしている。
原爆の日になくなった多くの人たち、とりわけ自分の背中で「長生きしいや。」と言い残して死んだ妹のことを思うと、自分だけが幸せになることに罪の意識をを持たずにいられない皆実。好きな人がいても積極的になれず、その人に投げかける「私は生きとってもいいんじゃろうか?」という言葉が悲しい。
広島の街並みがやや作り物っぽい感じはしたが、戦後13年過ぎても多くの人たちが、貧しくつつましい生活をしていたことには驚いた。何よりも衝撃的だったのは銭湯のシーン。ほとんどの女たちの体のどこかに、痛々しいケロイドが残っているのだ。
麻生久美子がはかなげで、涙を誘われました。
<桜の国>
現代の東京、皆実の弟とそのふたりの子供一家の話。
皆実はもちろんのこと、子供たちの祖母も母親もすでに亡き人となっている。
姉の七波は父親の不審な行動を訝しく思い尾行する。父親の行き先は広島だった。
父親が姉の皆実を知る人を訪ねて広島に行くことを、なぜ子供たちにかたくなに隠そうとするのか、ちょっと不自然な気はした。しかし、七波は祖母からも母からも、広島で何があったのか全く聞かされていなかったことに思い当たるのだ。
当事者にとっては、思い出話として簡単に語れるようなことではなく、想像を絶するような辛いことだったはず。<夕凪の街>のパートで、「この街の人たちは、原爆のことについて何も語ろうとしない。」という言葉があったが、どれだけ年月がたってもそれは変らないのだろう。だけど、それは私たちがどうしても知らなければならない過去だと思う。
同時期にリリースされるドキュメンタリー「ヒロシマ・ナガサキ」と一緒に、ぜひとも鑑賞したい作品です。
原作は漫画だそうですが、残念ながら未読です。私の住んでいるところでは、図書館に「漫画は購入しない」という規則があるらしく、ノベライズ本しかいれてくれませんでした。漫画にもいいものはたくさんあるのにね。原作のよさにかなり助けられた映画のような気がするので、ぜひとも読んでみたいです。
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夕凪の街 桜の国