モヤモヤさまぁ〜ず２　ＶＯＬ．１　伝説のお正月ＳＰ“北特集編”

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　今現在、私が毎週欠かさず観ているバラエティ番組は、この『モヤさま』と『タモリ倶楽部』くらいだ。
共通するのは、出演者の脱力具合、そして決してメインストリートを歩かないという「美学」だ。
さまぁ〜ずの良さは、「物陰」でしか発揮されない。陽のあたるゴールデンタイムで雛壇芸人と混ざると、存在がかき消されてしまう。またメインに据えると（そもそも三村さんは、司会するの大嫌い）まるで普通の芸能人になり下がる。だが誰にも期待されない枠で、自分らのペースでブラブラやらせたら、彼らの右に出る者はいない。

食べるのに専念しちゃって、喋るのを忘れる。飯食った後、歩きながら「眠くなっちった」と言う。大江アナになんとか「○○○」と言わせようとする…。いつまでもダメな男子高校生の精神で居られる大人達が、かっこいい。
ダメダメさまぁ〜ずをアシストするテレ東・大江麻理子アナが良い。アド街やＷＢＳでの大江とは一味違う、抜けっぷり、作為の無さっぷり。他局の女子アナの様に出しゃばるで無く、妙に丁寧な言葉使い。時折さまぁ〜ずを引かせる程の、突拍子の無い行動をとる。セクハラに嫌がるわけでも、いなすわけでもなく、不器用に流そうとする感じ。

歩く場所がモヤッてる所ばかりなので、実際は結構ヤバイと思う。「ヤバい所」と、「モヤッてる所」は一部ダブってるものだ。（ゲームテーブルを置いてるサ店は、モヤッてるかヤバいか、どちらかだ）だが、さまぁ〜ずは臆病なので（笑）ヤバイと思うと面白そうでも近寄ることなく、巧く避ける。結果、見事なまでにその境界を彷徨ってみせる。名人芸的な「ウロツキ」だ。

今回リリースの３枚に、どこまで入るか分からないが…「ガラスが汚れ過ぎてて何が取れるか見えないクレーンゲーム」、「謎の千円自販機」、「酔っ払って立ったまま寝る大江アナ」、「あの日以来の鉄板」、「200%男の居る麺新華」、「喫茶・ルノナール」、「カレーが出てくる洗面所」、「日華のタージャンハ〜♪」…素晴らしくドイヒーな見どころの尽きないプログラムだ。

DVDだとすごく映像がクリアなのが、すごくよかった。まだ、レギュラー番組になる前の初々しさがあり、大江アナもどことなく若い。内容もおもしろかった。この番組のよさはぶらぶらしているところが身近な所であることで、自分がぶらついているような気持ちになれる。さまーずの喋りもおもしろい。３人が黙々と食事をしているとこなど他の番組では考えられない緩さがある。癒される。

テレビで何度か見たことあったので、ＤＶＤはかなり気になってました。
この番組のスタートのきっかけが、この正月スペシャルだったなんで知らなかったよぉ！！
「モヤモヤさまぁ〜ず２」って、なってたから”１”もあるのかと思いきや無いんだから、モヤモヤするよね。
とりあえず見てみて損はありませんぜよ。

ここから伝説ははじまった
とにかく面白い

ツタヤレンタルでの初めての作品です。うちはテレビ東京が入らないのでこれで補うしかありません。しかし、この作品はここに転勤してくる前に見ていたようです。久しぶりに見たもやさま、面白かったです。続きも借りないと…