ヒロシマナガサキ

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ヒロシマナガサキ
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  • DVD
ジャンル:

「ヒロシマナガサキ」 の解説・あらすじ・ストーリー

 アメリカ在住の日系3世のドキュメンタリー作家、スティーヴン・オカザキ監督が、25年の歳月の末に完成させた原爆投下を巡る真実の姿を明らかにする渾身のドキュメンタリー映画。中沢啓治氏の英訳された『はだしのゲン』を読み広島、長崎の原爆投下に関心を持ったオカザキ監督は、1981年に初めて広島を訪れて以来、500人以上の被爆者に会い、丹念な取材を重ねてきた。それをもとに本作では、14人の被爆者と、実際に爆撃に関与した4人のアメリカ人の証言を軸に、貴重な映像や資料を織り交ぜ、ヒロシマ・ナガサキの真実の姿を分かりやすく描き出していく。

「ヒロシマナガサキ」 の作品情報

製作年: 2007年
製作国: アメリカ
原題: WHITE LIGHT/BLACK RAIN: THE DESTRUCTION 

「ヒロシマナガサキ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ヒロシマナガサキの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
86分 日本語 日(聴覚障害者対応) 1:ドルビーデジタル/ステレオ/オリジナル
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日(視覚障害者用)
レイティング: 記番: レンタル開始日:
MX657R 2008年04月04日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
8枚 0人 0人

ユーザーレビュー:34件

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まだ戦後は終わってない・・・。ネタバレ

投稿日:2008/11/07 レビュアー:こんちゃん

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 どうして、こういう作品を日本で作れないのか・・・。
 日本人が作ろうとすると、悲惨さを声高に叫んだり、ヒステリックでエキセントリックになってしまうのでしょうか。
 別に、製作者の意見を盛り込もうとしなくても、事実たる映像と、関わった人の述回で、充分伝わると思いましたねえ。

 終戦から63年、被爆者の方々も少なくなってますよね。戦争責任についても、日本の教育では明確に指導しません。
 なんか、当時の人たち(加害者も被害者も)が死ぬのを待って居るんじゃないかとさえ思えます。
 こういった事実があったことを忘れちゃいけないし、風化させてはいけないと思うのに、そしてそれを訴えていけるのは、唯一の被爆国である日本であるはずなのに、その責務から逃げようとしていると思えてしまうのです。
 本作を製作するに当たって、スティーブン・オカザキ監督は様々な妨害、検閲を受けたそうです。アメリカ軍部の検閲などは、当然とも思えますが(描かれ方によっては、自分たちが悪となるわけですから)スポンサーとしてつくはずだった日本企業の弱腰には、ちょっと腹がたちますね。

 冒頭の、
「昭和20年8月6日に何があったか、知っていますか?」
と言う問いかけに、誰1人答えられない映像を見て、
「ちょっと作為的なんじゃない?」
と感じてしまったのですが、実際にインタビューして誰も答えられなかったらしいですね。これは、日本の教育体制に問題があるのかも知れません。日本が侵略戦争をおこなったとか、どうでもいいと思いますけど、現実に領土を拡大していったわけですから、侵略だったと言われても仕方ないでしょうね。
 それが事実なのかどうかを判断しようにも、情報を全く与えられていないような気がするんですよね。
 それを語れる人がどんどん少なくなって来ているし、今もう一度考え直さなければいけない時期なんでしょうね。そう言う意味で、意義深い作品であろうとは思うのですが、どうしても、
「何故、日本で作れなかったのか」
と言う思いが勝ってしまいます。
 まあ、アメリカで作ったからこその貴重な映像や声もあり、エノラゲイも搭乗員の、
「あんなに悲惨な状況になる兵器だとは思わなかった」
「イラクに核を落とせなどと言う人がいるが、連中は核が何をもたらすかを知らないんだ」
と言う激しい口調に、その恐ろしさを再認識できました。

 これは映画として良い、悪いを判断するべきではないのでしょう。是非、観て、心に刻むべきなのだと思います。


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胸をえぐられる被爆者の証言ネタバレ

投稿日:2008/04/08 レビュアー:パープルローズ

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日系人であるスティーブン・オカザキ監督が撮ったこの映画、とにかく「見てください。」と言いたいです。
被爆者の方々の証言には胸をえぐられる思いでした。

思い出すのも辛いような体験を、被爆者の方たちはどんな思いでカメラの前で語ったのでしょうか?中には服を脱いで、体中に残った原爆の痕跡をカメラに晒した人もいます。

冒頭、東京の雑踏の中で、インタビュアーが若い人たちに質問します。
「1945年8月6日に何が起こったのか、知っていたら教えてください。」
誰も答えられないのです。
答えられなかった人を選んで編集しているのだろうか?と思ったのですが、インタビューを受けてくれた人はほんとうに全員答えられなかったのだそうです。
監督が特典映像の中で言っていましたが、「日本の若い人たちが無知だとか軽薄だとかいうわけではなく、日本の政治や教育制度に問題があるのでしょう。」

辛いことを忘れたい、暗い過去なんか知りたくないと思うのは仕方ないけど、「原爆の悲惨な記憶を風化させてはならない。」という使命感から、インタビューに答えてくださった被爆者の方たちの悲壮な思いを忘れず、語り継がなければいけないのだと思いました。

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ジェロの演歌ネタバレ

投稿日:2009/01/06 レビュアー:港のマリー

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 不謹慎な喩えを許して下さい。NHKの特番でこの種類のドキュメンタリーはよく見ますが、映画は確かに一線を画していた。何の先入観も持たない人間が、あったことをありのまま知りたいという無垢なる「好奇心」(この言葉が不謹慎であることも承知しています)にかられて、ヒバクシャに遠慮なく接近し生々しい証言を引き出している。その直裁さが新鮮で驚異だ。被爆後の苦しみと絶望のなかで「なぜ自殺しないですんだのですか」なんて、日本人では絶対できない質問もしたらしい。アメリカ在住の日系三世だからこそ、戦後日本社会が原爆及び被爆者に抱いてきた屈折した感情、同情しつつ怖れ見ないふりをしての陰湿な差別、から免れており、それゆえヒバクシャたちも率直に胸のうちを語ったものと思われる。それはちょうどジェロの演歌が、おばあちゃんを喜ばせる日本の素敵な歌であり、「泣いて恨んで夜がふける」というような、陰湿で暗い日本の情緒から自由であることに似ている。

 原爆を落とした国から吹いてきた涼やかな風が、被爆者の沈黙を解きほぐし自らの人類史上最悪とも言える事件の体験を世界中に発信するヒバクシャに変えたことは皮肉だ。でも脱帽せずにはいられない。文字通り体を張って語る被爆者たちにも、そこまで彼らの信頼を得た制作者たちにも。特別な人ではなく、あなたの家族が、隣人が、こんな凄まじい体験をしたのですよ、それでも生き抜いてこられたのですよと、誇張も衒いも何もなく、まっすぐ相手(観客)の目を見て伝えている。5000度の火に焼かれると人間はどうなるか、この世の地獄のような光景のなかでも肉親の絆はいかに強いか、言語に絶する苦しみのなかで人間が生きようと闘う姿のどんなに尊いか、メッセージはこの上なく力強い。けっして激してはいないし説教臭くもないのだが、ヒロシマ・ナガサキと同じ体験を他の人にもさせますかと、白刃を突きつけてくる。辛い映画ですが、おすすめします。

 特典映像の監督インタビューもぜひごらんください。被爆者に話を聞くときは「証言者の目をまっすぐ見て目をそらさないことです。」なんて言っている。「証言者をはっきり見て恐れないこと」という言い方もしている。「恐れ」の視線に被爆者たちは敏感だそうだ。むごいケロイドを、感染すると誤解された原爆症を、子孫への影響を、幸運にも被爆しなかった私たちが恐れて、それはまた原爆自体への恐怖かもしれないが、被爆者を差別してきたことを雄弁に語っている。この言葉はずきんと痛かった。私たちは二重の苦しみを被爆された方々に与えてきたわけである。原爆投下はアメリカによる戦争犯罪、平和と人道に対する罪である(このあたりのことにはさすがに触れていない、やっぱりアメリカ)と、私は思っているが、この差別の構造は日本人の問題として、おそらくまだ解決されてはいない。

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こんちゃんのレビューを観て。。。皆さんも同じ気持ちに

投稿日:2008/11/26 レビュアー:pokorou

なるんじゃないかな。

こんちゃんの様に上手くお伝えする事は出来ませんが、私なりに感じた事

「これはもう、お話しても仕方が無い事だと思って、話しませんでしたけど…」この一言で涙が出ました。戦争で、原爆で悲しい思いをされた方が、そんな風に思ってしまう時代になったのかと。

私の田舎が広島であり、原爆ドームや資料館へは良く連れて行って貰っていましたが、中学生の頃、「はだしのゲン」を読み、美術の時間に「原爆の図」の本から広島や長崎での出来事を学び、詳しい事を教えて貰いました。

中でも、「原爆の図」での絵が忘れられません。
作者は確か、「丸木俊」さんだったのではないでしょうか。
奥さんも出版に係られていたと記憶してます。

頭が無い赤ちゃんを背負い助けを求める母親の絵が一番強く心に残っています。町中が火の海で、焼けただれ、助けを求めさまよい歩く人の姿…「おかあさぁん・・・」「熱いよぉ・・・」「助けて下さい・・・」



被爆者の方は皆口を揃えて言います。生きていた方が地獄だったと…
亡くなった家族の事を考えると辛くてたまらないのです。
代われる物なら代わってやりたいと思うのです。
生きていても、治療の痛みに耐えられず、殺してくれ、と願った程…

14名の被爆者の方達がそれぞれの体験をお話されます。

実際に爆撃に関与した4人のアメリカ人のお話もあります。

初めは憎いと思ったアメリカ人のお話にさえ涙してしまいます。

あまりにリアルな映像に思わず目をつむってしまった場面もあります。

痛々しさが伝わり涙が溢れます・・・


最後に、被爆者の方が言われました。

「私たちの様な思いを2度として欲しく無いから、お話しました。」と…切実な願いです。

本当に2度とあってはいけない、真実です。

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母はその時、広島に居た

投稿日:2008/07/05 レビュアー:totoro

 被爆地よりかなり離れていた場所に住んでいたそうです。
ピンポン玉位の小さな物があんなに大きな爆弾となって破裂するとは想像もつかなかったそうです。
ピカっと光った後、大きなキノコ雲が空高く上がったと、目を丸くして話してくれました。
そんな母は、被爆はしていないと言うが、私は生まれつき白血球が少ない。そのせいじゃないのと疑ってしまう。
 一緒にDVDを観ていたが、もう思い出したくないと言わんばかりに目をそらし本に目をやる。
 私にしてみれば、興味本位が入り混じった気持ちでこのDVDを借りましたが、その現場に居た人達にとっては今でも生生しい現実として記憶に残っているのでしょう。
二度と繰り返して欲しくない現実です。生き残った人達の苦しみ、その苦しむ姿を見ても何もして上げられない肉親の辛さ。本当に自分が変わってあげたい、見ているのも辛い親の愛、兄弟、姉妹の愛だと思う。

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