Ｌの世界　シーズン１

「Lの世界」というタイトルとジャケ写を見て、
あのテのハナシ？と思って、無料サイトGyaOで１話目を観て、
おもしろいやーん。
１巻借りてみました。

ゲイの人が多く住むこの街では、コミュニティができていて、
こんなにいっぱい？と思うくらいたくさんのレズビアンが
画面に登場します。
（ドラマなので誇張しているのではなくて、本当にこんな
感じなのでしょうか？）

つきあっている恋人同士もいるし、短い間のつきあいも
あるので、官能的なシーンも多々あるのですが、
きれいです。
アダルトビデオでは予算が少ないので、あんな作りになる
のでしょうなあ。Lの世界では、女性同士のラブシーンに
チープな感じがありません。外国の美しい女優さんたちが
演じるラブシーンは、イメージクリップのようで美しい。
あっちのテレビ放送では、視聴をする段階で規制があるの
でしょうか？テレビでこんな、バストトップが出るような
大胆なシーンがあるのね。
最近の日本のテレビは、昔に比べて‘土ワイ’でも、
激しいラブシーンが減ってる気がするので。

ジェニファー・ビールスが美しい。
小さな四角顔のベビーフェイス、ミア・カーシュナーが、
誰かを思い起こさせると思ってたら、ビバヒル白書の
シャナン・ドハーティでした。小柄で童顔。
（ウィノナ・ライダー？ジェニファー・コネリー？ああ、
思い出せてすっきりした）

早く２巻のレビューが書きたかった。
１巻鑑賞後も、こういうドラマは初めてなので、
先を観ていこうという気になっていたのだけど。

３話目が良かった。
あまり恋愛事情に長けてないらしいデイナが、
気になり始めた女性にアプローチするかどうか、
考えて考えて悶々と悩んだり、周りの仲間が
いっしょに考えたり。
デイナが恋に悩んでいるところが、このごろの日本の
ドラマの、恋愛ばかりにかまけていない、仕事にも
比重を重く置くスタイルと異なり、目を見張りました。
昨今のドラマは、妙齢の女性を主人公にしていることが
多いし（視聴層に合わせて、それも当然なのだが）、
晩婚化で、妙齢でも結婚せずに、キャリアを積み上げる女性
もいるから、そういうドラマが多く製作されて然るべしだろ
うけど、どうしたら好きな相手との恋愛が成就するだろう・・
と一生懸命考えているデイナの姿が新鮮でした。

それと、ジェニーがマレーナのことを思って、胸がつまった
ようになるところも良かった。
肝心の場面で涙が零れるのって、いいねー。
（この冬のドラマ「歌姫」での小池栄子も良かった。視聴率
は振るわなかったようだけど、「歌姫」は本当に良かった。
閑話休題）

ということで、好きな相手に思いを募らせる、最近実写では
見なかった恋愛ドラマとして、面白いと思います。
女学生のように思い悩むデイナは可愛いし、ジェニーも
愛しいよ。
私の背骨は少女マンガでできている、というかつての少女に
向くのじゃないかなあ。
（少年は状態であり、少女というのは思想である、と思う私は
思想が女の子なら、いくつになっても少女でいいのだ、とも
思っている）

ああ、でも、女性同士で　寝る＝メイクラブ　というのは、
裸で抱き合うことなのか、それともフィスト？などと
少々下世話なことも疑問に思ってるんですう。ごめんなさい。

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正直ハマってます。
もともとクィアな世界モノが好きな人間なんで。
巷で噂のシェーン（プレイガールな子)も素敵だと思うし、
出てくる女性皆かわいいと思うし、
つかみとしては少々進んだ地点（レズビアンで子供を作る話）からのvol.1ですが、すんなり受け入れられてしまうし。

ただ、一般的な視点で考えると、
まず、男性はあまり好きになれない内容かも。
単に女性のヌードを見たいとかビアンの絡みが好きだっていう嗜好の人は良いかもしれないけど、
少々、男性馬鹿にしたような感じの空気感多々です。
（巷のビアンが皆そうってわけではないと思うけど。)
あと、「愛の普遍性を描く」みたいな視点を同性愛モノで描いてる作品はクィアもの受け入れない人にも良いよ、って勧められるものもあるけど、
正直、そういう視点はほとんどありません。
同性愛の人たちが置かれている状況を社会に訴える啓発的作品でもないし。

だから、興味本位で観てみるのは構わないけど、受け入れがたい人が多いのもうなずけます。

ありとあらゆるジャンルのドラマが放映されているアメリカと言えど、ありそうでなかった「レズビアン」ドラマ。
アメリカでも、なかなか踏み切れなかったジャンルだったそうな・・・。
でもこのドラマがきっかけで、多少オープンになったんだそうですね。意外！

1話だけお試し版で観ましたが、レンタル開始されるのが今から楽しみです♪

こりゃぁ、男性にはNGだよねぇ。という作品の仕上がり。
賛否両論ですな、レビューも。
レズビアンの突き抜けた感じを無駄に期待して見るとダメだよね。たぶん。

ビアン界ではあんなもんです。
でも、日本ではあんなではないっす。いや、どうだろう。
外国の諸事情はサッパリわかりませんけども。
集まれば割と下ネタが多いのも事実。どっぷりつかってなければウンザリする内容を話されてしまいます。
ただ、日本と違うのは、ボーイッシュな子がほとんどいないということ。シェーンくらいでないの？今のとこ。
日本じゃ、なんであんなにボーイッシュが多いんだかサッパリわかりませんねぇ。女性として女性を好きでいるのがビアンでないんかね。と思うんだが。私事ですんまそん。

この作品ではそういうビアンが描かれていてちょっと嬉しい。
外国で進んだ性を突っ走っているあたりもいいんじゃない？日本ではないもんね。

ただ、ストレートな男と同棲しにきたジェニーが女性に惹かれるのが早いこと早いこと。
たぶん、「彼女はビアンです」というのを知ったからこそ意識してしまったんだろうねぇ。何も聞かされていなければ変に意識もしないはずなんだけど。それでも意識するんなら、素質アリっていう。

この話にでてくるビアンさんたちは確固たる自分を持っているのが好印象。ダラダラ遊んでないし。生きるスタンスを持ってる感じ。特にベットなんかパワーレズの見本ですな。

この作品がダメな方は、たぶん、レズビアンの生活を軸にしてのテンポのいい話じゃないからダメなんじゃないかしら。
ただの人間ドラマだと思ってみればいいんじゃん？？

魅力的なキャストが好印象。ファン層を狙っていろんな女性を起用しているのも監督の狙い通り。
シェーンはかっこよくて惹かれるけれど、実際あんなに遊んでたら好きにはなれないなー。友達でってトコロで。
個人的には、ティナが人間らしくて好きです。