スターダスト

　「バイオハザード3」でどこかで観た事のあるストーリーだとか言って批判しておきなが、一貫性が無いようですが、結構この映画は楽しめました。確かにベタベタなファンタジーで筋書きも「こっちはなにもかもお見通しだ！」という感じでしたが、この確信犯的なオーソドックスさにかえって安心が出来、ふんわりとユルーい気持ちで映画に付き合ってみようかなという気分にさせてくれます。
　今の子ども（中学生くらい）に見せるとあまりのベタさにばかにするかもしれませんね。逆に疲れた大人がホット一息をつくためには丁度良い映画なんじゃないでしょうか。

　ストーリーのベタさや強引さと裏腹に美術や俳優陣は手を抜かずに頑張っていて作品のクオリティとしては子ども騙しの映画でありません。

　重い心の鎧をたまには脱いで、ほわっとした気持ちで愉しんで見てはいかがでしょうか。

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ウォール村に住む青年トリスタンは、意中の人を振り向かせるため、落下した流れ星をプレゼントするために、いん石を探しに出ることから始まる冒険ファンタジー。

流れ星が、実は美しい女性という発想がユニークです。
永遠の若さを手にするために、流れ星の心臓を狙うラミアたち魔女の３姉妹と、王位継承争奪戦のための証であるルビーを探す王子も彼女を狙うという二手から追われての争奪戦の展開が解りやすいです。

主役がいま一つパッとしない中で、脇役たちの魅力が一杯詰まった映画ともいえます。
邪悪な魔女役のミシェル・ファイファーは、いくつになっても可愛いし、空飛ぶ海賊船の船長にロバート・デニーロは、ウケを狙いすぎていて、笑うしかないでしょう。

それと、もう一つ。王子たちの亡霊の描き方。
王子といってもおじさんたちで、彼らは権力というものに取りつかれ、お互いの策略に嵌り、命を落とした瞬間に憑きものが落ちてしまったように、あっさりとした性格の幽霊になってしまうそのギャップに笑ってしまいました。
予定調和の流れ星争奪戦、子供から大人まで楽しめそうです。

『キックアス』があまりにも面白かったので、以前ブログで面白いよとオススメしてもらってた、
マシュー・ヴォーン監督作品の『スターダスト』を観てみました（°∀°）b
おおー♪なかなかオモロイっすねーш(｀∇´*)ш
まぁ傑作っつーほどの作品でも無いけど、何気にむっちゃお金掛かってるみたいやし、
王道定番のファンタジーもんとして、十二分に楽しんで観れる作品っすねー（°∀°）b

□■□■□

まぁ王道定番の作品なんて、何も書くことが無いんやけど←�煤i・д・ノ）ノえ？

王道定番のこの映画が、なんでこんなにも魅力的なんかというと、

ロバート・デ・ニーロのドヤ顔に尽きるっすね←それは違うって>L（‐□‐L）
ミシェル・ファイファーのセルフパロディ魔女に尽きるっすね←それも違うって>L（‐□‐L）

"星が女性！星だから元気になると光る！"

というこのド直球バカファンタジー設定に尽きるっしょ！←ソコだ！！！>L（‐□‐L）

☆の精ではなく、☆です！という力技が素晴らしすぎる！！！
なんか久しぶりに、本当にファンタジーしてる映画を観たような気がする！！！
なんとなくモンティパイソンのファンタジー映画の世界を思い出したのは自分だけやろか！？

キラキラとひかる☆を見て、コッチもキラキラしてもーたよ（☆◇☆）←子供かよ！>L（‐□‐L）

※はしゃぐデニーロと、ノリツッコミ魔女のファイファーは、実はほんまに見所です♪

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なかなかオモロイ映画でしたш(｀∇´*)ш
何気に細部までかなり良くできてます！←っつーか、７０００万ドル掛けとるからね�煤i・д・ノ）ノ
ファンタジー好きなら観て損無し！と言うときましょう（」°□°）」<オススメ！

個人的満足度　７５点！　　オススメ度　７５点

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この映画最初から引き込まれます。

主役はトリスタンという若者なんだけど、彼の父親の若いころを演じた Ben Barnesが何気に可愛かった。

トリスタンの憧れのヴィクトリアは Sienna Miller。なんとも嫌な感じを演じてます。


この映画のすごいところは、脇役がすごいキャスティングで、それぞれ怪演の好演。Rupert Everettなんて老けててちょっとわからなかったくらい。

何せ、捨て身の演技の Michelle Pfeiffer。それと、海賊のキャプテン役の Robert De Niro 。この二人がすばらしい。

Michelle Pfeifferなんて皺くちゃな暗黒の魔女なんだけど、開き直ったのか素晴らしいです。
こんなのできるなんてこの人、いい人なんだろうな、と思った（笑）

流れ星役は Claire Danes。

なんでいまさらあなたがヒロイン？？って感じだけど、悪くなかった。
やっぱり子役出身だから演技は確かだよね。

なかなか可愛くて応援しちゃいました。

お話もよく出来ていると思った。
予告観た時、これは観ないな、と思ったけど、劇場で見るべき映画。
飽きない。登場人物がみんな個性的で魅力的なのです。

真実の愛とは？どこに？と未だに夢見ている私には、とってもうっとりしてしまう映画でした。

主演の Charlie Cox。
後半みるみるかっこよくなっちゃって、素敵でした。

おすすめしたい！！！

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　　毒にもクスリにもならないけど、観ている間はしっかり楽しませてくれる、そんな作品。

（試写での鑑賞。ほんのわずかながらネタバレありです）

　　お話はたわいもない、いたって単純な御伽噺で完全に展開は読めちゃう。でも、これをひねりが無いのなんのと言うのはちょっと違うと思うな。
　　シンデレラも白雪姫も、先がわかってたって楽しいものは楽しい。
　　ひよひよしていた少年は、たった一週間の、でも冒険の旅のあと、立派な青年になりましたとさ・・・・　めでたしめでたし、それでいいのだ。

　　そしてまた役者が愉しそうに演じてるんだわ、これが。
　　結構豪華ですよ、悪い王様にピーター・オトゥール、悪い魔女がミシェル・ファイファー、そして空飛ぶ海賊の親分でロバート・デ・ニーロ。みんな肩の力抜いててね。

　　ミシェル・ファイファーは綺麗やね、やっぱり。余裕で醜い魔女演じてます、特殊メイクで。
　　「グリース2」から劇場で観てんだよな、アチキ。だからほぼスクリーンデビューから追っかけてることになる。ちょっと神秘系だから、魔女とかも多いよね、「レディホーク」「イーストウィックの魔女たち」「バットマン・リターンズ」・・・・

　　デ・ニーロがね、なんといっても愉しそう。いかついけど実は心優しい海賊の船長って、いかにもある役柄を、ニッコニコしながら演じてる。
　　特に女装して一人うれしそうに踊ってるシーンは必見。


　　さて、ウリになっている特殊メイクにしろその他の視覚効果にしろ、実はそんなに目新しい場面はない。技術的には一昔前のものだろう。
　　でもね、なにをどのように見せたいか、それがちゃんとしているから、技術の古さは問題ではない。
　　この辺、ジャンルも見せ方の手法も違うけど、「キングダム／見えざる敵」（サウジ舞台のアクションもの）なんかには見習ってもらいたい。
　　見せたいものがちゃんとしてないと、観客には何も伝わらないんだから。

　　なにかを得ようって人には向かないし、うーん率直に言って1800円出して観ようとは思わないけど、前売り1300円の価値はある。良い映画館でだったら1500円でも許す。

PS　後日原作も読みました。こちらもイイ！
　　こんだけ原作の味を活かしてなおかつ映画らしさを加味して、そんでもってうまくいった映画化ってのもなかなか無いんじゃないかな。