ラッシュアワー３

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　ラヴァ様も勝王さんも、ボロクソに言っているので、期待はしていなかったので、それなりに楽しめました。
　もともとこのシリーズは、
「観たときは面白いけど、印象に残らない」
と思っているので（事実、１も２も内容を覚えていません）刹那的に楽しめればいいと思ってます。

　冒頭、プリンスの曲をヘッドフォンで聞きながら交通整理をしているカーター。そんなことしてると事故が起きるよと思っていたら、期待通りに（笑）この人、歌うまいですよね。声はあんまり好きじゃないんだけど。
　んで、リーが護衛しているハン大使が、「２４」の中国領事官のチー・マ。こういう役は必ずと言って良いほど、この人ですよね。
　ハン大使が狙撃された後、リーが追跡しますけど、彼は何を根拠にああいうルートで追いかけるのか・・？そこにカッターもからんできますけど、あまりにも都合が良すぎます。そのほかにも、行き当たりばったりのご都合主義が多く見受けられるので、手に汗握る展開とは言い難いのですね。

　孤児院でリーと兄弟のように育ったという設定のケンジ（真田広之）は、アクションが少な目なことに不満な方が多いようですけど、なんとも言えないオーラを醸し出していていい感じだったと思いますよ。ジャッキーの変な日本語には笑いましたけど。どこの孤児院だったのか設定がわかりませんけど、英語で通しちゃった方がよかったかも。
　工藤夕貴はなかなか頑張っていたけど、あの役柄は別に必要なかったかなと思います。
　というか、この日本人キャスト二人が頑張っていただけに、このやっつけ仕事というような脚本・演出は残念な気がしますね。
　真田広之とジャッキーの太刀回りは見事（カット割で補助されているとはいえ、殺陣というのはこういう物だと森田芳光に言いたい）ですけど、その見せ所もちょっとしかないのです。できれば、真田の剣ＶＳジャッキーのカンフーという図式で見せて欲しかったですね。

　最後のＮＧ集が一番面白いという勝王さんの意見には賛成ですが、あれもＮＧの為の脚本があったのかなと思ってしまいます。これだけ、英語のセリフをこなしてきているジャッキー・チャンが「シークレット」を「シーフード」と言い間違えたり、クリス・タッカーの
「俺達、今までもずっと組んできたじゃねえか。『ラッシュ』の１とか２とか・・」
なんて、狙いすぎでしょう。

　期待しすぎなければ、尺も短めだし、サクッと楽しめる娯楽作品でしょう。

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前作から６年。ジャッキー・チェン＆クリス・タッカー主演のコメディアクションの続編。

ジャッキー演じる生真面目な捜査官とタッカー扮するおちゃらけ刑事は超うるさいし、この二人がパリで要人の娘を救い出すために大暴れです。

今回は真田が適役で登場するのですが、見せ場は、ジャッキーＶＳ真田の闘いです。この二人は、昔訳ありの関係で、ジャッキーは簡単に真田を殺すことが出来ないという単なる善悪を超えた二人の葛藤も描かれいて、単純に敵というよりも、複雑な関係が話を盛り上げます。

ラストのピンチを救ったのは、「あっ」と驚いてしまいましたが、あまりにも意外な人物が意外な活躍を見せてくれたので、ちょっと嬉しかったでしょうか？
工藤夕貴は、前作のチャン・ツィイーのサイコぶりが凄かったせいかもしれませんが、彼女と比べてアクションも存在感も今一つですね。
マックス・フォン・シドー、ロマン・ポランスキーはまだ現役だったのですね。
大使の娘役を演じたのは、「孔雀　我が家の風景」の主演女優のようです。

　けなすためにレビューを書くのは趣味が悪いと思わないでもないのですが、これはちゃんとけなしておきたいと思わせるものがあります。映画館で見たときの感想です。
　１作目、２作目がきちんと出来た娯楽作になっていただけに、何でここまでヒドイ出来なのか、よく分かりません。一説によると、クリス・タッカーがギャラ問題でゴネたのでロケ地が変わって、ということもあったらしいのですが、そんな問題ではないほどヒドイです。
　ジャッキーに工藤夕貴と真田広之が絡むというだけで面白くなりそうなんですけど、そうならないのは脚本と演出の問題でしょう。
　中学生が考えたようなメチャクチャなストーリー。登場人物の都合のいいように展開していくばかりで、そこから観客が得るものは何もありません。お笑いが全部すべってます。
　クリス・タッカーはこの映画に関しては客をイライラさせるだけ。全然笑えないし面白くないのに本人だけは悦に入っているようなお笑いを連発して、客席をシーンと水を打ったように静まり返らせておりました。
　ジャッキーのアクションが香港映画よりかなり落ちるのは仕方ないのですが、それにしても年をとったなあという感じです。マックス・フォン・シドーとかロマン・ポランスキーとか大物も出演しておりますが、非常に薄っぺらい役どころです。
　工藤夕貴はナイフ投げのお姉ちゃんなんですが、もうお姉ちゃんというにはつらいお年頃。他に誰かいなかったんですかね。というか、工藤夕貴を持ってくるんだったら、もっとちゃんとした役を付けてあげられなかったんでしょうか。
　そして一番の見所になるはずの真田広之のアクションですが、これもシチュエーションに凝りすぎて冴えないんです。
　一番面白かったのは最後のＮＧシーン集。それでいいんでしょうか？真田広之もせっかくハリウッド進出したのに、下らない役ばっかりやってるような気がします。観客にとっても出演者にとってもスタッフにとっても時間と金のムダ。偉大なアクションスター、ジャッキー・チェンはもうこんな映画に付き合っているヒマはないと思いますけどね。

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って機能が新しく出来ましたね　これって面白いです　ビートルズの「ラヴ」は　ボクのレヴューの後　何十人か増えて９５人に　枚数も４枚から１２枚に増えました　黒沢清の「叫」も何百人か増えたようです　でまあ　そうゆうことではレヴュアーの影響度がこれからわかって　いいんですよ　そこで困るのが　この「ラッシュアワー３」のような　駄作ですね　誉めて増えるのはいいけどけなしてどうなるか笑　現在１８００枚の在庫に１４４４人の予約者　さてどうなるか

勝王さんが　ぼろくそ言ってますが　その通り笑　中身の批判はそちら読んでください　あとわあ　あＫＥＥちゃんが　そこそこってまあ苦笑の部類　それにしてもまったくつまらないんですね　ブレット・ラトナーは　そこそこの人なので　そつなくがまあいいとこみたいなんですが　これはアクションもドラマも　アウェイのフランスは今回やりにくかったのか　完全に手を抜いてますね　それでクリス・タッカー頼みが　それも空転　ことごとくシークェンスごとの演出がだめで　全体にリズムを刻めません　最後のエッフェル塔でなんとか　持ちこたえたってとこでしょうか　しかしこんなことで世界中のジャッキー・ファンをなめてもらったら困ります　なんか黄禍論めいた　差別ネタもあるんですよね

ジャッキーの映画は　演出とアクションと物語のバランスが　抜群に良くて　かつ濃密なエンタティーメントの映画時間を持っているので　外国資本による手抜きは許しがたいと思いますね　さて全予約者数どうなるＷ　

元々、香港映画は好みではないし、アクション物は好きだけどコメディタッチのはどうも馴染めません。たまたまテレビで見ましたが、本作は映画館でポップコーン食べながら楽しむヒマ潰し用娯楽映画かと。
まず相棒のクリスのムダ口が多いし、くだらないし、うるさい!!!　しかも面白くないし。このシーンがまた長くてしつこいです。せっかくテンポよく進行してるのに水を差される感じです。
タクシー運転手のキャラも唐突すぎるし・・・工藤夕貴はアララ老けたなぁ・・・
その他マックス・フォン・シドー、波乱万丈のロマン・ポランスキーという大物が出演してるのに、全くシナリオに活かせてないです。なんか勿体無い感じ。ただの友情出演??
真田さんはいい俳優だけど、もっとふさわしい役があるんじゃないかな。こんな悪役なら中国人俳優でも務まるし。謎に満ちた中国マフィアの正体もアレ??　ザコの集まりじゃん(笑　あーこれでまたジャッキー作品は馴染めないのがよく分かりました。昔のほうがまだ面白かったですね。もう年だから仕方がないか・・・