バイオハザードＸ

ちょいと道行くそこのあなた、オモシロそうな題名のＤＶＤを借りて、期待を膨らませながらプレーヤーにセットしたところ、「あまりのひどさに５分で見るのをやめてしまった」あるいは「ふと目覚めると朝だった」はたまた「もう３時間経ったと思ったのに実際は３０分しか経過していなかった」などという経験はないでしょうか？そんなあなたに、Ｃ級ＳＦ作品を回避する方法を教えましょう。

第一に、既発の有名作品に似たタイトルは要注意です。本家とは似ても似つかぬ作品である場合がほとんどです（つか、原題は全く別で、配給会社が勝手にネーミングしてるのですがね）。

第二に、配給会社を確認してください。ＤＩＳＣＵＳではそこまで載ってませんが、ネットで検索すれば簡単にわかるはずです。今のところ私の要注意リストには、本作の配給元であるトランスフォーマーをはじめ、アルバトロス、ニューセレクト、ネクシードなどが掲載されてます。

これだけで回避率は７０％ですが、さらに「劇場公開作品かどうか」「カナダ製ではないか」「監督が過去に駄作にかかわっていないか」などで絞り込めばほぼ完璧です。

と、このような基準に照らせば本作はまさにＣ級の王道をいく作品と言えます。さすがに何にでも「バイオハザード」とつけるのはヤメてほしいところ。ちなみにトランスフォーマー配給の既発作品「バイオハザード２０３４」と「バイオハザード３０７７」は、本作よりさらにディープなＤ級レベルで、不用意に近づくと回復不可能なダメージを受けます。

最後に本作について少しだけフォローすれば、Ｃ級作品であることは間違いないものの、美術やＶＦＸなどは結構真面目に取り組んでて比較的見れますし、予測不能なストーリー展開も面白いといえば面白い。ただし、そこにたどりつく前におそろしく長く感じる中盤に襲ってくる睡魔に耐えられるかどうかが鍵でしょう。

そこを乗り越えたあなたには栄光のＣ級マスターの座が待っているはず！えっ、そんな座は要らない？

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呆れ果てて物が言えない内容である。
まかり間違っても、お金を出して見る代物ではない。
また、これをタダで貰って鑑賞しても、100人が100人
時間を損したと思うはずで、TSUTAYAさんには悪いが
全く（100％を意味する）お奨めできない。
しかし、すべては自己責任であり、借りた自分を責めるしかないだろう。

一応ストーリーは、

宇宙船が地球？の砂漠に不時着
→乗組員は2人（囚人らしい）
→彼らはＸを調査するよう指示されている。（最後まで調査すれば刑が減刑されるらしい）
→で、指示された地下施設に潜入
→Ｘと遭遇
（ここまでがハチャメチャ長く退屈の一言。何も起こらないのだから。）
→Ｘとは悪魔らしい。
→危ないところをパッケージの女性が助ける。
→Ｘ（悪魔）と女性の闘いが始まる。（これもショボイ）
→この女性は12年地下施設でこのＸと闘っているらしい。
→1人生き残った囚人はＸの追撃を逃れ外へでる。
→迎えの宇宙船で去る。
→女性は、取り残された。
→囚人は、どこかの病院ベッドの上にいる。
→悪魔が乗り移った表情で終わる。

ＥＮＤ

フー、疲れた。

本作「バイオハザードＸ」は、
私のようにＤＶＤレンタル事情に極めて無知で、
07年公開された「バイオハザード�V」
と思い違いをして借りてしまうような、
一定の確率で存在している
オッチョコチョイ人間を対象とし
狙い撃ちしたものであると言えよう。

※作品はタイトルと裏面を何回もシミジミ読み込み、
選んで借りましょう。

　皆さん評価低いようですが、私は、まあまあだと思います。確かに、殆どずーっと囚人二人で話は進んで、物足りないかも知れません。ただし、暗い地下のトンネルで、何か出てくるんちゃうかな、という雰囲気は漂ってるので、途中は期待して観ていました。そして、出てきてビックリです。ある意味、意表をついていると言えば意表をついていますが、あれが出てきたら誰でもビックリすると思います。
　
　ＳＦＸなどは、上手くできていましたし、暗い地下トンネルのシーンも上手に撮られていたと思います。死霊のはらわたのようでもあり、イベントホライズンのようでも有り、感じとしては、そのような雰囲気の映画です（ちょっと褒めすぎか）。

　借りる前はバイオハザードＸ、と臆面も無く、そんなタイトルつけたな、と思ってましたが、映画を観てみると、間違ってるとも言えません（ただしストーリーは大分違いますが）。

　☆二つ半という評価は、妥当ではないでしょうか。

　　B級ファンのあなたならこのタイトルでちょっと胸が躍るかもしれません。
　　この邦題、まったくのウソってわけでもなくて、確かに「�]」なる秘密はでてくるし、生物学的汚染と何か関係があるらしい・・・・　でもつなげると、ねぇ(~_~;)。ま、そこがたのしみでもあるのですが。

　　っで、観た。

　　オープニング、スペースシャトルの墜落か？！　ミニチュアとはわかるんだけど、見せ方はいい。爆発効果って言うのかな（piro-effect）、なかなか丁寧。

　　さてB級ファンのあなたはもしかすると東欧SFファンでもあったりするかもしれない。そんなアナタのツボにはドンピシャ。
　　宇宙服じゃないな、作業服？防護服？とにかく主人公たちの衣装デザインはなつかしの共産圏SF映画のテイスト。
　　カメラワークもなかなかいい。オーソドックスではあるんだけど、巨大な廃墟の大きさ、空虚さがよく出ている。

　　話がほとんど主人公二人だけで進むってのもイイ。意味のないダイアローグってのが、いかにもいかにも思わせぶりで、作り手の独りよがりになるかならないかの線で持ちこたえてる・・・・前半分は。

　　まぁ、後半、なぞのバケモンが出てきてからはありゃりゃりゃりゃ、で、それはまたキワモノとしての楽しさではありますが、そこの「SFホラーアクション」部分がなければ、隠れたカルトSFの傑作になったかもしれないと思うとちょっち残念。


　　よくあるCクラス以下の映画のような粗雑さはないし、思い込みだけで作った自主制作に毛が生えただけみたいな観客無視の雰囲気も少ない。
　　映画全体のできはあまりほめられたものじゃないけど、ミニチュア中心の丁寧な特撮、必ずしもオリジナルではないけど独特の雰囲気のあるデザイン等々、ちょっと気になる映画です。

　　B級ファンにとってはちょっとした掘り出し物。

レンタルしてきた『バイオハザード』５本の最後です。ワクワクしながら観ていたけれど…どうもおかしい。
いつもの始まり方ではない。30分経過、40分経過…これはやっぱりおかしいと早送り。

そして最初っから観る。やっぱり同じ映画だ。アリスが出てこない。なんなのこの変な内容は。サタンだって、アリスはどうしたの。
あ、やっと登場かな…と思ったら違う。とうとう最後まで観てパッケージをよ〜く観ると全く別の作品。

また、引っかかってしまった。レンタル料５●だから許しちゃうけれど、類似名はつけて欲しくないな〜と思った。
明日、レンタルショップに返してこよっと。