歌謡曲だよ、人生は / オムニバス邦画
歌謡曲だよ、人生は
/磯村一路
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全体の平均評価点: (5点満点)
(32)
解説・ストーリー
『僕は泣いちっち』『ラブユー東京』『女のみち』など昭和歌謡曲の選りすぐり12曲をモチーフに、個性豊かな監督陣と多彩にして豪華なキャストで綴る異色のオムニバス・ムービー。コメディや青春、ラブストーリーからサスペンスまで、大胆な発想と自由な感性で紡がれたバラエティに富んだ12編の物語がノスタルジックに展開する。
『僕は泣いちっち』『ラブユー東京』『女のみち』など昭和歌謡曲の選りすぐり12曲をモチーフに、個性豊かな監督陣と多彩にして豪華なキャストで綴る異色のオムニバス・ムービー。コメディや青春、ラブストーリーからサスペンスまで、大胆な発想と自由な感性で紡がれたバラエティに富んだ12編の物語がノスタルジックに展開する。
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「歌謡曲だよ、人生は」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
『僕は泣いちっち』『ラブユー東京』『女のみち』など昭和歌謡曲の選りすぐり12曲をモチーフに、個性豊かな監督陣と多彩にして豪華なキャストで綴る異色のオムニバス・ムービー。コメディや青春、ラブストーリーからサスペンスまで、大胆な発想と自由な感性で紡がれたバラエティに富んだ12編の物語がノスタルジックに展開する。
「歌謡曲だよ、人生は」 の作品情報
「歌謡曲だよ、人生は」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
歌謡曲だよ、人生はの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
130分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
PCBG70980 |
2007年12月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
0人
|
0人
|
歌謡曲だよ、人生はの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
130分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
PCBG70980 |
2007年12月05日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
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ユーザーレビュー:32件
全体としては、それなりにまとまってます
投稿日:2008/05/26
レビュアー:こんちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
あまり長文レビューを書かないカプチーノさんが(見習えよ!)、けっこうな長文でレビューしていたので興味を持ちました。
年代もほぼ一緒だしね。
昔は、ビートルズの頃からか、ヒット曲をタイトルにして映画が作られ(今で言うとPVか、ミュージック・クリップですけど、リキの入れ方が違う)日本でも、そう言う作品が沢山ありましたよね。
私のようなおっさんには懐かしくて涙が出るような企画ですけど、若い人にはわかりづらいだろうし、映画のオムニバスと考えると微妙な作品が多かったですね。
オープニングの阿波踊りにオックスの「ダンシング・セブンティーン」は、ノリがピッタリ合っていて良いです。ステージで失神するパフォーマンスで、一時はタイガースやテンプターズより人気あったんだよなあ・・・。
第1話の「僕は泣いちっち」映像にも昭和の香りが感じられて、この企画の意味がよくわかっているという感じです。さすが磯村一路には安定感があります。
第2話「これが青春だ」これは曲とドラマに思い入れがあるので、ちょっと違和感があります。七字幸久なんだから麻雀モノでまとめればいいのに・・・。
第3話「小指の想い出」タナカ・Tって誰?昭和の香りから、急にSFチックに変わるのは面白いし、センスを感じます。
第4話「ラブユー東京」この曲は、私が中学生の時、クラブ歌手のまねごとのようなことをしていて、よく歌った曲ですね。シュールな転生の物語は、着想はいいのですがうまくまとめ切れていないようです。だから片岡英子は、助監督止まりなんだろうな・・・。
第5話「女のみち」宮史郎本人が出演しているんですが、エンディングの収め方に一工夫あれば良かったのになと思います。
第6話「ざんげの値打ちもない」これは昭和の香りがぷんぷんする雰囲気でいいです。
第7話「いとしのマックス」これは映画監督ではないのでしかたないかもしれませんが、何がやりたいのかわかりません。曲のイメージも伝わらないし、シュールという言葉で片づけちゃいけないような・・・。
第8話「乙女のワルツ」宮島竜治は編集の腕は確かなのでしょうが、監督としては・・・う〜ん。
第9話「逢いたくて逢いたくて」矢口史靖は流石だなあと、今更ながら思います。テンポの良い物語に引き込まれ、曲のイメージもしっかりと踏襲しながら、一つのストーリーとして完成してます。ちょっと涙ぐんじゃったりして・・・。
第10話「みんな夢の中」おさだたつやって、知らないんで調べたら照明の人ですね。映像的には、引き込まれる部分もあるのですが、ストーリーはよくわかりませんね。
エンディング「東京ラプソディ」非常にノリの良い曲にあわせてのポップな感覚が楽しいです。山口晃ニは「ベルナのしっぽ」の監督さんですね。
短編作品というのは、想像以上に作るのが難しく、監督のセンスがそのまま出てしまうのでしょうね。
「曲を通して使い、歌詞を再現する内容ではないこと」
と言う条件が付けられていたそうですけど、磯村一路、矢口史靖のゆかりの人たちが集結という感じでしょうか。
カプチーノさんがおっしゃるようにオープニングとエンディングが綺麗にまとまっているので悪くは無いでしょうけど、映画として観られるのは(その物語を長編にして観たいと思うのは)磯村、矢口両氏のものだけですね。
このレビューは気に入りましたか?
11人の会員が気に入ったと投稿しています
1ダース以上の人生
投稿日:2007/12/10
レビュアー:カプチーノ
映画の全盛期には、ヒット曲を題材にした映画がたくさんつくられましたが、歌謡曲が下火となって、CDショップでも隅に追いやられている昨今、短編集となってしまうのは、いたしかたないかな。
でも、この作品集、短い時間に、うまく要所をまとめた力作が多い。順を追って、感想を。
「ダンシング・セブンティーン:オックス」がオープニング。
高円寺の夏祭りのようです。ストーリィはなくミュージック・ビデオのようなつくりながら、オックスの曲と踊りのタイミングがピッタリで、弾けるような楽しさが伝わってきます。
これでもうウキウキ。
「僕は泣いちっち:守屋浩」
北国歌謡の世界。一昔前の田舎の若者が抱く都会へのあこがれと挫折を描いて、古い日本映画の泥臭さをうまく再生させています。
「これが青春だ:布施明」
笑えないコメディ。ギター・リフが凄く、布施明の声は完敗。
「小指の思い出:伊東ゆかり」
中年男の今も断ち切れない純な思いを描いて秀逸。
「ラブユー東京:ロス・プリモス」
危ない性を古代から現代へと移行させて描いて、元歌とあまり関係のない展開ながら不思議に印象深い作品。
「女のみち:宮史郎」
刑期を終えた宮史郎が銭湯のサウナで、待ってくれていた彼女に歌ってあげるために青年と女のみちの歌詞を思い出そうと奮闘するコメディ。
後半の銭湯で歌って盛り上がるところからラストの宮と彼女の粋なシーンまでが、なだれ込むようなカッコよさ。
まいった。
「ざんげの値打ちもない:北原ミレイ」
男女の情念の凄まじい世界。
余貴美子がこの曲のイメージにピッタリで、暗い内容ながら、これまたしびれるような一昔前のカッコよさ。
「いとしのマックス:荒木一郎」
蛭子能収らしくシュールで変。馬鹿げた映像ながら、あとをひきます。
「乙女のワルツ:伊藤咲子」
横浜が舞台で、喫茶店のマスターが昔の彼女にそっくりな女性を見かけたことから、昔若かった頃のバンド時代の思い出に浸ります。
誰にでもある青春のときめきと痛み。青春時代に長髪だった世代は、胸のどこかが痛くなる。
「逢いたくて逢いたくて:園まり」
夫婦役の妻夫木聡、伊藤歩の二人が好演。内容もホラーとコメディの境界線の作品かといった不思議な感覚で、最後はさわやかに終わるという、とてもよくできた映画。
「みんな夢の中:高田恭子」
高橋恵子の美しさが光る。でも、話としてはいまひとつ。小学校の思い出とともにみんな童心に帰り夢の中へ。
「東京ラプソディ:渥美次郎」はとバスのガイドの瀬戸朝香が案内する現代の東京。楽しくウキウキするエンディング。はとバスに乗りたくなります。
堪能しました。
個人的な好みでは「乙女のワルツ」、「逢いたくて逢いたくて」、「女のみち」がトップ3。
次いで「小指の思い出」。
オープニングとエンディングの2曲も抜群に楽しく、いい入り方をして、にっこり終わるという傑作。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
マモル・マヌー〜〜〜〜〜
当時は美しい人だなと思っていたのに、月日というのは残酷なもので、
「えっ〜〜!!吉幾三になっている!」
これを機会にインターネットで調べたら、ハーフという触込みはウソで、本名・三枝守という日本人だった。
知らないほうが良い事が、この世にはあるのだと今更ながら痛感した次第です。
“歌謡トリビュート映画劇場”との事
11話+エンディングを、それぞれ違った監督が撮ったオムニバス作品です。
カラオケの画面に映されるような敢えて観なくてもいいようなお話もあれば、短編ながら力を入れて作っているなというものもあり、
映像としては、まぁそれなりです。
しかし、何だかちょっと樟脳の匂いがする妙に懐かしい歌が流れ出すと、そのどうでもよかった物語が、俄然輝き始めるのです。
「乙女のワルツ」では、思わずウルルンとなってしまいました。
流行り歌が若者中心に存在する今とは違い、歌謡曲というものを年齢・性別に関わらず誰でも口ずさめた時代。
残念ながら、その頃に生きていた者しかこの映画は楽しめません。
個人的な感想を言わせてもらうと
「ダンシング・セブンティーン」・「僕は泣いちっち」・「いとしのマックス」ではウキウキ気分、
「ラブユー東京」・「女のみち」・「逢いたくて逢いたくて」ではその頃の思い出がよみがえり、
「みんな夢の中」ではホントに夢心地
昔遊んでいて納屋にしまいこんでいたオモチャ箱を引っ張り出して、中の物を一つ一つ懐かしむように愛でる時のような高揚感。
楽しめました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このような、観る人の限定されるような作品が在庫枚数399枚で、
「キサラギ」のような話題作が、20枚というのはどういうことなのでしょうか?
一位登録者、現在1807名です。
いつまで待っても観られそうにないので、DVD購入しました。
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
ちゃうちゃう!
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バリバリの昭和人ですから、歌謡曲にはちょっとうるさいでっせ。
投稿日:2008/02/22
レビュアー:花ちゃん
短編集には短編集のよさがあって、知らない監督との出会いや一つのテーマに対する多様性なんて感じられていいですが、本作は昭和人の私には少々物足りないですね。
歌謡曲全盛期といえば昭和ですから。その点ではオールウェイズ3丁目の夕日なんてのが人気のようですが、私は「69」「鎌田行進曲」あたりが印象に深い。
歌謡曲で綴る点では「昭和歌謡大全集」もなかなかおもしろかったのでお勧め。マモルマヌーの変容振りにショックを受けた方は是非「ザ・ゴールデンカップスワンモアタイム」もご覧下さいね。
とりあえず本作は昭和にこだわっているわけではありませんので比較するのはどうかと思いますが、昭和生まれの歌謡曲育ちの私のど真ん中と言うわけにはまいりませんでした。
さて短編が10話ですが、全体的にはこじんまりまとまったストーリーが多い中で蛭子能収さんがちょっと驚き。俳優はボクサー役の青木崇高、真っ赤なドレスの久保麻衣子・若き日のマモルマヌーの恋人高橋真唯あたりキラリ。もちろん高橋恵子、余貴美子なんては堂々たる物ですが、若手の存在感が目立ちました。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
全体としては、それなりにまとまってます
投稿日
2008/05/26
レビュアー
こんちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
あまり長文レビューを書かないカプチーノさんが(見習えよ!)、けっこうな長文でレビューしていたので興味を持ちました。
年代もほぼ一緒だしね。
昔は、ビートルズの頃からか、ヒット曲をタイトルにして映画が作られ(今で言うとPVか、ミュージック・クリップですけど、リキの入れ方が違う)日本でも、そう言う作品が沢山ありましたよね。
私のようなおっさんには懐かしくて涙が出るような企画ですけど、若い人にはわかりづらいだろうし、映画のオムニバスと考えると微妙な作品が多かったですね。
オープニングの阿波踊りにオックスの「ダンシング・セブンティーン」は、ノリがピッタリ合っていて良いです。ステージで失神するパフォーマンスで、一時はタイガースやテンプターズより人気あったんだよなあ・・・。
第1話の「僕は泣いちっち」映像にも昭和の香りが感じられて、この企画の意味がよくわかっているという感じです。さすが磯村一路には安定感があります。
第2話「これが青春だ」これは曲とドラマに思い入れがあるので、ちょっと違和感があります。七字幸久なんだから麻雀モノでまとめればいいのに・・・。
第3話「小指の想い出」タナカ・Tって誰?昭和の香りから、急にSFチックに変わるのは面白いし、センスを感じます。
第4話「ラブユー東京」この曲は、私が中学生の時、クラブ歌手のまねごとのようなことをしていて、よく歌った曲ですね。シュールな転生の物語は、着想はいいのですがうまくまとめ切れていないようです。だから片岡英子は、助監督止まりなんだろうな・・・。
第5話「女のみち」宮史郎本人が出演しているんですが、エンディングの収め方に一工夫あれば良かったのになと思います。
第6話「ざんげの値打ちもない」これは昭和の香りがぷんぷんする雰囲気でいいです。
第7話「いとしのマックス」これは映画監督ではないのでしかたないかもしれませんが、何がやりたいのかわかりません。曲のイメージも伝わらないし、シュールという言葉で片づけちゃいけないような・・・。
第8話「乙女のワルツ」宮島竜治は編集の腕は確かなのでしょうが、監督としては・・・う〜ん。
第9話「逢いたくて逢いたくて」矢口史靖は流石だなあと、今更ながら思います。テンポの良い物語に引き込まれ、曲のイメージもしっかりと踏襲しながら、一つのストーリーとして完成してます。ちょっと涙ぐんじゃったりして・・・。
第10話「みんな夢の中」おさだたつやって、知らないんで調べたら照明の人ですね。映像的には、引き込まれる部分もあるのですが、ストーリーはよくわかりませんね。
エンディング「東京ラプソディ」非常にノリの良い曲にあわせてのポップな感覚が楽しいです。山口晃ニは「ベルナのしっぽ」の監督さんですね。
短編作品というのは、想像以上に作るのが難しく、監督のセンスがそのまま出てしまうのでしょうね。
「曲を通して使い、歌詞を再現する内容ではないこと」
と言う条件が付けられていたそうですけど、磯村一路、矢口史靖のゆかりの人たちが集結という感じでしょうか。
カプチーノさんがおっしゃるようにオープニングとエンディングが綺麗にまとまっているので悪くは無いでしょうけど、映画として観られるのは(その物語を長編にして観たいと思うのは)磯村、矢口両氏のものだけですね。
1ダース以上の人生
投稿日
2007/12/10
レビュアー
カプチーノ
映画の全盛期には、ヒット曲を題材にした映画がたくさんつくられましたが、歌謡曲が下火となって、CDショップでも隅に追いやられている昨今、短編集となってしまうのは、いたしかたないかな。
でも、この作品集、短い時間に、うまく要所をまとめた力作が多い。順を追って、感想を。
「ダンシング・セブンティーン:オックス」がオープニング。
高円寺の夏祭りのようです。ストーリィはなくミュージック・ビデオのようなつくりながら、オックスの曲と踊りのタイミングがピッタリで、弾けるような楽しさが伝わってきます。
これでもうウキウキ。
「僕は泣いちっち:守屋浩」
北国歌謡の世界。一昔前の田舎の若者が抱く都会へのあこがれと挫折を描いて、古い日本映画の泥臭さをうまく再生させています。
「これが青春だ:布施明」
笑えないコメディ。ギター・リフが凄く、布施明の声は完敗。
「小指の思い出:伊東ゆかり」
中年男の今も断ち切れない純な思いを描いて秀逸。
「ラブユー東京:ロス・プリモス」
危ない性を古代から現代へと移行させて描いて、元歌とあまり関係のない展開ながら不思議に印象深い作品。
「女のみち:宮史郎」
刑期を終えた宮史郎が銭湯のサウナで、待ってくれていた彼女に歌ってあげるために青年と女のみちの歌詞を思い出そうと奮闘するコメディ。
後半の銭湯で歌って盛り上がるところからラストの宮と彼女の粋なシーンまでが、なだれ込むようなカッコよさ。
まいった。
「ざんげの値打ちもない:北原ミレイ」
男女の情念の凄まじい世界。
余貴美子がこの曲のイメージにピッタリで、暗い内容ながら、これまたしびれるような一昔前のカッコよさ。
「いとしのマックス:荒木一郎」
蛭子能収らしくシュールで変。馬鹿げた映像ながら、あとをひきます。
「乙女のワルツ:伊藤咲子」
横浜が舞台で、喫茶店のマスターが昔の彼女にそっくりな女性を見かけたことから、昔若かった頃のバンド時代の思い出に浸ります。
誰にでもある青春のときめきと痛み。青春時代に長髪だった世代は、胸のどこかが痛くなる。
「逢いたくて逢いたくて:園まり」
夫婦役の妻夫木聡、伊藤歩の二人が好演。内容もホラーとコメディの境界線の作品かといった不思議な感覚で、最後はさわやかに終わるという、とてもよくできた映画。
「みんな夢の中:高田恭子」
高橋恵子の美しさが光る。でも、話としてはいまひとつ。小学校の思い出とともにみんな童心に帰り夢の中へ。
「東京ラプソディ:渥美次郎」はとバスのガイドの瀬戸朝香が案内する現代の東京。楽しくウキウキするエンディング。はとバスに乗りたくなります。
堪能しました。
個人的な好みでは「乙女のワルツ」、「逢いたくて逢いたくて」、「女のみち」がトップ3。
次いで「小指の思い出」。
オープニングとエンディングの2曲も抜群に楽しく、いい入り方をして、にっこり終わるという傑作。
マモル・マヌー〜〜〜〜〜
投稿日
2008/02/10
レビュアー
おうち大好き
当時は美しい人だなと思っていたのに、月日というのは残酷なもので、
「えっ〜〜!!吉幾三になっている!」
これを機会にインターネットで調べたら、ハーフという触込みはウソで、本名・三枝守という日本人だった。
知らないほうが良い事が、この世にはあるのだと今更ながら痛感した次第です。
“歌謡トリビュート映画劇場”との事
11話+エンディングを、それぞれ違った監督が撮ったオムニバス作品です。
カラオケの画面に映されるような敢えて観なくてもいいようなお話もあれば、短編ながら力を入れて作っているなというものもあり、
映像としては、まぁそれなりです。
しかし、何だかちょっと樟脳の匂いがする妙に懐かしい歌が流れ出すと、そのどうでもよかった物語が、俄然輝き始めるのです。
「乙女のワルツ」では、思わずウルルンとなってしまいました。
流行り歌が若者中心に存在する今とは違い、歌謡曲というものを年齢・性別に関わらず誰でも口ずさめた時代。
残念ながら、その頃に生きていた者しかこの映画は楽しめません。
個人的な感想を言わせてもらうと
「ダンシング・セブンティーン」・「僕は泣いちっち」・「いとしのマックス」ではウキウキ気分、
「ラブユー東京」・「女のみち」・「逢いたくて逢いたくて」ではその頃の思い出がよみがえり、
「みんな夢の中」ではホントに夢心地
昔遊んでいて納屋にしまいこんでいたオモチャ箱を引っ張り出して、中の物を一つ一つ懐かしむように愛でる時のような高揚感。
楽しめました。
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このような、観る人の限定されるような作品が在庫枚数399枚で、
「キサラギ」のような話題作が、20枚というのはどういうことなのでしょうか?
一位登録者、現在1807名です。
いつまで待っても観られそうにないので、DVD購入しました。
ちゃうちゃう!
投稿日
2007/11/28
レビュアー
エロエロ大魔神
バリバリの昭和人ですから、歌謡曲にはちょっとうるさいでっせ。
投稿日
2008/02/22
レビュアー
花ちゃん
短編集には短編集のよさがあって、知らない監督との出会いや一つのテーマに対する多様性なんて感じられていいですが、本作は昭和人の私には少々物足りないですね。
歌謡曲全盛期といえば昭和ですから。その点ではオールウェイズ3丁目の夕日なんてのが人気のようですが、私は「69」「鎌田行進曲」あたりが印象に深い。
歌謡曲で綴る点では「昭和歌謡大全集」もなかなかおもしろかったのでお勧め。マモルマヌーの変容振りにショックを受けた方は是非「ザ・ゴールデンカップスワンモアタイム」もご覧下さいね。
とりあえず本作は昭和にこだわっているわけではありませんので比較するのはどうかと思いますが、昭和生まれの歌謡曲育ちの私のど真ん中と言うわけにはまいりませんでした。
さて短編が10話ですが、全体的にはこじんまりまとまったストーリーが多い中で蛭子能収さんがちょっと驚き。俳優はボクサー役の青木崇高、真っ赤なドレスの久保麻衣子・若き日のマモルマヌーの恋人高橋真唯あたりキラリ。もちろん高橋恵子、余貴美子なんては堂々たる物ですが、若手の存在感が目立ちました。
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