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「パッション」「ブレイブハート」のメル・ギブソンがマヤ文明の衰退を壮大なスケールで描いたハード・アクション・アドベンチャー。マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルを舞台に、一人の青年が過酷な運命に翻弄されながら家族を救うため奔走する。狩猟民族の誇り高き青年ジャガー・パウは、妻子や仲間と共にジャングルで平和な生活を送っていた。ある時、その村をマヤ帝国の傭兵が襲撃する。捕らえられ、他の仲間と一緒に街へ連れ去られるパウ。そして、干ばつを鎮めるための儀式に生け贄として差し出されるだったが…。
製作年: |
2006年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
APOCALYPTO |
監督: |
メル・ギブソン |
---|---|
製作: |
ブルース・デイヴィ 、 メル・ギブソン |
製作総指揮: |
ヴィッキー・クリスチャンセン 、 ネッド・ダウド 、 ヴィッキー・クリスチャンソン |
出演: |
ルディ・ヤングブラッド 、 ダリア・エルナンデス 、 ジョナサン・ブリューワー 、 ラオール・トゥルヒージョ 、 モリス・バード 、 ダリア・ヘルナンデス |
脚本: |
メル・ギブソン 、 ファラド・サフィニア |
撮影: |
ディーン・セムラー |
音楽: |
ジェームズ・ホーナー 、 ジェームズ・ホーナー |
「パッション」「ブレイブハート」のメル・ギブソンがマヤ文明の衰退を壮大なスケールで描いたハード・アクション・アドベンチャー。マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルを舞台に、一人の青年が過酷な運命に翻弄されながら家族を救うため奔走する。狩猟民族の誇り高き青年ジャガー・パウは、妻子や仲間と共にジャングルで平和な生活を送っていた。ある時、その村をマヤ帝国の傭兵が襲撃する。捕らえられ、他の仲間と一緒に街へ連れ去られるパウ。そして、干ばつを鎮めるための儀式に生け贄として差し出されるだったが…。
製作年: |
2006年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
APOCALYPTO |
監督: |
メル・ギブソン |
---|---|
製作: |
ブルース・デイヴィ 、 メル・ギブソン |
製作総指揮: |
ヴィッキー・クリスチャンセン 、 ネッド・ダウド 、 ヴィッキー・クリスチャンソン |
出演: |
ルディ・ヤングブラッド 、 ダリア・エルナンデス 、 ジョナサン・ブリューワー 、 ラオール・トゥルヒージョ 、 モリス・バード 、 ダリア・ヘルナンデス |
脚本: |
メル・ギブソン 、 ファラド・サフィニア |
---|---|
撮影: |
ディーン・セムラー |
音楽: |
ジェームズ・ホーナー 、 ジェームズ・ホーナー |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
138分 | 日本語・英語・日本語吹替え用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/マヤ語 2:DTS/5.1chサラウンド/マヤ語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | PCBT70018 | 2007年11月21日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
21枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
138分
字幕:
日本語・英語・日本語吹替え用字幕
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/マヤ語
2:DTS/5.1chサラウンド/マヤ語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
R-15
記番:
PCBT70018
レンタル開始日:
2007年11月21日
在庫枚数
21枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
138分 | 日本語・英語・日本語吹替え用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/マヤ語 2:DTS/5.1chサラウンド/マヤ語 3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | PCBT70018 | 2007年11月21日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
21枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
138分
字幕:
日本語・英語・日本語吹替え用字幕
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/マヤ語
2:DTS/5.1chサラウンド/マヤ語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
R-15
記番:
PCBT70018
レンタル開始日:
2007年11月21日
在庫枚数
21枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
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※2022年2月 現在のタイトル数
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
Mel Gibsonが「リーサル・ウェポン」の俳優より、監督の才能が高いのは本作で決定的と素直に褒めたい。「ブレイブハート」と「パッション」同様に、優れた作家性を感じる骨太なアクションと社会批判を巧みにブレンド。
監督は誰かの真似で無く、一目で其れと分かる独自性を堅持する。
今回は「マヤ文明」、確かにハリウッドが手を染めないセグメント。物語を支配する野性味や躍動感に目を奪われがちだが、単に古い話をトレースして無い事に気付く。
ラストでこの世の春を謳歌した帝国が滅亡するくだりを、ピサロの艦隊で象徴した様に、拝金主義が絶対の価値とする、現代の物欲文明の警鐘とクロスオーバーする。
物語もマヤ文明がスペイン人に拠って滅ぶ、壮大な歴史ロマンを描くかと思えば、それはチョッとしたスパイスに過ぎない。マヤ文明の謂れは、歴史家でも意見が分かれる様で、それを揶揄する作品でも無い。
よく「血沸き、肉踊る」と言うが、マゾヒズムが苦手な方は辛いかも?凄惨な場面を包み隠さずエグリ出すのは監督の常套手段だが、これは恐怖を描く事で人間の内面に宿る残忍さを描きたいのだ。
このキリスト教の暗部をスパイスに用いる演出は、監督に共通するタッチと言える。
つまり「300・スリーハンドレッド」の芸術的様式美で彩る、と言った手法を嘲笑う「血は血のままが美しい」と、真摯に描く姿勢に嫌悪感を抱いても不思議ではない。
しかし、この点を削いでは本作の良さは保てない。「痛みが分かれば、その辛さも分かる」と純粋に問い掛ける監督の胸の内を、少しでも察して欲しい。
残念な点は、本作がマヤ文明とアステカ文明を混同してる点だ。脚本でメソアメリカ文明を綯い交ぜにして語る点は実に不味いと思う。
そんな歴史認識の詰めの甘さや、容赦の無い描写に嫌悪感を憶える等、決して万人向きの娯楽作品では無い。それでも全編を通じてマヤ語を使い、俳優も無名に近くとも、全米初登場1位を記録した
本作は欠点も随所に有るが、それをブルドーザーの様な力で捻じ伏せる魅力に満ちてる。ここまで心理描写を削ぎ落としても秀作は作れる・・・森と同じく、意外と奥も深い。
このレビューは気に入りましたか? 22人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
何を今更のレビューですねえ。手元にありながら観てませんでした(恥)
かみさんと娘は観ていたのですが、先日「マリア」を見終わった娘が、何を思ったか、
「アポカリプトが観たい」
と言うのです。何で去年の映画を・・・と、ふと考えたら、私は観てない。ストーリーに覚えがありません(笑)
ってなわけで、親子で鑑賞しました(観始めたのが夕方からだったので、途中で止めて残りは翌日)
いや〜、メルちゃん、なかなか監督としてのセンスあるんじゃないですか?基本的に見せ場はジャガー・パウが逃げながら、その時々の工夫で追っ手をやっつけて行くところなので、とにかく走ります。あの傷でそんなに走れるのかなどと言うことはおいといて、ハラハラ・ドキドキ感はなかなかのものです。
ジャガー役のルディ・ヤングブラッド(端正な顔立ちのロナウジーニョですねえ、確かに)も、いい目をしてますし、妻役のダリア・ヘルナンデスも美しいです。
ルディの身体能力の高さはもちろん(あんなジャングルの中を裸足及びほぼ裸で走り回って、よく怪我しないもんだ・・・)ですけど、なんと言っても追いかけっこシーンの演出とカメラワークが良いです。
通常、カーチェイスにしても人間の追跡シーンにしても、水平方向の動きに終始することが多いのですが、メル・ギブソンは縦方向(水長句方向)の描写を見事に駆使してますよね。
最初に村を襲われた時に、妻子を岩穴に隠すところから、追っ手をかわそうと木の上に逃げる場面。底なし沼に飲み込まれかけ、極めつけは滝壺へのダイブ。2時間越えの作品でありながら、まったく飽きさせません(って、2日がかりで観てますけど・・)
「紀元前一万年」と雰囲気が似ているようですが、あきらかにこちらの方が丁寧に作られていますよね。
いきなり村を襲われるんですけど、侵略者達は彼らを人間と考えていないのでしょう。人間の形をしていても単なる獲物であり、ゲームのためのコマ程度にしか見ていないようです。
これは、先進国と言われる私たち日本やアメリカが、後進国、発展途上国といわれる国に対する視点なのではないかと思えますね。私たちも意識するしないは別にして、他者を犠牲にして生活しているのかも知れません。それは、本作における侵略者たちの残虐な行為と大差ないのかもしれないのです。
雨で増水する穴蔵の中での出産シーンなどは、もう少しで涙がでてしまうところでしたよ。
「生きる」と言うことに対する執念と、命に対する畏敬の念を強く感じられる映画ですね。冒頭、狩でしとめた獲物を分け合うシーンなどは、血が苦手な人には、目を背けたくなる映像かも知れませんが、生きていくと言うことはそういうことだったのです。
そして、自らの命をつないでくれる自然(獲物も含めて)に対する畏怖をしっかりと心に刻んでいるように思えました。
ネットではマヤ文明とアステカ文明がごっちゃになっているとか紛糾していたようですが、そんなことはどうでも良いのです。歴史ノンフィクションドラマではありませんから。
娯楽映画として、これだけ観客をドキドキ・ワクワクさせることが出来たら、もう大成功の部類でしょう。
メル・ギブソンのカリは太かったですねえ(カリプト・・・まあ、お下劣・・)
まだ未見の方は、是非ご覧になるべきです(って、今頃観てるおまえに言われたくないってか・・)
このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
シンプルなストーリーでありながら飽きさせない絶妙な演出。
非常に面白く、起承転結のバランスが抜群。
後半は脱走してからの戦いが延々と続くが、森の狩人としての主人公が恐れる
ことをやめ向かいあってからは単なる緊張感だけではなくアクション映画的な要
素が前面にでてくる。まるでシリーズ当初のランボーのようだ。
村を襲われたシーン、都市へ連れて行かれ生贄にされかけたシーン、狂気とも
いえるようなマヤ帝国の信仰は時代的にはいたしかたないのかもしれない。
R指定がついていたかどうかは知らないが、きっとついてると思わせるようなシー
ンも数多くあるが、どれも度を超してはない。特に時間とう観点で。
主人公が逃走したあと、まだ仲間は残っていたが彼らがどうなったのか等は気
持ちいいくらいバッサリとカットしており脚本が綿密に練られていることを感じさせ
る。敵も2人となり最後に辿りついた海辺には幕末の黒船来航のような場面が
用意されていたが、これについては賛否両論ではないだろうか。私は非常に悩
むところだが、否といいきれないから賛という微妙な感想。
文明に瀬を向けて森を受け継いでいくというメッセージなのだろうが、仮に黒船
来航がないとしたら確かに弱かったのかもしれないから。
舞台はジャングルではあるのだが、ハリウッドでつくられる上質なクライムサス
ペンスと同じ匂いがする本作は、民族や時代背景に不必要に引っ張られること
もなく悠々とそれを表現されたいた。妻の信念や子供を産むシーンもバランス
よく作られているのも特筆すべき点だ。
メル・ギブソンが監督をする作品は個人的には当たりはずれがあるが、本作は
監督の最高傑作ではないだろうか。
ただ滝つぼに落ちるシーンは予告編と違ったような気がするけど。。何故!?
このレビューは気に入りましたか? 14人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ハリウッド一の野蛮な知性を持つ メル・ギブソンの新作は歴史の曲解 我田引水夜郎自大のような マヤ文明もアステカ文明もごたまぜ的なものではなく それらに特に言及するわけではなく だいちマヤ語だなんて誰も確かめてないだろう モスラヤモスラ語かもしれないじゃない 見る方の知性も大した事なくて こちとら前の晩に ほんとにチラッと観ただけのCSの 豊丸の「淫花帝国」と混同してしまったのには<<語るに落ちる なのです
もうこの緑のジャングルの無茶苦茶なお話は オーウェン・ウイルソンの「エネミー・ライン」を屁みたいなものにし もはや「プレデター」をも超えてしまったかもしれませし 面白さすぎて このシネマの多分ベースになっている 神経症的な「地獄の黙示録」をあざ笑っているかもしれません 何しろ冒頭は キンタX食らいから 古式バイアグラのエピソードなんですから あきれます 主演は役柄から言っても ロナウジージョではなく 真田広之でしょう
しかしただ逃げ回ってるだけのシネマだったら ただの「エネミー・ライン」なのですが よふかしさんも述べてますように 跳躍と落下のイメージをアクセントにして 水平方向の運動が引っ張るとともに 縦のあの生贄の塔と 主人公の妻子が隠れている井戸における垂直の運動が 対比されているところは メル監督 ずっと映画がわかっているのです これで単調さは払拭されるのです そしてそこに雨が降るとき 絶望と希望の末の恩寵は「リング」をさえも超えてしまうのです
パトリオットメルの原住民賛歌はやはり どこかねじれているのでしょうが 文明の起源にある野蛮 そこには心をむしばむ恐怖があった 逃亡の果てにそれを阻むようにして現われる 境界としての海 そこには<船>とゆう名前も知らぬもの共が視界に浮上し それは「蒼き狼」の万里の長城のように<国家>が出現した瞬間なのだが 新しい旅の始まりへと去っていく 主人公達には知る由もない出来事としての歴史なのであった
このレビューは気に入りましたか? 14人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:189件
投稿日
2007/10/20
レビュアー
masamune※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
Mel Gibsonが「リーサル・ウェポン」の俳優より、監督の才能が高いのは本作で決定的と素直に褒めたい。「ブレイブハート」と「パッション」同様に、優れた作家性を感じる骨太なアクションと社会批判を巧みにブレンド。
監督は誰かの真似で無く、一目で其れと分かる独自性を堅持する。
今回は「マヤ文明」、確かにハリウッドが手を染めないセグメント。物語を支配する野性味や躍動感に目を奪われがちだが、単に古い話をトレースして無い事に気付く。
ラストでこの世の春を謳歌した帝国が滅亡するくだりを、ピサロの艦隊で象徴した様に、拝金主義が絶対の価値とする、現代の物欲文明の警鐘とクロスオーバーする。
物語もマヤ文明がスペイン人に拠って滅ぶ、壮大な歴史ロマンを描くかと思えば、それはチョッとしたスパイスに過ぎない。マヤ文明の謂れは、歴史家でも意見が分かれる様で、それを揶揄する作品でも無い。
よく「血沸き、肉踊る」と言うが、マゾヒズムが苦手な方は辛いかも?凄惨な場面を包み隠さずエグリ出すのは監督の常套手段だが、これは恐怖を描く事で人間の内面に宿る残忍さを描きたいのだ。
このキリスト教の暗部をスパイスに用いる演出は、監督に共通するタッチと言える。
つまり「300・スリーハンドレッド」の芸術的様式美で彩る、と言った手法を嘲笑う「血は血のままが美しい」と、真摯に描く姿勢に嫌悪感を抱いても不思議ではない。
しかし、この点を削いでは本作の良さは保てない。「痛みが分かれば、その辛さも分かる」と純粋に問い掛ける監督の胸の内を、少しでも察して欲しい。
残念な点は、本作がマヤ文明とアステカ文明を混同してる点だ。脚本でメソアメリカ文明を綯い交ぜにして語る点は実に不味いと思う。
そんな歴史認識の詰めの甘さや、容赦の無い描写に嫌悪感を憶える等、決して万人向きの娯楽作品では無い。それでも全編を通じてマヤ語を使い、俳優も無名に近くとも、全米初登場1位を記録した
本作は欠点も随所に有るが、それをブルドーザーの様な力で捻じ伏せる魅力に満ちてる。ここまで心理描写を削ぎ落としても秀作は作れる・・・森と同じく、意外と奥も深い。
投稿日
2008/10/23
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
何を今更のレビューですねえ。手元にありながら観てませんでした(恥)
かみさんと娘は観ていたのですが、先日「マリア」を見終わった娘が、何を思ったか、
「アポカリプトが観たい」
と言うのです。何で去年の映画を・・・と、ふと考えたら、私は観てない。ストーリーに覚えがありません(笑)
ってなわけで、親子で鑑賞しました(観始めたのが夕方からだったので、途中で止めて残りは翌日)
いや〜、メルちゃん、なかなか監督としてのセンスあるんじゃないですか?基本的に見せ場はジャガー・パウが逃げながら、その時々の工夫で追っ手をやっつけて行くところなので、とにかく走ります。あの傷でそんなに走れるのかなどと言うことはおいといて、ハラハラ・ドキドキ感はなかなかのものです。
ジャガー役のルディ・ヤングブラッド(端正な顔立ちのロナウジーニョですねえ、確かに)も、いい目をしてますし、妻役のダリア・ヘルナンデスも美しいです。
ルディの身体能力の高さはもちろん(あんなジャングルの中を裸足及びほぼ裸で走り回って、よく怪我しないもんだ・・・)ですけど、なんと言っても追いかけっこシーンの演出とカメラワークが良いです。
通常、カーチェイスにしても人間の追跡シーンにしても、水平方向の動きに終始することが多いのですが、メル・ギブソンは縦方向(水長句方向)の描写を見事に駆使してますよね。
最初に村を襲われた時に、妻子を岩穴に隠すところから、追っ手をかわそうと木の上に逃げる場面。底なし沼に飲み込まれかけ、極めつけは滝壺へのダイブ。2時間越えの作品でありながら、まったく飽きさせません(って、2日がかりで観てますけど・・)
「紀元前一万年」と雰囲気が似ているようですが、あきらかにこちらの方が丁寧に作られていますよね。
いきなり村を襲われるんですけど、侵略者達は彼らを人間と考えていないのでしょう。人間の形をしていても単なる獲物であり、ゲームのためのコマ程度にしか見ていないようです。
これは、先進国と言われる私たち日本やアメリカが、後進国、発展途上国といわれる国に対する視点なのではないかと思えますね。私たちも意識するしないは別にして、他者を犠牲にして生活しているのかも知れません。それは、本作における侵略者たちの残虐な行為と大差ないのかもしれないのです。
雨で増水する穴蔵の中での出産シーンなどは、もう少しで涙がでてしまうところでしたよ。
「生きる」と言うことに対する執念と、命に対する畏敬の念を強く感じられる映画ですね。冒頭、狩でしとめた獲物を分け合うシーンなどは、血が苦手な人には、目を背けたくなる映像かも知れませんが、生きていくと言うことはそういうことだったのです。
そして、自らの命をつないでくれる自然(獲物も含めて)に対する畏怖をしっかりと心に刻んでいるように思えました。
ネットではマヤ文明とアステカ文明がごっちゃになっているとか紛糾していたようですが、そんなことはどうでも良いのです。歴史ノンフィクションドラマではありませんから。
娯楽映画として、これだけ観客をドキドキ・ワクワクさせることが出来たら、もう大成功の部類でしょう。
メル・ギブソンのカリは太かったですねえ(カリプト・・・まあ、お下劣・・)
まだ未見の方は、是非ご覧になるべきです(って、今頃観てるおまえに言われたくないってか・・)
投稿日
2008/05/02
レビュアー
MonPetit※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
シンプルなストーリーでありながら飽きさせない絶妙な演出。
非常に面白く、起承転結のバランスが抜群。
後半は脱走してからの戦いが延々と続くが、森の狩人としての主人公が恐れる
ことをやめ向かいあってからは単なる緊張感だけではなくアクション映画的な要
素が前面にでてくる。まるでシリーズ当初のランボーのようだ。
村を襲われたシーン、都市へ連れて行かれ生贄にされかけたシーン、狂気とも
いえるようなマヤ帝国の信仰は時代的にはいたしかたないのかもしれない。
R指定がついていたかどうかは知らないが、きっとついてると思わせるようなシー
ンも数多くあるが、どれも度を超してはない。特に時間とう観点で。
主人公が逃走したあと、まだ仲間は残っていたが彼らがどうなったのか等は気
持ちいいくらいバッサリとカットしており脚本が綿密に練られていることを感じさせ
る。敵も2人となり最後に辿りついた海辺には幕末の黒船来航のような場面が
用意されていたが、これについては賛否両論ではないだろうか。私は非常に悩
むところだが、否といいきれないから賛という微妙な感想。
文明に瀬を向けて森を受け継いでいくというメッセージなのだろうが、仮に黒船
来航がないとしたら確かに弱かったのかもしれないから。
舞台はジャングルではあるのだが、ハリウッドでつくられる上質なクライムサス
ペンスと同じ匂いがする本作は、民族や時代背景に不必要に引っ張られること
もなく悠々とそれを表現されたいた。妻の信念や子供を産むシーンもバランス
よく作られているのも特筆すべき点だ。
メル・ギブソンが監督をする作品は個人的には当たりはずれがあるが、本作は
監督の最高傑作ではないだろうか。
ただ滝つぼに落ちるシーンは予告編と違ったような気がするけど。。何故!?
投稿日
2008/01/10
レビュアー
裸足のラヴァース※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ハリウッド一の野蛮な知性を持つ メル・ギブソンの新作は歴史の曲解 我田引水夜郎自大のような マヤ文明もアステカ文明もごたまぜ的なものではなく それらに特に言及するわけではなく だいちマヤ語だなんて誰も確かめてないだろう モスラヤモスラ語かもしれないじゃない 見る方の知性も大した事なくて こちとら前の晩に ほんとにチラッと観ただけのCSの 豊丸の「淫花帝国」と混同してしまったのには<<語るに落ちる なのです
もうこの緑のジャングルの無茶苦茶なお話は オーウェン・ウイルソンの「エネミー・ライン」を屁みたいなものにし もはや「プレデター」をも超えてしまったかもしれませし 面白さすぎて このシネマの多分ベースになっている 神経症的な「地獄の黙示録」をあざ笑っているかもしれません 何しろ冒頭は キンタX食らいから 古式バイアグラのエピソードなんですから あきれます 主演は役柄から言っても ロナウジージョではなく 真田広之でしょう
しかしただ逃げ回ってるだけのシネマだったら ただの「エネミー・ライン」なのですが よふかしさんも述べてますように 跳躍と落下のイメージをアクセントにして 水平方向の運動が引っ張るとともに 縦のあの生贄の塔と 主人公の妻子が隠れている井戸における垂直の運動が 対比されているところは メル監督 ずっと映画がわかっているのです これで単調さは払拭されるのです そしてそこに雨が降るとき 絶望と希望の末の恩寵は「リング」をさえも超えてしまうのです
パトリオットメルの原住民賛歌はやはり どこかねじれているのでしょうが 文明の起源にある野蛮 そこには心をむしばむ恐怖があった 逃亡の果てにそれを阻むようにして現われる 境界としての海 そこには<船>とゆう名前も知らぬもの共が視界に浮上し それは「蒼き狼」の万里の長城のように<国家>が出現した瞬間なのだが 新しい旅の始まりへと去っていく 主人公達には知る由もない出来事としての歴史なのであった
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アポカリプト
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