キトキト！

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スーパー母ちゃんと駄目息子の絆を描いたヒューマンストーリー。ストーリーは、いわゆる母子もので、「東京タワー・オカンとボクと時々オトン」と被ってしまう部分も沢山あります。

「キトキト」とは、富山弁で、生きが良いという意味らしいです。
それと劇中に、大仏が出てくるのですが、鎌倉と奈良しか知らなかったのですが、日本三大大仏の一つが、富山県高岡市にあるそうです。

大竹しのぶ演じる母親が、息子から見た母親像として描かれていて、とりあえず、ホストという道を選んだものの、社会に出たことで、母の偉大さを噛み締め、故郷高岡も母も何か懐かしくて、ありがたいものとして、観るものの心を打ちます。

息子も娘も、学校を中退し、不良になっりしたけれども、とっても素直で親思いの子供たち。行方知れずになった娘との再会シーン。あのお母さんの涙と、安堵を見て胸を痛めない娘はいないでしょう。

エキセントリックな行動で、驚かせたと思えば、子供への愛情を溢れるばかりの笑顔で見せてくれる。不安になるくらい愛しくて、目の離せない母親が、ここにいます。
母親から、教えられたことを、自分の子供に伝える。そして、継承されていくんだという事に、感動を覚えました。
そして、普段は、近くにいすぎて大切さが分からなかったけれども、改めて家族について考えさせられました。

そして、劇中に出てくる「自分の生きた証し」のエピソードがとても好きです。私も「お母さんの生きた証しは、あなたたちよ」って機会があれば、伝えたいと思います。

監督は、「ゲロッパ」「パッチギ」で、助監督を務めた吉田さん。今作で初メガホンを取ったようです。
決して家庭環境に恵まれたとはいえない、親子の生き様を描き、生活は決して豊かではないけれども、心はとても豊かで、人間味に溢れている。そんなある意味羨ましくも見える親子にホロリとさせられてしまいました。

ＤＶＤの作品紹介でこの映画を知って
借りたのですが……(-_-;)

家族の愛情とか絆は凄く伝わってきたんですが
感動作としてはいまいちな感じでした。

それにしても、大竹しのぶ。凄いです。
大竹しのぶの作品…初めて観た気がする。
こんなにも素晴らしい女優さんだったとは。。。
もう言う事なし!!です。はい。

ただ、自分の母親に会いたくなった(^^)
会って、親孝行しよう!!って思えました。
親って一緒にいると「ムカつく!!」って思うけど
離れてみるとその大きさだったり偉大さに気づきますよね。
ちょっとは話相手になってあげよう(^^♪

大竹しのぶさん演じる『スーパーともこちゃん』は、ピッタリなイメージです。
今では『型破り』と表現されるのでしょうが、『３丁目の夕日』ではあんなオカァチャンがたくさん居たのでしょうね。

やさしく包み込むだけが愛情ではなく、ときには突き放し、子供を信じて遠くから見守ってあげる愛情ってのも必要だなと。

母親であり、女であるトモコちゃんがすごくカワイく思えた。

その時に限って田舎はダメな匂いがしているもんだ。理由もなく。でっち上げた夢は良くも悪くも不透明で曖昧な若者にはやっぱり映るものも灰色で煙草と酒とエゴと午前5時の歓楽街の臭いが耐えられない。チャンスボールはいつの間にか見逃して気づいたら三回振ってゲームオーヴァ。電気屋のTV画面で五木ひろしが歌っていた。“誰にでも故郷がある。故郷がある。”故郷は、あの母ちゃんだった。
私はじんわり泣いて仕舞いそうになりました。破天荒ぶりが有名で、わかりやすく深い愛情に溢れた温かい母親（大竹）、自分の人生の生き甲斐を探している東京を生きるにはちと不器用な息子（石田）と娘（平山）がいるそんな風景。
当たり前でオーソドックスな作りっちゃそうなのだが、じんわりええ話だ。こういうとき私なら素直に涙ぐんで仕舞える。

大竹しのぶがすごい。
本当にそこらへんにいる、おばちゃんに見えた。
富山弁も自然にだったし、さすが演技派。

大竹しのぶは良いが、映画はダラタラしていて途中で飽きた。
富山時代は面白かったが、ホストクラブの話と恋愛話が長い。

あそこを短くして、後半をもっとてちゃんと展開してほしかった。
あと、突然母が死ぬが何故に？
そこが理解できない。