スライド

食料品店で恋人の弁護士ヒューイを射殺された影響で、精神疾患が酷くなる一方のソフィーは短大の講義中、スライド写真の中にあの事件を写したスライドを見つけてしまう。
なぜ事件のスライド写真が存在するのか？
誰が何の目的で撮影したのか？

非常にミステリアスな展開が待ち受けるかと思いきや、何の事は無い精神疾患を抱えている彼女の身に実際に食料品店で起こったのはどれなのかを<本編><否定><絶望><受容>（ご大層な副題がついてますがｗ）の４回に分けて見せていくだけです。
例えば死んだのは彼女になっていたり、実は二人とも生き残っていたり、４つの映像でそれぞれ異なる顛末となります。

似たような趣旨でその場に居合わせた異なる人物の視点で同じ場面を何回も繰り返し描く『バンテージポイント』『１１：１４』なら一片のパズルをあてはめていき最後に絵になる面白さがあるんですが、本作は同じ人間が経験したのは果たしてどれか？もしくは徐々に記憶を取り戻して行くのに４回も繰り返したのか？正直答えはわかりませんｗ

４つの異なる映像に真実が含まれているのか、それともラストの顛末を素直に受け止めれば事件後の映像も全て死ぬ間際に観た彼女の幻だったのか、人それぞれ異なる結論が出そうですが、出たところで面白さが増す作品じゃないですけどねｗ

勿論おススメは致しませんｗ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

11月7日に本当はなにが起きたのか？というミステリーを3章にわけている。
最後の章でネタがわかると拍子抜けだが、そこへいくまでの2章のミステリーはおもしろかった。
主人公の女が事件を受け入れる過程を描いた作品
色々な仮想人生を描いて実は主人公が死に際に見た幻想だったという、賛否分かれる作品だと思います。

雰囲気と映像だけで星3つ

この映画結構時間短いです。
ＣＤアルバムほぼ１枚分くらい。
なのに、恐ろしいくらい長く感じました。

被害に遭ったのは誰なんだ？
今まで見ていた映像は何？

見終わった後、私は苦笑してしまいました。

決してつまらない訳ではないのですが・・・・。
期待してみた分、イマイチ感が・・・・。
よくあるオチも、チョットね・・・。
ただ、いろんなパターンでどれが
真実なのか！？
それは楽しめましたね・・・。

フレンズのモニカ、こんな美人だったとは！？
役で随分変わりますね・・・。
さすが女優さん・・・。
はじめ気が付きませんでしたよ・・・。

最近の手法なのか流行りなのか、ポイントとしてはとても小さいことを色んな角度から繰り返し繰り返し最後まで続けられるサスペンスもの。

「１１：１４」と似たような雰囲気で。
この作品では、その事件の現場のスライドが使われて、
観ているうちによくわからなくなってきてどうでもよくなってしまった。

疲れてるときにオススメはできません。