烏　−ＫＡＲＡＳＵ−

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カラスが人を襲う。それだけで映画作っちゃったの？

カラスが人や犬を襲って食べる。っていうか、つっついてる。
ほんで何で人が死に至るのかが分からん。何が致命傷？
人間って簡単には死なないよ？北朝鮮じゃないんだし・・。
しかもカラスは早起きなので夜は飛ばないはずなのに・・。

まんま某名作のパクリじゃ〜ん。時間の無駄浪費垂れ流し。

「ヒッチコックの名作『鳥』の恐怖がよみがえる！最新のSFXを駆使して、あのショックが今再び!!」なんてすばらしい宣伝コピーと、躍動感あふれるジャケット写真を見せつけて、「これは借りるしかないっ」と瞬間的に客に思わせる配給会社の手法は見事なもの。まさに瞬間的にそう思った私はレンタル店で即借してしまいました。ははは。

ジャケットに踊る赤い「鳥」という文字も、いかにもヒッチコック風で笑えるんだけど、拡大してよーく見てくださいね。「鳥（とり）」じゃなくて「烏（からす）」ですから。

でもね、そんな引っ掛け戦法をわざわざ使う必要もないくらい、中身はなかなか面白いスリラー作品になってますので安心して借りてみてください。私はお勧めします。

特に最近、街中にカラスが棲みつき、増殖すると同時に凶暴化して人や動物を襲うことも珍しくなくなっている昨今、決して絵空事ではない怖さが感じられると思いますよ。

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ヒッチコックの鳥(トリ)も名作ですが、この烏(カラス)も負けてはいません。とても面白いです。
アメリカのテキサス州でしょうか、トウモロコシ畑が広がるのどかな田舎町が舞台です。保安官ウエインにショーン・パトリック・フラナリー。相変わらずカッコイイです。『処刑人』が印象に残っています。このワタリガラスは人食いカラスで、日本のカラスの３倍くらいありそうな大きさです。体はぶくっと太っています。カラスは群れを作らないと言うが、このカラスはもの凄い集団でやって来ます。大きな翼を広げて空から木の上から地面に下り車や家々を取り囲みます。ヒッチコックの『鳥』は暗闇ではじっとおとなしくしてましたが、このカラスおかまいなしで恐ろしく元気がいいです。『２４』のジャックのように不眠不休なのか・・。最初に狙うのはジャケットにも有るように目玉です。それから頭や体の肉を引き千切り食べます。だから口の周りは真っ赤です。そうそう石を持って投げる力もあるんです。車の窓に投げつけて割っていましたw
ラスト、ゾクッと鳥肌が立った・・・。烏肌(カラス肌)？！。エンドミュージックはまるでレクイエムのような曲が流れた・・・。
教訓、カラスと目を合わせてはいけません。レビュー数が少ないですが、役者さんはなかなか素晴らしい方々ですし、映像も最新のSFXを駆使していると言う事なので、恐怖感が真に迫り楽しめました。お薦めです。

　こういう映画は、よほど役者が下手な演技をしないかぎり、それなりに観れると思います。そういった面では、出てた役者さんたちは結構頑張ってました。カラスが襲うところも、そこそこうまく撮れてたと思います。

　話の進展もまあまあで良かったんですが、あのアホ女がメッチャ鬱陶しかった。普通車の中であんなことするか？あいつのせいでコーチも死んでしまったし。コーチやなしに、あの女が喰われたら良かったんや、と思ったのは私だけでしょうか。あの女を見ていてイライラしました。また、あのアーミッシュかなんか分からん宗教親父たちにもうんざりです。実際はそうではないのかもしれませんが、本作で描かれていたのは、少なくとも普通の人には受け入れられない考え方だと思います。写真くらい撮ってもええんとちゃうかなあ。そんな細かい事グチャグチャ言うような神やったら要らんのとちゃうか？（罰あたりですか）

　それから、車のガラスですが、あれは車の重要保安部品のはずなので、カラスが子供の拳くらいの大きさの石をあの程度のスピードでぶつけても、割れることはないと思います。あれ見たら自動車メーカーやガラスメーカーの人が怒るんちゃうかな。あれくらいで割れるのだったら、怖くて車に乗れないと思いますよ。　

　評価としては可もなく不可もなくといった、暇つぶしには持って来いの作品だと思います。

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そうなんです。烏はカラスと読むんです。ヒッチコックのあれとは違います。借りる前にレヴューを読むべきでした。暇つぶしにはなるかなぁー？ならないかなぁー？ホラーを見たいと思って借りないで下さい。