マッド・カンニバル

私は個人的にこの作品に一貫して漂う禍々しいホラーの雰囲気大好きです♪

精神病院が舞台で、病院内で起きる連続殺人なんて聞くと益々そそられます。

オカルト的な事象もバランス良く織り交ぜていてなかなか演出も巧みです。

ここまで期待したストーリーのクライマックスは・・・結局このオチが好きかどうかの問題ですよね。
私は色んなジャンルをミックスして展開するストーリーが大好きなので本当に面白く観れました。

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ダサい題名で「カンニバル」言うから人喰い系かと勘違いしちゃうじゃないのぉ・・＾＾ ；

ぞわぞわ・・じわじわ・・
精神病棟なだけに、患者が悪さをするのか？
それとも医者達が悪党なのか？しかも幽霊が登場？
と、謎だらけの展開にこの先どうなるのか予想がチョ〜複雑。

こ〜れは大当たり！？ と思いつつ
風呂敷を広げ過ぎてないかい？と怪しんでいると
子供が空中浮遊した瞬間、ま ま まさかあのオチ？が脳裏をよぎる。
結局「嫌いなオチ」で終わっちったよ・・でも微妙ながら「秀作」と言えよう。
５〜６年前にでも早く観てれば星４個は行ってたな。出会いが遅かった訳だ。

要は、劣悪な環境の施設にいる患者らが治らないのは病院側のせいだと
どんどん推理する正義の新入りが悪を暴こうとするのだが実は・・と言う話。

おススメながら「ネタバレ一発退場」の映画だね。
あ、この文言すら（勘が良い人はすぐ解るので）書いてはいけなかったのかも？ (＾x＾)

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少し真面目に考え過ぎだが、なかなか良く出来た作品です
終盤まではオカルトで、かなり良い雰囲気で押していたのに
潔くというかあっさり捨ててしまったラスト
あの雰囲気が秀逸だっただけに、勿体無い気もするが
終盤の二転三転する部分は、伏線を上手く利用し
こちらの心理も利用しているので、良く考えられていると感じる
惜しむらくは、地下房の雰囲気を前面に出し野暮ったくし
グロをもう少し足せば、かなり高い評価は得られると思います。

B級の手本の様な本作、少し洗練され過ぎてますが
同じスタッフで、グロ一色ものを観てみたいですね
掘り出し物を探しているなら、迷わず借りです。

研修目的で精神病院に訪れた医学生クラーク。冒頭の小ネタはちょっとウケました。
陰険そうな院長、ワケあり患者たち、危険病棟の狂人たち・・・何か起こりそうな予感にハラハラドキドキ。
夜の院内で走り回る子供を見かけたクラークだが、誰も信じてくれない。
そして不可解な事件が発生。危険病棟の患者ベンのアドバイスで、クラークは独自に捜査を始めるが・・・

好評レビューに釣られて観てみたのですが、みなさんの仰る通りでした♪シナリオは「狂気」と似てますが、本作のほうが断然面白いし、オカルトサスペンスの良作です。
欲を言えば、後半の謎解きと終盤の攻防のシナリオ展開が速いので、もう少しじっくり描いてたら、もっと良かったのになぁと思いましたね。ちょっと残念です。でも、夜のヒマ潰しには最適なのでオススメです♪

原題：MADHOUSE
ある精神療法施設に研修生としてやって来たクラーク。庭で見かけた少年が気になる。患者なのか霊なのか、その後、夜中も・・・。
施設の中では患者が自由に動き回っている。医者に扮した患者も現われつい本物と間違える。重度の患者は暗く異臭のする不潔な地下に監禁されている。
クラークは一年先輩の研修生サラの案内で地下に行く。その後、クラークは患者のベンに施設内の話を聞きに度々訪れるようになる。
ベンは暗闇にいて布を被っているので顔が見えない。サラがそんな患者は居ないと言うが・・・。
クラークは院長に不信感を抱いている。調べていくとこの施設から退院した患者はいないことがわかる。
その後、婦長が惨殺される。そして、また1人殺害された。いったい誰が殺人犯なのか・・・。

最初は、クラークがこの病院の悪事を暴いていくのかと頼もしさを感じていましたが、そんな単純なストーリーではありませんでした。
実際はえーーーっ！何と(>_<)!!　な結末でした。こんな結末はよくあるのかもしれませんが、私は好きです。面白かったのでおススメいたします。