ビューティフルメモリー

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ロバート・カーライルが主役をやってるというだけで、予備知識もなくレンタルしました。
ジョン・グッドマン、ダニー・デビートという大物や、ショーン・アスティン、果ては「アリソン・デュボア」の検事さんまで、知ってる顔が続々とでてきたのには驚きましたが、内容はいまひとつでした。

カーライル演じるパン職人のフランクは、交通事故の現場に遭遇。その事故の被害者スティーブ（グッドマン）は、出所直後で少年時代の恋人に会いにいく途中だった。スティーブの思い出話と、彼に頼まれて昔の恋人を探しにいったダンス教室で出会った女性とフランクの恋愛が交錯して描かれています。

なんといっても、カーライルに社交ダンスは似合いません。パンを捏ねてる横顔はとても素敵だったのに。
なので、ダンス教室の場面になると、とたんにつまらなくなってしまうんです。しかも主人公が恋をするマリサ・トメイ（老けましたね、この人）、なぜそこまでこの人にひかれるのか、説明不足で必然性を感じなかった。

スティーブは４０年も昔の約束を、なぜそこまでして守ろうとしたのか？しかもフランクが探し当てた昔の恋人は、約束のことなどすっかり忘れて、薄汚いおばちゃんになってしまっていたというのも、なんだか悲しかったです。
雰囲気は悪くないんだけど、あまりおすすめしない映画です。

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バート・カーライル、いい俳優ですね。シャイでちょっと陰のある主人公にぴったりです。
「shall we dance」とちょっとかぶるところがあるのですが、主人公は教師でなく、ダンス仲間で脚に障害をもつマリサ・トメイ演じる女性を好きになります。老けたなという意見もありますが、彼女くらいで適役だとおもいますね。
ジョン・グッドマン演じる刑務所帰りの男が事故を起こして搬送される途中、救急車のなかで瀕死の状態で途切れ途切れに話すセリフが胸にしみます。
彼が４０年前の、初恋の女性との約束にこだわったのも、彼女が太って薄汚れたオバサンになっていたのも納得です。その彼女が、彼の死を知らせにきた主人公が帰ったあと、そっと涙をこぼすシーンもぐっと来ました。
イズラエル・カマカウィウィオレというハワイアンのミュージシャンが歌う冒頭の「over the rainbow」をはじめ、音楽もいいです。
いわゆるハリウッドの娯楽大作映画とは一線を画す、渋くて淡々とした作品ですが、ジーンと胸にしみる、文句なしの傑作と思います。劇場未公開作ですが、こうしてＤＶＤでみることができるのはありがたいことです。

マリサ・トメイ狙いで観た。メアリー・スティーンバージェンも同時に観られてお得だ。

どちらも老けたけどさ、このとき40歳と52歳だよ。普通あの美貌はこの年では保てないと思う。

ストーリーは何が言いたいのかよく分からなかったが、ひとつだけ分かっているのは、リサは約束の日を覚えていたけれども、夢が壊れるのを恐れて行かないことにしたって言う事。でもそれはマリサ・トメイの役と何のつながりも無い。

ダンス教室のシーンがメインなんだけど、それが無駄に長いし、誰も上手くない。マリサ・トメイも踊るって言うほどじゃない。マリサ・トメイに関しては何も新しいことが得られない映画だ。年取っても綺麗だ。

ロバート・カーライルは初めて観たけど、この映画で彼を好きになる人はいないのではないか。ダンスするような雰囲気が全然ないし、役柄とキャラクタが全然合っていない。英国人でしょう、この人。マリサのイタリアンの明るさと彼の陰影とがまったく釣り合っていない。

レビューの少ない理由が良く分かる映画だ。

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たるい展開なのに、描ききれてない部分がいっぱい。
凝ったつくりにしようとしたのかもしれないけど、
色調やらなんやら、物語の本質にあってないと思う。

なんかの曲のＰＶで観るような話の内容だしね。
もっと丁寧に、心を込めてつくればいいのに・・・

パープルローズさんのおっしゃるとおりです。でも、
ロバート・カーライルという俳優さんをあまり知らないので、なんともいえませんが、はにかんだように笑うシャイな雰囲気が何ともいいですね。