愛しのアクアマリン

　人魚姫の物語を現代風にアレンジした作品。人魚姫の恋物語に絡め少女達の友情を描いたとても爽やかな映画です。私のようなオッサンが一人で観ているのを第三者的な立場から想像するとちょっとイタイ感じを受けるくらい爽やかです。ちょっとオジサンには軽すぎる映画という気がします。逆に言えばストーリーは単純明快で、キスシーンだけでどぎつい表現や残酷なシーンも全く無く青少年達に進んで進呈したい映画だとも言えます。
　人魚役の子よりも脇を固める2人の少女が可愛かったですね。一人はエリック・ロバーツの娘、エマ・ロバーツか。たしかに顔の輪郭が細いところなどはジュリア・ロバーツに似ている気がします。もう一人は可愛らしかった頃のリンジー・ローハンからソバカスを少なくしたようなジョアンナ・"ジョジョ"・レヴェスク。このジョジョはＰＯＰＳ界では有名な歌手だったんですね。なんでもＲ＆Ｂとポップスを融合させた若手天才ヴォーカリストだとか。

　決して悪くない映画ですが、オジサン的には少しクビのあたりがムズムズしそうで、観ているとちょっと自分の年齢が気恥ずかしくなる、そんな雰囲気のあるとってもピーカンな映画でした。

程ほどに
いい年のエリー

パープルローズさんやジャスミンティーさんのオススメです。

確かにこの映画の一番のターゲットはティーンの女の子でしょうね。主人公の二人、クレアやヘイリーと同年代のね。
二人の友情に思いっきり共感できそうですものね。

でも、本当にとっても可愛くて’キュート’という言葉がぴったり。アクアマリン役のサラ・パクストンはもちろん
クレアとヘイリー役の女の子達もとっても美人で可愛いです。
アクアマリンのちょっと突飛な行動もしぐさも髪型もみんな可愛くって、ティーンを遥か昔に卒業しちゃった私をも
ワクワクと楽しませてくれます。

褒め殺しのヒトデイヤリングも魅力的だし
貝の電話もちょっと羨ましいような・・・
でも、やっぱり一番欲しいのは気分で色が変わる爪。
アレがあったら、マニキュアがはげたりしなくて便利なんだけど。色もとっても綺麗だしね。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ティーン向け小説の映画化なので、「トラベリングパンツ」みたいなさわやかな映画を期待してました。「スプラッシュ」のティーン版という感じもしましたが、なかなかいい映画でした。

クレアとヘイリーは大親友。だがヘイリーの母の仕事の都合で、もうすぐ引っ越さなければならない。そんなふたりの前に人魚のアクアマリンがあらわれる。アクアマリンの恋が成就すれば、願いをかなえてあげると言われたふたりは、アクアマリンとレイモンドの仲をとりもつため奔走する。

アクアマリン役のサラ・パクストンが、「スプラッシュ」のダリル・ハンナに負けないくらいかわいいです。とぼけっぷりもいい。クレア役のエマ・ロバーツはジュリア・ロバーツの姪だそうですが、おばさんよりも整った顔立ちで、今後の期待株。
伏線をきちっと張って、恋愛だけでなく友情をしっかり描いているところに好感がもてます。
アクアマリンに「私を愛してる？」と聞かれて、「君が好きだけど、愛しているかどうかはまだわからないよ。」と答えるレイモンドの真面目さ、誠実さがいい。そして、「愛」って男女の間だけのことではなく、友だちや親子の間にもあるってことを教えてくれるラストがとてもよかったです。

ティーン向けだけど、私はとても好きでした。若い頃の気分に戻れました。
気分によって色がかわるアクアマリンの爪と、ヒトデのイヤリング、私も欲しいな。　　

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

実は娘のダンナなんです。
若い彼には目の保養になったかな？
いやいや、目の毒とも言える？
人魚のアクアマリンもキュートだけど、親友同士のクレアとヘイリーもチャーミングでした。
女の子の憧れの的のレイも、なかなか誠実な青年で好感が持てましたね。
モテモテの嫌な奴なら、とっくに鼻の下をのばして、軽々しく「アイシテルヨ」なんて言っちゃうところですが、レイは「今はまだどうかな？」と、真っ直ぐに答えます。
アクアは「愛」の存在を父親に証明してみせたかったのに、すっかり落胆してしまいます。
しかし、最後にちゃんと証明できたし、アクアも「愛」が男女間だけのものではないとわかるのです。
ちょっと気味悪がられているオジサンのいい話もあって、まるでディズニー映画のように爽やかです。
小さいお子様と一緒に見ても全然平気。
こんな作品を選んできた娘のダンナも、何て可愛いヤツ！？