弁護士たち〜あなたに捧げる罪〜

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裕福な家庭で育ったジュヒ「チョン・ヘヨン」は、ヴァイオリニストの卵。
ある日、突然の事故で両親を亡くし、婚約者のソッキ「キム・ソンス」に捨てられ・・・
そんな彼女に残っていたのは、多額の借金と、足が不自由になってしまった妹だけ。たった一人の家族を守るために、法律事務所で、ジョンホ「キム・サンギョン」の秘書として働くことになり・・・
5年後、ジュヒの働く法律事務所にやって来たソッキは、冷徹非情な悪徳弁護士になっていて・・・
悪事を暴こうとするジョンホと、それを阻止しようとするソッキの戦いが描かれる序盤では、どうしてそんなに元カノを落とし入れようとするの？と思ってしまいましたが、彼が悪徳弁護士でなければならない訳が明かされていくにつれて、危ない橋を渡りながらも彼女への愛を貫こうとしている姿にジーンと来てしまいますよ。

知らないうちに、二人のキム弁護士にハマっている私がいました。タイプの違う二人。
一方は、アメリカ帰りのキナ臭い弁護士。
もう一方は、絵に描いたような真面目な弁護士。
この二人が共通に愛してしまうジェヒという女性がとても可憐です。彼女、「火の鳥」ではとてつもない悪女でしたが・・・
全裸闘魂のシーンまで繰り広げたキム・ソンス。
寂しい悪役だけれども、善と悪を行き交う複雑な人物。
熱いものを秘め、クールに振舞う辣腕弁護士役がはまっています。無言でジュヒを見つめるブラインド越しの熱い視線・・・
キム・サンギョンは、殺人の追憶とはイメージを変え、ソッキの苦しみを知り、救おうとする男の友情にも惚れ惚れしていまいます。
すでに初回から、事件の糸口は提供されていて、登場人物は即座に真実に迫る・・・その代わりに、視聴者を刺激するのはキャラクターたちの気になる胸のうちにある　そのスリリングな展開にすっかりハマってしまいました。
「グリーン・ローズ」「復活」のお好きな方は是非！

韓ドラの法廷物といえば，「真実のために」「ラブストーリー・イン・ハーバード」「ローファーム」など，結構視聴率を稼いだ作品が多く，韓国人の嗜好の一端が感じ取れます。
これは，弁護士という職業が，医師と同様にハイ・ソサエティーで，正義の味方として人々が憧れる存在であり，勧善懲悪というドラマ作りにおいては，この上ない善玉として認知されているからだと思います。
本作は，2005年夏韓国で放送され，人間の善悪を見事に描いた本格的サスペンスドラマとして，完成度，エキサイティング度，共にNO.1と評価された作品です。
まるで推理小説のように最後まで全く予測がつかず，緻密なストーリー展開は多くのファンを画面に釘付けにしました。
ドラマの完成度を高めたのは，キム・サンギョン，キム・ソンス，チョン・へヨン，ハン・ゴウンといったベテラン俳優たちの熱演でしょう。
「愛」，「欲望」，「正義」，それぞれの思惑を胸に，運命に翻弄される４人の男女，様々な目的が絡み合う彼らの熱き戦いがそこにあります。

　ドラマ「姉さん」で献身的に一人の女性を愛しぬく大学助教授を演じていたキムソンスの切ない「眼差し」が忘れられず、比較的地味な出演陣なので今まで敬遠していた本作を借りました。
（私は正真正銘のミーハーです、、）
　見終わった感想は、そのキムソンスが意外なほどの力演（その上折り紙つきのカッコ良さ！）で、キムサンギョン（ぶっきらぼう具合は上川隆也みたい）もまた味のある男を大熱演。２人ともかなり難易度の高い演技を要求されてますが期待に応えています。そして時々その２人が殴りあいをするんですが、いっぺんで骨が折れてしまいそうな迫力（汗）！！
そこに薄幸の秘書（ちょいとウジウジし過ぎですが）が絡み、序盤は特にハラハラ、ワクワク。手に汗握る展開で、一気に最後まで見てしまいました。（寝不足でゼーゼーです、、）そのせいか、事件の真相はところどころ？？のままですが、ああ！面白かった。これは拾い物、見て良かったです。
　最大のツッコミどころとしては、どうしてヒロインが髪が短いの？？ドラマの始まりでいつも流れる映像やＤＶＤカバーでは髪の毛長いじゃない？？本編では初回から髪型が短いのだから、撮り直せばいいものを。質の高いドラマだっただけに、回を追う度にいつも同じ違和感を持ってしまうのが残念でした。
　脇役では、悪の手先クォンやタミー、足の不自由な妹、心を病んだ妻など、個性的な面々が揃い大変満足。（それにしても悪玉ホン演ずるパク・ヨンジはいっつも悪い奴だなあ。）
　現在進行形でますます魅力アップするだろうキム・ソンスに大注目！まあ見てみてください。　

何よりもジェヒ、セヒ姉妹の両親が亡くなってしまった
交通事故が鍵となるこのドラマ。
一気にハマレる事件の謎と愛憎のドロ沼に陥る内容に
ハラハラの連続です。
悪役として登場するユン・ソッキ（キム・ソンス）の
複雑な心境（実は裏には操るボスの存在が…）
操っているつもりが実は操られ、
裏切りやら、複雑な人間関係にもちょっとドキドキ。

『ボディーガード』で凄腕の女ボディーガード役を
演じてた≪ハン・ゴウン≫がこのドラマでは計算高い
女秘書役でソッキを誘惑します。

同じ弁護士仲間に『ひまわり』の≪チュ・サンミ≫や
同じくコメディアンの≪イ・フィジュ≫が出演してるのも
見所。
特に≪イ・フィジェ≫はコメディアンならではの
軽〜い女たらし風弁護士の役で出てるので注目です。
（彼、あんな顔？で実は実生活でもモテモテだそうです。
夜心萬萬ピ・ウンジュ編で話題の人でした。）

ただし、ヒロイン・ジュヒ役チョン・ヘヨンの『火の鳥』で
見せた狂気的な悪女の印象が強すぎてちょっと同情できない
後遺症が出てしまい…？？？

男達のバトルと女達のバトルももの凄いドラマ…

★★★☆☆

生きる事と引き換えに愛する人や今までの自分を捨て悪の道に突き進んでいくソッキ（キム・ソンス）がとても哀れでせつなかったです。
「魔王」のチュ・ジフン演じるオ・スンハと少し重なって見えました。

ソッキの身に起こった出来事を何も知らず、正義感あふれる弁護士ソ・ジュンホ（キム・サンギョン）に頼るジュヒ（チョン・へヨン）が少し腹立たしかった。（まぁそれは仕方のない事なんですが…）それを見ているソッキの事を思うととても胸が痛くなりました。
元に戻るチャンスはあったのに何故！？戻れない何かがあるのか？そういう選択しかなかったのか？とか謎を含んだまま進んで行くのでアッと言う間に見終わった。

ソッキとジョンホの関係が変化していく様子も見どころです。
最終話はもっちろん泣けました。
2を匂わすラストも私は結構好きです。ゾクッとしました。
俳優達もベテラン揃い、内容も面白い、でも視聴率は振るわなかったとか…裏は「ファッション70’s」だったみたいです。（強敵ですね〜）
韓国のラブコメも最高ですが、サスペンスもあなどれないなぁ〜。
私的にはサスペンスもどれもはずれなしです。

キム・ソンスは善人でも悪人（今回、根っからの悪人でもなかったんですが）でも似合う俳優ですね。でも私は悪いほうのキム・ソンスが好きかな♪