ニーベルングの指環

西洋を舞台にした神話物（伝説物と言うか）の類は、あまり当たりはずれが無くそこそこ面白い。
現代物にあきた頃、たまに見たりすると良い気分転換になる。
スリムに戻ったクリスタナ・ローケンもなかなかでした。

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ファンタジーで、ラブストーリーで、
ちょこっと神話（宗教？）も盛り込まれていて………

いろんな要素が詰まった、ちょっぴり不思議で面白いストーリー♪♪

＊＊＊＊＊以下ネタバレ＊＊＊＊＊
で、見終わって…。

結局、神が祝福を与えた人間は死んでしまった。
それは、神々の終わり…、そして、世の中はキリスト教へ……って事なのだろうか。

要するに、神々がどんな祝福を与えようが、人間は欲に負けちゃうってこと？？
ニーベルングの指輪さえ手に入れなければ、ハッピーエンドだったろうに……。

ストーリーも面白かったし、映像的にも見応えあった。
けれど、見終わった後の余韻が、何とも寂しい……。

＜終わり良ければ全て良し＞って言葉と、まさに、正反対の映画でした…。
終わり以外は、すごく楽しめたのに……。
どうなっていくのかと盛り上がった分、冷え冷えした気分だけが残ってしまいました…。

ブリュンヒルデ女王とクリームヒルト姫、二人がそれぞれ違った魅力をもったヒロインで目を楽しませてくれました。特に、ブリュンヒルデは今までみた他の「ニーベルングの指環」ではどちらかというと強面でしたが、今回は正統派美女といったところ。内容的にはいま一つ神秘性にかけていて残念でした。本来のオペラのストーリーをそのまま映画化してほしいなと思いました。ロード・オブ・ザリングに比べると少し物足りなさを感じましたが全体的には満足できるかとは思います。「どんなに親しい仲でも言ってはならないことがある」ということを実感したストーリー後半でした。

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割りと評価が高かったので借りてみました。

まさか…まさか全編１８４分だとは思わずに（笑）
でもサラッと観れて神話らしい神秘的な雰囲気も持つ作品でした。

可愛い少年だった主人公ジークフリードが面長な青年に成長したときはちょっとガッカリしましたが、観てるうちに自分の思う英雄像ってこんな感じじゃないかって思えてきました。　

アイスランド女王ブリュンヒルデ役のクリスタナ・ローケンは『ターミネーター３』や『ブラッドレイン』でのタフでなイメージしかなかったのですが今度は強いけど弱さも持つ女性の役で驚くくらい可愛らしかったです。意外でした。

スプラッタあり（全身血まみれ程度）、
全裸あり（ただしお尻。そして男性）、
気まずいシーンあり（でも小綺麗）、

とさり気に盛り沢山。私はいいお尻を観れたのがよかったかな、エヘッ。　

途中、ジークフリードの話がそういえば悲劇だったかなと思い出し主人公の先が思いやられましたが…後味は大丈夫でした。

ハリウッドの大作とかではないけどＣＧもそんなに悪くなかったし興味がある方にはオススメです。オープニングの歌声もよかった。

私はあと、予告の『遺体安置室』、そして『ＣＥ４』』という映画が気になりましたが…家族の顰蹙を買いたくないことだしやめとこうかな、ちょっと迷い中です。

みなさんがレビューで書いてる程、楽しめませんでした。

最初の30分ほどは、これからどうなっていくんだ！？
といった感じで結構楽しく見ていたんですが、
段々、英雄となったジークフリードが単なる欲深いだけの人間にしか見えてこなくなりました。
というか、彼が仕える王も含め、男たちが内面的にかっこよくない！

アイスランド女王ブリュンヒルドや、クリームヒルト王女なんかは、それなりにかっこよかったんですけどねぇ。

ちなみに3時間という長さは感じられなかったので、
ストーリー展開やテンポ等は良かったです。