ウェス・クレイヴン’ｓ　カースド

ぶわちゃんが　言いますように　単純に面白いって感想になってはしまうんですが　よくわからないホラーでもあります　このシネマの地味ぶりは　新宿ピカデリー４での公開って　レベルが物語るのですが　このピカデリーのビル自体が　カースト（呪い）ろわれて　取り壊しになってしまいました　隣の前売り券売り場がなくなったのも不便です　

「マルホランド・ドライブ」で「クラッシュ」もろな始まりで　あっとゆうまにカーストされてしまいます　それも狼人間　この今　狼男とは何なのでしょうね　よくわからないんです　ってそんな深いこと考えなくっていいんですが　これだけ世の中が混乱していると　ウェスがそう単純なホラーを作るはずはないんですけど　社会反映論的な読みが出来ず　微妙なズレの演出なんかがあって　このグルーブに乗れないと　どうなのかなみたいなことは考えずに　単純に楽しめますので　最初の話に戻りますね　ウェスはシネマの虚実をめぐる隠れテーマをやってきたのですが　また変ってきてるのかもしれません

このズレの感覚といいましょうか　トムクルの「ＭＩ３」と同じで　ラストの数分が　ＴＶなんですね　こんな終わり方がシネマにあっていいいのか　みたいな　まあボクの去年のホラーベスト１０には入ってるものであり　面白いです　まさに単純に
「ドゥーム」「インハー・シューズ」などと同じ　ねえさん萌えの映画でもありますね　ははは

さて私的業務連絡ですが　ボクのミキシのコミュ「ラヴァースのＤＩＳＣＡＳな日々」を　メンバのプライヴァシー確保のため　承認制・非公開にしました　中はまったくオープンかつ安全になりましたので是非　参加してください

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この監督はイントロにもありますが、『エルム街の悪夢』『スクリーム」』の監督さんです。
主演の クリスティーナ・リッチは子役から映画の世界に入り、１９９９年ジョニー・デップの『スリーピー・フォロウ』に出演しています。すごく可愛らしかったです。近年では『ペネロピ』でしょうか。ジョシュア・ジャクソンは、海外ドラマ『フリンジ』に出演ピーター役をやっています。なかなか人気のイケメンです。彼はクリスティーナ演じるエリーを愛するジェイクの役です。
ストーリーは、オープニングの歌にもあるように♪誰かが森を歩いてる♪赤頭巾ちゃんじゃないか♪何てうまそうなんだ♪悪いオオカミに食べられちゃうぜ♪女の子が一人で暗い森を歩くのは危ないぜ〜♪と、ちょっと恐〜いお話です。でも、ティ−ンズ向けと言うこともありコメディタッチなところが楽しく面白いです。
主人公のエリーと弟ジミーは親を事故でなくし愛犬ジッパーと一軒家に住んでいます。赤頭巾ちゃんと狼のカラクリ時計が可愛いです。エリーはロスのTV局に勤務している。ある日、高校生の弟と愛犬ジッパーを乗せ帰宅途中、マルホランド・ドライブでフロントガラスに動物のような物がいきなりぶつかって来て車はクラッシュした。対向車なのか、車の中で身動きの出来ない女性がいたので救出することにした。しかし、いきなり動物が現われ女性がさらわれた。そして、何と目の前に上半身だけの血まみれの女性が降って来た。手を動かし言葉にならない声で助けを求める。唯一グロなシーンです。
ジミーとエリーの腕に引っ掻き傷があった。ジッパーも噛まれたらしい。翌日、ジミーはその動物気になりネットや本でオオカミ人間であることを突き止める。それから次第に２人は体の変化に戸惑う。ジッパーは大変なことに・・・。会社の関係者が１人、２人と殺され始める。そして、会社内に人間に姿を変えることの出来るオオカミ人間がいることを知る。誰なのか・・・。
ホラー嫌いな方も結構楽しめると思います。『エルム街・・・』などと違いあまり恐くありません。

作品は呪いの大元が何かはわかりませんでしたが、狼人間（本作では女もなるので狼男ではない）のCGはよく出来ていました
呪いというとオカルトホラーっぽいですがアクションホラーです

嗅覚ではなく完全に視覚で襲ってくるのでその辺の怖さとかはありません
壁の隙間に逃げ込んだエリーを襲うのに壁を手でぶち抜いたら配電盤で感電とか、エリーが狼人間に悪態つくと中指立てて出てきたり、狼人間が少しマヌケなんです

ジミーはソーシャルネットワークでザッカーバーグを演じた俳優ですね
本作でも天才型オタクの役でした
フリンジのウォルター博士の息子も出てました
なんといってもクリスティーナ・リッチー
三種類の髪型で登場しますがウェーブのかかった髪形が一番よかったです

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　予備知識なしに見てびっくり。これはハマーの１９６０年作品、オリバー・リード主演の「吸血狼男」の現代版じゃないですか。「カースド」って、「THE CURSE OF THE WEREWOLF」のことだったんですね。つまり元ネタは「ウォレスとグルミット・野菜畑で大ピンチ！」と同じなんですね。
　ホラーオタクのウェス・クレイヴンらしく、ハマーの古典をテーマにしたこの作品は、他にもホラーの古典へのいろんな言及があって、ほとんどそれだけで作ったような映画。蝋人形でホラー映画の歴史をざっと見せて、自らのヒット作についても、爪が車のボディをひっかくところで「エルム街」を、狼人間の正体が誰か、目まぐるしく容疑者が変わっていくところで「スクリーム」をなぞっています。
　主人公の姉弟の姉がテレビ業界、というのは「ハウリング」で、弟はティーン・ホラーの「心霊移植人間」（I WAS A TEENAGE WEREWOLF）、さらに狼の呪いで突然強くなるところは「心霊移植人間」のリメークの「ティーン・ウルフ」を連想させます。
　「マルホランド・ドライブ」が出てきたりというくすぐりがあったり、「上海から来た女」ばりのガラスの格闘場面があったり、（「燃えよドラゴン」の方が有名でしょうか）というわけでこれも「スクリーム」と同様、ホラーについてのホラーでした。
　そんなふうにいろいろ楽屋落ちを盛り込みながらも、時にスプラッターに時にコミカルに、テンポよくまとめているのがクレイヴンの偉いところ。
　ラスト近く、狼人間となったテレビ局の広報（とってもそれらしいキャラで笑ってしまいます）が前蹴りを連発するところがたまらなく好きです。この人は面白いなあ。クリスティーナ・リッチに「胸が扁平」とか言われて我慢できずに「違うわよ」と姿を現すところなんか最高で、まあ前半はダレた場面もあるのですが、十分に楽しめる快作でした。
　クリスティーナ・リッチもなかなか良かったです。狼の呪いでセクシーになるところなんか、もうちょっと派手にやっても良かったと思いましたけど。ちょっと残念だったのは狼人間の造形。いかにもＣＧ。ハマーの古典に敬意を表してここは特殊メーキャップでやって欲しかったですね。ラストに体が火を噴いて灰になるところなんかはハマーっぽいんですけどね。

クリスティナ・リッチは『耳に残るは君の歌声』（Ｊデップがバカ王子のコスプレしてた）以来でしょうか？あの長い黒髪を切らないものだから、ワタシ一発でアダムスファミリーワールドへ飛んでしまいました。この映画はコメディ？？『狼男アメリカン』タッチなのでコメディタッチのティーンズモンスターパニックホラー？（長！）驚かし方も古臭くて笑えるし、弟君がまさに『狼男になったらコレだ』といった行動に出るのもお可愛らしい。犯人探しというかほとんどあてずっぽだし、そんなゆるさもあいまって・・・なんだかどうも可笑しかった。
手のひらの呪いの紋章！ババーン！・・に至っては　もう♪わはは♪

絶対に怖くないし流血だって何故かグロくもなし。
ただ、あの姉弟もさる事ながら登場人物がみんな微笑ましくて
可愛いので・・・『アイドル・ハンズ』より楽しめたのは確かですｗ