キリマンジャロ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

刑事イ・ヘシク（パク・シニャン）の双児の弟イ・ヘチョル（パク・シニャンの一人二役）は，兄から奪った拳銃で幼い息子を殺し，自殺します。
兄はそれがもとで警察をクビになり，弟の遺骨を持って故郷に帰りますが，弟と勘違いされたた兄は弟のヤクザ仲間からリンチを受けます。
それをかばったのが昔の顔役ポンゲ（アン・ソンギ）です。
弟ヘチョルの行跡に対する疑問と刑事としての直感から，へチョルであることを否定せず，ポンゲらと付き合い始めます。
ヘシクとポンゲらは，チョンドゥ一味が接収した新築の海鮮屋を取り戻すためにあらゆる努力をしますが思い通りにいかず，いつもチョンドゥ一味にいいようにされてしまいます。
やがてヘシクは，死んだ弟へチョルを理解し始め，ポンゲ，中佐（チョン・ウンピュ）， 伝導師（チェ・ソンジュン）にも人間的な情を感じ始めます。
韓国ならではオールオアナッシング的なハードボイルド作品です。
注目は，多くの観客を泣かせた「八月のクリスマス」のシナリオを担当したオ・スンウクの監督デビュー作品ということでしょう。
また，「八月のクリスマス」「春の日は過ぎゆく」「四月の雪」などのヒットメーカーであるホ・ジュノ監督が共同執筆者として参加していますし，アン・ソンギとの共演も話題になりました。
追い詰められたアウトローたちの姿を描きながらも，どこかセンチメンタルで純粋さを感じるのは製作者たちのハートかも知れませんね。

しょっぱなから血生臭い展開で…もう〜無理、無理。。

いくらパク・シニャンが出てるからってこんなんじゃあ、無理！
と、心で叫びながらも、せっかく高いお金出して借りたんだから
とつい、いつもの癖で見ちゃいました。

元刑事のヘシク（豹という意味だとか）がチンピラの弟へチョル
の遺骨をもって故郷に戻ると
そこには、へチョルの兄貴分や昔の仲間がいた。
へチョルと勘違いされ、弟になりきって抗争に巻き込まれて
いくヘシク。

兄貴分を演じたアン・ソンギとの男の友情に、ふれあいに
どっぷりつかっていくヘシク。
そして
自分がバカにしていた弟へチョルの本当の姿を知る。

かなりダンディズムな男の世界の物語です。
ノアールアクションなるものが何かは分かりませんが…
血生臭い！！
それは言えます。

決して『パリの恋人』ギジュ社長はここにおりません。

二人乗りで歌ってた曲はチョー・ヨンピルの
（釜山港に帰れ）
『キリマンジャロの豹』という題名だそうですが、
これが映画の題名にかかってきたというわけですね。
血だらけは覚悟なさってください。

★★☆☆☆

血生臭いとは思って観ていましたが、きっと途中からどんでん返しみたいな、イイ方向になったりするのかと勝手に思ってみていたら、結局そのまま、最悪なとこに行き、中途半端な感じで終わってしまってかなり残念。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

　最初と最後に血のシーン、途中にも暴力がありますが、なんだかいい感じの風景と登場人物でした。パクシニャンのファンですが、何考えてるかわからないコワい目と動かない表情と自然な仕草が一番似合ってて、この映画のパクシニャンがいちばん好きですね〜。共演者とのやりとりも主役なのに見切れてたりして・・アン・ソンギいいし、他の共演者とつるんでるシーンもおかしくて悲しいです。
　ストーリーを追うときついです。ノワールとも思いません。でも残るものがあって、もう一度見ました（寝転んでですが・・）
評価が低いのがすこし残念です。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ノワールって死にまくるだけでしたっけ；
相変わらずのパク・シニャンの一人二役に、アン・ソンギということで期待してみたんですが、結局みんな死んじゃって、何だったのー？って感じでした。