巷説百物語 飛縁魔

巷説百物語 飛縁魔の画像・ジャケット写真
巷説百物語 飛縁魔 / 渡部篤郎
全体の平均評価点:
(5点満点)

12

  • DVD
ジャンル:

「巷説百物語 飛縁魔」 の解説・あらすじ・ストーリー

京極夏彦の直木賞受賞作「続巷説百物語」を堤幸彦監督がドラマ化した時代劇ミステリー。江戸の町を舞台に、主人公の又市たちが美貌を武器に男をとり殺してしまう女妖怪“飛縁魔”を巡る謎の解明に乗り出す。渡部篤郎、小池栄子など演技派俳優が出演。

「巷説百物語 飛縁魔」 の作品情報

製作年: 2006年
製作国: 日本

「巷説百物語 飛縁魔」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

巷説百物語 飛縁魔の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
110分 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
ACBR10485 2007年05月18日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
9枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:12件

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1〜 5件 / 全12件

男を虜にし狂わせる美女に対する女の嫉妬はかくも恐ろしい(笑)

投稿日:2007/06/10 レビュアー:RUSH


【飛縁魔(ひのえんま)】
顔かたちうつくしけれども、いとおそろしきものにて、夜な夜な出て男の精血を吸、つゐにはとり殺すとなむ

巷にあやかしがざわめくとき、又市の鈴の音が薄闇に染み渡る
世に不思議なし、世全て不思議なり・・・御行奉為!

僕は実際見ていないのであくまでも想像の域を超えませんが、多分WOWOWで放送されたドラマだと思います。渡部篤郎版又市シリーズの第二弾です。前作は狐者異(こわい)という妖怪を題材に巷にはびこる稲荷坂の祗右衛門の噂と山猫廻しのおぎんとの因縁を描いていました。今作では飛縁魔を題材に白菊という女郎にまつわる話と貧乏同心、田所真兵衛(遠藤憲一)の縁談話を重ねて描いていきます。前作同様、小股潜りの又市を渡部篤郎、山猫廻しのおぎんを小池栄子、事触れの治平を大杉漣、山岡百介を吹越満が演じています。主要キャストは前作同様なので前作を見ている方は抵抗なく見ることが出来るでしょう。個人的には何度見ても小池栄子のキャスティングは納得できないのですが・・(^^ゞ。肉感的な感じは最高なんですがその性格付けがイメージとは全く正反対なのでこまるんですよね。ギャップが激しくて(^^ゞ。ま、これも前作を見ているので諦めてある程度納得の上で見ることが出来ましたが(笑)。

さて、今作で扱う妖怪は「飛縁魔」です。飛縁魔というのは男を虜にしてとり殺す妖怪です。遊女である白菊はまるで飛縁魔の如く男どもを虜にする美女でその彼女に取り憑かれた哀れな男の話なのです。この男を見ているとまるで自分のような気がしてちょっと笑っちゃいました(^^ゞ。男ってどうしようもない生き物ですよねぇ(笑)。原作は前作同様、「続巷説百物語」です。このドラマの第一弾の原作ともなりました「狐者異」の後に収録されております。物語はひょんなことから百介は人捜しの依頼を受けます。探す人は遊女だった白菊です。彼女は世の男どもを狂わすほどの美女でしたが何故か火事に取り憑かれ不幸を呼び込んでしまう人生を送っていたようで、彼女に入れ込んだ金城屋の主から白菊を探して欲しいと依頼されるのです。その依頼を又市が簡単に引き受けてしまい、事の真相が見えてくるという算段になっています。

原作とドラマを比べるのはタブーとわかっていてもどうしても比べてしまうのが人間の常というもの。今作もついつい頭に原作を思い浮かべながら見てしまいました。オープニングは貧乏同心、田所の縁談話から始まりますが、これには苦笑いしてしまいました。原作には全くない話なのです。原作にはない話なのでこの田所の縁談話をサブストーリーとするならばメインストーリーである白菊の話とどう接点を作るか?どう結びつけるかがこの作品の見所になるだろうと簡単に推測出来てしまいました。どうしてもドラマなのでドラマならではの、また堤監督ならではの演出、変更が出てきて当然というのはわかっているもののちょっと味付けがくどかったかなと言う感じがしました。基本的な筋は原作と同じでしたがラストが全く別物になっています。原作は短編なのでさっぱりとしていますが、今作はドラマらしく大どんでん返し(ちょっと大袈裟かも(^^ゞ)をわざわざ作り、視聴者を少し驚かせています。ただ、救いは僕自身が堤監督の作品が好きであるということです(笑)。今作では前作よりも堤監督ならではのユーモラスなシーンが数多く見受けら、ついつい「トリック」を思い出してしまったほどです。原作にあるような京極ワールドを描き出して欲しいという願望と堤監督らしさを見たいという願望が葛藤を生み、個人的には中途半端な感じが残ってしまった作品でした。京極作品も好き、堤監督作品も好きな私はどうしたらいいのでしょう?(笑)。考え方を変えれば京極らしさ、堤らしさの両方を感じられるのでお得という風に考えられなくもないのですが、前作の「狐者異」の方が僕は好きでした。因みに原作にはおぎんも治平も田所も登場しません。

今作で印象に残ったのはお菊を演じた小島聖さんの演技でした。彼女の出番はそれほどでもないのですがラストの演技は最高に良かったです。炎の中で狂ったかのような高笑いをするお菊は情念渦巻く悪女そのもので、見ていて鳥肌が立ちました。また、一回しか登場しない遊女の元締めである“おろく”を演じた岡元麗さんも違う意味で強烈な印象を残しています(笑)。彼女の演技に関しては全く問題ありませんし、相変わらずうまい芝居をなさっています。たぶん彼女が登場するシーンはかなりアドリブが入っているのではないでしょうか?短いワンシーンですがとてもおもしろかったです。

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アレがなければ

投稿日:2010/07/08 レビュアー:蒼生


コミカルな時代劇、で小池栄子さん出てるとなると
『真夜中の弥次さん喜多さん』を思い出しますが、
あそこまで突き抜けちゃってないです。
で、ミステリー仕立てです。

謎の女“白菊”。今どこにいて何をしているのか。
いや、その女だろ。普通に。

じゃ、連続黒コゲ殺人の真相は?
こちらはよかったと思います。結構。

俳優さんたちも地味(失礼)ながら、安定した演戯力で
私が好感を持っている方ばかりなので、キャストに不満はないのですが、
やたらオシッコするのが、観ていて耐えがたい。
あれは原作にもあるんですか?何が狙いなんです?
私は不快以外のものを感じませんでした。

前作があることを知って「そっちも観てみようかな」という気に
一度はなったんです。
それくらい、全体としては楽しめたほうだと思います。
でも「やっぱりあるんだろうなー。アレ。」と思ったら、
予約リストに入れる気が失せました。

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小悪党っぷり

投稿日:2012/04/24 レビュアー:りかむぎ

原作は全部読んでいながら、
監督の「トリック」は全く視てないのですが、
京極実写版で一番好きです…
「俺達は小悪党」という立ち位置が最も確りしているから。

 御祓いお供えの酒は自分でかっくらってしまうし、
しょーもない小細工ですぐ人を騙して小金を巻き上げようとするし、
又市美男子じゃないし(笑) 棲家も身なりも性癖も画面からぷんぷん臭ってきそうなくらいがっつり汚いんですが(笑)
でもね、他作品の歌舞伎の二枚目看板よろしく流麗な又市一味より、私はそこがいい。

俺達は悪党じゃない、“小悪党”――
だから、絶対に人の命は殺めない――
吹けば飛ぶよな小悪党には、小悪党の意地と理がある――

「俺は人に小便引っ掛けたって、油を掛けるなんざぁ絶対ぇえしねえッ」
鋭い怒気の啖呵が、かっこよかったっす。
続編あるといいんだけどなあ。

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愛情ある丁寧な作りに好感触

投稿日:2010/01/19 レビュアー:ボム

ファンに怒られそうですが、私、京極夏彦さんの小説、1冊も読んだ事がありません(^_^;)
読めば面白い事は分かっているんだけど、どれもこれも凄いぶ厚さで腰があがりません(笑)

そんな俺でも、この作品は普通に楽しめます♪
前作も含め、WOWOWドラマの中でもかなりシッカリ出来上がってるんじゃないでしょうか?
大杉連さんが今までにない大胆なキャラに挑戦しているのがちょっとウケたw

個人的には映画版「姑獲鳥の夏」の100倍良かったです。
こっちを公開した方が稼げたんじゃないだろうかとさえ思ってしまう。


このシリーズ、長く続ければ続けるほど、ファンが増えるものだと思います。
皆がシリーズ化を求めるのも納得。
全体的に見やすく、コンパクトにまとめてあるので、
ノンストレスで観れちゃうと思いますよ♪

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もちっと

投稿日:2009/11/08 レビュアー:tamama

せっかく、京極夏彦さんの作品なんですから…もちっとなんとかならんのでしょうかねー。内容的には面白い雰囲気なんですから、のんびり邦画テンポを少し切り替えられたら良かったのになぁ。時代設定が関係してるのかなぁ。。惜しい感じだけど、面白かったですよ。

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