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サイレントノイズ / マイケル・キートン

サイレントノイズ /ジェフリー・サックス

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31

DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

 AV機器の映像や音声のノイズの中に異界からの“声”が紛れ込む超常現象“EVP(エレクトロニック・ヴォイス・フェノメナ=電磁音声伝達現象)”をモチーフにしたサスペンス・スリラー。主演は「バットマン」のマイケル・キートン。監督は英国のTV畑で活躍してきたジェフリー・サックス。建築家のジョナサン・リバースは再婚した妻アンナと前妻の子供マイケルと3人で幸せな日々を送っていた。そんなある日、アンナが行方不明となってしまう。途方に暮れるジョナサンの前に、謎の男レイモンドが現れ、EVPに録音されたアンナの“声”を聞いたと告げるのだった…。

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「サイレントノイズ」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

 AV機器の映像や音声のノイズの中に異界からの“声”が紛れ込む超常現象“EVP(エレクトロニック・ヴォイス・フェノメナ=電磁音声伝達現象)”をモチーフにしたサスペンス・スリラー。主演は「バットマン」のマイケル・キートン。監督は英国のTV畑で活躍してきたジェフリー・サックス。建築家のジョナサン・リバースは再婚した妻アンナと前妻の子供マイケルと3人で幸せな日々を送っていた。そんなある日、アンナが行方不明となってしまう。途方に暮れるジョナサンの前に、謎の男レイモンドが現れ、EVPに録音されたアンナの“声”を聞いたと告げるのだった…。

「サイレントノイズ」 の作品情報

作品情報

製作年:

2005年

製作国:

カナダ/イギリス/アメリカ

原題:

WHITE NOISE

「サイレントノイズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

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洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

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1〜 5件 / 全31件

前例がないだけに苦労してますね ネタバレ

投稿日:2007/05/13 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 ホラーというくくりでもなく、サスペンスとも言えない。EVP(エレクトロニック・ヴォイス・フェノメナ=電磁音声伝達現象)という、今までにない素材を映像化するにあたって、試行錯誤した末、散漫になってしまった感があります。
 死者や霊界からの通信の手段として、心霊写真であったり、エクトプラズムであったりというものは、その真偽は別として、ある程度の認識は観客側にあります。グローバルスタンダードとも言える認識に対し、王道を行く方法で表現するか、奇抜な表現で行くか選択は変わっても輪郭はつかみやすいのです。ところがEVPという通信手段は、ポピュラーでないが故にその輪郭が茫洋としてしまっているようです。

 マイケル・キートンはなかなかの存在感、心理の機微を演じていると思うのですが、設定の曖昧さと練り混みの足りなさから中途半端な仕上がりになっているのではないでしょうか。製作者側に「観客を怖がらせよう」という明確な意図は見えないのでホラーやスリラーでは無いのかもしれません。

 妻のアンナを原因不明の不幸な事故で失ってしまったジョナサン。彼の元に
「アンナのメッセージを伝えたい」
と現れたレイモンド(普通、信じないですよね・・)最初は取り合わなかったジョナサンが徐々に引き込まれていきます。「トゥルー・コーリング」やケビン・コスナーの「コーリング」を思い起こさせますが、その死者からのメッセージを伝える媒介がEVP。耳慣れない言葉ですし、その根拠もリアリティも乏しいです。
 導入部はなかなか良かったと思うのですが、(どうなるんだろうと、結構引き込まれました)ジョナサンが自分でアンナのメッセージを受けるようになってからは、だれてきます。EVPに関わった人間が次々と死んでいく展開はオカルトっぽくなって、変な方向に向かいます。
 EVPで交信する霊の中の何パーセントかは悪い霊で、それが様々な悪行をしでかすという設定はどうなの?と思いますね。

 どうも、素晴らしい素材に恵まれたシェフが、それに関するレシピは無いので、なんとか斬新な料理を作りたいと試行錯誤したあげく、調理法を間違えて、生焼けでとてもおいしいとは言えない料理ができあがってしまったような印象を受けます。
 なかなかおもしろい素材なのですから、設定や脚本をもっともっと練り混んでいけば、興味深い作品に仕上がった可能性もあると思うので、ちょっと残念です。

 原題は「White Noise」(作品中にも画面に何度か出てきます)これをどうして「サイレント・ノイズ」という邦題にしたのでしょうか?作品を見る限り、ホワイトノイズでいいような気がします。サイレント(音の無い)ノイズ(雑音)って・・・?
 たびたび感じることですが、日本の配給会社の(コピーライターの)感性ってどこかずれているんじゃないでしょうか?

このレビューは気に入りましたか? 15人の会員が気に入ったと投稿しています

これがほんまの「ノイズ」 そこそこですが一番良かった、かな。 ネタバレ

投稿日:2009/03/18 レビュアー:mitamita観た〜!!

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「おかん、ドリカムの歌ん中に変な音入ってんの知ってるか?」と、昔娘から教えてもらったことがありました。
そうです、このお話はそんな「ノイズ」の物語です。
「ノイズ」繋がりで観始めた最後の作品。

最初は町に蔓延る騒音に切れてしまう男の物語、ティム・ロビンス主演の「NOISE ノイズ」。2作目は、巨大な頭と8つの目をもつ赤ちゃんに纏わる香港ホラー「ノイズ」。おかん的には毛色は違うけど2作ともあんまりな作品だったので本作に期待。

先に結論。
これが一番良かった。理解できないというか、?の部分はあるけど「ノイズ」ということでは一番しっくりきた。
「ノイズ」というとどうしてもただの雑音というより、ゾクッっとするようなイメージがあるおかんにとっては、まさにストレート。

再婚相手アンと前妻の息子と3人で暮らす有名な建築家ジョナサン。
そんなある朝、妻が妊娠したことがわかり幸せの最高潮。
しかしその日、妻は帰らなかった。車を残し行方不明となってしまう。何日かしてジョナサンに近づいてくる不審な男がいた。
「奥さんは死んでいる。奥さんの声を聞いた」と…
最初は相手にしなかったが程なくしてアンの遺体が上がった。
そして半年後、ジョナサンの携帯が鳴った。発信元は、アンの遺品の携帯電話。そこからはアンの声が…
ジョナサンは妻の声を聞いたという男を訪ねる。

EVD=電磁音声伝達現象、AV機器の映像や音声のノイズの中に異界からの“声”が紛れ込む超常現象。
この現象は霊の声が聞け、姿も見え、記録もできるということらしい。
男はこの中にアンの声があったという。これを聞いたジョナサン。
この日から彼の行動は異常とも思えるくらい、アンの声、姿を求めて加速していく。

ジョナサンにその存在を知らせてくれた男性が変死。
ここからがまた凄まじかった。自分の家に機材を揃え、寝食も忘れてアンの姿を追い求める。ただ愛する人の声が姿が、それだけで。

中盤、行き詰ったジョナサンが霊媒師を訪ねる場面があります。
彼女が透視したとき「あなたは間違えている。あなたがやっていることは接触ではない。干渉よ!接触と干渉は違う。」
「彼らは干渉はやめろといっている。」
「昔からの霊媒師は、悪霊との関係を少しずつ構築しながら接触している。」
ジョナサンが踏み込んではいけないところにいる危うさが、危険な行為だと戒める。声には善と悪が潜み、悪霊を呼び出すことになると。
この辺から??やっぱそっち系か…とちょっと…

それにいつしかジョナサンは「声」に導かれて人助けに奔走。
まるでそれがアンのお導きみたいに思って。

ジョナサンがアンの声をひたすら求める心情、ここまでするか?とは思いつつ、まあそれなりに理解はできた。霊媒師の話も。
その後がいけなかった。彼の他にも同じようにコンタクトを取っている男が出てきたり、これは悪霊の声に支配されていたみたいだが…そして3人の悪霊登場。「女は俺のものだぁ〜」と叫びながら襲いかかってくる。げんなり…

姿はぼやけててあんましなんだけど、これがはっきりと形になってたらもっと引いたかも。結果闘ってジョナサンは死ぬ。
これって、何?

どうやらアンや他の女性の犠牲者は、悪霊に支配された男の仕業らしい、かな?たぶん。ただ「俺の女だぁ〜」のためだけで。

じゃあ、アンはいったい何をしたかったのか?ひょっとして自分の側にジョナサンを呼びたかったの?
あぁ〜わからん。

なぜ、アンだったのか?ジョナサンの役目は?などなど、その辺がクリアーできたら、もっとわかりやすかったのに、残念。

とまあ、ぼんやりしたお話だけど、そこはかとなく伝わってくる怖さ、みたいなもんはありました。

人間は突然目の前から愛する人がいなくなってしまったら、きっとこんな風になるんでしょうね。残されたものは勿論、逝ってしまった人も心残りがいっぱい…そこにこんなコンタクトの方法があったらどうなんだろう、おかんなら…
でも、今を生きてる現実。過去を追い求めすぎて、大事なものをなくしてしまいそう。もっと周りを見て!あなたを必要にしている人は他にもいるわよ!って言ってあげたい。
おかんも逝ってしまった大切な人、時々夢で逢える。なんも言わず、笑ってるだけ。それだけでいい。救われる。

残された一人息子。車のラジオから聞こえる「ノイズ」
「ごめんね、ごめんね」とジョナサンの声。ほら、残されたもの、大切なものをなくしちゃった…

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大好きな人の霊を受け入れられるか? ネタバレ

投稿日:2008/07/20 レビュアー:飛べない魔女

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大好きな人の霊でも私はやっぱり怖い。。お願いだから出てこないで!!

この映画、夜中に暗くして一人で見ていたら、背中が妙にぞくぞくしてきて、一時間ほど見たところであまりの怖さに辞めてしまった。トイレ行くのも怖くなった。
で、どうしようかと思ったけれど、朝明るいところで最後までやっと見れた。

この映画、夜中にみちゃダメ。絶対NGです。!
なんとはなしに、ぞくぞくしてきます。
霊感の強い方、要注意!!
ストーリー的には??の部分が多いのだけれど、パソコンに写る霊の姿とか声とかがなんともゾクゾクします。
ストリーはどなたかのレビューにもあったように、せっかくの面白い素材を生かし切れていないような感じ。
悪霊の存在もいま一つはっきりしないし、結局アンナは悪霊に連れ去られたということだったのか?
サラは悪霊に操られて自殺をしたのか?
ラストのサラのあの表情は何を意味するのか?
?????の部分が多すぎて不完全燃焼。
でも、怖かった〜!!貞子のラストシーンぐらい怖かったよ〜!!

録音スタジオとかに霊が多いと聞きますね。
有名なのは岩崎ひろみのなんとか(題名忘れた。。)という曲には、”先輩”という少女のつぶやき声が録音されている。実際に聞くと確かに入っているし。。
スタジオに多いのではなく録音機器に集まってくるということだったのですね。それがEVPというわけか。


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音に注目! ・・・・って、あれ(^^ゞ ネタバレ

投稿日:2007/11/26 レビュアー:べっち

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(若干ですがネタバレしてます)

  公開前から気になっていたけど劇場では見逃して、ビデオ化されてからもなぜか借りそびれていた・・・・ っで今回借りたきっかけはズバリ尺、上映時間。一時間半ちょっとでホラー、うん、借りようか。

  っで、観た。

  丑三つ時に一人、いつものようにもちろんヘッドホンで。
  今回、このヘッドホンというのは重要なポイント。タイトル、そしてモチーフが音、映画は音を大切にしている。
  たとえば音源の位置、カットごとにその変化をしつこいくらい追っている。ヘッドホンでは慣れないうちはいささか疲れるほど。
  音の意味、決して耳障りではないのだが、劇中何気なく聞き流している生活音に意識を向け始めると、それぞれに役割があるように思えてくる。

  キッチンの映りの悪いテレビ。少年がロッドアンテナを調節するがすぐに画も、もちろん音も乱れてしまう。
  街中にあんなに噴水ってあったんだな、たしかに意識して歩けば見かける。
  雨音、そして蛇口から滴る水の音。
  よくホラーで使われるように音を際立たせるわけではないのだが、とりわけ夜中に観ていると(だからおそらく劇場でも)、自然と音に意識が向くように演出されている。

  物語、そして演出はごく地味だ。最初は死んだ妻を捜し求める男の話かと思ったが、徐々に恐怖の領域へとシフトする。
  地味であるだけに、そのテンションが積み重なるにつれ、観る者の恐怖への感度も研ぎ澄まされていく。音に集中させる演出も功を奏する。神経が過敏になっていく、恐怖への耐性がぎりぎりまで試されるようだ。


  ・・・・が、終盤、オカルトホラーらしくなってくると、おやおや、普通になっちゃって、それまでの緊張が緩んでしまって。
  うーん。ホンと、そこまでは良かったんですよ。それだけにこの弛緩は・・・・

  ジェフリー・サックス監督の次回作「アレックス・ライダー」はどうなんでしょう。センスはいいと思うんだけど。

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エレクトリック・ヴォイス・フェノミナン ネタバレ

投稿日:2010/05/30 レビュアー:裸足のラヴァース

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久々のマイケル・キートン だいぶ前の映画だけどね なかなかの演出の冴えを魅せた「アレックス・ライダー」のジェフリー・サックスのホラーなので期待して見たが よろしい出来だと評価します

90分台で頑張ります 撮影も良いクリス・シーガー はなからラジカセが不気味してます ある日事故のようにして突如消え去る妻 あの世からのTVのホワイトノイズを介したメッセージ 死者たちの声

ストーリーとは別に視覚的なイメージがしっかりしていて ここではマイケルが建築家の役なので 建築物が魅力的な佇まいを魅せているね つまりこの堅牢な建物の中に住む人間は実にか弱い動物なのかな そして水 水のイマージュがずいぶん使われる これはホワイトノイズ電子の海との関連かな ひとつ飛ばした感じのイメージ造形がうまいのね

「雨の午後の降霊祭」の現代版のようなひんやりした恐怖と悲哀があるのだけど 我が邦画の世界に関連すれば ずばり黒沢清の「回路」のアメリカ篇として「パルス」を超えているだろう

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1〜 5件 / 全31件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:31件

前例がないだけに苦労してますね

投稿日

2007/05/13

レビュアー

こんちゃん

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 ホラーというくくりでもなく、サスペンスとも言えない。EVP(エレクトロニック・ヴォイス・フェノメナ=電磁音声伝達現象)という、今までにない素材を映像化するにあたって、試行錯誤した末、散漫になってしまった感があります。
 死者や霊界からの通信の手段として、心霊写真であったり、エクトプラズムであったりというものは、その真偽は別として、ある程度の認識は観客側にあります。グローバルスタンダードとも言える認識に対し、王道を行く方法で表現するか、奇抜な表現で行くか選択は変わっても輪郭はつかみやすいのです。ところがEVPという通信手段は、ポピュラーでないが故にその輪郭が茫洋としてしまっているようです。

 マイケル・キートンはなかなかの存在感、心理の機微を演じていると思うのですが、設定の曖昧さと練り混みの足りなさから中途半端な仕上がりになっているのではないでしょうか。製作者側に「観客を怖がらせよう」という明確な意図は見えないのでホラーやスリラーでは無いのかもしれません。

 妻のアンナを原因不明の不幸な事故で失ってしまったジョナサン。彼の元に
「アンナのメッセージを伝えたい」
と現れたレイモンド(普通、信じないですよね・・)最初は取り合わなかったジョナサンが徐々に引き込まれていきます。「トゥルー・コーリング」やケビン・コスナーの「コーリング」を思い起こさせますが、その死者からのメッセージを伝える媒介がEVP。耳慣れない言葉ですし、その根拠もリアリティも乏しいです。
 導入部はなかなか良かったと思うのですが、(どうなるんだろうと、結構引き込まれました)ジョナサンが自分でアンナのメッセージを受けるようになってからは、だれてきます。EVPに関わった人間が次々と死んでいく展開はオカルトっぽくなって、変な方向に向かいます。
 EVPで交信する霊の中の何パーセントかは悪い霊で、それが様々な悪行をしでかすという設定はどうなの?と思いますね。

 どうも、素晴らしい素材に恵まれたシェフが、それに関するレシピは無いので、なんとか斬新な料理を作りたいと試行錯誤したあげく、調理法を間違えて、生焼けでとてもおいしいとは言えない料理ができあがってしまったような印象を受けます。
 なかなかおもしろい素材なのですから、設定や脚本をもっともっと練り混んでいけば、興味深い作品に仕上がった可能性もあると思うので、ちょっと残念です。

 原題は「White Noise」(作品中にも画面に何度か出てきます)これをどうして「サイレント・ノイズ」という邦題にしたのでしょうか?作品を見る限り、ホワイトノイズでいいような気がします。サイレント(音の無い)ノイズ(雑音)って・・・?
 たびたび感じることですが、日本の配給会社の(コピーライターの)感性ってどこかずれているんじゃないでしょうか?

これがほんまの「ノイズ」 そこそこですが一番良かった、かな。

投稿日

2009/03/18

レビュアー

mitamita観た〜!!

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「おかん、ドリカムの歌ん中に変な音入ってんの知ってるか?」と、昔娘から教えてもらったことがありました。
そうです、このお話はそんな「ノイズ」の物語です。
「ノイズ」繋がりで観始めた最後の作品。

最初は町に蔓延る騒音に切れてしまう男の物語、ティム・ロビンス主演の「NOISE ノイズ」。2作目は、巨大な頭と8つの目をもつ赤ちゃんに纏わる香港ホラー「ノイズ」。おかん的には毛色は違うけど2作ともあんまりな作品だったので本作に期待。

先に結論。
これが一番良かった。理解できないというか、?の部分はあるけど「ノイズ」ということでは一番しっくりきた。
「ノイズ」というとどうしてもただの雑音というより、ゾクッっとするようなイメージがあるおかんにとっては、まさにストレート。

再婚相手アンと前妻の息子と3人で暮らす有名な建築家ジョナサン。
そんなある朝、妻が妊娠したことがわかり幸せの最高潮。
しかしその日、妻は帰らなかった。車を残し行方不明となってしまう。何日かしてジョナサンに近づいてくる不審な男がいた。
「奥さんは死んでいる。奥さんの声を聞いた」と…
最初は相手にしなかったが程なくしてアンの遺体が上がった。
そして半年後、ジョナサンの携帯が鳴った。発信元は、アンの遺品の携帯電話。そこからはアンの声が…
ジョナサンは妻の声を聞いたという男を訪ねる。

EVD=電磁音声伝達現象、AV機器の映像や音声のノイズの中に異界からの“声”が紛れ込む超常現象。
この現象は霊の声が聞け、姿も見え、記録もできるということらしい。
男はこの中にアンの声があったという。これを聞いたジョナサン。
この日から彼の行動は異常とも思えるくらい、アンの声、姿を求めて加速していく。

ジョナサンにその存在を知らせてくれた男性が変死。
ここからがまた凄まじかった。自分の家に機材を揃え、寝食も忘れてアンの姿を追い求める。ただ愛する人の声が姿が、それだけで。

中盤、行き詰ったジョナサンが霊媒師を訪ねる場面があります。
彼女が透視したとき「あなたは間違えている。あなたがやっていることは接触ではない。干渉よ!接触と干渉は違う。」
「彼らは干渉はやめろといっている。」
「昔からの霊媒師は、悪霊との関係を少しずつ構築しながら接触している。」
ジョナサンが踏み込んではいけないところにいる危うさが、危険な行為だと戒める。声には善と悪が潜み、悪霊を呼び出すことになると。
この辺から??やっぱそっち系か…とちょっと…

それにいつしかジョナサンは「声」に導かれて人助けに奔走。
まるでそれがアンのお導きみたいに思って。

ジョナサンがアンの声をひたすら求める心情、ここまでするか?とは思いつつ、まあそれなりに理解はできた。霊媒師の話も。
その後がいけなかった。彼の他にも同じようにコンタクトを取っている男が出てきたり、これは悪霊の声に支配されていたみたいだが…そして3人の悪霊登場。「女は俺のものだぁ〜」と叫びながら襲いかかってくる。げんなり…

姿はぼやけててあんましなんだけど、これがはっきりと形になってたらもっと引いたかも。結果闘ってジョナサンは死ぬ。
これって、何?

どうやらアンや他の女性の犠牲者は、悪霊に支配された男の仕業らしい、かな?たぶん。ただ「俺の女だぁ〜」のためだけで。

じゃあ、アンはいったい何をしたかったのか?ひょっとして自分の側にジョナサンを呼びたかったの?
あぁ〜わからん。

なぜ、アンだったのか?ジョナサンの役目は?などなど、その辺がクリアーできたら、もっとわかりやすかったのに、残念。

とまあ、ぼんやりしたお話だけど、そこはかとなく伝わってくる怖さ、みたいなもんはありました。

人間は突然目の前から愛する人がいなくなってしまったら、きっとこんな風になるんでしょうね。残されたものは勿論、逝ってしまった人も心残りがいっぱい…そこにこんなコンタクトの方法があったらどうなんだろう、おかんなら…
でも、今を生きてる現実。過去を追い求めすぎて、大事なものをなくしてしまいそう。もっと周りを見て!あなたを必要にしている人は他にもいるわよ!って言ってあげたい。
おかんも逝ってしまった大切な人、時々夢で逢える。なんも言わず、笑ってるだけ。それだけでいい。救われる。

残された一人息子。車のラジオから聞こえる「ノイズ」
「ごめんね、ごめんね」とジョナサンの声。ほら、残されたもの、大切なものをなくしちゃった…

大好きな人の霊を受け入れられるか?

投稿日

2008/07/20

レビュアー

飛べない魔女

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大好きな人の霊でも私はやっぱり怖い。。お願いだから出てこないで!!

この映画、夜中に暗くして一人で見ていたら、背中が妙にぞくぞくしてきて、一時間ほど見たところであまりの怖さに辞めてしまった。トイレ行くのも怖くなった。
で、どうしようかと思ったけれど、朝明るいところで最後までやっと見れた。

この映画、夜中にみちゃダメ。絶対NGです。!
なんとはなしに、ぞくぞくしてきます。
霊感の強い方、要注意!!
ストーリー的には??の部分が多いのだけれど、パソコンに写る霊の姿とか声とかがなんともゾクゾクします。
ストリーはどなたかのレビューにもあったように、せっかくの面白い素材を生かし切れていないような感じ。
悪霊の存在もいま一つはっきりしないし、結局アンナは悪霊に連れ去られたということだったのか?
サラは悪霊に操られて自殺をしたのか?
ラストのサラのあの表情は何を意味するのか?
?????の部分が多すぎて不完全燃焼。
でも、怖かった〜!!貞子のラストシーンぐらい怖かったよ〜!!

録音スタジオとかに霊が多いと聞きますね。
有名なのは岩崎ひろみのなんとか(題名忘れた。。)という曲には、”先輩”という少女のつぶやき声が録音されている。実際に聞くと確かに入っているし。。
スタジオに多いのではなく録音機器に集まってくるということだったのですね。それがEVPというわけか。


音に注目! ・・・・って、あれ(^^ゞ

投稿日

2007/11/26

レビュアー

べっち

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(若干ですがネタバレしてます)

  公開前から気になっていたけど劇場では見逃して、ビデオ化されてからもなぜか借りそびれていた・・・・ っで今回借りたきっかけはズバリ尺、上映時間。一時間半ちょっとでホラー、うん、借りようか。

  っで、観た。

  丑三つ時に一人、いつものようにもちろんヘッドホンで。
  今回、このヘッドホンというのは重要なポイント。タイトル、そしてモチーフが音、映画は音を大切にしている。
  たとえば音源の位置、カットごとにその変化をしつこいくらい追っている。ヘッドホンでは慣れないうちはいささか疲れるほど。
  音の意味、決して耳障りではないのだが、劇中何気なく聞き流している生活音に意識を向け始めると、それぞれに役割があるように思えてくる。

  キッチンの映りの悪いテレビ。少年がロッドアンテナを調節するがすぐに画も、もちろん音も乱れてしまう。
  街中にあんなに噴水ってあったんだな、たしかに意識して歩けば見かける。
  雨音、そして蛇口から滴る水の音。
  よくホラーで使われるように音を際立たせるわけではないのだが、とりわけ夜中に観ていると(だからおそらく劇場でも)、自然と音に意識が向くように演出されている。

  物語、そして演出はごく地味だ。最初は死んだ妻を捜し求める男の話かと思ったが、徐々に恐怖の領域へとシフトする。
  地味であるだけに、そのテンションが積み重なるにつれ、観る者の恐怖への感度も研ぎ澄まされていく。音に集中させる演出も功を奏する。神経が過敏になっていく、恐怖への耐性がぎりぎりまで試されるようだ。


  ・・・・が、終盤、オカルトホラーらしくなってくると、おやおや、普通になっちゃって、それまでの緊張が緩んでしまって。
  うーん。ホンと、そこまでは良かったんですよ。それだけにこの弛緩は・・・・

  ジェフリー・サックス監督の次回作「アレックス・ライダー」はどうなんでしょう。センスはいいと思うんだけど。

エレクトリック・ヴォイス・フェノミナン

投稿日

2010/05/30

レビュアー

裸足のラヴァース

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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久々のマイケル・キートン だいぶ前の映画だけどね なかなかの演出の冴えを魅せた「アレックス・ライダー」のジェフリー・サックスのホラーなので期待して見たが よろしい出来だと評価します

90分台で頑張ります 撮影も良いクリス・シーガー はなからラジカセが不気味してます ある日事故のようにして突如消え去る妻 あの世からのTVのホワイトノイズを介したメッセージ 死者たちの声

ストーリーとは別に視覚的なイメージがしっかりしていて ここではマイケルが建築家の役なので 建築物が魅力的な佇まいを魅せているね つまりこの堅牢な建物の中に住む人間は実にか弱い動物なのかな そして水 水のイマージュがずいぶん使われる これはホワイトノイズ電子の海との関連かな ひとつ飛ばした感じのイメージ造形がうまいのね

「雨の午後の降霊祭」の現代版のようなひんやりした恐怖と悲哀があるのだけど 我が邦画の世界に関連すれば ずばり黒沢清の「回路」のアメリカ篇として「パルス」を超えているだろう

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