ザ・カー

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ザ・カー / ジェームズ・ブローリン

全体の平均評価点:(5点満点)

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「ザ・カー」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

解説・ストーリー

 中西部の田舎町に突然出現した黒塗りの車は無差別に殺人を繰り返す。保安官はそれが無人車であり、超自然的な力で動いている事を突き止めるが……。オカルト・ブーム末期に登場した変種ホラーで“陸のジョーズ”を狙った造り。道路封鎖したパトカーを横転して叩き潰すシーンが最大の見もの。

「ザ・カー」 の作品情報

作品情報

製作年: 1977年
製作国: アメリカ
原題: THE CAR

「ザ・カー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

ビジョン・クエスト/青春の賭け

メルトダウン・クライシス

恋は嵐のように

トータル・リコール

ユーザーレビュー:12件

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1〜 5件 / 全12件

どこかで、続編を作らないかなぁ・・ ネタバレ

投稿日:2007/07/16 レビュアー:こんちゃん

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 レビュー数が少ないとはいえ、私が敬愛する3名のレビュアーさんが、こぞって推薦するものだから、見ないわけにはいかないと思っていたのですが、やっとレンタルしました。

 確かに「激突」と「ジョーズ」のテイストを持った作品と言えますね。西部劇の香りも感じます。
 こういう理不尽な(?)プロットの作品は、へたに説明してくれない方が楽しめますね。日本でこういうものを作ると、「昔、大切にしてくれた持ち主が、ハイカーを乗せたら、そのハイカーに殺されて、非業の死を遂げた・・・」だとか、なんだかんだ理由付けをしちゃうのかもしれませんが、
「そこらへんは自由に考えてくれ!特に理由はないよ」
と突き放されているような感覚が、かえって小気味よいです。
 そのかわり、というかそこにこそ気を使っているのだと思うのですが、サンタイネスという小さな田舎町の人物関係や、それぞれの人物描写がしっかり描かれていて、最近の、わざと説明を省いて、見進めるうちに
「ああ、なるほど。そういう関係ね」
と思わせるドラマばかり観ているこちらに、新鮮な感覚を持たせてくれます。小説が原作なんでしょうか?これから数年後に作られた「クリスティーン」という作品がありますが、あちらはスティーブン・キング原作で(どちらが先かは知りませんが)クリスティーンがそういう行動に出るゆえんというか、怨恨がベースにあることがはっきりしていますね。

 あの車の造形とか、車好きの私にはたまりません。ベースはリンカーンにロールスロイスっぽい改造を施され、、本当に意志を持っているかのような顔つきや、動きが楽しいです。ホラーでもないし、パニックものでもないし、何というジャンルでしょうかね?時代背景を考えるとオカルト物ですかね・・・?
 あの、家に突っ込んで来るシーンなんかは秀逸だと思いますね。普通、彼女は脚本上、死なないと思いますよね。

 ラストシーンで、燃えさかる炎の中で、悪魔のような形相を見せましたけど、現代の作り方なら、あそこで終わりませんよね。もしかしたら、終わってないのかも・・・。エンドクレジットになるところで・・・。ね?

 どこまでもB級テイストでありながら、脚本等もしっかり作り込まれていて、真面目に作られた作品であると言うことが充分伝わります。長過ぎもせず、楽しめますのでお勧めです。6才の娘が妙にはまってました。(おかげで、英語版と吹き替えと2回観ちゃいました(笑)

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B級ホラーの侘寂 ネタバレ

投稿日:2007/04/01 レビュアー:masamune

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能登半島地震のボランティアとして各地の病院を廻ってきましたが、皆さん一応に精神的な緩和ケアが切迫した状況でした。神戸や新潟の個人の支援は迅速ですが、国の対応の遅さが際立つ、遣る瀬無さも印象的でした。被災者「格差」を感じさせる現政権には怒りすら憶えますが、何れにしても皆さんの一刻も早い復旧を切に願います。

本編ですが、金曜ロードショーの定番が遂に登場!もう、懐かしすぎ・・・。本作は共にUniversalの「激突!」と「ジョーズ」を足して○で割ったモノ、と言えば其れまでのB級テイスト満載のオカルトちっくな作品。
本作のプロット「悪魔が運転する車」が人々を襲うと言う何の必然性も感じられない(笑)脚本も、我らが水野晴郎氏なら「自動車社会への痛烈な警鐘」なんて言ったりして・・・いやいや深読みも大概に(笑)。まあ冷静にホラー映画として見直すと、脚本は穴だらけ(と言うよりもクダラナイ)ので、監督がヤケクソに成った様子が目に浮ぶ?様ですが、何故か憎めないモノを本作は持ってると思う。
まず主人公の「車」はLINCOLN MARKV?を基に、ナンバープレートやドアの取っ手が無いデヴィリッシュなデザインは悪くない。またロケーションを田舎町に設定した事で、主役は勿論、脇役や端役に至るキャラクター設定など意外と丁寧に描かれてるのは、ある意味70'テイストで良いと思う。肝心な「車」が人々を襲う理由も全く明かされない脚本は、小説を連想させる展開、と言えば褒め過ぎか?。もう一つは「車」に意外な?弱点を設定する事で、恐怖感を増幅させる演出も見逃せない。喋らない代わりに、クラクションで感情を上手く表現してると思うし、後のJohn Carpenter監督「CHRISTINE」への影響も小さくないのでは?。
本作は西部でのロケや保安官とDV夫に悩む夫人とのエピソードなど、ドラマ部もオカルトを題材してる映画にしては、しっかり描かれてるのも中々。殺人に対する「車」のねちっこい性格付けや、後半の盛り上げ方も凡骨だが悪くないし、ラストの最終決戦へ主人公が向かう自宅のガレージに、いきなり「車」が登場するシーンなど、不思議と印象に残る場面も多い風変わりな作品。万人向けとは言い難いが、本作は雰囲気を楽しむべし、と思う。
勝王さまへ。私は昨年の秋に発売されたDVDでの再見ですが年代を考えれば高画質の部類では?と思います。ありましたね「クラッシュ!」、コレもカマロが念力で動くトンデモ映画でしたが、例によってCharles Bandのクドい演出が何とも微妙で・・・因みにタイトルの件は公開された地方によって異なるそうです。
Paroleさまへ。カミング・アウトありがとうございました、鈍感な私は露とも気がつきませんでした(焦)。私は映画とは色んな意見が合って「こそ」面白いのだと思います。これからも一つ、お手柔らかに(^^ゞ

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悪魔の暴走車

投稿日:2011/05/03 レビュアー:エコエコアザラク

悪魔カーの恐怖を描いた作品です。懐かしいですね。よくテレビで放映してました。
キングの「クリスティーン」より本作のほうが怖かった思い出がありますね。
当時流行ったオカルトテイストに、これまた当時流行ったパニックテイスト、
おいしい所を合体させた作品でしたね。

無人車の暴走ってけっこう不気味です。電車はレールがないと走行できないけど車は自由に
行動できるし。無人チャリ、バイクだと笑っちゃう。やはり車を題材にして正解でした。
「オーメン」でも、悪魔の力でサイドブレーキが緩んで車が暴走するシーンがありました。
そこからヒントになってるのかな。土曜ワイド劇場でも無人霊柩車が登場するサスペンスあったしね(笑

本作は登場人物の人間関係もちゃんと描かれているし、シナリオもよくまとまってます。
最期の対決は西部劇の決闘みたいです。壮絶な戦いの末、勝つのは、悪魔か人間か・・・
是非、リメイクしていただきたいですね。

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憤怒の暴走 ネタバレ

投稿日:2007/04/03 レビュアー:よふかし

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 劇場公開時から好きな作品です。『激突』のスリル+『ジョーズ』の恐怖! 悪魔の車による殺戮を描いたオカルト・サスペンス――というこのDVDの惹句(宣伝コピー)は案外と的を得ているのですが、もちろんスピルバーグの二作を足したほどすごいわけではありません。けれども、ディテールがしっかりしていて、地味で低予算ながらアイディアに溢れた面白いアクション・ホラーになっています。
 タイトル・ロールのザ・カー、暴走車の造形がなんといっても素晴らしい。フロント・フェイスは牛、豚、ブルドックが混ざったような獣めいた顔で、角度によって様々な表情にも見えます。車高がかなり低く、猛牛が突進前に頭を低くしているような雰囲気、また光を反射せず、吸い込んでしまうような暗色の塗装、取っ手がないドア・・・暴走車の主観視点でくぐもって聞こえる外部の音も含めて、丁寧につくりこまれた“主人公”と言えます。
 作品紹介では悪魔(あるいは死神)となっていますが、この車の荒々しい挙動をみると、憤怒に燃える悪霊が取り憑いたのではないかと思います。イジワルでしつこい性格、墓地に入れないといった描写からもそれは感じられます。
 みんなが互いのことを知っているスモールタウンという設定がこの作品の大きな美点ですが、随所で西部劇の風景を感じさせもして、ネイティブ・アメリカン(インディアン)の居留地に近いらしいことが興味をひきます。
 暴走車の重大な特徴を証言するのがインディアンの老女であり、英語がまったくできない彼女がどこかへ逃げたいと保安官事務所で訴える、それが映画の中では説明されない地域に根ざした言い伝えや霊の存在をうかがわせ、何かが取り憑いた暴走車という存在にリアリティを付加するのです(あるいは、かつて虐殺されたインディアンの霊かとも思ったのですが、正体については一切説明がないというのもこの作品のいいところです)。
 エリオット・シルヴァースタインは『キャット・バルー』『真昼の衝動』という秀作、どちらも軽快でコミカルな作風で印象に残りますが、本作も丁寧なつくりで楽しめます。ペキンパー組のR・G・アームストロングも汚く楽しく、55点。

 paroleさん心のこもったお言葉をいただいて感じ入りました。ありがとうございます。ですがお誘いの件はあまり柄ではないと思います・・・。自分としてはここの不自由さが気に入っていますし、レビューだけでいっぱいいっぱいなもので。当方もparoleさんには深い敬意を有するもので、なんとなく後輩モード(笑)に入られた文章は困ってしまうっす。今後ともよろしく。

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意外に面白い

投稿日:2007/03/30 レビュアー:勝王

 これはホラーではなくオカルト映画であることがミソです。オカルトブームのときの、あの熱気が何となく感じられて、B級でいいかげんなストーリーですが意外に面白いです。悪魔の車の造形がリンカーンを改造したのでしょうが素晴らしく、地味ですが怖さがとても丁寧に描写されています。
 ジェームズ・ブローリンも無人の車相手に保安官役で頑張ってます。舞台は西部の砂漠。きっとその方がロケしやすいという理由だったんでしょうけど、黒塗りの車が風景の中にくっきりと浮かび上がって効果を上げておりました。
 以上は劇場で見たのと、その後テレビで見たときの記憶です。当時のフィルムはあんまり画像がよくなかったのですが、DVDはどうでしょう。デジタルのいい画像だったらよいですね。
 同じような映画でほぼ同時期に「クラッシュ!(一説には「カー・クラッシュ!」タイトルが2通りあるんです)」というのがあって、これはチャールズ・バンドの駄作なんですが、車を操っている包帯だらけの目の赤い女がもの凄く怖かった記憶があります。当時はそんな悪魔カーブーム?があったのです。ハギスとかクローネンバーグの「クラッシュ」ではありませんのでご注意下さい。

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ザ・カー

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どこかで、続編を作らないかなぁ・・

投稿日

2007/07/16

レビュアー

こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 レビュー数が少ないとはいえ、私が敬愛する3名のレビュアーさんが、こぞって推薦するものだから、見ないわけにはいかないと思っていたのですが、やっとレンタルしました。

 確かに「激突」と「ジョーズ」のテイストを持った作品と言えますね。西部劇の香りも感じます。
 こういう理不尽な(?)プロットの作品は、へたに説明してくれない方が楽しめますね。日本でこういうものを作ると、「昔、大切にしてくれた持ち主が、ハイカーを乗せたら、そのハイカーに殺されて、非業の死を遂げた・・・」だとか、なんだかんだ理由付けをしちゃうのかもしれませんが、
「そこらへんは自由に考えてくれ!特に理由はないよ」
と突き放されているような感覚が、かえって小気味よいです。
 そのかわり、というかそこにこそ気を使っているのだと思うのですが、サンタイネスという小さな田舎町の人物関係や、それぞれの人物描写がしっかり描かれていて、最近の、わざと説明を省いて、見進めるうちに
「ああ、なるほど。そういう関係ね」
と思わせるドラマばかり観ているこちらに、新鮮な感覚を持たせてくれます。小説が原作なんでしょうか?これから数年後に作られた「クリスティーン」という作品がありますが、あちらはスティーブン・キング原作で(どちらが先かは知りませんが)クリスティーンがそういう行動に出るゆえんというか、怨恨がベースにあることがはっきりしていますね。

 あの車の造形とか、車好きの私にはたまりません。ベースはリンカーンにロールスロイスっぽい改造を施され、、本当に意志を持っているかのような顔つきや、動きが楽しいです。ホラーでもないし、パニックものでもないし、何というジャンルでしょうかね?時代背景を考えるとオカルト物ですかね・・・?
 あの、家に突っ込んで来るシーンなんかは秀逸だと思いますね。普通、彼女は脚本上、死なないと思いますよね。

 ラストシーンで、燃えさかる炎の中で、悪魔のような形相を見せましたけど、現代の作り方なら、あそこで終わりませんよね。もしかしたら、終わってないのかも・・・。エンドクレジットになるところで・・・。ね?

 どこまでもB級テイストでありながら、脚本等もしっかり作り込まれていて、真面目に作られた作品であると言うことが充分伝わります。長過ぎもせず、楽しめますのでお勧めです。6才の娘が妙にはまってました。(おかげで、英語版と吹き替えと2回観ちゃいました(笑)

B級ホラーの侘寂

投稿日

2007/04/01

レビュアー

masamune

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能登半島地震のボランティアとして各地の病院を廻ってきましたが、皆さん一応に精神的な緩和ケアが切迫した状況でした。神戸や新潟の個人の支援は迅速ですが、国の対応の遅さが際立つ、遣る瀬無さも印象的でした。被災者「格差」を感じさせる現政権には怒りすら憶えますが、何れにしても皆さんの一刻も早い復旧を切に願います。

本編ですが、金曜ロードショーの定番が遂に登場!もう、懐かしすぎ・・・。本作は共にUniversalの「激突!」と「ジョーズ」を足して○で割ったモノ、と言えば其れまでのB級テイスト満載のオカルトちっくな作品。
本作のプロット「悪魔が運転する車」が人々を襲うと言う何の必然性も感じられない(笑)脚本も、我らが水野晴郎氏なら「自動車社会への痛烈な警鐘」なんて言ったりして・・・いやいや深読みも大概に(笑)。まあ冷静にホラー映画として見直すと、脚本は穴だらけ(と言うよりもクダラナイ)ので、監督がヤケクソに成った様子が目に浮ぶ?様ですが、何故か憎めないモノを本作は持ってると思う。
まず主人公の「車」はLINCOLN MARKV?を基に、ナンバープレートやドアの取っ手が無いデヴィリッシュなデザインは悪くない。またロケーションを田舎町に設定した事で、主役は勿論、脇役や端役に至るキャラクター設定など意外と丁寧に描かれてるのは、ある意味70'テイストで良いと思う。肝心な「車」が人々を襲う理由も全く明かされない脚本は、小説を連想させる展開、と言えば褒め過ぎか?。もう一つは「車」に意外な?弱点を設定する事で、恐怖感を増幅させる演出も見逃せない。喋らない代わりに、クラクションで感情を上手く表現してると思うし、後のJohn Carpenter監督「CHRISTINE」への影響も小さくないのでは?。
本作は西部でのロケや保安官とDV夫に悩む夫人とのエピソードなど、ドラマ部もオカルトを題材してる映画にしては、しっかり描かれてるのも中々。殺人に対する「車」のねちっこい性格付けや、後半の盛り上げ方も凡骨だが悪くないし、ラストの最終決戦へ主人公が向かう自宅のガレージに、いきなり「車」が登場するシーンなど、不思議と印象に残る場面も多い風変わりな作品。万人向けとは言い難いが、本作は雰囲気を楽しむべし、と思う。
勝王さまへ。私は昨年の秋に発売されたDVDでの再見ですが年代を考えれば高画質の部類では?と思います。ありましたね「クラッシュ!」、コレもカマロが念力で動くトンデモ映画でしたが、例によってCharles Bandのクドい演出が何とも微妙で・・・因みにタイトルの件は公開された地方によって異なるそうです。
Paroleさまへ。カミング・アウトありがとうございました、鈍感な私は露とも気がつきませんでした(焦)。私は映画とは色んな意見が合って「こそ」面白いのだと思います。これからも一つ、お手柔らかに(^^ゞ

悪魔の暴走車

投稿日

2011/05/03

レビュアー

エコエコアザラク

悪魔カーの恐怖を描いた作品です。懐かしいですね。よくテレビで放映してました。
キングの「クリスティーン」より本作のほうが怖かった思い出がありますね。
当時流行ったオカルトテイストに、これまた当時流行ったパニックテイスト、
おいしい所を合体させた作品でしたね。

無人車の暴走ってけっこう不気味です。電車はレールがないと走行できないけど車は自由に
行動できるし。無人チャリ、バイクだと笑っちゃう。やはり車を題材にして正解でした。
「オーメン」でも、悪魔の力でサイドブレーキが緩んで車が暴走するシーンがありました。
そこからヒントになってるのかな。土曜ワイド劇場でも無人霊柩車が登場するサスペンスあったしね(笑

本作は登場人物の人間関係もちゃんと描かれているし、シナリオもよくまとまってます。
最期の対決は西部劇の決闘みたいです。壮絶な戦いの末、勝つのは、悪魔か人間か・・・
是非、リメイクしていただきたいですね。

憤怒の暴走

投稿日

2007/04/03

レビュアー

よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 劇場公開時から好きな作品です。『激突』のスリル+『ジョーズ』の恐怖! 悪魔の車による殺戮を描いたオカルト・サスペンス――というこのDVDの惹句(宣伝コピー)は案外と的を得ているのですが、もちろんスピルバーグの二作を足したほどすごいわけではありません。けれども、ディテールがしっかりしていて、地味で低予算ながらアイディアに溢れた面白いアクション・ホラーになっています。
 タイトル・ロールのザ・カー、暴走車の造形がなんといっても素晴らしい。フロント・フェイスは牛、豚、ブルドックが混ざったような獣めいた顔で、角度によって様々な表情にも見えます。車高がかなり低く、猛牛が突進前に頭を低くしているような雰囲気、また光を反射せず、吸い込んでしまうような暗色の塗装、取っ手がないドア・・・暴走車の主観視点でくぐもって聞こえる外部の音も含めて、丁寧につくりこまれた“主人公”と言えます。
 作品紹介では悪魔(あるいは死神)となっていますが、この車の荒々しい挙動をみると、憤怒に燃える悪霊が取り憑いたのではないかと思います。イジワルでしつこい性格、墓地に入れないといった描写からもそれは感じられます。
 みんなが互いのことを知っているスモールタウンという設定がこの作品の大きな美点ですが、随所で西部劇の風景を感じさせもして、ネイティブ・アメリカン(インディアン)の居留地に近いらしいことが興味をひきます。
 暴走車の重大な特徴を証言するのがインディアンの老女であり、英語がまったくできない彼女がどこかへ逃げたいと保安官事務所で訴える、それが映画の中では説明されない地域に根ざした言い伝えや霊の存在をうかがわせ、何かが取り憑いた暴走車という存在にリアリティを付加するのです(あるいは、かつて虐殺されたインディアンの霊かとも思ったのですが、正体については一切説明がないというのもこの作品のいいところです)。
 エリオット・シルヴァースタインは『キャット・バルー』『真昼の衝動』という秀作、どちらも軽快でコミカルな作風で印象に残りますが、本作も丁寧なつくりで楽しめます。ペキンパー組のR・G・アームストロングも汚く楽しく、55点。

 paroleさん心のこもったお言葉をいただいて感じ入りました。ありがとうございます。ですがお誘いの件はあまり柄ではないと思います・・・。自分としてはここの不自由さが気に入っていますし、レビューだけでいっぱいいっぱいなもので。当方もparoleさんには深い敬意を有するもので、なんとなく後輩モード(笑)に入られた文章は困ってしまうっす。今後ともよろしく。

意外に面白い

投稿日

2007/03/30

レビュアー

勝王

 これはホラーではなくオカルト映画であることがミソです。オカルトブームのときの、あの熱気が何となく感じられて、B級でいいかげんなストーリーですが意外に面白いです。悪魔の車の造形がリンカーンを改造したのでしょうが素晴らしく、地味ですが怖さがとても丁寧に描写されています。
 ジェームズ・ブローリンも無人の車相手に保安官役で頑張ってます。舞台は西部の砂漠。きっとその方がロケしやすいという理由だったんでしょうけど、黒塗りの車が風景の中にくっきりと浮かび上がって効果を上げておりました。
 以上は劇場で見たのと、その後テレビで見たときの記憶です。当時のフィルムはあんまり画像がよくなかったのですが、DVDはどうでしょう。デジタルのいい画像だったらよいですね。
 同じような映画でほぼ同時期に「クラッシュ!(一説には「カー・クラッシュ!」タイトルが2通りあるんです)」というのがあって、これはチャールズ・バンドの駄作なんですが、車を操っている包帯だらけの目の赤い女がもの凄く怖かった記憶があります。当時はそんな悪魔カーブーム?があったのです。ハギスとかクローネンバーグの「クラッシュ」ではありませんのでご注意下さい。

1〜 5件 / 全12件