時をかける少女 / 原田知世
時をかける少女
/原田知世
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(76)
解説・ストーリー
ある日突然、一人の少女が時間を超える能力を持ってしまったら…。和子は高校一年生。ある日の放課後、掃除当番の和子は実験室で不審な物音を聞きつける。誰もいない実験室で和子は不思議な香りに包まれて気を失ってしまう。それから和子の身近に起こった出来事とは―。
ある日突然、一人の少女が時間を超える能力を持ってしまったら…。和子は高校一年生。ある日の放課後、掃除当番の和子は実験室で不審な物音を聞きつける。誰もいない実験室で和子は不思議な香りに包まれて気を失ってしまう。それから和子の身近に起こった出来事とは―。
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「時をかける少女」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ある日突然、一人の少女が時間を超える能力を持ってしまったら…。和子は高校一年生。ある日の放課後、掃除当番の和子は実験室で不審な物音を聞きつける。誰もいない実験室で和子は不思議な香りに包まれて気を失ってしまう。それから和子の身近に起こった出来事とは―。
「時をかける少女」 の作品情報
「時をかける少女」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
時をかける少女の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
D*DABR0128PPT |
2007年02月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
23枚
|
1人
|
0人
|
時をかける少女の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
D*DABR0128PPT |
2007年02月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
23枚
|
1人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:76件
時を超える原田知世
岩波ホールおばちゃま族推薦の「紙屋悦子の青春」もっと うぜえと思ったんですが とてもよかったです しっかりした脚本と演出を受けて立つ5人の俳優がいいんです 特に原田知世は素晴らしい この中で木村威夫の簡素な美術の 不自然な桜の木を配したセットの家の前は土手があるだけなんですが このセットはすぐに「時をかける少女」のあの家のセットを思い出します
そのどこか無時間的な 時間感覚がそこだけストップした妙に懐かしい哀しい場所 そんな時を自由にか不自由にか行き来する少女の原田知世は 自身がなにか時間を超越した印象があるのですが 「紙屋悦子」の中で二つの時代を生きて 病院の屋上にいる行儀のいいおばあさんにあっても 縁談にはにかむ少女を演じても 妙に時間を感じさせず それは演技の巧拙ではないのです
やはり大林監督は わたしは「いつか見たドラキュラ」とこれですね 好きなのは エンドロール知世ちゃんが立ち上がって 主題歌を歌いだす瞬間なんか 劇場で戦慄が走って感動してしまいましたね TVではここをばっさり切ってしまってて まったくTVの無神経さにはあきれます 通俗的でもいいじゃないですか
「さよならカラー」での連れしょんに 勝王さんがショックを受けるのですが 若き知世ちゃんのコンサートにのこのこ行く勝王さんのことのがショックだったりして もっともアイスリボンって小中学生の女の子主体のプロレスに行くわたしのが もっとショックだったりして でもラヴァ=カツはロリの気はないよね あくまで真面目な興味です なにが真面目だかよくわかんないけど さてCSでも今やってるからラストをまた観るかなあ 観てない人にはお勧めします もう古い作品だもんね
このレビューは気に入りましたか?
17人の会員が気に入ったと投稿しています
無垢な笑顔
何度も何度も観ている作品
VTRを大事にとってあるものの、改めて観る事はなかった。
今回WOWOWで放送されていたのを何気なく観てしまった結果、ラベンダーのニオイを嗅がなくても、さ迷いびとになりいきなり20数年まえにタイムリープしてしまったのです。
相変わらず尾道の町はノスタルジック。
坂道や階段の多い細いみち、古い瓦屋根の町並み、主人公の住んでいる歴史ありそうな家屋や調度品、昔嗅いだことがあるような少しカビ臭い香りのセピア色した画面に思いきり引き込まれました。
知世ちゃんの棒読みセリフは十分承知のうえですが、高柳君も知世ちゃんに負けず劣らず学芸会風な演技だったのにビックリ。俳優活動を早くに辞めたのは正解だったのかも・・・。物語の中で現実の世界から突然消えてしまい、記憶の底に眠ってしまって、どこかですれ違っても分からない遠い存在になった深町君とオーバーラップするところがあります。
同じ映画を何年も経って見直してみると面白い発見があるものです。
赤いカーディガンは可愛いなとか、体育の時白いブルマを穿いていたのねとか。
ノスタルジックな気分に浸っていたら、いよいよエンディング
知世ちゃんが理科室の床に倒れていた体勢から起きだして「時をかける少女」を歌いだした途端、鼻の奥がツンとしてきてその後ずっと涙が止まらない。
決して悲しい場面ではないのに何故なのか?自分なりに分析してみた結果
無垢な知世ちゃんの笑顔とあの澄んだ歌声が、私の中の「いい思い出」としてしかもう現れてくれない決して戻ることが出来ない、過ぎた「時間」への郷愁を呼び起こしたのではないだろうか?という答えに到達しました。
やっぱりこの「時をかける少女」は私にとって永久保存版です。
このレビューは気に入りましたか?
16人の会員が気に入ったと投稿しています
24年前にタイムリープしちゃいます
投稿日:2007/06/20
レビュアー:ケチケチ
観ているこちらが当時にタイムリープしちゃいますね。(^^)
公開当時は「この演技人でなかったなら良い映画なのに」なんて思ってたんだけど、この学芸会のように一所懸命でたどたどしい演技が、彼女(彼)らの青さ、言い換えれば若さであり未来に繋がる可能性を感じさせ、作品の味を作っているんですね。
映画のフェイク、フィクションをどのように形作るかということでは、決して生々しく上手い演技ばかりがそぐうわけでもなく、映画を形作る一つの部品としてどのような可能性も秘めているものだと思う今日この頃です。(当時から私も多少は成長したんだ(・・)(。。)(・・)(。。)ウンウン)
知世ちゃんの透明感やまっすぐに育った品のいい少女というイメージもさることながら、年のせいか上原謙と入江たか子の老夫婦に共鳴してしまいます。「ずっ〜と二人きりなんですかね」と呟く二人だけど、一人じゃなく二人なんですよね。
学芸会演技と対比するかのようなベテラン俳優の演技が効いていて、これから知世ちゃんたちが歩む道のりをしみじみと感じさせます。
タイムリープをゲームのリセットのような感覚で捉えたアニメ版「時をかける少女」も現代的でいいんだけど、やっぱり私的にはこの作品の方が好きですね。
このレビューは気に入りましたか?
13人の会員が気に入ったと投稿しています
のすたるじぃ〜・・・
アニメ版『時をかける少女』がうまい具合にレンタルできなくてしかたなく・・・というわけではないのですが、そのアニメ版にこっちで原田知世が演じたヒロイン、芳山和子が出ているなんてのを知って、まあ予習復習の気分で観直してみました。
さて、何年ぶりかなあ。下手すると20年くらいぶりかもなあ・・・っていうくらい久しぶりに観た本作、もう話の筋は置いといてとにかくひたすらノスタルジックでした。で、当時は全然思わなかったんですが、本作、完全にアイドル映画ですよね。当時15歳の知世ちゃん、なんか一生懸命演技してますって感じがものすごく伝わってきて、今さらながら初々しかった。しかも、あのエンドロールの♪時をかける少女!ここは全く記憶になかったので、びっくり仰天・・・岸部一徳(若い!)まで、体揺らしてホンマ・・・観てるこっちが照れてしまうわ。
とかなんとか言いながら、けっこう心地いい時間が過ごせてよかったです。
このレビューは気に入りましたか?
13人の会員が気に入ったと投稿しています
どっちにレビュー投稿しようかな・・
投稿日:2009/02/03
レビュアー:こんちゃん
高校時代、筒井康隆ファンで、彼の著作を読み漁っていたのですが、彼本来のスラップスティックでシュールな展開ではないこの作品は、作者本人が何かのインタビューで、
「書くのが苦痛でしかない」
と言った、正攻法の少年少女向けジュブナイルなので、読む気がしなかったんですよね。
で、この映画。世間では毎日のように、
「♪と〜き〜を〜、か〜ける少女〜」
と流れていましたけど、もうすでに結婚・離婚も経験し(笑)子供をかかえていた私は、そんなものを観ている心の余裕はさらさら無かったのでありまして(笑)今日の今日まで未見でした。何度かリメイクされたドラマ等もまったく観てません(笑)
昨年、細田守のアニメを観て、なかなか楽しかったので、原田知世バージョンも観なければなるまいと思っていたのです(笑)「時かけ」フリークは、
「やはり時をかける少女は知世でなければ!」
と言いますからね(笑)
いや〜、まさしく王道のアイドル映画ですねえ。決して美人でも美少女でもないのに不思議な魅力(よく透明感と言われますが、それだけでもないですねえ)の原田知世の魅力をすべて見せようと言う、べっちさん曰く、彼女に恋している大林監督の目線なんですねえ。恋していると言うと俗っぽいようですが、大林宣彦はそれを独り占めしたいのではなく、自分の視点を通して、すべての観客と共有したいと考えたのでしょうか。おそらく角川春樹も同じ気持ちを持っていたのでしょうね。「伊賀忍法帖」のオーディションで、
「この役柄には幼すぎるけど、ただ落選させるには惜しい」
と特別賞を与えてキープしたんですから。
と言うアイドル映画を作りながらも、大林宣彦は「尾道三部作」の中のひとつであると言う矜持をも崩さないんですねえ。この映画には海が出てこないんですけど、「転校生」に対しての別の角度からの尾道を表現したかったんでしょうね。
原田知世と高柳良一の二人の芝居。これ、へたくそと言っては身も蓋もないのですが、小津安二郎の映画に出ている笠智衆を思わせるその演技は、意図的なものだったのかなと思います。「転校生」で見事な演技を見せた尾美としのりもどこか抑えた演技ですしね。彼が「流星の絆」で秀逸なジョージさんを演じるまでに、さらに25年の歳月が必要だったのです(笑)
そこかしこに、「あの人は今」みたいな映像がころがってますよねえ。岸辺一徳が若くてつるつるのお顔だし、根岸季衣の足が存外きれいだったり(今じゃあ、出したくないでしょ・・・笑)
画面上の構成からも、ストーリー上の展開としても、深町君のお爺さん夫妻の上原謙、入江たか子の存在が奥行きと厚みを加えているのは間違いありません。やはり、ただのアイドル映画ではないのです。
しかしながら、エンディングのPVによって、この作品はアイドル映画としてもパーフェクトな出来と完成せしめ、青春譚としても邦画の歴史に残る名作で、さらに「尾道三部作」のピースとしても成立させてしまっているのです。
う〜ん、大林宣彦、欲張りすぎでずるいぞ。
このレビューは気に入りましたか?
12人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
時を超える原田知世
投稿日
2007/02/24
レビュアー
裸足のラヴァース
岩波ホールおばちゃま族推薦の「紙屋悦子の青春」もっと うぜえと思ったんですが とてもよかったです しっかりした脚本と演出を受けて立つ5人の俳優がいいんです 特に原田知世は素晴らしい この中で木村威夫の簡素な美術の 不自然な桜の木を配したセットの家の前は土手があるだけなんですが このセットはすぐに「時をかける少女」のあの家のセットを思い出します
そのどこか無時間的な 時間感覚がそこだけストップした妙に懐かしい哀しい場所 そんな時を自由にか不自由にか行き来する少女の原田知世は 自身がなにか時間を超越した印象があるのですが 「紙屋悦子」の中で二つの時代を生きて 病院の屋上にいる行儀のいいおばあさんにあっても 縁談にはにかむ少女を演じても 妙に時間を感じさせず それは演技の巧拙ではないのです
やはり大林監督は わたしは「いつか見たドラキュラ」とこれですね 好きなのは エンドロール知世ちゃんが立ち上がって 主題歌を歌いだす瞬間なんか 劇場で戦慄が走って感動してしまいましたね TVではここをばっさり切ってしまってて まったくTVの無神経さにはあきれます 通俗的でもいいじゃないですか
「さよならカラー」での連れしょんに 勝王さんがショックを受けるのですが 若き知世ちゃんのコンサートにのこのこ行く勝王さんのことのがショックだったりして もっともアイスリボンって小中学生の女の子主体のプロレスに行くわたしのが もっとショックだったりして でもラヴァ=カツはロリの気はないよね あくまで真面目な興味です なにが真面目だかよくわかんないけど さてCSでも今やってるからラストをまた観るかなあ 観てない人にはお勧めします もう古い作品だもんね
無垢な笑顔
投稿日
2007/08/17
レビュアー
おうち大好き
何度も何度も観ている作品
VTRを大事にとってあるものの、改めて観る事はなかった。
今回WOWOWで放送されていたのを何気なく観てしまった結果、ラベンダーのニオイを嗅がなくても、さ迷いびとになりいきなり20数年まえにタイムリープしてしまったのです。
相変わらず尾道の町はノスタルジック。
坂道や階段の多い細いみち、古い瓦屋根の町並み、主人公の住んでいる歴史ありそうな家屋や調度品、昔嗅いだことがあるような少しカビ臭い香りのセピア色した画面に思いきり引き込まれました。
知世ちゃんの棒読みセリフは十分承知のうえですが、高柳君も知世ちゃんに負けず劣らず学芸会風な演技だったのにビックリ。俳優活動を早くに辞めたのは正解だったのかも・・・。物語の中で現実の世界から突然消えてしまい、記憶の底に眠ってしまって、どこかですれ違っても分からない遠い存在になった深町君とオーバーラップするところがあります。
同じ映画を何年も経って見直してみると面白い発見があるものです。
赤いカーディガンは可愛いなとか、体育の時白いブルマを穿いていたのねとか。
ノスタルジックな気分に浸っていたら、いよいよエンディング
知世ちゃんが理科室の床に倒れていた体勢から起きだして「時をかける少女」を歌いだした途端、鼻の奥がツンとしてきてその後ずっと涙が止まらない。
決して悲しい場面ではないのに何故なのか?自分なりに分析してみた結果
無垢な知世ちゃんの笑顔とあの澄んだ歌声が、私の中の「いい思い出」としてしかもう現れてくれない決して戻ることが出来ない、過ぎた「時間」への郷愁を呼び起こしたのではないだろうか?という答えに到達しました。
やっぱりこの「時をかける少女」は私にとって永久保存版です。
24年前にタイムリープしちゃいます
投稿日
2007/06/20
レビュアー
ケチケチ
観ているこちらが当時にタイムリープしちゃいますね。(^^)
公開当時は「この演技人でなかったなら良い映画なのに」なんて思ってたんだけど、この学芸会のように一所懸命でたどたどしい演技が、彼女(彼)らの青さ、言い換えれば若さであり未来に繋がる可能性を感じさせ、作品の味を作っているんですね。
映画のフェイク、フィクションをどのように形作るかということでは、決して生々しく上手い演技ばかりがそぐうわけでもなく、映画を形作る一つの部品としてどのような可能性も秘めているものだと思う今日この頃です。(当時から私も多少は成長したんだ(・・)(。。)(・・)(。。)ウンウン)
知世ちゃんの透明感やまっすぐに育った品のいい少女というイメージもさることながら、年のせいか上原謙と入江たか子の老夫婦に共鳴してしまいます。「ずっ〜と二人きりなんですかね」と呟く二人だけど、一人じゃなく二人なんですよね。
学芸会演技と対比するかのようなベテラン俳優の演技が効いていて、これから知世ちゃんたちが歩む道のりをしみじみと感じさせます。
タイムリープをゲームのリセットのような感覚で捉えたアニメ版「時をかける少女」も現代的でいいんだけど、やっぱり私的にはこの作品の方が好きですね。
のすたるじぃ〜・・・
投稿日
2007/05/12
レビュアー
ぶわつ
アニメ版『時をかける少女』がうまい具合にレンタルできなくてしかたなく・・・というわけではないのですが、そのアニメ版にこっちで原田知世が演じたヒロイン、芳山和子が出ているなんてのを知って、まあ予習復習の気分で観直してみました。
さて、何年ぶりかなあ。下手すると20年くらいぶりかもなあ・・・っていうくらい久しぶりに観た本作、もう話の筋は置いといてとにかくひたすらノスタルジックでした。で、当時は全然思わなかったんですが、本作、完全にアイドル映画ですよね。当時15歳の知世ちゃん、なんか一生懸命演技してますって感じがものすごく伝わってきて、今さらながら初々しかった。しかも、あのエンドロールの♪時をかける少女!ここは全く記憶になかったので、びっくり仰天・・・岸部一徳(若い!)まで、体揺らしてホンマ・・・観てるこっちが照れてしまうわ。
とかなんとか言いながら、けっこう心地いい時間が過ごせてよかったです。
どっちにレビュー投稿しようかな・・
投稿日
2009/02/03
レビュアー
こんちゃん
高校時代、筒井康隆ファンで、彼の著作を読み漁っていたのですが、彼本来のスラップスティックでシュールな展開ではないこの作品は、作者本人が何かのインタビューで、
「書くのが苦痛でしかない」
と言った、正攻法の少年少女向けジュブナイルなので、読む気がしなかったんですよね。
で、この映画。世間では毎日のように、
「♪と〜き〜を〜、か〜ける少女〜」
と流れていましたけど、もうすでに結婚・離婚も経験し(笑)子供をかかえていた私は、そんなものを観ている心の余裕はさらさら無かったのでありまして(笑)今日の今日まで未見でした。何度かリメイクされたドラマ等もまったく観てません(笑)
昨年、細田守のアニメを観て、なかなか楽しかったので、原田知世バージョンも観なければなるまいと思っていたのです(笑)「時かけ」フリークは、
「やはり時をかける少女は知世でなければ!」
と言いますからね(笑)
いや〜、まさしく王道のアイドル映画ですねえ。決して美人でも美少女でもないのに不思議な魅力(よく透明感と言われますが、それだけでもないですねえ)の原田知世の魅力をすべて見せようと言う、べっちさん曰く、彼女に恋している大林監督の目線なんですねえ。恋していると言うと俗っぽいようですが、大林宣彦はそれを独り占めしたいのではなく、自分の視点を通して、すべての観客と共有したいと考えたのでしょうか。おそらく角川春樹も同じ気持ちを持っていたのでしょうね。「伊賀忍法帖」のオーディションで、
「この役柄には幼すぎるけど、ただ落選させるには惜しい」
と特別賞を与えてキープしたんですから。
と言うアイドル映画を作りながらも、大林宣彦は「尾道三部作」の中のひとつであると言う矜持をも崩さないんですねえ。この映画には海が出てこないんですけど、「転校生」に対しての別の角度からの尾道を表現したかったんでしょうね。
原田知世と高柳良一の二人の芝居。これ、へたくそと言っては身も蓋もないのですが、小津安二郎の映画に出ている笠智衆を思わせるその演技は、意図的なものだったのかなと思います。「転校生」で見事な演技を見せた尾美としのりもどこか抑えた演技ですしね。彼が「流星の絆」で秀逸なジョージさんを演じるまでに、さらに25年の歳月が必要だったのです(笑)
そこかしこに、「あの人は今」みたいな映像がころがってますよねえ。岸辺一徳が若くてつるつるのお顔だし、根岸季衣の足が存外きれいだったり(今じゃあ、出したくないでしょ・・・笑)
画面上の構成からも、ストーリー上の展開としても、深町君のお爺さん夫妻の上原謙、入江たか子の存在が奥行きと厚みを加えているのは間違いありません。やはり、ただのアイドル映画ではないのです。
しかしながら、エンディングのPVによって、この作品はアイドル映画としてもパーフェクトな出来と完成せしめ、青春譚としても邦画の歴史に残る名作で、さらに「尾道三部作」のピースとしても成立させてしまっているのです。
う〜ん、大林宣彦、欲張りすぎでずるいぞ。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
時をかける少女