OK牧場の決斗

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OK牧場の決斗 / バート・ランカスター

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「OK牧場の決斗」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

 牛泥棒のクラントン一家を追ってフォート・グリフィンにやって来たダッジ・シティのマーシャル、ワイアット・アープは、町民からリンチされそうになっていた賭博師ドク・ホリデイを、彼の情婦ケイトの協力で救い出す。ダッジ・シティで女賭博師ローラと出会ったワイアットはやがて彼女と共に第二の人生を歩もうと決意するが、そこへトゥームストンの町で保安官をしている兄バージルから救援の報が届けられる。クラントン一家との対立がいよいよ本格化してきたのだ……。

「OK牧場の決斗」 の作品情報

作品情報

製作年: 1957年
製作国: アメリカ
原題: GUNFIGHT AT THE O.K. CORRAL

「OK牧場の決斗」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:15件

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1〜 5件 / 全15件

ダサいけどいいんじゃないでしょーか

投稿日:2007/08/24 レビュアー:勝王

 バート・ランカスターとカーク・ダグラス。それだけでもう十分面白いという感じがします。講談調のダサい映画ではありますが、そのダサさが素晴らしいじゃないですか!
 主題歌なんてもう、そのまんま歌ってます。こういう映画を楽しめないと映画の楽しみって何だろうと私は思います。
 監督はジョン・スタージェスですから、ダサくてもちゃんと絵は作ってますし。別に傑作とか名作とかいう映画ではないのですが、好きな作品ではあります。西部劇が好きならお勧めです。

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哀悼の意を込めて

投稿日:2020/02/11 レビュアー:kazupon

監督:ジョン・スタージェス(1957年・米・123分)
原題:GUNFIGHT AT THE O.K.CORRAL

つい先日、カーク・ダグラスの訃報(2020年2月5日、103歳没)が流れました。
レビュアー「趣味は洋画」さんが、追悼レビューをされたのに倣い、私も若かりし頃のカーク・ダグラスを偲んで『OK牧場の決斗』を鑑賞しました。
原題にある「O.K.コラルの銃撃戦」と言うのは1881年10月26日に実際にあった“アープ兄弟とクラントン一家の決闘”で、本作はそれを題材に描かれた西部劇です。
酒とカード賭博に身を持ち崩した元歯医者のドク・ホリディ(カーク・ダグラス)
ドッジ・シティの保安官ワイアット・アープ(バート・ランカスター)
この二人の男の物語です。
あらすじは割愛しますが、私は日本の任侠映画に通じるものを感じました。
「受けた恩は忘れない」「借りはしっかり返す」
そんな気持ちが、やがて男同士の固い友情・絆となっていったように思います。
胸を病んで寿命も尽きそうなドクでしたが、ワイアット・アープの兄弟とクラントン一家の確執による決闘を知り、加勢に加わります。
ドクの情婦のケイトは、彼が死にたがっている。死に場所を探していると言っていましたが、
ドクを見ていて思うのは、「何処で死ぬか」ではなく「誰のために死ぬか」なのだと感じました。
要所、要所で挿入される歌が物語を要約していて、どこか懐かしいようなメロディーでした。
さて、決闘の舞台となった「OK牧場」ですが、牛の姿などなく、どこか廃墟めいた場所でした。
私が想像していた牧場ではなく、旅の集団が牛や馬を一時的に繋いでおくための囲い場のことなんですね。
「OK牧場の決斗」のシーンは終盤の数分間に凝縮されていて、ワイアットとドク、二人の早撃ちのシーンは惚れ惚れします。
人は2度死ぬと言います。
「命が肉体から消える死」と「人々の記憶から消える死」
カーク・ダグラスは、嬉しいことに多くの作品を遺してくれていますから、ずっとずっと永く人々の記憶の中に生き続けることでしょう。
心からご冥福をお祈りいたします。

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カーク・ダグラス逝く

投稿日:2020/02/07 レビュアー:趣味は洋画

2020年2月5日、カーク・ダグラスが天に召されました。
103歳の大往生でした。
心からご冥福をお祈りいたします。

実は3年前の本作レビューで、彼が前年12月に満100歳を迎えたことで「祝 カーク・ダグラス満100歳!」というタイトルでレビューを書いておりました。

大好きな俳優の一人だっただけに、今の心情も含めて書き残しておきたいと思いました。
やはり「OK牧場の決斗」の欄を選びました。
昨日、出張先の名古屋のホテルのテレビで、本作がBS放送されていたのを偶然観たのですが、なにか因縁めいたものを感じてしまいます。

「映画登録ソフト」で調べると、カーク・ダグラスの出演作品は21本観ていました。
49年「三人の妻への手紙」、51年「探偵物語」、51年「地獄の英雄」、52年「悪人と美女」、54年「海底二万哩」、56年「炎の人ゴッホ」、57年「突撃」、57年「OK牧場の決斗」、58年「ヴァイキング」、59年「ガンヒルの決斗」、60年「スパルタカス」、61年「非情の町」、64年「五月の七日間」、65年「テレマークの要塞」、66年「パリは燃えているか」、66年「巨大なる戦場」、67年「大西部への道」、75年「いくたびか美しく燃え」、76年「エンテベの勝利」、78年「フューリー」、80年「ファイナル・カウントダウン」の21本です。

年度からも分かるように、50年代、60年代に活躍した俳優で、西部劇から戦争映画、時代活劇、サスペンスにドラマと、あらゆるジャンルで個性的な演技を見せました。
「スパルタカス」や「ヴァイキング」での肉体美も凄かったけど、この「OK牧場の決斗」でのドク・ホリディは絶品でした。小グラスでウィスキーをグイッと一気に飲み干すシーンが何度も出てきますが、実際のところ、撮影が終了するまでに何杯飲んだのか聞いてみたいくらいです。
本作では、
バート・ランカスター扮する保安官ワイアットとのコンビが絶妙で、口論するも腹の中では互いを思いやり、無二の親友ぶりが微笑ましいくらいです。

鑑賞済作品のすべてについて書いていたらとてもキリがないのでやめますが、せめてアカデミー主演男優賞は獲ってほしかったと思います。(主演男優賞ノミネートは3回あり)
(息子のマイケルが獲っているだけに、余計に悔しい)
名誉賞を受賞しているのがせめてもの救いでした。

カーク・ダグラスに会おうと思えばいつでも会える。
それが映画の魅力であり、夢であります。
「探偵物語」をまた観たくなりました。

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よりリアルに 激しく、やや複雑に。

投稿日:2022/01/14 レビュアー:ちゅく

「OK牧場の決斗」(1957、米国、カラー、122分)。
監督は、「荒野の七人」(1960)のジョン・スタージェス。音楽はディミトリ・ティオムキン(1895〜1979、「ナヴァロンの要塞」)、冒頭の主題歌を歌うのはフランキー・レーン(1913〜2007、「真昼の決闘」)。カラーのシネスコープで壮大で美しい映像。
本作と「荒野の決闘」(1946)との違いが多く、調べると、現実の「OK牧場の闘い」(1881)の「史実」(不明点多い)との違いです。
【史実】戦った「アープ」組は「バージル」「ワイアット」「モーガン」3兄弟と「ドク・ホリディ」の4人。「カウボーイ」組は「クラントン」家の息子「ビリー」と「マクロウリー」家「フランク」「トム」兄弟、助っ人「B・クレイボーン」の4人。「クラントン」家の父「オールドマン」は「決闘」の2か月前にメキシコ人に射殺されている。彼の息子「アイク」は決闘直前に逃亡、「クレイボーン」は決闘中に逃亡。最後まで戦った「カウボーイ」側の3人が死亡。「アープ」側は全員死亡者はなし──「ドク」も生き残った。「アープ」組と、「カウボーイ」組を構成した「クラントン」家の確執の原因は「荒野の決闘」で描かれているような「牛泥棒」一件ではなく、もっと根が深い。支持政党の違い、女性関係があったようです。「荒野の決闘」も「OK牧場の決斗」も映画を面白くするための善悪の単純化が行われています。「決闘」は、決めた場所で正々堂々と行うべきですが、史実も映画2作も、保安官側が相手側の武装解除のために急襲しており、厳密には「決闘」とは言えない。周辺人物の設定も各映画のオリジナルです。
【2作と史実との距離、比較評価】史実に比較的近いのは「OK牧場の決斗」で、登場人物も多くその人間関係も複雑になり、25分の時間差になっています。肉体派ランカスター、ダクラスの生身のアクション、「ホリディ」のナイフ芸などアクション映画としての魅力は格段上です。「荒野の決闘」は史実の骨格だけ利用し、単純化・大胆な改変でフィクションとしての完成度を高めています。
【本作「OK牧場の決斗」の魅力】配役の魅力です。バート・ランカスターの「ワイアット」は脛に傷もつ「賞金首」の身で体格も堂々としています。保安官服を着ると整然と見えるのが演技。昔、彼はカーク・ダグラスの殺人犯「ホリディ」をリンチ寸前に助けたが、「荒野の決闘」のようにすんなり凸凹コンビの友情は出来あがりません。ダグラスも肺結核のアル中を演じながら、アクションは素早い。「クレメンタイン」が現れないこの映画のヒロインは二人。「ホリディ」の恋人「ケイト・フィッシャー(ジョー・ヴァン・フリート)と、流れ者の賭博師「ローラ・デンボー」(ロンダ・フレミング)──「ワイアット」は後者に魅かれます。「ジョニー・リンゴ」は実在のガンマンですが実際の決闘には加わっておらず、映画のために動員された人物で、史実の「B・クレイボーン」の美化形でしょう。銃を失った敵方の「ホリディ」に自分の予備の銃を渡してから撃ち合うという、真の「決闘」のルールを見せます。演じるジョン・アイアランドは、「荒野の決闘」の「ジョージ・クラントン」役よりも格段の出世でした。この映画で「ビリー」を演じているのはデニス・ホッパー。

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髭のないワイアット・アープ ネタバレ

投稿日:2009/12/29 レビュアー:さっちゃん

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 ワイアット・アープはジョン・フォードの『荒野の決闘』から繰り返し映画化されてきた西部劇では定番といっていい人物ですが、本作ではバート・ランカスターが演じています。唯一、残念なのは彼だけが口髭を生やしていないという点です。(他にもメジャーでない作品であったかもしれませんが。)まぁ、これはゲーリー・クーパーの『ヨーク軍曹』もそうでしたから、多分、当時のランカスターが髭が似合わないからということだったのかもしれません。
 そしてワイアット・アープといえば外せないのがドク・ホリディです。本作ではカーク・ダグラスが扮しており、肺病病みのインテリ賭博師を颯爽と演じております。で、彼を酒場で殺そうとナイフを投げてあっさりと撃ち殺されるのがまだマカロニ・ウェスタンでブレイクする前のリー・バン・クリーフ。本当にチョイ役です。このときの酒場の鏡に映った敵を見て振りかえりざまの抜き射ちが実に決まっています。
 監督はジョン・スタージェス、レヴュアーの贔屓の監督で、本作でもきびきびとしたアクションを見せてくれます。音楽はディミトリ・ティオムキンで、この曲もいいですね。歌っているのは確かフランキー・レインだったと思いますが、この朗々と歌い上げるのが西部劇にとってもマッチしています。
 実在の人物を扱っている以上、どの映画でもOKコラルの決闘は外せない訳ですが、この辺は本邦の忠臣蔵と同じで、それ以前の作品とどう違った解釈で見せるか、どのように描くかという点が監督の腕の見せ所になりますが、本作ではガン・ファイトを見せるという方向で行っているように感じました。実際の撃ち合いはトゥームストンの町ほぼ全部にわたって繰り広げられたということですから当時の住民にとっては傍迷惑な話だったと思いますが、本作でも、その辺を取り入れたのでしょうか、写真館の対決など緊迫感に溢れた演出が見事です。
 邦題のOK牧場ですが、これは「コラル」を本来の「馬囲い」とすると何か語呂が悪いし、しょぼくれた感じになってしまうので、当時としては仕方なかったと思います。『トゥームストン』では本当に馬囲いの辺りで勝負がついてしまい、もうちょっと工夫しても良かったんじゃないのと思ったくらいですから。(そういえばこの『トゥームストン』もDISCASさんの在庫にありませんね。割と面白い出来なので是非、加えていただくようお願いします。)
 とにかくワイアット・アープとOKコラルというのは先にも書いたように日本の忠臣蔵みたいなもので、レヴュアーとしても結構、好きな話なので、他の作品もぼつぼつと紹介していきたいと思います。

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OK牧場の決斗

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ダサいけどいいんじゃないでしょーか

投稿日

2007/08/24

レビュアー

勝王

 バート・ランカスターとカーク・ダグラス。それだけでもう十分面白いという感じがします。講談調のダサい映画ではありますが、そのダサさが素晴らしいじゃないですか!
 主題歌なんてもう、そのまんま歌ってます。こういう映画を楽しめないと映画の楽しみって何だろうと私は思います。
 監督はジョン・スタージェスですから、ダサくてもちゃんと絵は作ってますし。別に傑作とか名作とかいう映画ではないのですが、好きな作品ではあります。西部劇が好きならお勧めです。

哀悼の意を込めて

投稿日

2020/02/11

レビュアー

kazupon

監督:ジョン・スタージェス(1957年・米・123分)
原題:GUNFIGHT AT THE O.K.CORRAL

つい先日、カーク・ダグラスの訃報(2020年2月5日、103歳没)が流れました。
レビュアー「趣味は洋画」さんが、追悼レビューをされたのに倣い、私も若かりし頃のカーク・ダグラスを偲んで『OK牧場の決斗』を鑑賞しました。
原題にある「O.K.コラルの銃撃戦」と言うのは1881年10月26日に実際にあった“アープ兄弟とクラントン一家の決闘”で、本作はそれを題材に描かれた西部劇です。
酒とカード賭博に身を持ち崩した元歯医者のドク・ホリディ(カーク・ダグラス)
ドッジ・シティの保安官ワイアット・アープ(バート・ランカスター)
この二人の男の物語です。
あらすじは割愛しますが、私は日本の任侠映画に通じるものを感じました。
「受けた恩は忘れない」「借りはしっかり返す」
そんな気持ちが、やがて男同士の固い友情・絆となっていったように思います。
胸を病んで寿命も尽きそうなドクでしたが、ワイアット・アープの兄弟とクラントン一家の確執による決闘を知り、加勢に加わります。
ドクの情婦のケイトは、彼が死にたがっている。死に場所を探していると言っていましたが、
ドクを見ていて思うのは、「何処で死ぬか」ではなく「誰のために死ぬか」なのだと感じました。
要所、要所で挿入される歌が物語を要約していて、どこか懐かしいようなメロディーでした。
さて、決闘の舞台となった「OK牧場」ですが、牛の姿などなく、どこか廃墟めいた場所でした。
私が想像していた牧場ではなく、旅の集団が牛や馬を一時的に繋いでおくための囲い場のことなんですね。
「OK牧場の決斗」のシーンは終盤の数分間に凝縮されていて、ワイアットとドク、二人の早撃ちのシーンは惚れ惚れします。
人は2度死ぬと言います。
「命が肉体から消える死」と「人々の記憶から消える死」
カーク・ダグラスは、嬉しいことに多くの作品を遺してくれていますから、ずっとずっと永く人々の記憶の中に生き続けることでしょう。
心からご冥福をお祈りいたします。

カーク・ダグラス逝く

投稿日

2020/02/07

レビュアー

趣味は洋画

2020年2月5日、カーク・ダグラスが天に召されました。
103歳の大往生でした。
心からご冥福をお祈りいたします。

実は3年前の本作レビューで、彼が前年12月に満100歳を迎えたことで「祝 カーク・ダグラス満100歳!」というタイトルでレビューを書いておりました。

大好きな俳優の一人だっただけに、今の心情も含めて書き残しておきたいと思いました。
やはり「OK牧場の決斗」の欄を選びました。
昨日、出張先の名古屋のホテルのテレビで、本作がBS放送されていたのを偶然観たのですが、なにか因縁めいたものを感じてしまいます。

「映画登録ソフト」で調べると、カーク・ダグラスの出演作品は21本観ていました。
49年「三人の妻への手紙」、51年「探偵物語」、51年「地獄の英雄」、52年「悪人と美女」、54年「海底二万哩」、56年「炎の人ゴッホ」、57年「突撃」、57年「OK牧場の決斗」、58年「ヴァイキング」、59年「ガンヒルの決斗」、60年「スパルタカス」、61年「非情の町」、64年「五月の七日間」、65年「テレマークの要塞」、66年「パリは燃えているか」、66年「巨大なる戦場」、67年「大西部への道」、75年「いくたびか美しく燃え」、76年「エンテベの勝利」、78年「フューリー」、80年「ファイナル・カウントダウン」の21本です。

年度からも分かるように、50年代、60年代に活躍した俳優で、西部劇から戦争映画、時代活劇、サスペンスにドラマと、あらゆるジャンルで個性的な演技を見せました。
「スパルタカス」や「ヴァイキング」での肉体美も凄かったけど、この「OK牧場の決斗」でのドク・ホリディは絶品でした。小グラスでウィスキーをグイッと一気に飲み干すシーンが何度も出てきますが、実際のところ、撮影が終了するまでに何杯飲んだのか聞いてみたいくらいです。
本作では、
バート・ランカスター扮する保安官ワイアットとのコンビが絶妙で、口論するも腹の中では互いを思いやり、無二の親友ぶりが微笑ましいくらいです。

鑑賞済作品のすべてについて書いていたらとてもキリがないのでやめますが、せめてアカデミー主演男優賞は獲ってほしかったと思います。(主演男優賞ノミネートは3回あり)
(息子のマイケルが獲っているだけに、余計に悔しい)
名誉賞を受賞しているのがせめてもの救いでした。

カーク・ダグラスに会おうと思えばいつでも会える。
それが映画の魅力であり、夢であります。
「探偵物語」をまた観たくなりました。

よりリアルに 激しく、やや複雑に。

投稿日

2022/01/14

レビュアー

ちゅく

「OK牧場の決斗」(1957、米国、カラー、122分)。
監督は、「荒野の七人」(1960)のジョン・スタージェス。音楽はディミトリ・ティオムキン(1895〜1979、「ナヴァロンの要塞」)、冒頭の主題歌を歌うのはフランキー・レーン(1913〜2007、「真昼の決闘」)。カラーのシネスコープで壮大で美しい映像。
本作と「荒野の決闘」(1946)との違いが多く、調べると、現実の「OK牧場の闘い」(1881)の「史実」(不明点多い)との違いです。
【史実】戦った「アープ」組は「バージル」「ワイアット」「モーガン」3兄弟と「ドク・ホリディ」の4人。「カウボーイ」組は「クラントン」家の息子「ビリー」と「マクロウリー」家「フランク」「トム」兄弟、助っ人「B・クレイボーン」の4人。「クラントン」家の父「オールドマン」は「決闘」の2か月前にメキシコ人に射殺されている。彼の息子「アイク」は決闘直前に逃亡、「クレイボーン」は決闘中に逃亡。最後まで戦った「カウボーイ」側の3人が死亡。「アープ」側は全員死亡者はなし──「ドク」も生き残った。「アープ」組と、「カウボーイ」組を構成した「クラントン」家の確執の原因は「荒野の決闘」で描かれているような「牛泥棒」一件ではなく、もっと根が深い。支持政党の違い、女性関係があったようです。「荒野の決闘」も「OK牧場の決斗」も映画を面白くするための善悪の単純化が行われています。「決闘」は、決めた場所で正々堂々と行うべきですが、史実も映画2作も、保安官側が相手側の武装解除のために急襲しており、厳密には「決闘」とは言えない。周辺人物の設定も各映画のオリジナルです。
【2作と史実との距離、比較評価】史実に比較的近いのは「OK牧場の決斗」で、登場人物も多くその人間関係も複雑になり、25分の時間差になっています。肉体派ランカスター、ダクラスの生身のアクション、「ホリディ」のナイフ芸などアクション映画としての魅力は格段上です。「荒野の決闘」は史実の骨格だけ利用し、単純化・大胆な改変でフィクションとしての完成度を高めています。
【本作「OK牧場の決斗」の魅力】配役の魅力です。バート・ランカスターの「ワイアット」は脛に傷もつ「賞金首」の身で体格も堂々としています。保安官服を着ると整然と見えるのが演技。昔、彼はカーク・ダグラスの殺人犯「ホリディ」をリンチ寸前に助けたが、「荒野の決闘」のようにすんなり凸凹コンビの友情は出来あがりません。ダグラスも肺結核のアル中を演じながら、アクションは素早い。「クレメンタイン」が現れないこの映画のヒロインは二人。「ホリディ」の恋人「ケイト・フィッシャー(ジョー・ヴァン・フリート)と、流れ者の賭博師「ローラ・デンボー」(ロンダ・フレミング)──「ワイアット」は後者に魅かれます。「ジョニー・リンゴ」は実在のガンマンですが実際の決闘には加わっておらず、映画のために動員された人物で、史実の「B・クレイボーン」の美化形でしょう。銃を失った敵方の「ホリディ」に自分の予備の銃を渡してから撃ち合うという、真の「決闘」のルールを見せます。演じるジョン・アイアランドは、「荒野の決闘」の「ジョージ・クラントン」役よりも格段の出世でした。この映画で「ビリー」を演じているのはデニス・ホッパー。

髭のないワイアット・アープ

投稿日

2009/12/29

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さっちゃん

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 ワイアット・アープはジョン・フォードの『荒野の決闘』から繰り返し映画化されてきた西部劇では定番といっていい人物ですが、本作ではバート・ランカスターが演じています。唯一、残念なのは彼だけが口髭を生やしていないという点です。(他にもメジャーでない作品であったかもしれませんが。)まぁ、これはゲーリー・クーパーの『ヨーク軍曹』もそうでしたから、多分、当時のランカスターが髭が似合わないからということだったのかもしれません。
 そしてワイアット・アープといえば外せないのがドク・ホリディです。本作ではカーク・ダグラスが扮しており、肺病病みのインテリ賭博師を颯爽と演じております。で、彼を酒場で殺そうとナイフを投げてあっさりと撃ち殺されるのがまだマカロニ・ウェスタンでブレイクする前のリー・バン・クリーフ。本当にチョイ役です。このときの酒場の鏡に映った敵を見て振りかえりざまの抜き射ちが実に決まっています。
 監督はジョン・スタージェス、レヴュアーの贔屓の監督で、本作でもきびきびとしたアクションを見せてくれます。音楽はディミトリ・ティオムキンで、この曲もいいですね。歌っているのは確かフランキー・レインだったと思いますが、この朗々と歌い上げるのが西部劇にとってもマッチしています。
 実在の人物を扱っている以上、どの映画でもOKコラルの決闘は外せない訳ですが、この辺は本邦の忠臣蔵と同じで、それ以前の作品とどう違った解釈で見せるか、どのように描くかという点が監督の腕の見せ所になりますが、本作ではガン・ファイトを見せるという方向で行っているように感じました。実際の撃ち合いはトゥームストンの町ほぼ全部にわたって繰り広げられたということですから当時の住民にとっては傍迷惑な話だったと思いますが、本作でも、その辺を取り入れたのでしょうか、写真館の対決など緊迫感に溢れた演出が見事です。
 邦題のOK牧場ですが、これは「コラル」を本来の「馬囲い」とすると何か語呂が悪いし、しょぼくれた感じになってしまうので、当時としては仕方なかったと思います。『トゥームストン』では本当に馬囲いの辺りで勝負がついてしまい、もうちょっと工夫しても良かったんじゃないのと思ったくらいですから。(そういえばこの『トゥームストン』もDISCASさんの在庫にありませんね。割と面白い出来なので是非、加えていただくようお願いします。)
 とにかくワイアット・アープとOKコラルというのは先にも書いたように日本の忠臣蔵みたいなもので、レヴュアーとしても結構、好きな話なので、他の作品もぼつぼつと紹介していきたいと思います。

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