キングス&クイーン

キングス&クイーンの画像・ジャケット写真
キングス&クイーン / エマニュエル・ドゥヴォス
全体の平均評価点:
(5点満点)

13

  • DVD
ジャンル:

「キングス&クイーン」 の解説・あらすじ・ストーリー

「そして僕は恋をする」のアルノー・デプレシャン監督が、別れた一組のカップルのその後の物語を並行して描きつつ、悲劇と喜劇が混在する複雑な人生の有り様を巧みな構成で語るコメディ・ドラマ。主演はデプレシャン作品の常連、エマニュエル・ドゥヴォスとマチュー・アマルリック。ジャン=ジャックとの3度目の結婚を控えた35歳のノラ。彼女には、最初の夫で今は亡きピエールとの間に生まれた息子エリアスがいた。現在は、彼女の父親が面倒を見ているが、ある日、その父親がガンで余命わずかであることを知り、ノラは途方に暮れる…。

「キングス&クイーン」 の作品情報

製作年: 2004年
製作国: フランス
原題: ROIS ET REINE/KINGS AND QUEEN

「キングス&クイーン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キングス&クイーンの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
150分 日本語 1:ドルビーデジタル/ステレオ/フランス語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 NKDF2129 2006年11月10日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
5枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:13件

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死者は子供を認知出来ない

投稿日:2006/11/11 レビュアー:裸足のラヴァース

これはねえ話し言葉でいかしてもらおう まあ「好きだ」をレヴューしたのはここに続くのね この映画はね映画評論家の樋口泰人さんが一人で駈けずり回ってやっとこ公開に出来たのね 樋口さんほんとにご苦労さん お体大切にね 2回目を映画館で観てDVDでまた見直すつもり とりあえずイーストウッドの硫黄島二部作を二位にして今年のおらの洋画ナンバー1です さあみんな観てよ

最初はストーリーを追うのに精一杯で細かいところわかんなかったんだけど もう二時間半ある映画は一度観ただけじゃ分析力どころか話がわかんないもうろくじじいなもんで それで二回三回みてもおいしいグリコみたいな映画です ジャンルを横断してる映画でとにかく色んな観方楽しみ方ができますから じゃんじゃんレヴューして人に少しでも見てもらう運動しようよ それでフランス映画の公開自体も危ぶまれる現況を変えて行きたいのよね

初見の時あんまり感じなかったんだけど いやはやこれ例えば人が対話してるとこなんかでカットがばんばん飛んで「勝手にしやがれ」みたい これはね厳密な演出をするデプレシャンは何度もテークを撮って編集にえらい時間をかけてるんだろうね ポスプロは大変だったと思うし 俳優の潜在的ポテンシャルも最大限のものが要求されてるだろうなあ敬服します とにかくフレームが外れようがどうしようが圧倒的な映画の力の前に 観客はその感情の嵐の中に巻き込まれてしまうのね 人が世界と向き合う姿をこんなに真摯に捉え演出しえた デプレシャンはもっともジョン・キャサベテスに近づきえたのではないかな 久しぶりに映画を信頼して来て良かったと思えたのでした 個人的にはノラとモーリス・ガレル演じる父との交流に感ずるものがあったな 父の膝枕でたわむれるノラのシーンでは泣いてしまったね 名場面たくさんあります・・・ 

これは延々語りたい映画でもありますが他の人のレヴューを楽しもうね さて来年初頭は又も真打のフィリップ・ガレルのモノクロ3時間の超大作 裸足のじゃないなんとかラヴァース こちらも要注目だよ

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熱烈なるラヴァ様のレビューの後には気が引ける・・・・ネタバレ

投稿日:2006/11/15 レビュアー:オタエドン

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のですが、まずはパソコン完治おめでとう様。各所の基地を拠点に書き込みご苦労様。いや〜さすがでした。苦労が滲み出てましたよ。慣れたパソコン以外を操作するのって大変。パープルさんも調子悪そうですが、もう直りそうですか?

最初に会話して申し訳ない。実は、この作品、観終わったトコに、ラヴァさんのレビューを読んだのですが、まさに一見では、内容の濃さにストーリーを追っていくだけと、雰囲気を味わうだけで精一杯でありました。主演の二人が、「そして僕は恋をする」の方で懐かしくもあり。あ〜〜今でも、クスクス思い出し笑いをしそうなんですが。この作品でも、超エキセントリックな役の元恋人役のイスマエルを演じたマチュー・アマルリックが、何ともいえない存在感とユニークさと、すばらしさでありました。シリアスっぽいのか?と、思いきや、コメディ要素も多く、台詞の連発、発想、人間関係も予想を超える複雑な展開でありました。
ラヴァさんおっしゃる、父の膝枕・・・シーン前後の父の告白的遺書には、度肝を抜かれた思いです。あ〜父と娘の関係は、最初の男と女の関係にも似ているかな?自分の分身だけに、自己愛以上の辛辣なる自己批判にもなってしまうのでしょうか?
未見の方には、???な感じかもしれませんが、娘であり、母であり、恋人でもあるノラのこれまでの人生の軌跡が、語られていくドラマ。エマニュエル・ドゥボス演じるノラのソフトなふんわりとした語らいの裏に本人も気づかない、もう一人のノラの素顔。人に知られたくない姿を超えて、幸せを手にしていくのかも・・・何て、もう一度見直すと、また違った感想が起きるかもしれませんね。
150分、このアルノー・デブレシャン監督のマジックな世界をご堪能あれ。ちと好みが分かれるかもね。

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意外性の連続

投稿日:2007/01/14 レビュアー:sautet

アルノー・デプレシャンの作品だから、と
哲学的なものを予測して気構え有りで臨んだけれど
メロドラマ的な要素も手伝い
いたって観やすく
それでいて哲学も損なわない見事な見ごたえ

精神病と親族に判断され病院に収容されるイスマエルという男性
画廊に勤める温厚で才女の雰囲気を漂わせるシングルマザーのノラ
まったく接点のなさそうな男女の物語が
ある段階までは接点なく進む

イスマエルはチェロリストではあるが
スランプの間 奇行に走り
自分と弟で運営する楽団を終われ
妹に阻害され病院送りとなる
病院のセラピスト役がなんとカトリーヌ・ドヌーブで
その美に負けず!?彼は哲学をぶちまける
彼の弁護士は半分悪徳で?イスマエルを利用し病院から薬を持ち出すなど とても有能敏腕とは程遠いお調子者(イヴォンヌの香り」で主人公だった時はものすごく色っぽかったのにこの役ではすっかり軟派な感じのイポリット・ジラルドが面白い!)

確かに彼は人とは違っている
個性的であり 変わっているともいえる
でも果たしてそれが=狂人と言えるのか?

ノラはシングルマザー
若くして身ごもり 
父親である男性を事故でなくした過去がある
子供を愛しているし 仕事も懸命にこなしている
何度かの結婚離婚歴があるが
美しく優しく
近々お金持ちの男性との再婚がひかえている
子供は田舎の父親に預け円満に暮らしている
過不足ない生活

けれどその過不足のない今は
どのような過去によって築かれたものなのか
その全てを知る男性が
ノラの父親であり
そしてイスマエルである

イスマエルの人生は過不足がありすぎる
けれど彼が持つバイタリティ 人の愛し方
哲学 生き方 不器用さが
マチュー・アマルリックの絶妙の演技で観るものを惹きつけてやまない

一方 ノラの脆さ したたかさ 穏やかさや常識的な生き方は
エマニュエル・ドゥヴォスの大きな瞳と
柔らかな声によって信憑性を増し
まさか!という 驚きを隠すには充分すぎるほど

本当にバランス感覚を失っているのはどちらなのか
真に狂人なのはどちらなのか
人間の危うさ
見極め難さ 人は人を何で量るべきなのか

物語が進むごとに謎が明るみになり
そしてまた謎が謎を呼ぶ
そうだったのか・・・と思うたびに
ぞっとする怖さを覚えるほどに

それでいて面白みもあり
さらりとしている

フランス版と日本版の予告編をどちらも観たけれど
その視点はまったく違うもの
フランス版はイスマエルの言動がクローズアップされ
彼がキーマンで狂人のような印象をあえて前面に押し出している
日本版はさもすればお洒落な大人の恋愛映画?のような触れ込み
「個」を出すか「関係」を出すかの違いともとれた

イスマエルが劇中
仲良しであるノラの息子に切々と語るシーンがある
子供も一人前の人としてみるフランスらしいシーン
「1つだけ言っておく 自分はいつも正しいと信じること
 でも当然少しは間違うこともある 間違えるのはとてもいいこと で 必ず答えがあるわけじゃない 思う以上に刺激的で 意外な のが 人生なのだから」

そうこの人生の意外性に溢れた150分を締めくくるのに
相応しい台詞を語るのは
他でもないイスマエルなのだ









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嬉しいこと、悲しいことネタバレ

投稿日:2008/10/26 レビュアー:みみ

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 プライドが高く、自分で何もかも決めてしまう主人公のノラ。
 強いふりをしているけど、常に誰かに愛されていないとダメで、実は自分の弱さを見て見ないふりをしてるだけ。
 そんな危なっかしい彼女が自分にダブって見えて、いつのまにか応援してました。

 最後のイスマエルのエリアスへの語りは、人によって説教くさく感じるかもしれませんが、最近ちょっと弱り気味だった私にとっては、なんだか何度も噛みしめたい言葉にあふれてました。
 きっと、ちょうどこんな風に、誰かに言ってもらいたい時期だったんだと思います。

 愛していた父親の言葉を、人知れず燃やした彼女。
 きっと誰もが、人知れず手の中で握りつぶした悲しみをいくつか持っている。
 悲しいこともあるけど、嬉しいことだってある。
 人生は計算式では計れないけど、本当は何となく差し引きゼロで、後は自分がどっちを大きく捉えるかの問題なんだろうな、と思う。

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心地よい刺激

投稿日:2008/02/29 レビュアー:豚トロ

ほんと久々の鑑賞だけども、あいかわらずアルノー・デプレシャンの作品はほんとオレに心地よい刺激を与えてくれる。

まだ1度しか観てないし、もともと構造が複雑で難解な映画なんで、おそらくはまだ全然理解はしていないんだろうけど、なんなんでしょう、彼の作品を観ているとき特有のこの感覚は。唐突な展開に困惑しつつ、なぜか腑に落ちてしまう。断片断片が不親切にも関わらず、観てる側のイメージがものすごく広がる。もう、いちいち裏切ってくれるし。すばらしい。

きっと、観た人の解釈は10人いたら10通りなんじゃなかろうか、というくらい、その人の立ち位置によって全然見えかたが違うんだろうな。オレ的には、ノラとイスマエルの両方に共感してしまった。それがまたイタ気持ちいい感じで。

内容的には『そして僕は恋をする』に近いのかな。あれほどポップではないけれども。そして監督自身が年取ったからか、死というものがこの映画の中でかなりの位置を占めている。というか、死と生の物語と言ってもよいのかもしれん。そんな重さの中で、イスマエルの軽さがまた実に心地よくて。なかなか好感触の映画でございました。もう一度観ないといけないけど。

で、改めてデプレシャンの過去の借りようかなと思ったら、『エスター・カーン』しかないやん。せっかくだから他のも入れようよ、ディスカスさん。

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