三人の名付親 / ジョン・ウェイン
三人の名付親
/ジョン・フォード
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全体の平均評価点: (5点満点)
(6 )
解説・ストーリー
アリゾナ町ウェルカムで銀行強盗を働き、追われる身となった三人の無法者は砂漠へと逃げる。その逃亡中、瀕死の母親から赤ん坊を託され、名付親となった三人は戸惑いながらも世話をすることに。しかし三人を追う身であり、赤ん坊の母親の叔父である保安官は姪が三人に殺されたと思い込み、執拗に三人を追跡する。赤ん坊を抱えたまま、三人は窮地に追いつめられて行く。
アリゾナ町ウェルカムで銀行強盗を働き、追われる身となった三人の無法者は砂漠へと逃げる。その逃亡中、瀕死の母親から赤ん坊を託され、名付親となった三人は戸惑いながらも世話をすることに。しかし三人を追う身であり、赤ん坊の母親の叔父である保安官は姪が三人に殺されたと思い込み、執拗に三人を追跡する。赤ん坊を抱えたまま、三人は窮地に追いつめられて行く。
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「三人の名付親」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
アリゾナ町ウェルカムで銀行強盗を働き、追われる身となった三人の無法者は砂漠へと逃げる。その逃亡中、瀕死の母親から赤ん坊を託され、名付親となった三人は戸惑いながらも世話をすることに。しかし三人を追う身であり、赤ん坊の母親の叔父である保安官は姪が三人に殺されたと思い込み、執拗に三人を追跡する。赤ん坊を抱えたまま、三人は窮地に追いつめられて行く。
「三人の名付親」 の作品情報
「三人の名付親」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
三人の名付親の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
106分
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//ポルトガル
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
DLR51000
2006年09月29日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
5枚
0人
1人
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//ポルトガル
三人の名付親の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
106分
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//ポルトガル
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
DLR51000
2006年09月29日
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ユーザーレビュー:6件
隠れたクリスマス・ムービーの秀作
投稿日:2006/12/09
レビュアー:よふかし
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
西部劇を近頃見ていないなあ、いまさら撃ち合いなんて興味ないなあという貴方にお勧めの、クリスマス映画です。 悪漢三人がひょんなことから赤ん坊を拾うというと、いろいろと似た映画を思い出しますが、こちらはジョン・フォードが独立プロで1949年に撮った作品。戦前の自作のリメイクなのですが、カラー撮影も美しく『黄色いリボン』の前とはいえ、少しも古さは感じさせません。 これが同種の映画のおおもとというわけではなくて、そういう映画はたいてい、クリスマスに相応しいある伝説を元にしているのです。書きませんが、勘のいい方ならお分かりでしょう。 もちろんハートウォーミングなコメディに違いないのですが、終盤にかけて意外かもしれない厳しい展開が待っています。主題との関係性からこれしかないのですけれど、甘いだけのお話が好きな方には向かないかもしれません。もっとも、ラストは例によって強引なアメリカンなハッピーエンドをとってつけたようで、それはどうかなあとは僕も思いますけれど。 もともと無神論でオールド宗教も新興宗教も胡散臭く、坊主は生臭くしか思っていなかったのですが、最近「神」ということをよく考えます。それはもちろん神話的な人格神ではなくて、「運命」とか「摂理」とか「シンクロニシティ」とか「意味のある偶然」と言われることを考えて、そういうのを信仰者は「神」と言っているのかもしれないなあと、と思う程度です。 別にすべてを偶然と片付けてもよいし、若いときはそういう見方が好きと思うのですが、偶然に意味を付加していくと、ときに人生は豊かなものになるとも思うようになったんですね。ダーウィニズムや分子生物学が進化や生命の誕生をすべて偶然と立証してしまって、それは悲しいしつまんないという人がいてもおかしくはない。今西進化論もそれに対するアンチテーゼという文脈で考えていました。まあ、あまり深刻に考えすぎるとオカルトになってしまいますから、バランスが難しいところです。 だからこの『三人の名付親』で偶然、風が開いた聖書の頁に導かれて悪漢はニュー・エルサレムに赤ん坊を届けようとする、それは愚かな行為なのですが、そこに意味を見出したほうが映画は感動的でもあるし面白い、本当に霊が現れ奇跡は起こったのだと受け取ってよいのではないかと思うのです。80点。
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バイブルの重さ、砂漠のつらさ。
投稿日:2007/09/24
レビュアー:せきやん
人のよい悪役ジョンウェインは死んじゃうのかな?なんてハラハラさせられますが最後はハッピーエンド。 砂漠の逃避行は相当つらそうです。イーストウッドの「続・夕陽のガンマン」もつらそうでしたが。 聖書が生を導く、あるいは奇跡を起こすという感覚が理解できません。バイブルのもつ意味を理解する必要がありますね。
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名前が人を作る 名前が生命を感じる
(ネタばれあり) 3人組の銀行強盗が砂漠の荒野を逃走していて、瀕死の妊婦と出会い、赤ん坊を取り上げて・・・・ ジョン・フォードが前年に亡くなった盟友のスター、ハリー・ケリー(『スミス都へ行く』で議長役の人)を追悼して作った作品。 このコンビによる1919年の『Marked Men 恵みの光』のリメイクであり、本作で息子のハリー・ケリー・ジュニアをメジャー映画デビューさせていて、以後フォード一家の一員となり、『黄色いリボン』「捜索者」などに出ています。 3人の一人、ピート(メキシコ人であり、スペイン語だとペドロ キリストの弟子の12使徒では筆頭格に由来 )を演じたのは、ペドロ・アルメンダリス。 『007 ロシアより愛をこめて 』でイスタンブール支局長を演じた俳優ですね。 スペイン語、端役でない準主役のメキシコ人というのは、当時のハリウッド映画ではめずらしいのでは? ジョン・フォード作品でのジョン・ウェインについては文句がないが、他にも「フォード一家の志村喬」とでも呼べそうなワード・ボンドや『怒りの葡萄 』で母親を演じたジェーン・ダーウェル、まだ初々しいベンジョンソン、赤ん坊の母親にミルドレッド・ナットウィックらおなじみの面々が揃い安心できる。 酒場のヨッパライを演じたのは、ジョン・フォードの兄のフランシス・フォード。 映画化しやすい企画と言うと、邦画なら『 神様がくれた赤ん坊 』とか『 足にさわった女 』がありますが、まあこれも お話としては、キリスト教的で通俗的な内容でわかりやすく、シンプルな内容。 この作品以外にも原作は何回も映画化されていてジョン・フォードはもう一本撮っているし、ウィリアム・ワイラー作品もあるそうです。 ともあれ、話の内容よりは、ジョン・フォードの語り口を堪能する一作。 保安官とロバートの名前をめぐって、笑いのシーンも入れていますが、名前とは人間の尊厳のもと。 名前に人は思いを託し、「 名に恥じぬ 」「 名にかけて 」というのが、人が苦難の中に生きるうえでの支えとなるのですね。
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はい
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赤子と聖書と無法者
1948年 アメリカ映画 原作:ピーター・B・カイン1913年の小説「THE THREE GODFATHERS」 監督;ジョン・フォード 原作小説は何度も映画化されているらしく、ジョン・フォードは1919年「恵みの光」を撮っており、本作はそのリメイクにあたる。また、本作は「恵みの光」で主演を努めたハリー・ケリーに献辞しており、冒頭で”彼こそは古き西部に燦然と輝く星だった”とテロップが流れる。そして、本作の無法者の一人にハリー・ケラーの長男ハリー・ケラー・ジュニアが抜擢されている。 アリゾナのウェルカムにやって来た無法者ボブ(ジョン・ウェイン)、ピート(ペドロ・アルメンダリス)、キッド(ハリー・ケラー・ジュニア)の三人は銀行強盗を企てるが失敗して保安官に追われる身となる。追われた際にピートは左肩を負傷してしまい、たった一つの水筒のみが命綱という中で3人は砂漠に逃げ込むが、思う様に水に有りつけず、幌馬車が止まっているところに出くわす。幌馬車には1人の若き妊婦がいた。夫は既におらず、身動き出来ない彼女に対して戸惑う3人だったが無事ピートの世話で元気な男の子を生み落とし、婦人は3人に感謝の意を伝え、それぞれの3人の名を貰い、子供にロバート・ウィリアム・ペドロと名付け、命尽きてしまう。3人は途方に暮れるが、残していった聖書に導かれながらニュー・イエルサレムに子供を連れて行くことに――― ジョン・ウェイン、ペドロ・アルメンダリス、ハリー・ケリー・ジュニアの3人が無法者の役ですが、追われる身であることを忘れてしまう程、婦人との約束を守ろうと善人になって行く姿にじんわりとさせられます。3人の掛け合いも見事。 話の流れから行くと結末にはやや違和感を覚えますが、人間の中にある「善」の部分を描いたお話で、野郎ども3人が産まれたての赤子にぎこちなくも愛情を持って接するシーンは微笑ましく、水の代わりにとサボテンの果肉を絞るシーンも興味深かった。ジョン・ウェインの作品は「ハタリ!」以来でしょうか、冒頭で煙草を吸う時のマッチを擦る仕草は板についていました。メキシコ人のペドロ・アルメンダリスも温かみがあり、出演作品を見ると、「ロシアより愛をこめて」が遺作となったらしい。病状が悪化していたのか、死因を知って辛くなりました。 ハリー・ケリー・ジュニアは歌手志望だったらしく、劇中で讃美歌や子守唄を披露しますが、声質はバリトンでしょうか、素晴らしい声量です。 また、保安官を演じたのはワード・ボンドで、「或る夜の出来事」ではバスの運転手役で出演されていたのですね、全く気が付きませんでした。黄金期の西部劇を支えた名脇役だそうです。 寓話的要素と「東方の三博士」を暗示する宗教色の濃いウエスタンという感じでクリスマスシーズンにまた観たくなりそうです。
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三人の名付親 1948
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はい
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ユーザーレビュー
隠れたクリスマス・ムービーの秀作
投稿日
2006/12/09
レビュアー
よふかし
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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西部劇を近頃見ていないなあ、いまさら撃ち合いなんて興味ないなあという貴方にお勧めの、クリスマス映画です。 悪漢三人がひょんなことから赤ん坊を拾うというと、いろいろと似た映画を思い出しますが、こちらはジョン・フォードが独立プロで1949年に撮った作品。戦前の自作のリメイクなのですが、カラー撮影も美しく『黄色いリボン』の前とはいえ、少しも古さは感じさせません。 これが同種の映画のおおもとというわけではなくて、そういう映画はたいてい、クリスマスに相応しいある伝説を元にしているのです。書きませんが、勘のいい方ならお分かりでしょう。 もちろんハートウォーミングなコメディに違いないのですが、終盤にかけて意外かもしれない厳しい展開が待っています。主題との関係性からこれしかないのですけれど、甘いだけのお話が好きな方には向かないかもしれません。もっとも、ラストは例によって強引なアメリカンなハッピーエンドをとってつけたようで、それはどうかなあとは僕も思いますけれど。 もともと無神論でオールド宗教も新興宗教も胡散臭く、坊主は生臭くしか思っていなかったのですが、最近「神」ということをよく考えます。それはもちろん神話的な人格神ではなくて、「運命」とか「摂理」とか「シンクロニシティ」とか「意味のある偶然」と言われることを考えて、そういうのを信仰者は「神」と言っているのかもしれないなあと、と思う程度です。 別にすべてを偶然と片付けてもよいし、若いときはそういう見方が好きと思うのですが、偶然に意味を付加していくと、ときに人生は豊かなものになるとも思うようになったんですね。ダーウィニズムや分子生物学が進化や生命の誕生をすべて偶然と立証してしまって、それは悲しいしつまんないという人がいてもおかしくはない。今西進化論もそれに対するアンチテーゼという文脈で考えていました。まあ、あまり深刻に考えすぎるとオカルトになってしまいますから、バランスが難しいところです。 だからこの『三人の名付親』で偶然、風が開いた聖書の頁に導かれて悪漢はニュー・エルサレムに赤ん坊を届けようとする、それは愚かな行為なのですが、そこに意味を見出したほうが映画は感動的でもあるし面白い、本当に霊が現れ奇跡は起こったのだと受け取ってよいのではないかと思うのです。80点。
バイブルの重さ、砂漠のつらさ。
投稿日
2007/09/24
レビュアー
せきやん
人のよい悪役ジョンウェインは死んじゃうのかな?なんてハラハラさせられますが最後はハッピーエンド。 砂漠の逃避行は相当つらそうです。イーストウッドの「続・夕陽のガンマン」もつらそうでしたが。 聖書が生を導く、あるいは奇跡を起こすという感覚が理解できません。バイブルのもつ意味を理解する必要がありますね。
名前が人を作る 名前が生命を感じる
投稿日
2011/12/24
レビュアー
ロキュータス
(ネタばれあり) 3人組の銀行強盗が砂漠の荒野を逃走していて、瀕死の妊婦と出会い、赤ん坊を取り上げて・・・・ ジョン・フォードが前年に亡くなった盟友のスター、ハリー・ケリー(『スミス都へ行く』で議長役の人)を追悼して作った作品。 このコンビによる1919年の『Marked Men 恵みの光』のリメイクであり、本作で息子のハリー・ケリー・ジュニアをメジャー映画デビューさせていて、以後フォード一家の一員となり、『黄色いリボン』「捜索者」などに出ています。 3人の一人、ピート(メキシコ人であり、スペイン語だとペドロ キリストの弟子の12使徒では筆頭格に由来 )を演じたのは、ペドロ・アルメンダリス。 『007 ロシアより愛をこめて 』でイスタンブール支局長を演じた俳優ですね。 スペイン語、端役でない準主役のメキシコ人というのは、当時のハリウッド映画ではめずらしいのでは? ジョン・フォード作品でのジョン・ウェインについては文句がないが、他にも「フォード一家の志村喬」とでも呼べそうなワード・ボンドや『怒りの葡萄 』で母親を演じたジェーン・ダーウェル、まだ初々しいベンジョンソン、赤ん坊の母親にミルドレッド・ナットウィックらおなじみの面々が揃い安心できる。 酒場のヨッパライを演じたのは、ジョン・フォードの兄のフランシス・フォード。 映画化しやすい企画と言うと、邦画なら『 神様がくれた赤ん坊 』とか『 足にさわった女 』がありますが、まあこれも お話としては、キリスト教的で通俗的な内容でわかりやすく、シンプルな内容。 この作品以外にも原作は何回も映画化されていてジョン・フォードはもう一本撮っているし、ウィリアム・ワイラー作品もあるそうです。 ともあれ、話の内容よりは、ジョン・フォードの語り口を堪能する一作。 保安官とロバートの名前をめぐって、笑いのシーンも入れていますが、名前とは人間の尊厳のもと。 名前に人は思いを託し、「 名に恥じぬ 」「 名にかけて 」というのが、人が苦難の中に生きるうえでの支えとなるのですね。
赤子と聖書と無法者
投稿日
2023/09/13
レビュアー
かつ
1948年 アメリカ映画 原作:ピーター・B・カイン1913年の小説「THE THREE GODFATHERS」 監督;ジョン・フォード 原作小説は何度も映画化されているらしく、ジョン・フォードは1919年「恵みの光」を撮っており、本作はそのリメイクにあたる。また、本作は「恵みの光」で主演を努めたハリー・ケリーに献辞しており、冒頭で”彼こそは古き西部に燦然と輝く星だった”とテロップが流れる。そして、本作の無法者の一人にハリー・ケラーの長男ハリー・ケラー・ジュニアが抜擢されている。 アリゾナのウェルカムにやって来た無法者ボブ(ジョン・ウェイン)、ピート(ペドロ・アルメンダリス)、キッド(ハリー・ケラー・ジュニア)の三人は銀行強盗を企てるが失敗して保安官に追われる身となる。追われた際にピートは左肩を負傷してしまい、たった一つの水筒のみが命綱という中で3人は砂漠に逃げ込むが、思う様に水に有りつけず、幌馬車が止まっているところに出くわす。幌馬車には1人の若き妊婦がいた。夫は既におらず、身動き出来ない彼女に対して戸惑う3人だったが無事ピートの世話で元気な男の子を生み落とし、婦人は3人に感謝の意を伝え、それぞれの3人の名を貰い、子供にロバート・ウィリアム・ペドロと名付け、命尽きてしまう。3人は途方に暮れるが、残していった聖書に導かれながらニュー・イエルサレムに子供を連れて行くことに――― ジョン・ウェイン、ペドロ・アルメンダリス、ハリー・ケリー・ジュニアの3人が無法者の役ですが、追われる身であることを忘れてしまう程、婦人との約束を守ろうと善人になって行く姿にじんわりとさせられます。3人の掛け合いも見事。 話の流れから行くと結末にはやや違和感を覚えますが、人間の中にある「善」の部分を描いたお話で、野郎ども3人が産まれたての赤子にぎこちなくも愛情を持って接するシーンは微笑ましく、水の代わりにとサボテンの果肉を絞るシーンも興味深かった。ジョン・ウェインの作品は「ハタリ!」以来でしょうか、冒頭で煙草を吸う時のマッチを擦る仕草は板についていました。メキシコ人のペドロ・アルメンダリスも温かみがあり、出演作品を見ると、「ロシアより愛をこめて」が遺作となったらしい。病状が悪化していたのか、死因を知って辛くなりました。 ハリー・ケリー・ジュニアは歌手志望だったらしく、劇中で讃美歌や子守唄を披露しますが、声質はバリトンでしょうか、素晴らしい声量です。 また、保安官を演じたのはワード・ボンドで、「或る夜の出来事」ではバスの運転手役で出演されていたのですね、全く気が付きませんでした。黄金期の西部劇を支えた名脇役だそうです。 寓話的要素と「東方の三博士」を暗示する宗教色の濃いウエスタンという感じでクリスマスシーズンにまた観たくなりそうです。
三人の名付親 1948
投稿日
2011/08/28
レビュアー
UPTAILAGEO
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三人の名付親