ブロークバック・マウンテン

ブロークバック・マウンテンの画像・ジャケット写真
ブロークバック・マウンテン / ヒース・レジャー
全体の平均評価点:
(5点満点)

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「ブロークバック・マウンテン」 の解説・あらすじ・ストーリー

 「グリーン・デスティニー」のアン・リー監督がアニー・プルーの同名短編を基に、2人のカウボーイの20年にわたる秘められた禁断の純愛を描く感動ストーリー。1963年、ワイオミング。ブロークバック・マウンテンの農牧場に季節労働者として雇われ、運命の出逢いを果たした2人の青年、イニスとジャック。彼らは山でキャンプをしながら羊の放牧の管理を任される。寡黙なイニスと天衣無縫なジャック。対照的な2人は次第に深い友情を築いていく。そしていつしか2人の感情は、彼ら自身気づかぬうちに、友情を超えたものへと変わっていくのだったが…。

「ブロークバック・マウンテン」 の作品情報

製作年: 2005年
製作国: アメリカ
原題: BROKEBACK MOUNTAIN
受賞記録: 2005年 アカデミー賞 監督賞
2005年 ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞
2005年 ゴールデン・グローブ 作品賞(ドラマ)
2005年 NY批評家協会賞 作品賞
2005年 LA批評家協会賞 作品賞

「ブロークバック・マウンテン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ブロークバック・マウンテンの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
134分 日本語 吹き替え用 英語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 GNBR1374 2006年09月22日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
42枚 8人 9人

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ユーザーレビュー:327件

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主役2人がもっとわたし好みの男性だったら完璧に感涙にむせんだのに

投稿日:2006/09/18 レビュアー:吟遊旅人

 この不倫には別れる以外に終わりがない。二人が一緒になれることはないのだ。20年に亘る恋愛関係を結びながら、二人が逢える機会は少ない。そのことがジャックをいらだたせる。

 二人の関係を世間は許さない。イニスの妻アルマは夫の「不倫」に気づいて密かに苦しみ続けていた。彼女の苛立ちも苦しみもじっくり描かれていて、わたしは同情を禁じえない。その上、イニスの辛い気持ちもわかる。彼は娘たちにとっては優しい父だし、たとえ離婚しても養育費をきちんと払い、娘もイニスを慕って訪ねてくる。誠実な人柄のイニスの苦しい愛を許さないキリスト教社会の倫理のほうこそ間違っているのではないか? 偽りの結婚生活を続けることは誰にとっても不幸なのだから。

 ところで、イニスとジャックの英語がほとんど聞き取れないのはどういうわけだろう? 特にイニスのは英語にすら聞こえないぐらいだ。だから、彼は「寡黙で朴訥で教養のない田舎者」という雰囲気にぴったり。それはつまり、純朴で一途であることの裏面でもある。歳を経るに従って二人の貧富の格差は開いていく。どうしてももっと会いたいなら、仕事を減らすためにジャックの経済的援助を受けることもできるはずだが、イニスはそんなことは考えもしないようだ。彼はじっと耐え忍んでいつまでもジャックだけを愛し続ける。

 もしもイニスとジャックの恋愛が禁じられていなければ、物語の構造じたいには何も目新しいものもない退屈なお話だろうか。この二人がもしあと40年遅い世代なら、もっとあっけらかんとサンフランシスコででも一緒に暮して幸せになれたのだろうか。禁じられているからこそ二人はいつまでも離れがたく燃え続けるのだろうか。

 バタイユも述べているではないか、「エロティシズムは、ふつうそこで性的興奮が起こることが一般に認められている諸形態が、もはやそれとして認められなくなるような様態で生じるという事実に基づいて成立している。従って合法的なものから禁じられたものへと移ることが問題となる。人間の性生活は合法的な領域からではなく、呪われた領域、禁じられた領域から発して形成されたのである」(『エロティシズムの歴史』)と。

 ラストシーンで溢れる涙には、男同士の愛を許さない時代と社会への怨嗟もまた切なく滲む。

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生きること、人を愛すること、そして人生とは・・・ネタバレ

投稿日:2006/08/30 レビュアー:masamune

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残念ながらOscar作品賞は獲れなかったが、監督賞はGet!当然だと思う。日本ではhomo映画として色物の様に取り上げられ残念な思いをした(私は御姉ちゃん大好きでソッチ系は皆無)。米国でもゲイの恋愛を取り上げるのは、充分センシティブな問題だと思いますが正面から「恋愛映画」として果敢に挑戦したAng Lee監督は素晴らしい!これをアメリカの侍「カウボーイ」の視点を巧みに使い、人生の憂いさ寂しさを淡々と語る演出で観る者を哀愁に誘う。壮大なワイオミング州(ロケはカナダ)の山岳地帯の大自然が更に物語を引き立たせてる。Heath LedgerとJake Gyllenhaalも想像以上に良かった、作品の出来次第ではキャリアが致命的なだけに果敢に挑戦し、評価された彼らの役者魂にも拍手したい。私は本作を見て日本が誇る名監督、小津安二郎さんの作品を思い出した。人は過去に下した決断の上に今を生きる、遡って取り消すことは出来ないし、人生の喜びを得る代わりに支払わなくてならないものとはなにか?そんな人としての「性」を考えさせられた。観ている最中よりも観終わって時間が経つほど後からグッとくる作品です。原題の意味は「Broke」は破った、つまり禁忌を犯した事で「Back」は後、背徳の意味ではと思った。一つだけ気になる点、それは最後の「Jack.. I swear..」の字幕。これは誤訳だ、この点は是非DVDで確かめたい。
本作はお気楽な恋愛モノではないが、是非女性に「こそ」観てもらいたいですね。

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そんなに人間って器用じゃない

投稿日:2007/03/08 レビュアー:みみ

 今年も『ディパーテッド』の受賞でビックリしましたが、昨年のアカデミー賞作品賞、まさか外すとは思いませんでした、この作品。
 やはり作品のテーマが嫌われたみたいですが、その愛の描き方は、同性愛者じゃない私にもすごく自然に共感できました。
 お互いにためらいながらも、抗えない力によって引き寄せられていく様子がとてもリアル。主演の2人が賞レースにひっぱりだこだったのも納得でした。
 忘れなければならないのに、忘れられない。
 会ってはいけないのに、会わずにいられない。
 抑えなければいけない感情なのに、抑えられない。
 後ろめたさとの闘い。大丈夫、自分なら上手くできる。このまま秘密を守り通せればいいのだから。。
 でも、そんなに人間って器用じゃないんですよね。。

 「どうしても男同士の絡みは生理的にダメ!」という方以外なら、きっと誰にでも共感できると思いました。胸がしめつけられるような狂おしさがずっしりと伝わってくる恋愛映画でした。

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純愛というより、執着

投稿日:2006/12/10 レビュアー:武蔵野婦人

どんなにいい映画だといわれる作品でも、相性というものはあって、賞を取ろうが、他の人の評価がよかろうが、自分にとってはどうにも相性が悪いという場合は、もうこれはいたしかたない。

同性愛への嫌悪感は私はないし、セックスのシーンに拒否感もない。テーマが同性愛であるから、感動できなかったというのではなく。

これはもう相性の問題。
一回も感動も共感もすることなく、徒労感だけが残ってしまった。アン・リーって他に何を撮ってたんだっけ? と調べて、他の映画もことごとく相性が悪かった、、、、ということを思い出してみたりしました。

これを男女を越えた純粋な「愛」の映画だという向きもあるけれど、私は「愛」というのはぶつかりあいながら、行動をともにしながら時間をかけて熟成していくものだ、と考えているのです。「恋」との差異はそこにある、と。なので、タブーに抵触したことで会う時間も会う場所も大きく制限された二人に生まれたのは、愛というよりも執着かな、と。実際の暮らしより、そりゃ切り取られた思い出のほうがずっと美化されるわけで、その美化された思い出への執着が人生を狂わせる。
愛に苦しむというよりも、不然感と執着に長い間苦しんだ男の物語(しかも、実態は裏切りに満ちていたりする)と捉えるほうが、私にはしっくりきました。で、それはどちらかと言うと感動する話ではなく、どっぷり疲労する話であったわけです、私にとってはね。

ま、そういう風に見る人もいるってことで。

視点をどこに置くかで見え方は180度変わると思います。社会的制限を受ける場合がある愛の形に心身ともに共感できる人にとっては、また別の見え方があると思います。

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ゲイの純愛映画ではなく、家族の愛情映画、そして社会派映画ネタバレ

投稿日:2006/10/29 レビュアー:ひらり

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「ゲイ」じゃないから、悲哀の純愛映画として観れないかったです。

カミングアウトなんて許されない時代と土地。
差別と偏見の中で生きるためには家庭を持つことが必要だったのです。
(当時アメリカは、すべての州で同性愛行為を犯罪に指定するというソドミー法を採用していた)

この映画、それぞれの家庭がとても丁寧に描かれています。

イニスがジャックの両親を訪れるシーン。
ジャックの両親は自分の息子が同性愛者であることを知っていましたね。
同性愛が犯罪者扱いされ、同性愛に対する正しい知識も封印された世の中で、この父と母はどうであったのか。
牧場経営の相談に父親のもとへジャックが訪れていたこと。
父親の「遺灰は家族の墓に入れる」のセリフはとても重かった。
母親は自分のせいで息子が同性愛者に生まれてしまったと思っていたかもしれません。
目に涙をためたイニスに、紙袋を渡すシーンに、とても深い母親の愛情を感じました。

一方、イニスの家族。
イニスは、幼少の時にペニスを切り取られた男を父親に見せられたトラウマから「恐怖」との葛藤の人生を歩んでいます。
ジャックの死を電話で聞いた時も、事故死ではなく道ばたで暴行を受けて殺される姿を脳裏に浮かべてしまいます。(妻の話の現実ではなくイニスのフラッシュバック映像と思いたい)

7歳で父母を亡くしたイニスの「暖かい普通の家庭を築くこと」は、差別から逃れる為だけではなく、人生の大きな目標であり夢。(蛇足かもしれませんが、個人的に、イニスを育ててくれたの兄姉も、もう少し語って欲しかった。)
だから、ジャックの手紙が無ければ、ブロークバック・マウンテンは『マディソン郡の橋』と同じく、死ぬまで心の奥底にしまい込んでいたはずです。

イニスの娘が結婚式の報告にトレーラハウスを訪れるシーン。
「彼は本当にお前を愛しているのか?」のセリフ。
娘を見送った後に、娘が忘れていったジャケットを丁寧に丁寧にたたみます。
娘の幸せを感じた時、イニスの「家庭を持ちたかった夢」が、とても小さな単位で叶ったのだと思う。
そして、ようやく、「ジャック、おまえと一緒になることができたよ」で終わり。
(やっぱり、純愛映画か…)



困難な壁にぶつかるから話ができる。壁となる社会派テーマは、同性愛。

同性愛者は40人に1人はいると言われています。
だから、学校のクラスに1人はゲイの子がいることになります。
知らず知らずに冗談のネタにされたり、今も差別や偏見に悩まされている人がいます。
この愛が悲哀映画にならない国は世界192ヶ国中、7カ国とアメリカ4州だけです。
(個人的偏見と差別は除く…)

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