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俊英A・リー監督の長編映画デビュー作。太極拳の師匠、朱老人は、息子夫婦を訪ねてニューヨークへ来る。しかし、息子の嫁マーサはアメリカ人。言葉も通じず、食事も違って気まずくなるばかり。心安らぐのはチャイナタウンで太極拳を教える時だけという朱老人に、息子のアレックスは父の第二の人生を応援しようと、恋のお膳立てをするのだが……。
製作年: |
1991年 |
---|---|
製作国: |
台湾/アメリカ |
原題: |
推手/PUSHING HANDS |
俊英A・リー監督の長編映画デビュー作。太極拳の師匠、朱老人は、息子夫婦を訪ねてニューヨークへ来る。しかし、息子の嫁マーサはアメリカ人。言葉も通じず、食事も違って気まずくなるばかり。心安らぐのはチャイナタウンで太極拳を教える時だけという朱老人に、息子のアレックスは父の第二の人生を応援しようと、恋のお膳立てをするのだが……。
製作年: |
1991年 |
---|---|
製作国: |
台湾/アメリカ |
原題: |
推手/PUSHING HANDS |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
106分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/北京語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TSDR70216 | 2006年09月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
106分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/北京語
レイティング:
記番:
TSDR70216
レンタル開始日:
2006年09月22日
在庫枚数
7枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
106分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/北京語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TSDR70216 | 2006年09月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
106分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/北京語
レイティング:
記番:
TSDR70216
レンタル開始日:
2006年09月22日
在庫枚数
7枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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アメリカに移住した息子を頼りに同居した中国人のおじいちゃんがアメリカ人のお嫁さんとカルチャーギャップにお互い悩む話。
冒頭で室内で太極拳をするおじいちゃんと隣の部屋で物書きの作業するアメリカ人の娘さんが台詞なくお互いがお互いのやりたいことをやっているのを結構長い時間映していて、台詞がないのに2人の気まずい関係性が表現出来ていて面白いツカミでした。
アメリカの娘さんと言語も文化も違うところのすれ違い、ギャップに悩む登場人物たちというのを見ているのはコメディとして楽しかったです。狭いところで太極拳をやって、カンフー映画を見てうるさいからヘッドホンをさせられておじいちゃんが映画を見る哀愁。
カルチャー教室でおばちゃんといい感じになるけど、子どもたちがおぜん立てしたら怒っちゃって家出しちゃう可愛さ。そして慣れない皿洗いで遅いという理由でクビになりそうになったのにこれまた怒って「一歩も動かない」と襲い掛かる相手をバッタバッタと吹き飛ばすのも爽快感あるアクションシーンでした。
お互いが安易に歩み寄るわけでもなく、理解できないものは無理に理解しようとせずに距離をとって生活するという現実的な展開も好感のもてる内容でした。
息子さん、いくら父親を大切にするからといって、キッチンの暴れっぷりが凄くて、暴れた後のキッチンの様子がすさまじくて笑ってしまう汚れかたでした。
そしてただでさえ移住って大変だろうに、年齢がいってからの移住のエネルギーって尊敬できる映画でした。
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
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アン・リーはこれがデビュー作ということですが、最初から落ち着いた演出で楽しませてくれます。中国人の父親とアメリカ人の嫁の言葉が通じない、文化も心も通じ合わない関係をサイレントで描き出した冒頭に、くすくす笑ってしまいました。間に入って父親、妻、息子に次々と話しかけられる息子が可哀そうですね笑。もっとも、息子は割合はっきりと「父親は僕の一部」なんて言っていましたから、日本の女性が観たら大概は「ちょっと妻が可哀そう」と思うんじゃないかな。
それにしても、中国の親子の情愛の強さというか、「子どものために」「親への恩返しのために」という意識が強いことには常々驚かされます。自身を振り返っても、日本人にこうした思いが希薄になってしまったのは、どうしてなんだろうと思います。
設定がウェイン・ワンの新作『千年の祈り』によく似ているので、こちらもこのまま淡々と最後まで進むのかと思ったら、お料理の上手な未亡人との淡い関係や、太極拳を駆使してのアクション・シーンなどもあって、楽しみました。前半の静かな展開と、後半のさまざまな動きのある展開の構成もうまく、エイちゃんさんの奥様が存分に楽しまれたというのも納得です。
いいなあと思ったのは、父親と料理好きな陳夫人をくっつけてしまおうと息子らが仕組んだピクニックで、その意図を知った陳夫人が泣きながら怒るところ。老いては子に従えと言いますが、心は少しも老いてないんだなあ、などと思いました。
アン・リーはエンタテインメントの勘所をきちんと押さえて、達者です。65点。
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かれこれ3年以上も予約リストにいれたままだったのですが、やっと鑑賞できました。
太極拳をする東洋系の老人。
同じ家の中には30代くらい白人女性がいるが、明らかにイラついている。
冷蔵庫に貼られた子供が書いた絵。会話の全くない昼食。
せりふのない冒頭のシーンは、ふたりの関係がはっきりとわからないながらも、とてもひきつけられました。
台湾人男性とアメリカ人女性のカップル。ひとり息子は黒い髪と茶色い瞳。
老人は夫の父親で、1ヶ月前に息子夫婦と同居し始めたが、中国語を話せない嫁とコミュニケーションがとれず、関係がうまくいっていないことが次第にわかってきます。
突然押しかけてきた夫の父親に、イライラする妻の気持ちはすごくよくわかります。
妻は子供に英語で絵本を読み聞かせたあと、「中国語の時間」と称して夫にも同じ事をさせるほど、夫の文化を尊重しているというのに、何を考えているのかもよくわからない夫の父とずっと一緒にいないといけないなんて。
一方、妻と父の間に挟まれた夫の苦労もわかるし、居場所をみつけられない老いた父の寂しさにも同情してしまいます。
かなりシリアスな内容の前半ですが、太極拳の技「推手」を使って老いた父親が大活躍する後半の展開はとても楽しめました。レストランの厨房での事件と、TVのニュースでその事件を知る息子夫婦の反応にはクスクス。ほんとにすごい技ですねえ。
2006年アン・リーが「ブロークバック・マウンテン」のプロモーションに来た際に、この作品を含む初期の3部作について語ったインタビューが収録されていて、それもおもしろかったです。
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
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アン・リー監督「お父さん三部作」の第二作です。
最初に観たのが『恋人たちの食卓』だったので、順序が逆ですが。
ラン・シャン演じるお父さんは如何にも「中国人の父親」然としていいですね。
『恋人たち…』では料理の達人、本作では太極拳の達人で書にも堪能なんですが、聖人君子では無く充分俗物なのが面白い。
無意識に異性の関心を買おうとするところなんか可愛いじゃないですか。
私の周囲にも居ますよ、こういうお爺ちゃん。
冒頭に延々と続く中国人の舅と米国人の嫁の無言の時間。
互いに充分過ぎる程意識しているクセに、表面だって衝突しない微妙な空気感……何て上手い演出でしょう。
そして異文化の間で苦悩するオトコが二人。
ママとおじいちゃんの間の険悪な空気に、一瞬目が泳ぐ可哀想な孫息子。
複数言語を駆使して家庭のコミュニケーションを図ろうと必死の息子。
キッチンをひっくり返し、泥酔してトイレの壁を破壊する息子の爆発ぶりも、彼の閉塞感が想われて妙に納得してしまいます。
そしてメチャメチャのキッチンを一緒に片付ける舅と嫁。
本当にアン・リー監督は……上手い!
レストランの厨房で仁王立ちのお父さんが神々しい。
このアクションと、連行される際の貫禄の表情に拍手喝采です。
そして息子の存在感。
父親と並んで洗い物をする姿が絶品。
米国人であり中国人である彼の、活動的なのに静かな佇まいが凄く好きです。
観終わって暫く、まったりしみじみしてしまいました。
『ウエディング・バンケット』も楽しみにしています。
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ユーザーレビュー:11件
投稿日
2019/10/29
レビュアー
片山刑事※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
アメリカに移住した息子を頼りに同居した中国人のおじいちゃんがアメリカ人のお嫁さんとカルチャーギャップにお互い悩む話。
冒頭で室内で太極拳をするおじいちゃんと隣の部屋で物書きの作業するアメリカ人の娘さんが台詞なくお互いがお互いのやりたいことをやっているのを結構長い時間映していて、台詞がないのに2人の気まずい関係性が表現出来ていて面白いツカミでした。
アメリカの娘さんと言語も文化も違うところのすれ違い、ギャップに悩む登場人物たちというのを見ているのはコメディとして楽しかったです。狭いところで太極拳をやって、カンフー映画を見てうるさいからヘッドホンをさせられておじいちゃんが映画を見る哀愁。
カルチャー教室でおばちゃんといい感じになるけど、子どもたちがおぜん立てしたら怒っちゃって家出しちゃう可愛さ。そして慣れない皿洗いで遅いという理由でクビになりそうになったのにこれまた怒って「一歩も動かない」と襲い掛かる相手をバッタバッタと吹き飛ばすのも爽快感あるアクションシーンでした。
お互いが安易に歩み寄るわけでもなく、理解できないものは無理に理解しようとせずに距離をとって生活するという現実的な展開も好感のもてる内容でした。
息子さん、いくら父親を大切にするからといって、キッチンの暴れっぷりが凄くて、暴れた後のキッチンの様子がすさまじくて笑ってしまう汚れかたでした。
そしてただでさえ移住って大変だろうに、年齢がいってからの移住のエネルギーって尊敬できる映画でした。
投稿日
2010/05/04
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
アン・リーはこれがデビュー作ということですが、最初から落ち着いた演出で楽しませてくれます。中国人の父親とアメリカ人の嫁の言葉が通じない、文化も心も通じ合わない関係をサイレントで描き出した冒頭に、くすくす笑ってしまいました。間に入って父親、妻、息子に次々と話しかけられる息子が可哀そうですね笑。もっとも、息子は割合はっきりと「父親は僕の一部」なんて言っていましたから、日本の女性が観たら大概は「ちょっと妻が可哀そう」と思うんじゃないかな。
それにしても、中国の親子の情愛の強さというか、「子どものために」「親への恩返しのために」という意識が強いことには常々驚かされます。自身を振り返っても、日本人にこうした思いが希薄になってしまったのは、どうしてなんだろうと思います。
設定がウェイン・ワンの新作『千年の祈り』によく似ているので、こちらもこのまま淡々と最後まで進むのかと思ったら、お料理の上手な未亡人との淡い関係や、太極拳を駆使してのアクション・シーンなどもあって、楽しみました。前半の静かな展開と、後半のさまざまな動きのある展開の構成もうまく、エイちゃんさんの奥様が存分に楽しまれたというのも納得です。
いいなあと思ったのは、父親と料理好きな陳夫人をくっつけてしまおうと息子らが仕組んだピクニックで、その意図を知った陳夫人が泣きながら怒るところ。老いては子に従えと言いますが、心は少しも老いてないんだなあ、などと思いました。
アン・リーはエンタテインメントの勘所をきちんと押さえて、達者です。65点。
投稿日
2010/05/24
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
かれこれ3年以上も予約リストにいれたままだったのですが、やっと鑑賞できました。
太極拳をする東洋系の老人。
同じ家の中には30代くらい白人女性がいるが、明らかにイラついている。
冷蔵庫に貼られた子供が書いた絵。会話の全くない昼食。
せりふのない冒頭のシーンは、ふたりの関係がはっきりとわからないながらも、とてもひきつけられました。
台湾人男性とアメリカ人女性のカップル。ひとり息子は黒い髪と茶色い瞳。
老人は夫の父親で、1ヶ月前に息子夫婦と同居し始めたが、中国語を話せない嫁とコミュニケーションがとれず、関係がうまくいっていないことが次第にわかってきます。
突然押しかけてきた夫の父親に、イライラする妻の気持ちはすごくよくわかります。
妻は子供に英語で絵本を読み聞かせたあと、「中国語の時間」と称して夫にも同じ事をさせるほど、夫の文化を尊重しているというのに、何を考えているのかもよくわからない夫の父とずっと一緒にいないといけないなんて。
一方、妻と父の間に挟まれた夫の苦労もわかるし、居場所をみつけられない老いた父の寂しさにも同情してしまいます。
かなりシリアスな内容の前半ですが、太極拳の技「推手」を使って老いた父親が大活躍する後半の展開はとても楽しめました。レストランの厨房での事件と、TVのニュースでその事件を知る息子夫婦の反応にはクスクス。ほんとにすごい技ですねえ。
2006年アン・リーが「ブロークバック・マウンテン」のプロモーションに来た際に、この作品を含む初期の3部作について語ったインタビューが収録されていて、それもおもしろかったです。
投稿日
2010/03/17
レビュアー
まりこ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
アン・リー監督「お父さん三部作」の第二作です。
最初に観たのが『恋人たちの食卓』だったので、順序が逆ですが。
ラン・シャン演じるお父さんは如何にも「中国人の父親」然としていいですね。
『恋人たち…』では料理の達人、本作では太極拳の達人で書にも堪能なんですが、聖人君子では無く充分俗物なのが面白い。
無意識に異性の関心を買おうとするところなんか可愛いじゃないですか。
私の周囲にも居ますよ、こういうお爺ちゃん。
冒頭に延々と続く中国人の舅と米国人の嫁の無言の時間。
互いに充分過ぎる程意識しているクセに、表面だって衝突しない微妙な空気感……何て上手い演出でしょう。
そして異文化の間で苦悩するオトコが二人。
ママとおじいちゃんの間の険悪な空気に、一瞬目が泳ぐ可哀想な孫息子。
複数言語を駆使して家庭のコミュニケーションを図ろうと必死の息子。
キッチンをひっくり返し、泥酔してトイレの壁を破壊する息子の爆発ぶりも、彼の閉塞感が想われて妙に納得してしまいます。
そしてメチャメチャのキッチンを一緒に片付ける舅と嫁。
本当にアン・リー監督は……上手い!
レストランの厨房で仁王立ちのお父さんが神々しい。
このアクションと、連行される際の貫禄の表情に拍手喝采です。
そして息子の存在感。
父親と並んで洗い物をする姿が絶品。
米国人であり中国人である彼の、活動的なのに静かな佇まいが凄く好きです。
観終わって暫く、まったりしみじみしてしまいました。
『ウエディング・バンケット』も楽しみにしています。
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