皆殺しハンター

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皆殺しハンター / マリオ・アドルフ

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「皆殺しハンター」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

 ミラノを舞台に繰り広げられるマカロニ・アクション。ニューヨークに運ばれるはずの大量のヘロインが消えた。犯人はマフィアのボス、トレソルディ(A・チェリ)だったが、彼はその罪をルカ(M・アドルフ)に負わせた上でその命を奪おうとする……。

「皆殺しハンター」 の作品情報

作品情報

製作年: 1972年
製作国: イタリア
原題: LA MALA ORDINA/MANHUNT/THE ITALIAN CONNE

「皆殺しハンター」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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続・殺しのテクニック 人間標的

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カイザー・ソゼじゃないよ、ルカ・カナーリ。

投稿日:2012/10/01 レビュアー:ぴよさん


(埋もれた作品掘り起こしレビュー)

 長い間、どなたもレビューをつけてないのも、むべなるかな。イタリアB級バイオレンスの
佳作だが、なんとも粗っぽい。粗っぽいというのは、マカロニ風味の良い意味での粗っぽさ
では無く、Vシネ的な「雑さ」だ。脚本も整理されていないし、編集も粗い。「こういうのがいい
んだよ」という好き者限定のテイスト。『皆殺しハンター』という豪快な邦題から想像するほどの
バイオレンスでもない。

 売春婦のヒモに過ぎない男、ルカ・カナーリ。突然、理由も分からぬまま、組織から狙われる。
追い詰められていくルカ。 その過程で連呼される「ルカ・カナーリ」という記号が、まるで
『ユージュアル・サスペクツ』のカイザー・ソゼを思わせる。だが、マリオ・アドルフ演じるルカ・
カナーリは徹頭徹尾、ただのみっともないヒモ男だ。ずんぐりむっくり、スマートさのカケラも無い。

 NYからやって来る殺し屋二人組が、なんと『野獣捜査線』の悪役ヘンリー・シルバに、「褐色の
弾丸」ウディ・ストロード。これだけキャラの強烈な二人を揃えたのに、まあ働かせないったら(笑)

 フェルナンド・デイ・レオは、タランティーノのリスペクトする監督らしい(このキャッチにはちょい食傷気味) 
「コマカイことにゃあこだわらないぜ」的ラフさは、いかにもタラちゃん好みだけど、ここまでいいかげんだと、
なかなか敬愛しづらいな。
 ところがだらだら続く演出が、ルカ・カナーリが“マッド・マックス”と化すシークエンスに限って、
なかなかの切れ味を見せる。みっともないオヤジが野獣、いや狂犬と化す姿は(それまでの
グズグズとの落差のおかげでもあるが)驚くほどパッションのあるアクションシーンになっている。

 音楽は『黄金の七人』のアルマンド・トロヴァヨーリ。ちょっと『110番街交差点』を思わせるクールさ。 
あと、ラストカット。これもなかなかの切り取り方だ。グズグズだったドラマが、最後の最後にキリッと
締まる。 


 
    …と、頑張って褒めて、やっとこんなところ。「好き者」さん以外には、決してお薦めしない。





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カイザー・ソゼじゃないよ、ルカ・カナーリ。

投稿日

2012/10/01

レビュアー

ぴよさん


(埋もれた作品掘り起こしレビュー)

 長い間、どなたもレビューをつけてないのも、むべなるかな。イタリアB級バイオレンスの
佳作だが、なんとも粗っぽい。粗っぽいというのは、マカロニ風味の良い意味での粗っぽさ
では無く、Vシネ的な「雑さ」だ。脚本も整理されていないし、編集も粗い。「こういうのがいい
んだよ」という好き者限定のテイスト。『皆殺しハンター』という豪快な邦題から想像するほどの
バイオレンスでもない。

 売春婦のヒモに過ぎない男、ルカ・カナーリ。突然、理由も分からぬまま、組織から狙われる。
追い詰められていくルカ。 その過程で連呼される「ルカ・カナーリ」という記号が、まるで
『ユージュアル・サスペクツ』のカイザー・ソゼを思わせる。だが、マリオ・アドルフ演じるルカ・
カナーリは徹頭徹尾、ただのみっともないヒモ男だ。ずんぐりむっくり、スマートさのカケラも無い。

 NYからやって来る殺し屋二人組が、なんと『野獣捜査線』の悪役ヘンリー・シルバに、「褐色の
弾丸」ウディ・ストロード。これだけキャラの強烈な二人を揃えたのに、まあ働かせないったら(笑)

 フェルナンド・デイ・レオは、タランティーノのリスペクトする監督らしい(このキャッチにはちょい食傷気味) 
「コマカイことにゃあこだわらないぜ」的ラフさは、いかにもタラちゃん好みだけど、ここまでいいかげんだと、
なかなか敬愛しづらいな。
 ところがだらだら続く演出が、ルカ・カナーリが“マッド・マックス”と化すシークエンスに限って、
なかなかの切れ味を見せる。みっともないオヤジが野獣、いや狂犬と化す姿は(それまでの
グズグズとの落差のおかげでもあるが)驚くほどパッションのあるアクションシーンになっている。

 音楽は『黄金の七人』のアルマンド・トロヴァヨーリ。ちょっと『110番街交差点』を思わせるクールさ。 
あと、ラストカット。これもなかなかの切り取り方だ。グズグズだったドラマが、最後の最後にキリッと
締まる。 


 
    …と、頑張って褒めて、やっとこんなところ。「好き者」さん以外には、決してお薦めしない。





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